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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「うたわれるもの 二人の白皇」 5→6

 長い長い旅路だった。出会いを振り返れば2006年、今から16年も前のこと。当時の熱狂はアニメ・ラジオ・ゲームが渾然一体となった本当に素晴らしいエンタテイメント体験だったが、そんな過去の熱狂の残滓が、16年を経てここに辿り着いた。本当に、私自身も含めて関係者の皆皆様にはお疲れ様だ。

 毎週感想を書いていたので最後にまとめることはあまり無いのだが、一応点数の基準だけ触れておこう。あんだけ盛り上がってたんだからもうちょい評価高いんじゃないの? と思われる向きもあるかもしれないが、一応今回は「思い出補正」を差し引いての評価ということにしている。いくらなんでも「偽りの仮面」との関係性を断ち切るわけにはいかないが、流石に16年も前の初代の思い出に依拠する部分はなるべく廃して判断すべきだと思ったのだ。そうすると、アニメーションとしてはまぁ、そこまで飛び抜けた作品だったというわけではないのよね。1期の小林智樹監督作品は全てに置いて完璧なシリーズだったが、今回は「ゲームを追いかける感が強くて多少無理してるな」と思える箇所もあったし、映像部分にしても、シナリオ部分にしても、何も知らない人から見たら「まぁ、こんなもん」と言われてもとくに文句は言えないだろう。その部分を客観視しての配点ということである。「そんなん忖度しないでオメェの意見を聞かせろよバカ」と言われたら、「とりあえずゲームがやりたいので誰かプレステください」と答えるしかないかな。あの当時と同じ体験をするなら、やっぱりゲームもプレイしないとどうしようもないし。多分、このストーリーを一通り見た状態でも、きっとゲームをやったら改めて楽しめるんじゃないかという期待はあるんだけどね(ただ、その際には「偽りの仮面」からプレイする必要があるのでめちゃ大変)。

 まぁいいじゃない。思い出なんてもんは個人の胸の内にひっそり隠させてくださいよ。これを機に、またどっかで柚姉ぇがひょっこり出てきてフォークを振り回してくれるなら、こんなに嬉しいことはないです。おしぼりも空を飛ぶし、箱根の樹上に半裸の怪人が現れることでしょう。

 改めて本当にありがとうしか言葉は無いが、敢えて1人だけピックアップするなら、本当に本当に大変な役回りを見事にこなしてくれたトネケン。本当にお疲れ様。けーじくんも草葉の陰で喜んでくれてるんじゃないかな(もしかしたらブツブツ憎まれ口叩いてるかもしれんけどね)。

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「宇崎ちゃんは遊びたい!ω」 ―→5

 今期何本かあった「さっさと爆発しろ」作品の1本。その中でも最も爆発要素に集中できる構成であり、非常にまとまった作品だったとは思うのだが、2期ものの宿命なのか、特に話題になることもなく、一番の話題が「放送途中でオープニングテーマの作曲者名だけクレジットから消えたwww」だったのは寂しい限り。

 2期目ということで、単純に宇崎と真一の関係性も発展……してるような、してないような状態。この「なかなか前に進まない関係性を外野が冷やかして楽しむ」というコンセプトに全力を傾けているのが今作最大の特徴で、外野は全員2人の気持ちを知ってるし、なんなら当人たちだって自分や相手の気持ちに気付いてるのに、諸々の障害で決定打にかける関係を続けるという「寸止めラブコメ」。よくある設定と言われればそうなのだが、ここまで徹底しているとこれはこれで味わい深いものである。宇崎も単なる面倒臭い後輩キャラからスタートしながら、ちゃんと彼女にしたいと思えるだけも魅力を発信しているし、それを受ける真一だって「根がいいやつだからモテてもしょうがないし、宇崎が必死になるモチベーションも理解できる」というキャラ作りが安定している。そんな2人が堂々とイチャイチャしてんだからムカつくだけの話のはずだが、外野が率先して「この2人の関係性はこうやって楽しむものなんですよ〜」というガイドを用意してくれているので、視聴者もどこか遠い目をしながら眺めることができるのである。

