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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 報われる豚、第9話。これまで散々食い物にされてきた(?)豚が、ついに自分だけの暖かな小屋を与えられ、その中での安寧を得る。これは我々視聴者を豚にたとえ、「さぁ、我々の作ったこの世界に耽溺するがいい」という制作側のメッセージであることは言うまでもない。だって嘘だから。

 落としたりあげたり忙しい、急転直下の後半戦。まぁ、いうても元々動きは大きくない作品なので大問題と言ってもそこまでセンセーショナルなものではないのだけど、今までが本当に平熱でず〜〜〜〜っと続いてきただけに、ちょっとした刺激でも作品世界はザワリと揺れてしまう感じがありますね。

 まず、今回はせるふが自分の居場所を確認するところから。前回私も「こいつ本当に何一つ役に立ててない感があるの、逆にすごいな」などと言ってたわけだが、当の本人もその状況に甘んじるわけにはいかないと思っていたようだ。なんとかDIY部の役に立ち、自分の存在感を示そうと、いつも通りに見当違いな方向に奮い立ってしまったという。そもそも「休みの日にうちに来てよ、そしたら私が頑張って工作してるところ見せるから」っていう発想がおかしいよな。集められた側も「我々は何を見せられているんだ……」って困るのが普通だと思うし、本当に見てるだけだったらクッソ退屈だし。

 こうしてみると、やっぱりせるふの性質って、なんかこう……「症状」だよなぁ、と思ってしまう。今回明かされた「実は成績がめちゃめちゃいい」とかいうとんでもない解釈不一致な設定も、得意分野ならそのまま突き抜けられる「傾向」を示している。なんと名付けられるものかは定かじゃないが、サヴァンとかそういう系統の何かを持ってる人間なんだろう。だからこそ「自分の居場所」を探すのに四苦八苦してる様子が妙にリアリティがあるわけだが、幸いにもこの世界の人々は皆優しいので、そんなせるふのでこぼこな頑張りについても暖かく見守ってくれるし、彼女が困ったら助け舟を出し、最良の答えも与えてくれる。部長をはじめとしたDIY部の面々がそうして思いやる心を持っていることもありがたいことだし、何よりも一番の理解者であるぷりんが要所で助け舟を出してせるふの良さを引き出そうとしてくれているのが大きいんだろうね。まぁ、ぷりんがどれくらい意識してやってるかは定かじゃないけども。

 そうしてせるふの立ち位置が定まることで、ようやく完成を見たDIY部の形。あとは最終目標である秘密基地を作れば終わり……だと思いきや、ここで全く予期せぬ外部からの妨害が挟まる。何が起こったのかはさっぱり分からないが……朝方にやってきたトラックが廃材を全部持っていくという暴挙。あれは学校側で撤去を依頼したってことなんですかね……単に顧問の連絡不行き届きなのでは……。実際のところ、いざとなったらジョブ子がブラックカードという切り札を切ってしまえば材料だろうがなんだろうがすぐにでも解決してしまうわけだが、それをやりたくないから今まで頑張ってきたわけで。ここはやはり、なんとか元の材料を取り戻す必要がありそうだ。さて、何が怒るんでしょうかね。

 追伸:3代目ってことなんですが、先代・先先代は単に天寿を全うしたんでしょうか? それとも……。

 

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