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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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(沈黙の呪い)/Curse of Silence
 白によくある、名指しでカードを制限するエンチャント。今回は過去の事例のように完全禁止にするわけではないが、最近大流行の「精鋭呪文縛り」方式で簡単に唱えさせないようにできる。そして、相手が頑張ってマナを貯めて唱えると沈黙は破れ、この呪いも砕け散る。ただ、その際にはちゃんとアフターフォローがあってドローがもらえるから損はしない。まさに1マナでちょいと猿轡でもはめているような、そんなイメージの呪いである。相手の手札が見られるわけじゃないので常に効果を発揮させるためには環境への理解と洞察が必須。「1マナで展開できる(最終的には)キャントリップなエンチャント」という側面もあるので、エンチャントがらみのデッキの潤滑油としても面白そう。
 



 
(ヘドロの怪物)/Sludge Monster
 ヘドロの中から生まれたヘドラ♪ くじらもさめも皆殺し♪ ……イニストラードも環境汚染が進んでいるんでしょうか。水銀コバルトカドミュウムなんでしょうか(当方、ヘドラについて何一つ知りませんが、確か「究極超人あ〜る」かなんかでテーマソングが歌われてた気がする)。ヘドラに接触すると、その公害パワーでどんなクリーチャーも力を失ってしまう。場に出た時の効果でまず1体、あとは攻撃時に順にベトベトン。究極の人狼ゲームのブロブみたいなイメージである。残念ながらカウンター設置と能力を失わせる能力は別個。ヘドラが死ぬと被害に遭っていたクリーチャーたちは全員正気に戻るため、攻撃して生き残ることが必須ではある。とりあえず出すだけで1体分の擬似除去にはなるため、最悪、そのままヘドラは攻撃にもいかずに遠くから見守るだけになるかもしれない。僕らの地球を。あと、一応自軍のゾンビを対象にすれば腐敗能力を失わせることが可能。ヘドロコーティングで耐久力が上がるゾンビってすげぇな。

 


 
(墓地の侵入者)/Graveyard Trespasser

(墓地の暴食者)/Graveyard Glutton
 普段の姿は墓荒らし。なぜかやたらガタイがいいが、こそこそと墓地をあさって、ちょいちょい相手のライフに嫌がらせをするのがお仕事。「漁る軟泥」ほどではないが墓地対策カードとしてもそこそこの性能。そして夜になるとその墓あさり能力がなんと倍加。急激に食欲が増した結果なんだろうな。ワンパンチ入れるだけで2ライフドレインできるなら流石にヤバい性能だが、そんなに食べ続けられるほど墓地にクリーチャーが転がってるかどうかは謎。いざとなったら自分の墓地からも食うことができるので、自給自足で墓地を耕すのもありっちゃありか。まぁ、相手からしたら鬱陶しいのでさっさと除去りたいだろうし、そんなに何度も食事のチャンスはないと思うが。
 
 
(月の激情)/Lunar Frenzy
 「怒髪天」が2段階も強化された。XマナでパワーをXあげるというだけでも赤の「火力」としてそこそこの性能ではあったが、今回はなんと先制攻撃とトランプルと、一気に欲しかった能力が2つもセットになった。先制攻撃のおかげで戦闘性能が格段に向上し、トランプルのおかげでとどめの性能がアップ。元の「怒髪天」は使えるチャンスがかなり限られていたが、こちらのカードなら最悪2マナで使ってコンバットをひっくり返せるだけでも充分なのだ。リミテッドでは相手の計算を大きく狂わせるトリックとして活躍できるんじゃなかろうか。
 
 
(嵐の捕縛)/Seize the Storm
 最近ではすっかりおなじみになった、ソーサリー・インスタント数をそのまま力に変えるイゼット的トークン運用術。このギミックが頑張っていたのはやはりその手のカードの比率が高かったストリクスヘイヴンだろう。今回は残念ながらそこまでフィーチャーされなかろうが、その分、フラッシュバックで追放したカードもカウントしてくれるのはさりげないフォローだし、やや重たいがこれ自体にもフラッシュバックがあるので、その手のデッキのトリを務める重量級として使っていけるはず。こういうカードを見るといっつも「『地ならし屋』で一気に追放してしまえば……」みたいなことを思うのだが、誰がどこでそんなことをやりたいかは謎。

 

 


(異常な成長)/Unnatural Growth
 世界が突然異次元へと変貌を遂げる、クアドラプルシンボルなエンチャント。コストは重いが書かれていることはマジでチート。全軍のサイズが突然倍加したら、そりゃ計算なんてあっという間に瓦解してしまうだろう。狼男がいかに優秀だからって、そんな変身は流石にやりすぎ。どっちかっていうと巨人になっちゃってるじゃん……。まさに「その日人類は思い出した」になってしまいそうなので、頑張って調査兵団はエンチャント破壊手段を見つけて欲しい。リミテッドなら当然エンドカードだし、下手したら構築の緑単でも悪さができそう。まぁ、ローテーション後に色々失う緑単が存命するかどうかは分からんが。
 