 今期は両者の家族がフル回転してまさに「家族計画」へと進出しており、そんな中でも宇崎父・宇崎妹あたりのキャラが強烈。パパさんのすれ違いコントは俺くらいの歳になると(子供もいねぇのに)娘を思う父親の気持ちの方がわかる気がしてちょっと切なくなるが、「父親と、その娘の彼氏」の関係性としてはとても健全で良い光景である。こんだけ不健全なアニメなのに、どこかギリギリで健全ラインを維持しているディフェンスの敷き方も手慣れたもんである。

 ここまで来たら最後まで見守りたい気もするのだが、今作の場合はゴールインされたらそれはそれで「俺たちは何を見せられたんだ」という心持ちになる気もする。どしたらいいんでしょうね?

 

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 終わったかぁ……最終話……。正直、終わりが見たくなくてちょっと先延ばしにしてた感がある。終わったかぁ……。

 というわけで最終回だ。個人的にはいったいどんなスペシャルライブが飛び出すものかとドキドキしていたのだが、そこは正直いうと予想が外れた。今作の焦点はどこだったのか、という問いに対し、作品全体としては「ろっく」の方ではなくて「ぼっち」の方を集大成とした形。そしておそらく、今作の正解はそちらであった。

 ライブシーンを見ていて思ったのだが、もしかしたら今回のライブ演出は意図的に動画枚数を落としてるんじゃないかという気もする。これまでの演出を考えれば、今作のスタッフはそれこそ「God Knows…」ばりのぬるぬる作画でド派手に飾り立てることも可能だったと思うのだが、ライブ全体の演出にそうした気負いもなく、実にアニメ的な「省略した」動きが多くなっているし、弦が切れていたという理由こそあれ、かなり意図的にぼっちがギターを演奏する手元が見えないようなカット割になっている。これは作画をケチった結果とかじゃなく、本当に「見てほしいのはそこじゃない」の一点に尽きるのだろう。今回のライブ、そりゃぼっち(と山田)はかなりの技巧派でテクも素晴らしいのだろうが、虹夏・喜多ちゃんに関してはそこまでとんでもねぇものを見せつけられたら多分嘘になってしまうし、「高校一年生の文化祭」のレベルでそこに焦点が当たるのは真っ当ではない。どちらかと言えば今回見せたいのはぼっちの精神的成長(と停滞)、そして何よりも喜多ちゃんとの関係性の進歩。そのためにぼっち目線では今回のライブは狂乱でも狂騒でもなく、むしろ静寂と静止をメインに描かれている。超絶ライブを期待してた身には肩透かしみたいな状態になったかもしれないが、なるほどこれが「ぼっち・ざ・ろっく」だ。

 でもまぁ、これだけのライブやってなお「超絶じゃなかった」と思われるのも贅沢な話だけどね。今回流した2曲もまたいいフレーズが多かったなぁ。ぼっちの作詞スキルばかりが取り沙汰されるけど、実は山田の作曲スキルも尋常じゃないよね。矢継ぎ早にこんだけの結果が出せる曲作り組、女子高生アマチュアバンドには勿体無い才能である。まぁ、2人してその代償に人間性の大切な部分が欠けているのは必然だが……。

 てなわけで、ダイブからの「見知った天井」を経て、最後はぼっちの日常に戻ってのエピローグとなる。エピローグっていうか「次の日への繋ぎ」なのでまだまだぼっちたちの日常が続くことの示唆に富むが、今回だけでもしっかり内容盛りだくさんなのが嬉しい。まずは後藤家の一幕。ふたりちゃんに取り憑かれてるパパさん幸せそう。実は結構なやり手だったことが判明したお父さん、そして娘の性格や活動に十全の理解を示すお母さん。鬼畜だけど歳の割にはめっちゃ礼節を知っている妹。(そして可愛い犬)。ほんと、後藤ひとりがこの状態で生きていけるのは、全てご家族のおかげです。良い家族の団欒を見るのはとても幸せな気持ちになりますね。

