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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ありし日のバービーはあんなに素直で可愛かったのに……第11話。いや、多分今でも少し心を開いてもらえれば可愛い子なんでしょうけどね。あのギザ歯がどこから出てきたのかは謎だよな。 マリーローズ編の決着。今回はとにかくバーバラとマリーローズの関係に焦点が当たっており、ご丁寧に最後のキャストロールはこの2人(4人)だけでロールの1ページ目を飾っており、ケイトたちが2ページ目に回されるという扱い。それだけ同世代コンビの顛末を印象深く受け止めてほしいということなのだろう。実際、全てを隠蔽して自分達に都合のいい世界を作り上げようとしているシャドーハウスの企みの体現とも言える顛末になっており、マリーローズやクリストファーはその事実を知ってしまったがため、そしてバーバラだけは知らなかったがために不幸へと転げ落ちていくことになる。そして、バーバラが「知らなかった」のは結局マリーローズの判断の結果だというのがなんとも罪作りである。今回のタイトルは「ふたりの答え」なのだが、これはマリーローズとローズマリーのことを言っているのか、それともマリーローズとバーバラのことを言っているのか。少なくとも、バーバラの中ではまだ答えなんか出ていやしない。 歴史を振り返り、シャドーハウスがこの数年で急激に進化し、その異形を形作っているということがよく分かる。後になってケイトの生い立ちからも分かることだが、この不気味な館がシステムを構築するまでに本当に数十年しか要していない。そして、バーバラたちが加入してからの数年でも、星つきの立場や子供たちの管理体制なども少しずつ効率化が図られており、その代表例が「喜びの会」であった。あの会のおかげで洗脳の効率と確実性が格段に向上しており、ケイトみたいな異端分子が再び館に転がり込んでこなければ、決してその呪縛に綻びは生じなかっただろう。目的はほぼ同じくしていたはずなのに、異端と異端がぶつかり合ってしまった結果として、マリーローズの方が弾き出されてしまったというのはなんとも不幸な結末である。ただまぁ、前回からの繰り返しになるが、マリーローズのとった選択肢は残念ながら想定以上の被害も出してしまっているからなぁ……ケイトは、シャドーハウスをぶっ壊すという目標をマリーローズから受けついだことになるが、彼女の失敗を糧に、別方向からの解決を見つけ出してほしいものである。 幸か不幸か、今回の一件でマリーローズを失い、代わりにバーバラとのつながりを手に入れることになったケイト。バーバラの根っこの素直で真面目なところまで、ケイトが心を開かせて触れられるかが今後の勝負を握りそうだ。スザンナは……どうしたもんかな。あいつ初期の頃からさするの大好きっ子だったんやな。
PR 考えてみりゃアトゥイのあの口調ってどこからきたのか謎なんだよな、第13話。親父さんは(ほとんど)標準語で話してるし、親戚すじのイタク王子も標準語。ってことは一族の中であの嘘京都弁みたいなの使ってるのってアトゥイだけなのよね……自分で考えたキャラ作りだとしたらかなりイタい設定やな……。いや、でも他の連中の語尾とかもおかしいやつは多いので、もしかしたらこの世界は1人1人が自分なりの話し言葉を開発するのが案外普通なのかもしれませんね。「〜じゃない?」と「〜かな?」が一緒にいる環境、優柔不断が多すぎて困る。 さておき、ナコク編は特に目立った戦闘シーンもなしにさっさと終了。まぁ、今回はお互いにぶつかることが目的ではなかったし、オシュトル勢が隠密部隊だったから表の戦争には介入しなかったからね。もちろん一番のポイントはVSマロロということになるが、こちらについてはマロロの一本勝ちみたいなもんかな。いったいどういう仕組みで作られ、どういう仕組みで壊れたのかさっぱり分からんが、まぁ、とにかく橋は壊れてしまったのだから。この世界、しばしば平然と神の奇跡が舞い降りるから常識レベルの計算が難しいのよね。あんな怪しげな素材の橋がず〜っとこの国の心の拠り所であり、帝の権威の象徴だったというのも謎ではあるが、それがいくらマロロが良い軍略家だとはいえ、ああもあっさり壊されてしまうと「なんで今まで無事だったん?」という方が不思議なくらいでな。あんな禍々しいデザインの橋はさっさと壊して正解だったのでは? 