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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「プランダラ」 4→5

 とりあえずリィン曹長が可愛かったです(特に声が)。なんでこんな可愛いのに滑り台キャラになってるのかはよくわからんが、まぁ、今作はあんまり細かい感情の機微にツッコミを入れるのも虚しいし、そもそも最大の難所がリヒトーの感情がよくわからんところだったので、あいつに惚れられないことはむしろよかったと思うべきかもしれない。どう考えても部下の子と仲良くしてた方が将来性あるよ。彼もほんとに甲斐甲斐しくていい子だし(最後まで謎を残したし)。

 いくつか残念な点はある。まず、やっぱり最初に釈然としなかったカウントのシステムについてはあんまり大上段に振りかざさない方がよかったと思う。導入で「訳のわからないもの」を提示して、その不可解なものと現実の齟齬が中盤戦への伏線になっているってことなのだろうけども、それにしても「設定ザルすぎんだろ」と思われるのは損だし、いざネタを明かされたあとでもやっぱり意味がわからないのは設定ミスだ。最初に見える図式ではカウントシステムがすごく重要に見えてしまったのは勿体無かった。そして、多分これは作者のクセというか性分、もしくはセールスポイントそのものなのでしょうがないんだろうけど、この凄惨な設定で随所にギャグを挟んでいくのはやっぱりちょっとキツいと感じた。まぁ、「そらのおとしもの」の時だって設定は割と殺伐としてた割にギャグの方に突き抜けていたが、あの作品はギャグ8:シリアス2くらいのバランスだったのでそれでよかった。今作は本当に5:5くらいのウェイトなので、どうしても「そんなことしてる場合じゃねぇだろ」というツッコミが先立ってしまう。見せ方次第だろうとは思うんだけど、決して「ギャグがつまらない」わけではないので、噛み合わせ方で損してるように感じてしまったのは勿体無い限りである。

 でもまぁ、そうして細かい点で「もっとこうすれば」と思えたということは総体としては決して悪くなかったということだろう。突飛だったとは言ってもやっぱり8話で展開されたどんでん返しは素直に驚いたし、その後の「現代編」での展開もちょっと設定を盛りすぎてはいたがある程度の説得力があった。もうちょいリヒトーの心情面に説得力があればなお良かったが、それ以外のキャラ、例えばジェイルの戦いなんかは見応えのある部分も多かった。個人的にはちょっと気に入っちゃったのはドーアンさんで、初登場時の「すくいようのないチンピラモブ」っぷりから、気づいたらかえって友情に厚いイイ奴になってたのは楽しい。こういうツンデレさんも可愛いよねぇ(しかしあの目は一体何だったんだろう)。

 続きが気にならないではないが、原作はまだ続いているようだし、今回のお話で割とキリのいいところまで進めちゃっただろうし、もし今後アニメ化するとしたら「完結編」が見られる時以外はないんだろうなぁ。……作られない気がするなぁ。

 

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