 30万という持ちつけぬ大金を抱えてのお買い物がまさかのラストエピソード。楽器店店員が小原好美だったんだけど、今作のモブの賑やかさなんなの。せっかくなので最後に1人1人の雑感で締めようと思うが、まずは伊地知虹夏。すっかりぼっちの「飼い慣らし方」を覚えた苦労性のリーダー。これだけバンドのために尽力してるのにドラムはいつだってひとりぼっちだそうで。どこぞのティータイムのドラムリーダーはそんな寂しさを感じさせなかったけれども……多分、ドラム担当がみんな人格者ばかりなので我が身の犠牲などおくびにも出さないということなのだろう。今後も結束バンドを盛り立ててほしい。

 山田リョウ。単なる銭ゲバで自分が一番格好いいと思ってるイタい奴。しかし、自分よりさらに痛々しいぼっちという後輩を得て社会的ポジションが相対的に向上。さらに喜多ちゃんという全肯定botまで手に入れてすっかり無敵の人に。ぼっちだけでも高速道路を爆走できるぐらいのエンジンになるはずだが、山田というトリックスターが両輪となって回すモンだから結束バンドの行く先は誰にも読めない。何よりも「ろっく」なもんだから、名実ともに「ぼっち」との二枚看板。

 喜多郁代。ライブシーンでのアドリブソロに喜多ちゃんファンは感涙。常識人は割を食うことが多いのがギャグ漫画の試練だが、喜多ちゃんはそんなポジションすらもキターンと飲み込んで我が道を突き進む。最後にはなんと「ぼっちを支えなければ」という命懸けの献身を表明し、名実ともにこのバンドの屋台骨となりそうな気配。結束バンドの関係性って、虹×山の同学年コンビ、山×喜多の盲信ペア、虹×ぼっちのギターヒーローを媒介した「自販機前告白」コンビ、山×ぼっちの「金の切れ目が縁の切れ目」つながりに加え、今回喜多×ぼっち間の関係性が断金の交わりとなり、あまりにも交点が多くなっている。今後も腹話術のスキルを磨き、なんとかパペット後藤を使いこなしてほしい。

 そして全てが還る場所・どこまで行ってもぼっちだぼっち。後藤ひとりの物語は、その全てが彼女の肩の上に。ちょっぴりの成長とダイナミックなバックステップ。ひたすらにそれを繰り返し、後藤ひとりは俯きがちに前へ進んでいくのだ。ぼっちの人生に栄光あれ。ぼっち・ざ・ろっくに祝福あれ。

 

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「4人はそれぞれウソをつく」 5→5

 今作を見ている時の視点を言語化するのがすごく難しいのだが……なんだろう……端的に言うと……刺さらなかった……。

 全く共感してもらえないだろうし説明できる自信が全くないのだが、まず、今作を見てる時の感情は割とネガティブなものだった。別にくっそつまらんとか言うわけでもないし、時折ギャグが面白いと思える時もあったのだから「可もなく不可もなく」でいい話なのだが、なんなんだろう。あえて理由を探すとしたら、「この設定だったら、もっとはっちゃけられたんじゃない?」という口惜しさみたいなものなんだろうか? 出オチ感溢れる強烈な設定を用意した作品なのに、なんだか爆発力がそれに見合っていないような、そんな感覚があったのだ。だからこそ最低限のラインをクリアしていても、「なんか違う」という勝手な印象を抱いてしまったのだと思う。

 いや、冷静に考えて、強烈な設定ってのは「出オチ感溢れる設定」と同値なので1クールアニメなら途中でネタが切れてダレ気味になるのは予定調和だったはず。1話目スタート時点でそれも考慮のうちだったはずなのだが、その前提を踏まえた上でもやっぱり「なんか思ってたほど跳ねてない」と思ってしまった。……結局、「4人が別々の秘密を持っている」部分があんまり効果的に働いてなかったんかなぁ。その部分はとっとと些事になってしまい、「みんなして秘密を抱えているのは一緒」っていう共通項がマンネリズムにつながってしまったと考えられる。関根のポジショニングとか、置き方は悪くないはずなんだけど特殊設定で諸々の整合性を取る必要があり、そっちに気を回すとネタの方に集中できなかったというのもあるのかも。もう1キャラ減らしてすっきりさせるとか、いっそもう5キャラも10キャラも増やして「古見さん」みたいな方向に振り切ったらまた違った結果になったのかもしれない。