橋が壊れたことでマロロに勝ち点1、そして首都自体は奪還できたのでオシュトル側にも勝ち点1の痛み分け。長い目で見れば損害の方がでかい気がするが、オシュトル目線だと現時点での目的はとにかく近隣国と関係を構築することなので、「負けちゃいましたね……」ではなく「いやぁ、俺らがきたから勝ったな!」という雰囲気を出し、そこからなし崩し的に友好関係を結ぶ方が賢いプランになる。決してイタク王子がアホなわけじゃないのだが、どうにもオシュトルが相手だとまだまだ「青二才」という感じがあって、うまい具合に丸め込まれての連合成立に見えないこともない。いや、win-winだから別にいいんだけどさ。これでアトゥイも手に入れられれば万々歳だったんだろうけど……王子の童貞力が出てしまったのだろうか。暴れ馬のアトゥイさんはまだ管理しきれないってんで一旦オシュトルのところにご返還。ここで預けちゃうと、流石にもう戻ってこない気もするが……。アトゥイさん、どうやらオシュトルのことはなんとなく察したみたいですね。こうして「察してる勢」がどんどん増えてるのに、みんなして表立ってはそのことに触れない感じ、いつ爆発するか分からなくてハラハラするわ。いまだにオシュトル・クオン・ネコネの3人でいるシチュエーションが怖くてしょうがないんですが。 「彼女お借りします(第2期)」 ―→5 なんかとんでもねぇところで終わったんですが。3期決定の速報とか出てましたが、これで終わったらそりゃ詐欺だろ。 基本的にはあんまり思い入れのない「マガジンラブコメ」のジャンル。いまだに「マガジンラブコメで面白かった作品は?」って聞かれたら「強いていうなら『ドメスティックな彼女』」と答えるような人間なので(あ、「かのかの」も嫌いじゃないです)、ぶっちゃけ今作についてもあまり楽しかったという感想は無い。結局最初から最後まで主人公のクズっぷりは変わらないし、そんなどうしようもない男のところに女の子がワラワラと集まってくるハーレムラブコメ展開も気持ち悪さは一緒。展開としても必死に引き伸ばしている要素が表に出過ぎており、「そこで都合良く電話がくるの何でやねん」「困ったら全部ばあちゃんやんけ」などなどのストレスポイントが多い。3期があると言われたら観るだろうが、正直、続かなくてもあまり気にならない作品ではあった(ちなみにこの評価の例として、劇場版を観にいく気が1ミリも湧かなかった「五等分の花嫁」が挙げられる)。 ただ、そうして「あんまり食指の動かんジャンルなのよな」とは言いつつも、頑張ってアニメとしての魅力を発信しようとしていた努力については評価できるとも思っている。まぁ、分かりやすい言葉にしちゃえば「作画」なんだけど、今作の女の子は、いろんな方向に可愛いのは間違いない。よくあるマガジンラブコメとの差は、主人公が大学生で人間的にも経済的にもある程度独立した存在であり、そこに絡む「彼女」たちも人生の割と大事な部分について考えながら動かなきゃいけないという要素がある。中高生が主人公のラブコメだとその辺の背景ってのはどうしても軽視されがちだが、今作はお金の問題やら将来の仕事の問題やら、なんか嘘くさいくせに妙に生々しい部分もあったりする。いっそその辺りをもっと接写できるデザインになっていれば個性も伸びたのかもしれないが……そこを突き詰めすぎると作品のフットワークはかなり重くなっちゃうんだろうな……。行き過ぎないようにエロとハプニングでブレーキをかけるのは、少年漫画としては致し方ないところか。ま、息の長い作品になるのだったら、そうして「生き残る」方向に力点を置くのは正しい判断なのだろう。 3期になると、いよいよ各ヒロインとの決着をつけていかねばならんとは思うのだが、現状、千鶴を優先するのは当たり前として、そうなった時にるかちゃんをどうやって切り捨てるのかってのが難しいんだよな……。
意外に久しぶりになりました、劇場作品。てっきり夏休み中にもっとたくさん観るもんだと思ってたんですが、そこまで興味のあるタイトルが出てこなかったから……せっかくなので、何となく目についたコレを観にいくことにしました。ちなみに今作の評価とは何の関係も無いんですが、映画の料金って気づいたらいつの間にか1900円になってたのね。普段観にいく松竹系の劇場は会員割引使ってたから気づいてなかった。100円だけの違いではあるけどさ、2000円が眼前に迫ったこの値段はやっぱりちょっと高いな、とは思っちゃうよね。映画離れの原因にはなってるだろうなぁ……。まぁ、かくいう私も数年前までは劇場なんてほとんどいかなかったけども。 ちなみに、折り畳みの前に一言感想だけ書いておくと、素直に良い作品だと思いました。90分弱と短い映画なんだけど、短いことを自覚した上で詰め込める要素をかなり緻密に計算した上で構築してるな、という感じ。90分弱の娯楽に1900円払っても問題ない人なら、観にいく価値はあるんじゃないでしょうか。