 
(秘儀の注入)/Arcane Infusion
 「シルンディの幻視」のフラッシュバック版といったところだろうか。通常のデッキでは該当カードがそこまで多くないはずなので、サーチ枚数はギリギリ1枚見つかるかどうかといったレベル。そうなると、やっぱり専用のガチイゼットでないと使いにくいかな。一応これによりインスタント・ソーサリーのキャスト数が水増しできるのに加えて、墓地のカード枚数も増やせるので小回りは効くようになるだろう。まぁ、現在のスタン環境だと「表現の反復」というキツいライバルがいるのであまり使われない気もするが……。

 

 


(カエルの写し身)/Croaking Counterpart
 いい具合にシミック臭の漂うコピー呪文。近年のクローンの適正価格はだいたい4マナよりちょい下くらいだと思われるが、こちらの呪文は3マナで実現し、相手クリーチャーも選べて、さらにフラッシュバックつき。これだけの優遇を受けられたのは、パワーとタフネスが絶対に伴わないという制限があるおかげ。どんなクリーチャーをコピーしてもちっちゃいカエルなら問題ない……という抜け道である。Magicのクリーチャーがステータスだけで定義されるわけもないので、このスペルをうまく使う方法は色々とありそうだ。極端な話、元々のステータスが0/0のカードとかなら純正強化だって可能だし。ちなみに一応「カエルはコピーできない」という制限があったので次の環境で使用可能なカエルクリーチャーを検索してみたら3体存在していた。全部わかったあなたはカエルマスター。正解はこれこれこれ

 

 


(信心深い治療)/Faithful Mending
 ちょいとライフをもらって2枚分のルーティング。なんだか大した効果じゃないようにも見えるが、やってることはあの禁止カード「信仰なき物あさり」よりも上。1マナ重いが、その分インスタントになっているので汎用性が高く、フラッシュバックコストは3マナと互角。2回唱えて4ライフ入ることを考えれば、決して先輩カードに劣っていない新たな可能性の塊である。カード名(「Faithful Mending」「Faithless Looting」)を見てもかなり先輩カードを意識したオマージュになってると思われる。出身次元が同じわけだしね。今回の白青スピリットは降霊を中心として墓地からどれだけ戦力を展開できるかにかかっている。そのためのサポートとしてこれ以上のものはなかなかないだろう。色さえ合えば、今後は様々な環境で活躍の目がありそうだ。

 


 
(吸血鬼の令嬢)/Vampire Socialite
 ちょっと変化球だがこちらが吸血鬼のロードということだろうか。素直に+1してくれりゃいいのだが、今回の吸血鬼のテーマは「相手がライフを失っている」なので、その条件を満たして初めてカウンターの形で配布されるという手間がかかっている。まぁ、通常のロードと違ってこいつ自身が死んでもカウンターが残るので一長一短ではあるのだが。恒常的にライフを失わせ続けるためのサポートとして、自身が2/2威迫と殴りやすいのは純粋にプラス。場に出た時の能力はあまり重要視せずに、ロードにあるまじき積極性で殴りに行くのが吸血鬼らしい生き方なのだろう。なんか、このギミック一つ見るだけで、今のイニストラードの吸血鬼がどんだけ生きるのに必死かが垣間見える気がするな。

 


 
セレスタス/The Celestus
 イニストラードの森の奥深くに眠る奇怪なモニュメント、セレスタス。森の魔女によれば、こいつの周りでなんやかんややって「祝祭」を行うことで、現状の「夜が長い」イニストラードを一度キャンセル出来るらしいのだが……そんな設定、前からあったんだろうか。オゾリスみたいに、何か悪意ある者の意思が介入してないといいんだけどな。さておき、そんなセレスタスには、伝承の通りに夜と昼の長さをいじる力があるようだ。3マナ使ってラナルータ。するとおまけとして1点のライフとルーター1回分がついてくる。おまけの方は別にこれを起動しなくても昼夜が変われば自然にもらえるので、ことにリミテッド環境とかなら、置いとくだけでもちょっとしたボーナスは得られそう。その上でマナソースになるのだから、「なんか便利なマナリス」くらいの感覚でも損はないだろう。相手が狼だった場合には、ひたすら昼にして嫌がらせをすることもできるし、もちろん自分が狼なら強引に夜を呼び起こすことも可能。この世界のギミックを遊び尽くしたい人のための1枚。
 
 
真髄の針/Pithing Needle
 これで4度目の再録。だいぶベテラン感が出てきましたね。実は最後に再録されたのが「ラヴニカへの回帰」だったのでスタンへの復帰は久しぶり。その間に後輩である「魔術遠眼鏡」が誕生して活躍したり、若干ロートル感は出てきたが信頼性は変わらない。これが使いこなせるようになったらプレイヤーランクも上がった気がするよ。
 

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