 ただ、今確認したらこの作品、漫画原作はまだ2巻しか出てない上に連載続いてるのかよ。……原作どうなってんだろう。とりあえず、自分の心象への説明責任が果たせないので点数は据え置きにしました。みなさんはどうお考えですか? そんなにマジに考えるもんじゃないですか? そうですか。

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「うちの師匠はしっぽがない」 5→5

 とりあえずのお疲れ様。考えてみりゃ、今期は2大タヌキ娘が活躍してるクールなわけですが、どっちもサポート役にLynnが配置されてるんやな。

 たぬき娘のかわいらしさは充分に及第点。まめだの愛嬌はあんまりアニメ映えしないかなぁ、というのはちょっと不安だったのだが、製作スタッフはあんまりその辺のディティールに気負わず、原作のさっぱりと分かりやすいキャラデザを素直にアニメにしてくれていた。色んなところで「原作ものをアニメ化する意味とは」みたいな議論が繰り広げられる昨今ですが、このアニメの良さは「素直に原作を動かした」ところじゃないでしょうか。

 また、キャスト部分についてはきっと同じ感想を持った人もいると思うのだが、形はどうあれ、再び石田彰の落語が聞けたというだけであの頃の記憶がジクジクと刺激されてちょっと泣きそうになってしまった。もう、俺の中での石田彰は本当の噺家以上に噺家なのよ。歌録というポジションもぴったりきてて良かったですね。

 とまぁ、全体的に原作ファンが満足できる悪くないアニメ化だったと思うんですが、「できればもうちょい……」と思ってしまった部分があるのも事実。第一にあげなきゃいけないのはやっぱり落語部分だよなぁ。まぁ、比較対象が「落語心中」という雲の上の存在しかないので、あれと比べるのは酷な話なのだが……今作の落語は、正直そこまで「面白そう」に感じられなかったのよ。元々原作の時点で「詳しくない人に落語を教えてあげる」みたいな作品なのでアニメでも「初見の人に落語の中身が理解できるように」という描かれ方であり、「落語を巡るドラマ」というよりも「落語の教本」みたいなデザイン。あんまり感情が乗せられない構造になってしまったのは致し方ないところか。ラストに付属した「しっぽなのしっぽ」もそれが一番分かりやすいところで、短い時間でなんとか筋を追おうとしたのでまめだ役のM・A・Oにもかなり負担がかかってたし、結局落語のなんたるかの理解にまでは及ばないものになってしまっている。全部事情がわかるだけに悩ましいところだが、他にやりようがなかったかとは思ってしまった。

 ま、全部やっかいオタクのたらればの感想なので、これはこれで成立はしてたと思うのですよ。まだまだ原作は続いてるし、どうせなら地獄めぐりもアニメで見たいな……。続編、厳しいっすかね?

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 大・団・円! 最終話! いやー、こりゃ確かに2話連続で観たいところですね。一気に駆け抜けました。流石に2話一気に感想を書くとだいぶ要素は端折ることになってしまうがご容赦。

 まずは27話、こちらはとにかくラストバトルが描かれる最大のクライマックス。ぶっちゃけ、先週の展開を見て「まだバトるんかい。もう、相手になる要素ないやんけ」と困惑はしていた。ウォシスさんは完全に昇天してしまったようだし、ウィツァルネミテアの覚醒と言われても、今更チームオシュトルが巨大生物相手にドンパチやっても(普通に考えたら勝てないし)盛り上がりに欠けやしないかと。しかしそこは大丈夫、最後の奥の手、なんと「先代チームのコピー」というとんでもねぇ隠し玉が用意されていた。そりゃ納得せざるを得ないわ。むしろ弱かったら訴訟ものだわ。「ラストバトルにふわさわしい最強の戦力を持ちつつ、いきなり出てきてもユーザーが一番納得してくれるもの」、それが「先代チーム」であった。そりゃさ、誰だって「この世界の最強は誰だ?!」ってのが知りたいわけじゃん。本来なら刃を交えないはずの2世代戦力が、形を変えて激突する展開、盛り上がらなかったら嘘ですって。