<というわけで以下は一応ネタバレ注意としておきます>
こちらもクライマックス、第11話。ラスボスについてはね、正体分かってたからね(主にアイキャッチのおかげ)。今になってアイキャッチをみると、象山先生の遺影みたいになっててちょっと寂しい。 最終決戦の前にまず必要なことは、「そもそも何でこれが最終決戦になるの?」という状況設定の確認。新撰組なんて本来なら敵対勢力も色々と存在するはずなのだが、そこは分かりやすくするために長州藩の一本に絞り、その長州が黒船撃沈を皮切りに霊式兵装でもって完全なる攘夷を成し遂げようとしているという設定。そしてそんな長州の荒ぶる御霊を利用し、ラスボスはさらなる最強兵器を京都に確保しようとしている。安倍晴明、これまで数多の作品で散々擦られてきた大人物であるが、ここでもまた便利な存在として使い倒される。陰陽って言葉さえおいとけば、それだけで時間も空間も全部飛び越えて理屈になるから便利よね。 そんなラスボス勢力に対し、新撰組が取れる対抗策はどこまでも地味。向こうの狙いもはっきり分かってないし、藤堂は負傷しちゃってるし、できることと言ったらひたすら地道に足を使って物証を取りにいくしかない。幸い、敵側もポロポロと手がかりは残しているので、いつの間にやらチームを分散させて京都の各地で格好撃破のプランは定まっていたようだ。結局最後までチーム分けに変化はなかったですわね。せっかくのチームものなんだから、もうちょい別なユニットでの絡みとかも見てみたかった気はするのだが……多分そんなことをやってる余裕はないし、そういうことを求められる作品でもないのだと思われる。でもアキラと某の組み合わせとか、何が起こるかわからなくて面白くない?(多分アキラも困ると思う) というわけで、逆太郎・某のコンビはいつも通り。朔夜やアキラと言った個体スペックの高い連中はなんぼでも単独行動は可能だし、医者&坊主のコンビも、ここにきていきなり坊主の存在感が増したことでバディとしてはそれなりに形になったか。ラスボスの性質がアレなんだから、いっそ坊主が最終戦の陣頭指揮を取ってもおかしくないくらいだけどな。そして一番星は弟の最終対峙へ。絵に描いたような綺麗な洗脳っぷりだけど、本人の意思はとっくの昔に挫けているようなので、この兄弟についてはハッピーエンドにたどり着けそうですね。……朔夜はさ、ちゃんと過去の罪を償ってハッピーな雰囲気を醸し出せるんですかね? さぁ佳境、第11話。吸血鬼の物語なのだからそういう側面ももちろんあるに決まっている。単にエロティックで、インモラルなだけの話ではない。そこにあるのは怪物のお話。そして死のお話。 最終回に向けての山場はどこに用意されるかと思ったら、意外にもガチシリアスな核心へ迫る展開が待ち受けていた。吸血鬼とはなんぞや、という話はナズナちゃんにセリちゃんなんかを絡めてここまでちょいちょい議論されてきたところだったと思うが、振り返ればここまでの話は全て吸血鬼が中心で進んだお話だった。吸血鬼から見た世界はどうか、吸血鬼はどう生きたいのか。コウはそのあたりのとんでも話に不思議と耐性があり、異種族とのコミュニケーションもしれっと取れてしまう主人公。おかげで視聴者目線でもその辺りの異常性ってのはすっかり忘れてしまっていたが、改めて眺めてみれば、あくまでもこれは化け物のお話なのだ。そこには常に死のリスクが付き纏っている。 この展開を支えるために登場した新たなメインキャラ、鶯餡子。ふざけた名前だがキャラとしてはガチで、クライマックスを盛り上げるために大々的に持ち出されたことがよく分かる登場シーンだった。冒頭の歩道橋での光の演出、久しぶりに今作の持つパワーを感じさせてくれる素晴らしい画になってましたね。これまでコウが見てきた「夜」って、アキラちゃんの「朝」なんかと対比するために当然「暗く」はなっているのだけど、コウの見ている夜ってのは常に幻想的で、どこかキラキラと輝いたような彩りがあった。