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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「いわかける! -Sport Climbing Girls-」 5→5

 あんまりメジャーじゃないスポーツアニメシリーズ。体操競技と比べても、こっちはさらにマイナー。しかしそのおかげもあって、同じ「スポーツアニメ」でもいろんなところが対照的になっているのがなんだか興味深い。

 まぁ、そもそも漫画原作ありのこちらと完全オリジナルの「体操ザムライ」では製作コンセプトが全然違うからあんまり比べる意味もないのだけど、個人的にはこちらの作品の方が好きでしたね。いや、単純に主人公がおっさんと巨乳女子高生では比べるべくもないのだが……そういう部分以外でもさ。こっちの方がわかりやすく少年漫画的な「スポーツ漫画」だからね。どんだけバカバカしいように見えても、やっぱり「各校の代表が出てきたら全員怪人みたいに特化した能力を持っててキャラがくどい」とかいう方が興味は湧くのよ。それがたとえさっぱり知らない競技だったとしてもね。

 というか、知らない競技だったからこそこれだけ気楽に見られたってのはあるのかもしれんね。なまじ知ってると「流石にそれはありえへんやろ」みたいなツッコミ視点が入りがちになってしまうが、わからんからこそ、どんだけ漫画脳な設定でもなんとなく「もしかしたらそういうもんかもしれんぞ?」という受け入れ態勢が整えやすい。勝手な想像になるが、割とアホみたいなキャラ設定に見えても、現実のスポーツクライミングで求められてる能力からそこまでかけ離れたものにはなってないんじゃないかな。そうして「なんとなく能力バトル物っぽくも見られる」というわかりやすい刺激の出し方をしておいて、それとなくルールとか見どころが入ってくるようになれば、マイナースポーツの導入口としては文句のないものだろう。

 一昔前が舞台だった「体操ザムライ」と対照的な要素としては時代設定もあり、「ソシャゲやりまくったせいでオブザベだけで勝ちが取れるようになった主人公」とか、いかにもわかりやすくて楽しくもある。まぁ、そもそもスポーツクライミング自体が、現代の環境が可能にした競技なんだろうしね。ボルダリングの素人ではわかりにくい「身体と同じくらいに頭も使う競技なんだよ」という部分にしっかりフィーチャーして見せてくれているので、そこまで動画のモーション部分に負担をかけずとも「競技してる感」を味わうことができる。最初は「こんな地味な競技、アニメにして面白いんか?」と訝しがっていたが、ちゃんとアニメ的な装飾も加わって「見ていて楽しい画面」になっていたんじゃなかろうか。まぁ、ほら、おっぱいも揺れるし(キャラによる)。

 そして、やはり個人的に無視できないのはラスボスとして立ちはだかる来栖アンネの存在。際立ったキャラ設定と、その胡散臭さをものともしない田村ゆかりという金字塔。上坂すみれを筆頭に石川・鈴木・富田という生きのいい面子がぶつかりにいく構図だけでも不思議な説得力があった。まぁ、個人的に好きなキャラは誰かと聞かれたら多分意味のわからん設定が多すぎるスパイダーの人だけども。あんだけ胡散臭いキャラのくせに、最終的にあんまり物語に波風立ててないのはなんだったんだよ。今回の1クール分でキャラが大量に顔見せしてるわけだが、これって2期目とかあるんでしょうかね? 今後が気になる作品だ。くーるくーるすー。

 

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