 その先陣を切ったのは毎度おなじみトウカルラコンビ。なんでこの人らが先陣を切るかといえば、まぁ、シンプルに「一番襲ってきそうだから」じゃなかろうか。カルラがネコネをぶった斬ろうとしたシーン、あれ本物でもある程度説得力あったぞ。うっかり侍もうまいこと丸め込めば簡単に襲いかかってきそうだし、まずこの2人が問答無用で突撃してくることで臨戦態勢を整えざるを得ない。そこからさらにクロウ・ベナウィが出陣して「マジかよ」となり、ウルト・カルラが出てきて「無理無理無理無理!」ってなる。ほんで最後のオチとしてオボロが出てきて「いやお前最後かい!」ってなる。いや、確かに強いんだけども! なんか本命っぽく出てくるタマじゃねぇだろ! まー、みなさんお強かったですね。

 夢の対戦はそれぞれ相手を見据えてベストマッチが次々に展開されるが、最終的にはハクが殲滅兵器として帰還して締め。逝ったり戻ったりでやたら忙しそうなハクさんだったが、向こうで引き戻す役がマロロ・オシュトルってのがニクいですね。まぁ、ハク目線だとそこが一番しっくりくるか。ちなみにキャストロールにオシュトルの名前がなかった気がするんだけど、今更そこに区別をつけるのも野暮ってもんかもしれませんね。ハクオロさんそんなところで退屈そうにしてたらエルルゥにまたどやされんで。

 てな訳で決着がつき、後は丸々エピローグに時間を使う28話。贅沢な造りだとは思うが、トータル4クール(もしかしたら6クール?)に渡る物語の総決算だと思えばこれでも短いくらい。ご丁寧に初代キャラの方も細かくエピソードが挟まれ、シリーズファンも納得の幕引き。……いや、贅沢言うならもう2倍くらい使っても良かったけどね。流石にそんなんやってたら間伸びしちゃうからシャキシャキまとめないと仕方がない。全員分触れる必要もなさそうなので印象的な部分だけ切り取っておくと、現役チームではヤクトワルト親子が今後どうなるかが気になりますね。聖上の片腕としてヤマトを支えていくことにはなるのだろうが……元々そんなご立派な出自でもない身だし、本来なら一番宮中の暮らしにそぐわない顔なのだが……アンジュがあの通りなので、シノノンがどんどん影武者として優秀な人材になりそう。……それでいいのか?

 ということで一番不安なのはアンジュ様ご一行でしょうね。そりゃ水戸黄門するのは楽しかろうが、おめーらが3人揃って諸国行脚してたら中央政治は大丈夫なんか? せめてムネさんだけでも政務のために置いてくるべきじゃなかったんか? 何気に2人も楽しそうにしてるし……キウルを置いてくるって手もあったのにちゃっかり弥七みたいなポジションになってるし……この国の中枢、ちょっと奔放すぎる。

 まぁ、奔放さで言えばトゥスクルの方も負けちゃいないわけだが、こちらにはベナウィという絶対安全装置があるので行政は問題なさそう。全てのとばっちりは最終的にオボロのところに行きます。今日も元気にオボロボロボロ。いまだにドリグラから「若様」って呼ばれてんだけど、こいつら今いくつなんだ? まぁ、年齢で言えば一番気になるのはアルルゥなんだけども……。結局あの口調は持って生まれた性格だったのね……隣にいるのがカミュなので適当なこと言っててもコミュニケーションが成立しちゃうのがなー。