しかし、餡子の背負っている「夜」には色がない。登場時はタバコの火だけがかろうじて見える真っ暗闇だったし、その後も常にベタッとした灰色を背負って常にモノトーンを意識した色彩になっている。彼女がもたらす新たな「夜」の姿に、コウは今までにないくらいに動揺するのである。 キャラCVは圧巻の沢城みゆき。彼女がかつて藤原啓治からタバコを借りて「タバコを吸うキャラの呼吸」を模索していたなんてエピソードが懐かしくも思い出される。今じゃすっかり業界のご意見版。そんな沢城節がこれ以上ない形で炸裂する。みゆきちが出てくるとやっぱり在りし日のシャフト文化、というか「化物語」シリーズの空気に立ち返るような印象がありますね。今作は1枚絵と会話劇で見せる部分が大きいので、一声で世界を持っていくだけのパワーを持つキャストが出てくるとそれだけで空気が変わる。1話限りのゲストだったが殺された教師役が山路さんだったのも強烈だ。考えてみると、添い寝屋に勧誘された客って「日笠→沢城」っていう黄金世代コンビなんだよな……やっぱりこのジェネレーションのパワーは桁違いだ。 閑話休題。そうして出てきた探偵は一旦置いといて、突然真昼から呼び出されて学校探検に駆り出されるお友達3人組。朝・昼・夜の3人が集まると時間感覚がバグるのだが、ご丁寧にアキラにだけはちゃんと「おはよう」と挨拶しているのがこの3人の関係性の表れだろうか。青春を謳歌したいという素朴な願望は、妙なところで気が合う3人には案外共有されていたらしく、一見無茶苦茶な真昼の学校ツアーも3人なら笑い合えるくらいには楽しい。見方次第では単なる「素行不良」でしかないのだが、それを楽しめるのも若者の特権といったところだろう。 しかし、残念ながらお話はそれだけでは終わらなかった。朝・昼・夜が混ざっていたとしても、世界は間違いなく「夜」であった。人ならざるものの時間を侵してしまった3人には罰が与えられる。偶然の出会いは、「吸血鬼」という存在についての別な視座をコウに与えることになる。以前もセリちゃんの死闘は見ているし、吸血鬼集団に殺されかけたことだってあるコウだ。今回のおっさんの襲撃もそうした吸血鬼の暴虐の一側面だと思えればよかったのだが、問題は「アキラが襲われた」という事実である。自分のことだけなら、死のうが吸血鬼になろうが、あまり頓着しないのがコウの精神性。しかし、それはどこまでも一人上手な独立思考であり、そこに親友が絡んで危機に陥ったとすると、さすがに無視できる話ではなくなるのだ。楽しいと思っていた吸血鬼への道。それが自分の将来に暗雲を落とし、さらには親友にまで迷惑をかけるかもしれない。そんな事実を前にして、コウは今まで通りにナズナちゃんとの関係性を続けられるのだろうか。吸血鬼のおっさんの死に際に彼が朝日に照らされた「十字架」を背負って退場したのはいかにも象徴的。吸血鬼と十字架は切っても切れないモチーフだが、今作の場合は、人の道を踏み外してしまった者の懺悔の表れなのだろうか。無遠慮に並んだ「止まれ」の看板。中盤のシーンで描かれていた「一方通行」の文字。この辺りも、もろにシャフト演出ではあるね。さて、ナズナちゃんは今頃何をしているのかしら? TINGSファンの皆さんは心広いな……第9話。だってほら、3人から5人に増えますっていきなり言われてもみんな喜んで受け入れてるし……どこぞのLiella!が9人になるって発表された時はそれなりに荒れたもんなぁ。まぁ、まだアングラレベルでコアファンしかいないからなんでもいいから進化や変化が嬉しいのだろうけども。 というわけで、ついに新生TINGSが完成した。無敵のチートアイドル青天国春に対して残りのメンバーはどのような対抗策を見つけるかと色々考えはしてみたが、やっぱり最終的には「正面突破」以外の作戦はないよな。まぁ、小手先だけで丸め込んだとしてもこれから先ずっと活動を続けることはできないだろうし、ここは大人しく「お前ごときに心折られてたまるかコノヤロー」ってんで当たって砕ける以外の作戦は無いはず。当然、それだけで完璧に春をやっつけられるわけではなかろうが、春に対してはマネージャーからのケアとかいろんな方向でのサポートもあったので、とりあえず今回の件はこれでよし、くらいのところに落とし込めたとみるべきだろう。多分、現時点で一番戦々恐々としているのは理王なんじゃなかろうか。「絶対に負けないし、足も引っ張らない」という誓いを立ててはいるものの、基礎的なポテンシャルで見ればやっぱり一番足りないのは理王だろうからね……意地でもダンスでトチらないよう、地獄の猛特訓でもしないとな。 