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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 鳥子が叫ぶ「死(DEATH!)」は一朝一夕ではなし得ないキャリアが詰まっている、第3話。デデデデース。

 3話目になってのでぼちぼち今期分の作品も気になったものを摘んでいくタイミングになってきたのだが、何しろまだ新番チェックもゴールインしてねぇし、信じられないくらいに作品数が多くて、処理しても処理してもレコーダーに溜まっていくという、逆賽の河原みたいな状態になっているのでなかなか大変。そんな中ではアニメ1本1本見ていく時の集中力も下がってしまうのだが……そんな中でもなんだか気になる存在がこちら。

 ぶっちゃけ、今のところ「何も分からない」のだ。1話目の感想で「わかんないね」はよくある話だが、3話まで終わってまだ「分からないね」というのも妙な話。しかし、この作品における「裏世界」がどんな存在なのか、そこに何があるのか、何故そこに行くのか。あらゆる事象が謎のまま。裏世界は言うなれば「なんでもあり」の世界なので一歩進んで次に何が出てきても文句はない。つまり我々は「次に何が起きても文句が言えず、何も起こらなくても文句が言えない」という謎のロードムービーを見せられている。そんなもん、起も承も転も結も無い、ただの「シーンの断片の垂れ流し」だ。

 そんなもんは面白くない……はずなのだが、別につまらなくないのだ。そこが変な作品だ。見ていてイメージがかぶるのはやっぱり「少女終末旅行」なんだけど、あっちは「終末」といういわく言いがたいテーマ性が作品のそこいらに漂っており、「2人はどこに向かうのだろう」という緊張感があった。こちらの作品の場合、一応鳥子は「サツキを探す」という目的こそあるものの、そのためにどこを歩いて、何にたどり着いたらいいかも分からない。やはり、この裏世界旅行と終末旅行は違う。

 そして、何故この2つに通底するものが感じられるかといえば、やはり作品の焦点に「女の子2人の終わりなきダラダラの旅」があるからなのだろう。偶然出会って、ちょっと裏世界を行き来しただけの2人。友人というよりも他人に近い関係の2人なのに、いつしかその関係性が薄皮一枚まで近づいている感がある。この余計な感情を煽られる原因は、まず間違いなく空魚が必要以上に鳥子を意識しちゃってるからだ。なんでそんなに緊張しちゃうんだ。なんでいちいち嫉妬にモヤモヤしてみせるんだ。まだそんな関係性じゃないんじゃないのか? ……でもなぁ、散々命がけの冒険しちゃってるしなぁ……。

 うーむ、これは百合なのだろうか。まだよく分からない、裏側だらけのふたりの旅路、このままダラダラ見せ続けられるのだろうか。そして、そのたびによく分からない満足感が得られるのだろうか。悩まし。

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