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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「体操ザムライ」 5→4

 んー、結局、開始時に持った「誰に向けたアニメなんだろ?……」という疑問は解消しないままに終わってしまった。いわゆる「女性向け」とも違う気がするんだよなぁ、別におっさんは格好いいとは思わんし、ニンジャはメインでそこまでシナリオに食い込む要素がなかったので単なる賑やかしだったし……。

 時代を「1世代前」にした意味は理解できる。この辺りの時代が実際に日本体操界が足掻いていた時代なのだろうし、現代ではスポ根ってのも本当に脳筋設定で推し進めるのは時代遅れの感が否めない。別に2000年代だって時代遅れだったのかもしれんが、多少時代を巻き戻すことで、そうした「古き良き」に多少でも寄せられるなら意味はあったと思う。ただ、そうまでして「体操」が描きたい作品だったのかと言われると、そこがよくわからない。最終的に競技シーンのクオリティも「それなり」レベルだし、試合展開自体にドラマティックな部分があるわけでもない。何を見せられるかといえば、おっさんが怪我から復帰するための純正スポ根展開のみだし、「ロートルが奮起する物語」としても、途中にレオの話を挟むことで軸がブレた感がある。もちろん城太郎の物語とレオの物語は「克己」という部分で繋がっているのだが、あまりにも2人の精神性が違いすぎて、その2つに重なりが見出しにくいのだ。サムライだのニンジャだのといったファニー要素が導入だったため、どこまでマジになって見ていいのかが測りにくくてテンションが付いていかなかったのも悩ましい点。

 まぁ、こうして「ベタなファミリードラマ」みたいなものが作られること自体は構わないとは思うし、意味がないとは思わないのだが、できることなら、もうちょい付加価値が付いて記憶に残る作品にしてほしかったな、とは思う。最終的に全てをロリの愛らしさで埋め合わせようとしてもそう上手くはいくまいよ。

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