 そうそう、カミュといえば、今回改めてウィツァルネミテアの封印という大きな仕事をこなしているのを見て、「そういやこいつも来歴イカれてんだよな……」ということを久しぶりに思い出した。神々がそこかしこで絡みまくる怪獣大決戦のお話なので、人の座に居座る連中もだいぶやばい作品であった。そして、そんな「神」の座から十数年ぶりに降りてきた……ハクオロさん。お疲れ様でございます。ま、絶対疲れてるのはエルルゥの方だけども。今後の共同生活で、たっぷりフォークを刺してあげなさい。こうしてきっちりエルルゥにもハッピーエンドが訪れる仕様、ご都合主義とはいえ、とても良いと思います。

 そして全てを締めくくるはクオンのお話。逝ったり戻ったりのハクには散々振り回されたクオンだったが、きっともう大丈夫。神様が不安定なのはこの世界の条理。それでも捕まえられるのが人なんだ。

 描く未来へと、つながる。

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 おじさん意外と字ぃ綺麗、第12話。まー、初めて見せる漢字だろうし、丁寧に書いただけかもしれないけど。ただ「嶋」の字のレンガ(でいいのかしら?)の位置がちょっと変。

 今回はメインヒロイン勢揃いで歪なハーレムアニメの真骨頂。Aパートはメイベルの独擅場。キャストに悠木碧を配置した意義がここで存分に発揮され、おいちゃんの無駄遣い有効利用で色んな歌を聞かせてくれる。残念ながら私はおじさんが歌わせたペポペポソングに全く思い当たる部分がなかったのだが、あれって分かる人には分かる曲なんでしょうかね。全国のセガ系列のゲーセンは今後は全国で悠木碧バージョンを流せばいいと思うよ。

 メイベルさんは基本デザインの時点で美少女なのだが、ヒロイン勢の中でも特にへちょ絵になることが多く、それが常に可愛いのがずるい。そこに悠木碧ボイスを乗せることでより強度が増していたわけだが、今回はそれをさらに歌唱という方向に先鋭化させてヒロイン争いの対抗としてグッと頭角を表してきた。まぁ、どう足掻いてもエルフさんには勝てないんだろうけど(そして藤宮さんにも勝てないんだろうけど)、別に勝てなくてもいいところがメイベルさんの強さである。定職につけないダメ人間でも、一芸に秀でてればなんとかなるよ。

 Bパートは、そんなメイベルの猛攻から巻き返さんとする、メインヒロイン・エルフさんの怒涛の反撃。すっかりおなじみになってしまったヤンデレ所作からの思い切ったデレへの振り切りがあまりにも阿漕すぎてひどいのだが、なんだろう、もうこの作品はこれで許せてしまう。多分、根が真っ直ぐな性格なもんだから、いつの間にか「おじさんが素敵な人かどうか」みたいな問題は二の次になっており、「一度追いかけた男なんだし、何がなんでも自分のものにしないと収まりがつかない」みたいな状態になってるんじゃねぇかなぁ……冷静に見て近づいちゃいけない奴なのは分かりそうなもんだし、こんだけ邪険にされても追いかけ回しているのは、本当に意地だけに支えられた言動に見えるのだが……まぁ、本人はデレてる時が一番幸せそうだからいいのかしら。

 次回で最終回なんでしょうか? 結果的には半年間のお付き合いになっちゃった作品だけに、終わるとなるとやっぱり寂しいね。

 

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SPY×FAMILY(第2期)」 ―→6

 とりあえず何事もなく走り切ったことについて、お疲れ様です。ちなみに調べたところ、厳密には今回のシリーズは「Season1の第2クール」というよく分からん区分らしい。鬼滅とかと違ってSeason2もすでに来年放送予定らしいのであんまり区分に意味はないと思うのだが……まぁ、そんだけきっちりスケジュール組んで作られているのが分かるってこと。

