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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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8月24日 ドラフト模様(M20×3)

ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Logical】→【Serra】→【Chrolony】→

 

 2週間ぶりでございます、ぶっちゃけ、お盆明けの今週もドラフト開催は微妙だった気もするのだが、なんとか人数を確保しての開催。「やっぱり紙のドラフトはええわぁ」というアリーナ民の数が増加しております。

 一応今回のドラフトで最初に買ったM20の箱は使い切りました。まだエルドレインまで1ヶ月以上あるので買い足す必要はあるんだろうが、プレイするのはM20がいいのかどうかってのは話し合いの必要がある部分で。一応、次回は余ってるパックを消化することにしたのでM20以外のドラフトを開催します。なんか「M20やだなぁ」って言ってる人間も1人いたしね。選択肢としては当然最有力が灯争大戦なんですが、まだモダホラも残っているので、当日話し合ってこのどちらかをプレイすることになるかと思います。一応、Unstableをやるっていう案も出たんだけど……あれはかなり予習が必要なセットなので(俺ですら忘れてる気がする)……。まぁ、やるときは事前に告知します。

 日程は全然打ち合わせずに解散してしまったので、一応、通常通りの土曜昼をデフォルトに設定しておきます。バイト戦士その他、レギュラーメンバー6人で都合が悪い人は事前に報告・相談願います。

 

 

 




 

   AL SE TH CH LO

AL ー  ○  ◎  ◎  ◎  4ー0 1

SE ×  ー  ×  ×  ◎  1ー3 5

TH ×  ◎  ー  ◎  ×  2ー2 3

CH ×  ○  ×  ー  ×  1ー3 4

LO ×  ×  ○  ○  ー  2ー2 2

 

 

 

1位 【Alessi】 緑黒 <血の取引者、ヴィリス 茂み壊し 凶暴な見張り、ガーゴス

 普段から優勝してもあんまりデッキリストは書かないタイプだが、今回は「リスト書くかぁ……あー、でもデッキばらしたし、覚えてないからええわ」ってんで、結局デッキリストが無い。そのために優勝した理由ははっきり分からないのだが……「レアに踊らされて、踊りきったデッキって書いとけ」って言われたので、書いときます。こないだも割とレアに踊っていたのだが、今回も開けたパックから魅惑のデーモンが出てきてここからのスタート。そして3パック目ではさらなる魅惑のハイドラも登場し、トリプルシンボル2枚体制の緑黒デッキへ至ったわけだ。まぁ、トリシンどうしとは言っても6マナと8マナならそこまで大きな問題にはならない。要はマナを伸ばせるデッキ構成にしろってことで、今回ほとんど登場しなかった「枝葉族のドルイド」なんかを頑張って稼いでレアの登場に備えられるデッキメイクにした。とはいえ、ヴィリスさんが実際に着地した試合がそこまで多いわけもなく、実際は2枚集まった「成長の季節」による圧倒的占術アドバンテージが大きな原動力になったのだと思われる。別に対象に取る必要無いねん。占術装置ってだけで強いんだから。たまに「ガーゴス」が着地してると「狂気の一咬み」で除去して格闘してドローするだけのカードやねん。なんだそれ。多分、普通にクリーチャーかき集めてクリーチャー多めのデッキになってたからそれだけで強かったんじゃないかな(適当)。

 

 

 

