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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 この世界の連中は雨を気にしなさ過ぎる第20話。なんで雨の中をみんなして傘もささずにうろつくんだよ。インデックスとかあの格好で雨の中にいたら乾かすの大変だろうに。それとも歩く教会は雨も弾くのか? だとしたら便利だな。でも、一番偉いのは雨の中に出されることも気にしないスフィンクスだったりする。

 前回から敵キャラが一気に増えて、嫌でもクライマックスっぽい雰囲気になっている今作。濃いキャラが出てきてくれると、シナリオ云々を気にすることなくキャラ芸だけを見ていれば良くなるのでこの作品も楽しみやすいです。まず、噂は各所で聞いていた「木原クン」こと木原数多。藤原啓治の悪キャラは「本当に悪そう」などす黒さが綺麗に出るので色々お気に入りキャラがいますが、この木原もなかなか強烈。「死ぬ」「殺す」が日常会話として出てくるキャラって、書き方次第ではすぐに陳腐になってしまうけど(そして、冷静に考えれば木原も充分に厨二臭いのだが)、けーじ君のおかげでどこか不気味な雰囲気が維持されています。似たキャラだと「BACCANO!」のラッドとか、「妄想代理人」の真壁なんかも格好良かったですわ。中の人本人も悪そうだしね(見た目が)

 そして、もう1人の敵キャラとして登場したヴェント。いかにもこの作品らしい装飾としゃべり口調に、平松晶子の蓮っ葉な演技が絶妙にマッチ。この世界の女性キャラって本当に下卑た台詞回しが多くてあんまり区別されてないような気もするんだけど、アニェーゼの借り物のようなべらんめい口調やオリアナの商売女風の下品な台詞とも違う、壊れ台詞の数々が非常に愉快。一番近いのは作品が違うけどテレスティーナさんですね。テレスティーナはアニメオリジナルのはずだけど、ひょっとしたらアニメスタッフがこのヴェントあたりの口調を参考にしたのかもね。平松晶子はなんだか久し振りに聞いた気がするけど、いいキャラに仕上げてきています。この作品の悪役女性はいちいち贅沢なキャスティングを持ってきてくれるからいつも楽しみ。思えばぴらもすっかりベテランの貫禄だなぁ。

 そして、そんな悪役に埋もれることなく、すっかり主人公として映えるのが一方通行さん。岡本信彦は、普段はそこまで声のバリエーションがある役者だとは思わないのだが、この一方さんの演技だけはまるで別物である。笑い声に混じる奇声や、容赦無い悪逆な台詞。本当にこれが彼の「ハマリ役」ってことになるんだろうなぁ。どうしても主人公役が多くなる男性声優は役のスタイルが固定化しがちなので、こういうところで「発散」出来るのは本人にとっても良いことなのかもしれません。何より、日高里菜ちゃんラストオーダーと絡める現場ですからね。

 中の人のことにばかり言及してる時は本編であまり語ることがない場合ですが、この作品の場合、そういう楽しみ方が本懐なので別に良いと思います。それにしても、作品はエラいシリアス展開になってるせいで、ラジオとのギャップがひどい。今週は特にひどい。ある意味必聴、ゆかちマジで神やで。「サケかタケはある?」 中国に帰れ!

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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