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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いい最終回だった……第15話。何やら次回以降は7月まで延期して事実上の夏番組扱いになるらしいので、実際分割2クールの最終回みたいなもんやね。じりじりさせられるけど、こうして超電磁砲に長いこと付き合えるのはむしろ良いことなのかもしらん。

 切った張ったの無い、純正エピローグ。本当に綺麗に全てのパーツが収束していて、1つの大きな事件が片付いたという実感に満ちている。厳密に言えば「ドリーにコピーがいたのはちょっと都合のいい話じゃない?」とかいうツッコミは出てくる可能性もあるのだが、学園都市において「クローン」の研究が盛んに行われていることは視聴者が一番よく知っていることであるし、ご丁寧に最後に御坂妹がそうして意識の伝達システムが構築されていたことを匂わせる発言までしているので、なんだか第1話から全て決まっていたかのような印象すら受ける。全ては警策さんが報われるため。そして何より、食蜂さんが幸せになるため。

 詳しくは知らないが、学園都市ってのはいろんなシリーズを見れば見るほどに心底クソみたいな環境であることが浮き彫りになっていく。考えてることが邪悪だし、やってることがひどいし、力も絶大なので太刀打ちのしようがない。御坂クラスのチートキャラですら学園都市の暗部を相手にすると主人公パワーが霞んでしまうレベルの存在であり、一個人が立ち向かうなんて無理難題もいいところ。しかし、だからこそ「全ての悪をそこに集約してしまえる」という利点(?)もあるのは事実なのだ。確かに警策がこれまでやってきたことは悪いことだろうし、命の扱い、法の精神などでジャッジメントと絶対に相入れないのは間違いないだろう。しかし、そんな彼女の「悪行」も元を正せば全ては学園都市がクソだからであり、その悪巧みが全て彼女を狂わせたのだと明示してしまえば、彼女本人に悪性を求める必要がなくなる。そのおかげで、今までのことを全部水に流してハッピーエンドを演出することができる。なんとまぁ、便利なシステムではないか。どれだけバチバチだった御坂と食蜂もタッグを組むことができるし、警策と食蜂だって、全てを木原のせいだと思えば普通に手を取り合うことができるようになる。そうして、この世界の女の子は善へと立ち返るのである(木原の血筋を除く)。

 今回のクライマックスはなんといっても、振り返らずにただ謝り続ける食蜂だろう。御坂相手にはあれだけのらりくらりと適当なことを言ってはぐらかしていた食蜂も、ドリーを前にしてはそんな態度を取ることができない。ただひたすらに真心から、彼女に謝罪の言葉を吐き続けるしかない。これまでたくさんの人を操り、軽んじてきた彼女であるが、ただ1人、自らの意思で操らないことを決めたドリーに対してだけは、不器用でも自分の言葉で話すしかない。だからこそ、あのシーンでの吐露こそが間違いなく彼女の本心なのである。彼女が抱えてきた罪だったのである。全ては浄化され、文字通りの「罪人」であった警策にも救いが与えられた。こんなにも素直なハッピーエンドはなかなか見ない。

 今後もドリーと警策は学園都市内で和気藹々と生活していくことになるはずなのだけど、どう考えても市民権(?)はないはずなので、多分食蜂がその辺の手配は全部やってくれたんやろなぁ。便利な能力やで。そうそう、「みーちゃん」という呼び方で思い出したけど、今回久しぶりに固法先輩が登場している(彼女の名前もミイである)。久しぶりだったけど、相変わらず飲んでるのはムサシノ牛乳。祝いの席ぐらい、もうちょい別なもん飲めよ。まだ成長する気か。

 

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