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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ジビエート」 4

 正直、開始数分間はガチで「えっ、これコロナ予言じゃん、こっわ」って思ってたけど、そこから順当に脇に逸れていったのでホッとしている。いや、まぁ、単に「疫病が流行って人類滅亡」なんてのはよくある導入ではあるんだけども。今のご時世にそのお話するのはシャレにならんなぁ、と思っただけ。

 事前特番が組まれており、その半分の時間が「キャラデザを天野喜孝がやってるんだ! すごいでしょ!」で費やされ、残りの半分は大体「劇伴もメインテーマも力入れてるんスよ!」という音楽の話題で埋められていたせいで、アニメ自体の中身はあんまりわからなかったという。そもそも天野喜孝絵なんてアニメ化できる訳がないし、実際のキャラデザはあんまり元絵の面影がない。その時点で、売り込みの半分は無駄になってるんじゃなかろうか。まぁ、ニンジャにサムライなんて組み合わせも含めて、全体的に日本人よりも海外のアニメファンに向けたアプローチだったようだが……(天野喜孝が海外でも人気なのは、どこぞのリリアナさんのおかげでよくわかった)。残念ながらアニメーション自体の売り込みとしては効果的ではなかったように思う。

 結局、そうしてコンセプトやガワだけを売り込んでしまっている時点で中身が不安になってしまうもので、ベタなスタートとはいえ、色々と不安を感じさせる内容になっている。一番の気がかりは、やたらと展開がもっさりしていることだ。野郎2人が最初にモンスターと対峙するシーンなんかが分かりやすいと思うが、せっかくのアクションだというのに、立ち回りにさっぱり格好よさが無く、1つ1つのシーケンスがとにかくイライラするテンポでつながっている。尺の問題なのか何なのか良くわからんが、せっかくのモンスターお目見え、主人公お目見えシーンで、あんなに華の無いバトルにしてしまったのは何故なのだろうか。そりゃま、いきなりタイムスリップしたお侍さんがバケモンにぶつけられてシャキシャキ戦えるのもおかしいだろ、って話なのかもしれんが、多分今作にそういう事情は求められてない気がするんだよね。

 「サムライーニンジャー」というあからさまに国外向けの色目の使い方と、全体的にもっさり感漂う構成には、残念ながらあまり期待の持てないスタートになった。まぁ、逆にめっちゃシャキシャキ動いて期待が持てまくった「カバネリ」なんかが途中から低空飛行になった例なんかもあるし、アニメはアクションだけが全てではないと思うが、今作の場合、どこかで一発風穴を開けるような話数がないと、この停滞感は拭えない気がします。

 

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