他のメンバーも見ていくと、意外なことに今回先陣を切って春攻略の指揮をとったのは杏夏だった。元々アイドル性能にはそこそこの自負もある杏夏。「今はまだ春に届かない」とは言われたものの、考えてみりゃ杏夏自身は「本気モードの春」をまだ見てないんだよね(見てるのはゆきもじの2人だけ)。それなら「わたしなら春に届くかも」っていう気持ちを残していても不思議ではない。元来スキルは高い方だと言われていたし、クールになれば純正のスキルで太刀打ちできたのはやはりお嬢ということになるだろう。直接春に心を折られたゆきもじの2人に関しても、雪音は生来のリーダー気質であり、これまで石に齧り付いてでも春に本気を出させようと奮戦してきた履歴がある。今はまだ届かないとしても、闘う意志くらいは見せられるだろう。紅葉に関しては「チーム随一のダンス能力」という対抗手段を持ち合わせており、ダンスだけで言えば春と戦える最有力候補が紅葉になるはず。それぞれに持てる武器を全て使って、春に食いついていく決意をしたはずだ。理王に関してはなかなかそういう武器が見つからず……まぁ、歌唱だけならトップということなので、「春だって全てが頂点じゃねぇから!」という方向でのプレッシャーをかける作戦じゃなかろうか。 こうしてみると、なるほどTINGSってのは青天国春の受け皿としては悪いユニットではなかったのかもしれない。今回の顛末を見て「おいおい社長さん、結局春に2回も辛い思いをさせただけやんけ」と思っていたが、一応考えた上での配置だったのかも。振り返ってみれば、クセの強い「当落線上ギリギリ」の杏夏や理王をオーディションで拾ったのって社長だもんね。もしかしたらここまでの流れをある程度想定した上でのキャスティングだったのかも。もちろん、マネージャー君の投入は前提での作戦だろうけど。ようやくハマるべきところにピースがはまった感じですかね。 さて、これであとは中野のステージを残すのみとなった。アニメはそこで大団円となるのだろうが、作中アイドルTINGSにとってはまだスタート地点に立っただけ。今後の躍進の中で、春は過去に決別した連中と向き合う時が来るんだよね。その時のことを想像すると結構な修羅場だな……ちなみに「HY:RAIN」という過去の所属ユニット、キャストがびみょーにi☆Risである。なるほど強そうなライバルだ。あと、今回のキャスト表を確認すると「井の頭公園のアナウンス」にWUGも起用されていたり……いろんなアイドルがいるよねぇ。 最後のカットがやりたかっただけだろ、第11話。まぁ、我々が観たかったものでもあるので、そこで利害は一致してるんですがね。 というわけで、千束とたきなが再会するまでを描く分かりやすいお話。おかげで話の中身はあんまり無いのだが、とりあえず困った時には「クルミちゃんすげー」って言っておけばいいんじゃなかろうか。空港で座ってるだけであんだけ情報解析が捗るのはあまりにもドラえもん過ぎる働きである。でもまぁ、「そんなん出来るわけないやろが!」と突っ込みつつも「でももしかしたら科学技術がちょっと進めばこれくらいは可能なのかもしれんな……」と思わされるのが現代社会のすごいところでね。ご存知の通りAIによる解析速度なんてのは信じられない速度で進歩しているわけで、あとはその上に乗せるデータさえあればなんとかなりそうな世界。作中の日本はすっかり監視カメラによるチェックが一般化している極度の監視社会になっているので、「ありとあらゆる監視データが自由に使えるならば」という条件付きなら、もしかしたらこの国の中で起こっているあらゆることを観測できる存在だってあり得るのかもしれない。そして、その一部の機能を実装したのがDAであり、リコリスだったわけだ。 そうして情報をまるっと管理し、さらには隠蔽することによって成立していたリコリスによる統治社会。一般市民は知らなければそれはそれで幸せだったのだろうが、真島さんの頑張りによってその存在は明るみに出ることになる。その手法は多少強引だし、それこそ「そんなん出来るわけないやろが!」なのだが、真島さんの主張自体は割と真っ当なものだ。たとえ見せかけの平和があったとしても、その裏で政府中枢が暗躍して都合のいい命の刈り取りを行なっているのだとしたら、やはりそれは健全ではないだろう。問題が起こらなければ表面的に目立たないことではあるが、もしこれが悪意によって操作されたらどうなるか。