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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 破壊してるのは生態系じゃなくて日本の歴史認識なんだよなぁ……第9話。この世界のメイドの始祖がCV釘宮理恵とかいう、納得感しかない設定。

 メイドリアンが滅亡したことで、とんとことんが向き合う対象はいよいよケダモノランドそのものという構図になった。敵の大きさは充分に認識しているつもりだったが、巨大組織としてアキバを統べることとなったケダモノランドの絶大な支配力、そして理不尽なまでの統率管理力をその身に叩き込まれる面々。なごみたちもそこそこの期間働いているような気がしたのだが、未だにグループ内の序列の厳しさについてあんまり把握してなかったあたりが彼女の抜けっぷりを示しているようだ。一応、メイドリアンとの抗争がメインだったもんでグループ内でのヒエラルキーは今まであまり問題にならなかったという事情はあるのだろうけど。フェスでアキバ中のメイドが一堂に会するという状況もあり、なごみや嵐子はあまりにひどい扱いに憤りを覚える。

 そして、そんな彼女たちに用意されたおあつらえむきの下剋上の舞台が、「流石にそんな奇祭は日本中探してもないわ」という「メイド様登り」である。……無い……よね? まぁ、どこぞの神社の「初男」みたいに他人を蹴落としあいながら神の寵愛を求めて競い合うタイプの祭事はいくらもあるが、この世界の場合、神と言ってもせいぜい明治期に成立した神格だしなぁ。今となっちゃぁ単なるメイドたちの権威誇示にしか使われていないみたいだし、どっちかというと伝統行事じゃなくて本当に単なる「イベント」扱いなのかもしれない。

 そんな謎イベントの報酬に、さらにいつものことながら店長のうっかりが重なってとんとことんにとっては千載一遇のチャンス。他店曰く「ちょっと強いメイドが加入したくらい」のとんとことんだが、なるほど、このイベントなら一極集中で武力さえ上げておけばどうとでもなる。ゾーヤ・嵐子という2人の兵器を携え、見事になごみの情熱が生態系の頂点へと至った。なお、そのために打倒するライオンの長が日笠陽子というのは、なんかもうそれはそれで必然だった気もする。ちなみにその他にも今回はちょっとしか出ないモブに伊藤静やら渡辺明乃やら富田美憂やら関根明良やら、相変わらずメイドの密度が濃い次元であった。

 ちなみに、今回も注目したいのはやはり店長のブレないクズっぷりだろうか。手引き書の紛失という分かりやすいやらかしまでは普通なのだが、その後、どうしようもなくなって暴れるでもなく、泣きつくでもなく、逃げるでもなく、ただ近所の釣り堀でボーッとしてるっていう。その「無気力に何もしない様」が本当の本当に「こいつ、クズだな」って思えるムーブになってるのよね。こいつ、なんで店長業務続けられてるんだろね? スタッフがそれなりに優秀ってことなのか、それとも、実は御徒町が真の店長だった、とかいうオチなのか……。

 そうそう、今回のお話を見て突然理解したのだが、今作の「この感覚、どこかで……」っていう印象の正体がわかった。「歴史レベルでトンチキ改変された常識のねじれた世界」「女の子たちの戦い」「無駄に作り込まれたアクション作画でねじ伏せる」という構造、これ、完全にガルパンの戦略だったわ。唯一の違いは、この世界に特殊なカーボンが無いので人の命は簡単に失われること。

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