2位 【Logical】 黒緑白 <傲慢な血王、ソリン 大胆な盗人 大食のハイドラ

 ほんでこいつが気づいたら2位にいるっていうね。もう、充分に一線級の実力になってしまっている……子供の成長は早いもんだなぁ……。実はこちらのデッキもメインは緑黒なので上のデッキに似ている。1パック目3パック目でレアを引いてそれに合わせる形のカラーリングってところも同じだ。ただ、1パック目のレアがソリンなので吸血鬼を集めなきゃいけないという部分はかなり窮屈であるし、今回(も)圧倒的不人気だった白が「死体騎士」×2あたりで触らざるを得ない状態になったため、マナサポートに乏しい3色デッキになったので安定感の部分では占術だらけの上のデッキに大きく水をあけられる形。また、プレイ時のミスは相変わらず多く(経験値を考えたら当たり前だけど)、途中までソリンのマイナス能力を完全に誤解したりしてたので、よくもまぁちゃんとデッキが形になっているものだとむしろ感心する。普通、これまでの時代の初心者ってプレイングから覚えてデッキメイクは少しずつ経験値を上げていくものだが、現代っこはアリーナから入れるのでバシバシデッキメイクのチャンスがあるんだよね(プレイングに関してはCPUのサポートが無い分アラが多くなるんだ)。なかなか面白い現象である。

 

 

3位 【Thraxi】 赤 <炎の騎兵 ショック 這い寄る火跡>

 滅多にやらない単色デッキ。デッキメイク中に脳内に僕らのシーチキン師匠が降りてきて「男なら赤単やろ」と囁いたとか、そうでもないとか。まぁ、彼の赤単は本当に信念が詰まってるんですが、僕の場合は「赤がメインで……サブが緑……いや、青もいいな……あ、でも白も流れまくってるからこれを触るのも……」とかフラフラピックしてたら、結局2色目候補が散ってしまい、大した枚数も集まらなくなったため「もう、これなら余計なこと考えるのやめるわ」ってんで単色になっただけの消極的赤単である。まだまだ精進が足りない。幸いカード枚数は足りていて一応エレメンタルデッキの骨子がある。必殺の「溶岩族の喧嘩屋」+「ゴブリンの密輸人」シナジーは多くの試合で決定打となったので、赤コモンではやはり意識すべき構成だと再確認できた。今回「チャンドラの憤慨」が1枚もないので除去はややもっさり気味だが、幸いしたのは「祖先の象徴」「チャンドラの調圧器」と質的アドが狙えるカードがレアで2枚使えたことだろう。基本セットにお約束の「1対1で交換してって消耗戦の後の引きゲー」っていう展開でグダらずに攻め手が確保できたのは不器用な単色デッキには大きな武器になった。あとやっぱり騎兵サイクル強い。

 

 

4位 【Chrolony】 青赤 <隕石ゴーレム 殺害 大胆な盗人>

 こちらもピック中に色々と悩みまくっていた様子。前回に引き続きのBクラスということで、本人も「なんか調子悪い」と首をひねっている。どうやらM20のドラフト環境があまり好きではないらしい。まぁ、基本セットだしなぁ。今回も色選択にはかなり悩みまくっており、1パック目の5引き「殺害」、10引き「血に染まった祭壇」など黒の流れがなんだか不穏。メインの青は決まっていたが2色目が赤になるか黒になるかでギリギリまで悩み、最終的に飛行デッキでサポートしやすいって部分から赤が2色目に選ばれた。実際、飛行デッキという観点から見たら「大気の精霊」×2に「アテムシス」、そこに「イーヴォ島の管理人」と恐ろしい構成になっており、今回青が独占になっている旨味は存分に詰まっている。しかしそれでもなお押し切れなかったのは正直私にもよく分からない結果ではある。まぁ、すれ違いになるのは間違い無いんだろうが、青は「翼ある言葉」のおかげでアド合戦にも強いはずなんだけども……。多分、よりによって青を選ばなかった日に「賢者街の住人」が大量発生したことへの俺の呪いとかじゃないかな。

 

 

