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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 日笠だけがいない街、第8話。まぁ、存在抹消系のペナルティはどっかで来る気はしてたけど……よりによってアンナさんだけがその仕打ちに会うのは本当に持ってるというか、持ってないというか……。

 ただ、今回の記憶操作に関しては寧々ちゃんが分析している通りに何者かの意志が介在している様子。よくある存在抹消系ペナルティは「ルール上そうなっている」ってんで自動的に行使されることが多いが、グランベルムの場合には「敗者がこの世から消える」なんてルールは無く、初戦で敗れた赤崎は今回節操のない形で取り込まれていたし、寧々だって敗退後はあの通りサポート役に回っている。「グランベルム負けても特にペナルティなしで、権利を失うだけ」というのがこれまでの認識だったのだ。

 それが大きくねじ曲がってしまった原因は判然としないが、前回の試合で新月が完膚なきまでにアンナさんを叩きのめしてしまったことが理由なんだろうか。特にアンナがフーゴの魔石を持ち出してブースト状態になっていたこともあり、あの試合での魔力放出量は相当なものだったのだろう。それだけの大きな影響が運営側の気にする何かに抵触し、アンナさんのバトルは「なかったこと」にされてしまったと。ただし、この操作にもダイレクトに魔力の影響があるため、現時点での参加者にまではその効果が及んでいない……のかな。アンナの記憶を保持しているのは新月・満月・九音の3人だが、水晶も多分記憶を残しているだろう。この4人にだけ記憶を残すことが、残りの試合にどんな影響を及ぼすことになるのか。

 そして、試合中にどんな立ち回りをしてもお咎めが無いのがグランベルム。この手のバトルロイヤル系イベントでは扱いの難しいチーム戦状態が、なんと残り4人まで続いているという珍しい展開であり、なおかつその構成が3対1っていう。水晶さんは余裕ぶっこいているので彼女が一応の「ラスボス」ポジションになるのだろうが、どうせ彼女を打破した後には満月VS新月の試合も残ってるだろうから、問題は残り九音をどう処理するかっていう部分だ。いまだに水晶さんの目的がよくわかってないのよねぇ。彼女が本気でグランベルムに勝ち残りたいと思ってるかどうかも微妙だし。もう、九音のおねーちゃん(CV田村ゆかり)を食べて、そのまま姉妹丼にしてしまうってのが目的なんじゃ無いかって気すらする。

 そして物語の最大のカギとなるのは、「何も無い」満月の立ち位置。厳然としてそこに「ある」はずの「満月」が「何も無い白」を体現し、決して目には見えない「新月」が「切なる想いの黒」を抱えている倒錯した状態がなかなか憎らしい。「何も無い」といえば、こうしたイベントの果てに伝説となった鹿目まどかさん(CVが水晶の中の人)の印象が強いのだが、彼女は最終的に大きな大きな願いを手に入れた。そして、その時まどかが抱えていた願いが、今作ではすでに新月の願いと被っているのである。さて、古今東西、この手のマッチアップのオチはやり尽くされている感のある中で、満月さんはどんなゴールを見出すことになるのだろうか。

 まぁ、ひとまず来週は姉妹百合の結末を見守ろう。これ、おねーさんは水晶さんにNTRれたって認識でいいんですかね? そういや満月のところの姉妹も何か一悶着ありそうだが……。

 

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