 元々原作ファンだったこともあって丁寧で贅沢なアニメ化に不満は無いし、このままのクオリティで走り続けてくれるなら本当に幸せなことだとは思うのだが、正直いうと今の売り方には一抹の不安もある。というのも、これも第1期からずっと言ってることなんだけど、「そこまで盛り上げてもらうような作品じゃないだろ……」という気持ちがずっとついて回るからだ。いや、別に作品がつまらんとかショボいとかいうわけじゃなくて、例えるなら「サザエさんやあたしンちを劇場版で作ってもしょうがないだろ」っていう話。一応ジャンプ漫画らしい縦筋のストーリーはあるから決して的外れではないし、コミック最新刊みたいにガッツリシリアスの流れがあるならこの売り方でも通用するのだが、セールスの広がり方を見るに、やっぱり「ほのぼのホームコメディ」の売り方の方がメインストリームなのよね。そして、それが似合う作品でもある。となると、大事なのは一発一発のインパクトではなくてなるべく長く愛してもらうだけの持久力。でも、持久戦に持ち込むには原作の尺が短すぎて、古き良き(?)ジャンプアニメにありがちな「原作に追いついちゃう問題」はどうにも解決のしようがない。そういう意味では、原作の完結が潔かった鬼滅って色んな意味でアニメ向きだったんだよな。ただ、鬼滅は鬼滅で「あまりにハイクオリティ推しでプレッシャーがかかり、製作ペースが流行りの波に追いつけなかった」という悩みがある。こちらの作品は製作ペースでいうなら矢継ぎ早のシリーズ展開なので完璧だ。

 結局、あれもこれもといいことばかりの商品展開なんて無いってことなのよな。とりあえずこのまま原作があるところまではアニメで走り切ってしまい、終わった後は原作に細々と続けてもらうか、どっかでスパッと終わらせるのが正解な気がするわね。「スケットダンス」みたいななんぼでも引っ張れるデザインだったらよかったんだけどねぇ。

 

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 地上波版だと第3クールまでシームレスで放送してくれるのね、第24話。てっきり今回が節目の回だと思ってたんだけど、年明けに一気に最終回までいけそうだ。ありがたいことです。

 というわけで節目でもなんでも無くなったので単なるトンチキ話になってしまったわけだが(元からそうだけど)、なんと今回のコンテ、古川知宏なんですよ。なんでここでいきなりおはちが回ってきたのかはよく分からんのだが、よりによって天才クリエイターの古川氏が担当した回が「チィーッス、ホィッス」だったという……。無駄遣いの極みだ。まぁ、クライマックスとなるミューミュー討伐方法をどのように表現するかってのは腕の見せ所ではあったのだろうが、あのあたりについては絵面がどうこういうより、「いや、そういうことじゃねぇよ……」っていうツッコミの方がどうしても上回ってしまうため、ただひたすらに理不尽に耐え抜くだけのお話になっている。

 前回から言ってる通りにジェイルハウスロックの「3つ」という制限は本当によく分からない設定になっており、「3人目の看守が現れたらそこから先はミューミューがまるで見えないものであるかのように扱われている」意味も分からんし、それ以前のエンポリオとのやりとりなんかも、何をもって3カウントで振り出しに戻っているのかもよく分からんまま話が進む。そうして「敵の能力がいまいち分からんのだが……」と困っていると、最終的に「もっと分からん方法」でもって徐倫が勝ってしまうのである。普通に考えたらこんなんクソ漫画だしクソアニメですよ。でも僕は荒木先生に超甘いので許します。むしろ「お利口な人なら絶対にやらないだろ」っていう展開を抜け抜けとやっちゃうその才能に嫉妬すらします。常人が到達し得ない領域、それが荒木節。ちなみに、6部の頃は友達とキャッキャしながらつっこめていたので荒木節も消化しきっていたんですが、7部ではそうしたコミュニケーションが取りにくくなって次第に食べきれなくなり、8部では完全に持て余すようになります。歳を取ったらジョジョの摂取量にも気をつけましょう。

 閑話休題、とにかくそうしてミューミューを打破し、いよいよ監獄から飛び出すことに。「石造りの海」というタイトルから飛び出し、連載当時は「もうクライマックスなんだなぁ」と、3部で言ったらペットショップ戦が終わったあたり、5部で言ったらコロッセオについたあたりのイメージだったのだが、6部の場合はこの後に刑務所の外でももう一悶着ありますね……賛否両論(???)のあの3人がいよいよ登場。次回どうなる、ほんとどうなる。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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