独裁政治の発端になりかねない、危険なシステムには違いないのだ。まぁ、今の日本も統一教会がどうこういう話題で似たような問題を抱えているわけだが……どこまで支配の根が食い込んでいるのか。それは一般市民の与り知らぬところである(当方、別に陰謀論者じゃないので別に悲観してるわけじゃないけども)。 そんな真島さんの主張は分かるのだが、如何せん人間的に問題があり過ぎるため、訴えかける手段は無茶苦茶。当然、そこは正義の鉄槌が振り下ろされるべきである。幸か不幸か、真島は目的達成を第一としながらも、千束というおもちゃでもっと遊びたいという欲求に対しても素直。おかげでメインミッションの片手間で千束という危険物をいじって楽しもうというかなりデンジャラスな二面作戦に挑んでいる。もちろん、直接対決の際の勝算があってのことで、千束の「目」に対し真島は「耳」らしい。自分の得意分野に持ち込むための真っ暗大作戦を立案し、因縁のフィールドでワンサイドゲームを狙う。目論見はほぼ叶ったはずなのだが……文字通り、そこに「光をもたらす」たきなの乱入。いったいどこから飛び込んできたのかはよく分からんのだが、とにかく千束のピンチには間に合った。さぁ、あとは手に手をとってのゴールインだけだ。 Where is 人の心、第11話。おりてもおりても底の底がある。まさにアビスそのものを体現しているかのような作品である。 ファプタの暴虐は、ついにレグでも止めることは叶わなかった。白笛とレグという最大戦力を突破され絶望的な戦局。しかしそこに颯爽と現れたのはベラフとナナチ。まさかナナチのことを可愛いじゃなくて格好良いと思う日が来るとはね。おニューのメットがバッチリ決まっているし、登場後の立ち振る舞いはまるで主人公。これだけもふもふなのに決めるところを決められるのは最高だぜ。ただ、ナナチ自身はまだ特に何かをやったわけではない。それでも現時点では一番視野を広く持って分析できているのがナナチで、ベラフとの意識共有の時間が長かったおかげだろうか、どうやらヴエコのことやワズキャンについても把握しているようだ。そして、当然この状況からまだワズキャンが何かを狙っていることも……。生まれ育ちのおかげで、人でなしの思考を追跡するのは得意ですからね……ワズキャンもあの上の階層のアレに負け劣らずナニな奴なのが怖いよ……いや、目的意識ははるかに人道的なのだろうけども。 流石に三賢、ベラフが持ち込んだ決戦兵器は強かった。それは香りを介しての「イルミューイの記憶」。これまでただ無心に何かを集め続けたベラフのこと、このファプタの乱ももしかしたら想定の内だったのかもしれない。自分が償いとして残せる最大のものは何かを考えた時に、ファプタに与えられるのは母の記憶。そして、これが見事に効果覿面だった。ひたすらに村を滅ぼすことのみを使命としてきたファプタの脳に余計な記憶が刷り込まれ、行動が鈍る。残念ながらナナチ曰く「これで止まる姫様じゃねぇ」ようだが、このまま進行していたら、もしかしたら融和の可能性もあったのだろうか。 しかし、この世界にそんなハッピーエンドが訪れるはずもない。かつてヴエコたちがあれだけ苦しんだのは、ここが奈落の底だったから。そして、長き時を経て、ここでもまたファプタの邪魔をするもの、それは奈落そのものなのだ。村の封印が破れたことで、深界六層の重みが一気にのしかかる。ここまでの「村VSファプタ」という構図をいとも容易く、無惨にひっくり返す純粋な暴力。そこには信念も何もない、ただ暴力があるだけだ。ファプタが生きてきた意味が次々に無に帰す中、ファプタはいつしか目的も見失っていく。ただ目の前にある障害にぶつかり続けて、ついには壊される。かつての母のように、また奈落によって壊される。それは、誰にでも等しく降りかかる奈落の摂理なのだ。 村の連中は、もちろんイルミューイへの恩を忘れたわけではない。ファプタが滅ぼそうとした村がファプタを生かす。彼女はこれから何を目的に生きればいいのか。それはまだ決まっていないが、最後の最後に、彼女は自分に与えられた使命を、命の尊さを思い出すのである。そう、それまで忘れていた「そす」が、最後に帰ってきた。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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