5位 【Serra】 白緑 <シルバーバックの巫師 天空の刃、セファラ 獰猛な仔狼>

 こうしてみると、今回は赤(ほぼ)独占、青独占、そして黒緑が2つってことで、残るのは当然白である。そして、白ってのはこの環境では比較的不人気に位置している色であり、余っていてもなかなか押しの要素は薄いってことなのだろうか。ちゃんと一番人気の緑が2色目に選ばれており、3人で割れているにも関わらずこの緑の方が強そうってのも不思議なもんである。一応、今回の白は「空からの突撃」が多めに出ているし、決して弱いわけでもないのだが……面白いのは、今回アンコモンの「練達の接合者」が2枚登場していたという部分。2体並べばゴーレムが+2という実にドリームなカードであり、実際それを狙って(?)こちらのデッキも「石のゴーレム」なんかが採用されていた。今回「プリズマイト」があまりいなかったのは良かったのか悪かったのか。結局「そこそこ緑、そこそこトークン、たまに飛行」くらいのデッキデザインは満遍なく戦えるけど満遍なく負ける結果になってしまいましたとさ。でも、何故か対戦相手によって苦手意識・得意意識があるのが謎なところ。ぬるっと勝てるやつには勝てる何故なのだろう。

 

 

 

今回のピック表

 

Alessi】(緑黒)→【Thraxi】(赤)→【Logical】(黒緑白)

                      

Chrolony】(青赤)   ←      Serra】(白緑)

 







Magic思い出日記






第32回 イシュカン・コミュニケーション(コンフラックス)

 「欠損次元」と紹介させてもらった「アラーラの断片」。1つのセットの中に一気に5つもの次元が同梱されているというなんとも贅沢な世界観だったわけだが、流石にずっと別々の次元の話をしていてもしょうがない。第2セットとなるこの「コンフラックス」では、文字通りに5つの次元が「衝合/Conflux」することになる。そして、その立役者となったのは、いよいよ彼が動き出した、「プレインズゥーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker」だ!!

 

 

 

 いきなり色マナのごっついカードからスタートしました。でも、やっぱりこのコンフラックスは現代に繋がるボーラスの一大叙事詩の幕開けとしてのインパクトが一番大きいのでね。前セットの「ローウィン」で初登場したPWというカードタイプ。「アラーラの断片」でもエルズペスやサルカンといった新キャラが投入されていたのだが、続くこのセットでは初となる3色PWが登場し、しかもそれは我々にも馴染みのあるエルダードラゴンだったのである。ストーリーに詳しい人なら「そういえば彼はPWだったんだ」なんてことは知ってたのかもしれないが、私はまだその辺の情報に疎かったので、「ニコルさん、随分格好良くなったな!」と驚いたものである。「時のらせん」でタイムシフトカードとして再録されていたボーラス。彼はそのあたりの時代から着々と暗躍をするようになり、おそらく公式で最初に彼のやらかしがはっきりと描かれたのがこのコンフラックスだったのではなかろうか。5つに分裂していたアラーラをもう一度元に戻すことによって、その衝合で発生する莫大なマナを利用しようと画策したらしいのである(まぁ、最終的にはあんまりうまくいかなかったんだけど)。これを機に、以降のセットではちょいちょいボーラスさんが何か企んでいる様子が描かれ始め、それが結実するのがご存知「灯争大戦」なわけだ。そう考えると、このコンフラックスは記念碑的なセットということもできるだろう。

 ただ、この時点ではまだボーラスの悪巧みそのものにはあまりスポットは当たっていない。セット全体を見渡せば依然として「3色のセット」の概形は守られており、このセットは「アラーラの断片」の純正進化系と見ることができる。カードデザインに違いがあるとしたら、アンコモン以上の枠で何枚か「5色のカード」が登場していることくらいだろうか。5色カードをちょいちょい見かけることによって、「あぁ、断片は1つにまとめられたのだ」ということがプレイヤーにも伝わりやすいというのはありがたい話。

 そして、例によってこうした強引な合併工作に振り回されているアラーラ民の様子を描いたフレーバー部分が色々と楽しいのである。それまでは世界に色マナが3つだけだと思っていた連中が、すぐお隣に「別なマナを持った世界があったんやで」とか言われて慌てふためき、予想もつかない新世界に恐る恐る足を踏み入れたり、踏み入った外敵を排除しようとしたり、5者5様で様々な反応が見えるのが面白い。それぞれにモチベーションが違っていて、私の愛するエスパー次元の場合には「あれ? エーテリウムに頼らなくてももっと効率のいいエネルギーがあるのでは?」って思って外の世界に調査に乗り出すし、グリクシスのゾンビたちは「うわぁい! 生命力だぁ!」ってんで喜び勇んで餌を求めて外へ飛び出す。そうして、圧倒的異種間(異次元間)コミュニケーションが行われるドタバタ劇は、見ている分には最高に面白いのである。

