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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 観てきたよ。ジオウ関連作品はこないだのライダー映画を無視してしまったのでどうしたもんかと思ってたんだけど、ゼロワンじゃなくてジオウの単品タイトルなら何も問題なく観られるし、考えてみりゃゲイツってキャラの中じゃウォズとならんで最推しなので、観ない理由は何もなかった。ゲイツくん(顔が好き)の勇姿を拝むのである。

 

 

<以下、今回は割と大事な要素もあるので、ネタバレ注意です。気になる人はちゃんと劇場で見ような!>




 てなわけでゲイツメインのショートシナリオなわけだが……「そうか、まだその設定使えるのか」っていうアハ体験が多くて、ジオウワールドの奥深さ(というかカオスっぷり)が存分に体験できるシナリオラインでしたね。Vシネクストは「ビルド」関係も良いシナリオだったので今回もそれなりに期待はしていたのだが、きちんと「正道」を貫きながら、不足のない追加シナリオになっているのでかなり満足度が高い。正直なめてたかもしれん。

 まず、どう考えてもアナザーワールドを展開しないと話は作れないよなぁ、と思っていたのに、きちんとテレビシリーズの正統な続編としてのスタート。高校生ソウゴと高校生ゲイツのお話になっているってのがまず驚きのポイントだ。冷静に考えりゃこの世界の2人には特に友情も何も確認していないはずなのだが、登場時からその腐れ縁っぷりが匂わされているのは、一年間あれだけ2人の痴話喧嘩に付き合わされたがゆえであろう。それでも関係性は微妙に異なっており、「ジオウ!」って呼べないゲイツの「常磐」呼びがちょっと新鮮。ラストでこれが「ジオウ」じゃなくて「ソウゴ」になるのは追加のニヤニヤポイントですね。ゲイツは一応あの世界線の記憶も受けたのだから「ジオウ」呼びでもいいはずなんだが、まぁ、ソウゴの方がそれじゃなんのこっちゃわからないからしょうがない。

 そして呼び方でいうと、ツクヨミはずっとゲイツのことを「明光院くん」と呼ぶ。これも随分な違和感なのだが、ゲイツ中心の物語と考えると、この後ツクヨミが「ゲイツ」って呼んでくれるまでどれくらいかかるかなぁ、なんてことを考えるのも楽しいかもしれない。この2人の関係性は、本編でもそうだったけど過度に恋人っぽさを匂わせすぎないのが良いのよね。そういえばツクヨミさん、冒頭の自転車乗ってるシーンでやたら不安定だったんだけど、もしかして自転車乗れない人か?

 さらに周りのキャラの話を埋めてしまうと、今回一番ヒートアップできたのはウール&オーラの愉快な高校生コンビだろう。いや、一応キャラは全員高校生になっているのだが(海東は流石に制服姿に無理がある気がするが……)、その中でも文句なしでリアル高校生っぷりを発揮してくれたのがこの2人なのである。オーラさんが「ええとこのお嬢」なのはわかるのだが、果たしてウールは彼女とどういう関係だったのだろうか。よくわからんのに2人がコントを展開してくれるだけで無類の安心感を覚えてしまうのである。そして、ためにためて満を辞して登場するスウォルツ先生の圧倒的ネタ感。ここまでいじられて、彼は今後もライダーの歴史の中で悪役として立脚できるのであろうか。まぁ、新たな世界線でもこの3人がやいやいやってくれてるなら、それはそれで大変結構である。

 で、そんな「きちんと成立している新生ジオウワールド」に一石も二石も投じるのは、やはり我らがウォズさんである。彼が突然ゲイツの下に現れることで物語が始まるわけだが、「流石にもうウォズが絡む余地なくない?」と思っていたら、まさかあっちの白ウォズがなぁ……。そしてアナザーディエンド。そうか、その手があるんやな。そして続々登場するゲストキャラによって明らかになる、「今回は2号ライダーでやるジオウ的作品やねん」という設定。なんかもう、ゲストの配置の仕方がいろいろとずるい。この世界には多分グリードはいないと思うんだけど、伊達さんはどこからセルメダルを確保してるんでしょうかね??? 照井さんにしても、この世界でどういう職業で何してんのかは全くの謎。あんなクソ重いソードぶら下げてる警官いるわけないやんけ(風都に文句を言え)。あと一人は知らないライダーだからパスね。

 そうして「2号ライダーの総決算」としてアナザーディエンドかつ白ウォズと対決するゲイツ。きちんと「高校生ゲイツ」としてのキャラ人生を全うしつつ、最終的になんの抵抗もなしに「マジェスティフォーム」へと変身する流れ、冷静に考えれば「なんで海東がそんな力使えるんだよ」とか謎も多い気がするのだが、あまりにストレートに変身してくれるのであまり違和感はない。多分その前に「4人のライダーが揃った」ってんでツクヨミやらグランドジオウやらが一気に並んでお祭り感を爆発させたことでその後の流れがなんでもよくなった部分はあるだろう。記憶が全く残ってないソウゴにいきなりグランドジオウウォッチ渡すんじゃねぇよ。

 まー、とりあえず推しの良い顔をたくさん観られるし、謎の青春学園ストーリーとしてもきちんと完結しているので良い映画でしたよ。個人的に、ジオウワールドでのヒロイン度数を上から並べると1位・ウール、2位・ゲイツ、3位・オーラなんでね。

 

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