 

 

 

 こうしたコミュニケーションがわかりやすいのは、各断片に与えられた「異国者」サイクルだろう。ジャンド出身の「ゴブリンの異国者/Goblin Outlander」は豊穣なナヤの世界へと飛び出し、フレーバーには「食うものいっぱい、盗むものいっぱい」と素直な感想が書かれているし、バント出身の「ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander」はエスパーの地へ進出し、なんと宣教師の役割を果たそうとしている。このあたりのトンチンカンな文化交流は本当に笑える部分なので、いろいろなカードからそのあたりのミスマッチを楽しんでほしい。

 ちなみに、個人的にこのコンフラックスで忘れられないカードというと、2枚を思い出す。1枚は、完全にフレーバーや余計な要素が原因のこちら。

 

 

 

 「成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer」さん。まず「どんな発音やねん」という謎の日本語表記も気になる部分だが、高潔なバント次元出身のはずなのにドロドロのあきんど根性を持った生臭すぎる能力が異質である。実は彼、次元の衝合の際には各地で混乱を巻き起こすようにと雇われたボーラスの加担者の1人だったりする。ボーラスは次元合併計画に先んじて5つの次元にそれぞれ自分の配下を作っており、バントらしからぬこのおっさんは、そんな手先その1。ちょっと歪んだ性能を持っているのもそんな理由があるし、この時点ですでに、ボーラス様はほんとにやることがこすっからいというのが良くわかるカードである。ちなみに僕はなぜかこのカードがむやみに気に入っていて(カード性能はどうでもいいので使うことはないが)、各種スポイラ記事なんかでもなぜか名前をあげていることが多い気がする。やっぱり名前と効果が変なのは記憶に残りやすいんだ。ちなみに彼の持つ贈賄能力は、のちに「贈賄者の財布(KTK)」というカードでリメイク(?)されている。

 そしてもう1枚、こちらは純粋にカードの性能についての話題だが、大好きだったカードがこちら。

 

 

 

 「ケデレクトの寄生魔/Kederekt Parasite」だ。わずか1マナの小粒なクリーチャーながら、その身体に宿しているのは「地獄界の夢」。今風にいうなら「憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス」の能力といえばわかりやすいだろうか。レアに分類されていることからもわかる通り、どちらかというとリミテッドよりも構築向けのカードで、黒赤のデッキの指針になりうる1枚。そして、なぜこのカードが好きだったかというと…………このカードを主軸に据えたデッキで、フライデーナイトマジック初の全勝を飾ることができたんですよ! その時の記録はブログ記事にも残ってます。

 「まぁ、勝ったって言ってもどうせカジュアルに毛が生えた程度のフライデーだし、そんなに思い入れが強くなることもないやろ?」と疑問に思う方もいるかもしれないが、実は私、この当時はちょいちょい公式戦にも出ていたはずなのだが、後にも先にも「全勝して1日を終える」という経験は本当にこのデッキを使った1回だけなのである。その後はプレリリースとかで全勝フィニッシュは何度かあるが、いわゆる構築フォーマットでの勝ちは、本当にこの時だけ。これだけ長年Magicやっててどんだけクソ雑魚なんだよ、って話ではあるが、しょうがないじゃない。基本的にコンセプト優先でしか戦えない身体だから……。

 というわけで、生涯唯一の素晴らしい思い出を作ってくれたこのセットには感謝である。この記事を書いててなんだか久しぶりにフライデーとか出たくなったけど、今って近所のショップの大会の様子はどうなってるんかなぁ……。

 

「コンフラックス」の公式カードリストはこちら。

 

 

 

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