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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「転生賢者の異世界ライフ」 4→2 本作で褒めるべき点があるとしたら、「ちゃんと1クール放送しきって偉いねぇ」という部分である。ほら、今期は放送できずに力尽きて秋番組になっちゃった作品もあるから……。何事も、まずはやりきることが大事。…………いや、やらない方がいいこともあるのでは? 最近悩んでいるのは、十把一絡げでずらりと並んだなろう系作品にどうやって点数で優劣をつけたものかということ。まずもって真面目に観らんないもんだからディティールで差をつけることが出来ないのよね。いかに私が苦行とも思えるアニメ視聴に耐え続ける求道者だとしても、流石にこれらのなろうアニメを全部正座して見るのは不可能なんですよ。となると優先度の低い方からどんどん視聴は適当になっていく。その中で運良く「ひっかかる」部分が見つかる作品はラッキーだが、ほとんどの場合はそうならずに消えていく。過去の事例などほとんど覚えていないが、たとえばこれと「進化の実」と「失格紋」と「精霊幻想記」と「村人A」でどれが一番マシでしたか?って聞かれてもそれは答えられないのよね。「どれもダメだったよ」としか。 今作の場合、シナリオ・キャラ・作画などなど、全てにおいて満遍なく見るべき点がないという総合力の勝利。作画だけがんばられても評価に困るので大したことないならむしろ助かるのだが、今期はこれよりももっとクオリティが低い作品も結構あったので「まだマシな方」と言えるかもしれない。その上でシナリオラインの酷さはなかなかのもので、設定を活かすとかいう発想が何一つなさそうなので心置きなく毎週の視聴を適当にすることができる。まぁ、適当にしすぎたおかげで、今期は「あれ? スライムと狼が配下で……あれ?」って他の作品とごっちゃになって困ったんですけどね。でも、やっぱり今期なろうのワーストワンはこれでいい気がするな。あっちの狼とスライムの方はまだキャラを立てようという意識はうかがえたから。 こちらの作品は……そういえば、新番チェックの時にはスルーしてたんですが、実は1話目をみた時点ではあの有名な「弱すぎるって意味だよな」作品がまさにこれだっていうことに気づいてなかったんですよ。だってネット上で出回ってる画像と絵が違いすぎるんだもん。このクオリティのガバガバっぷりも現代なろうの病巣の深さよね。あの有名なセリフをわざわざ2話目のクライマックスに持ってきてくれてたのに、「まーたネットミームのパクりやんけ」ってんで、本家なのにパロディ扱いしてました。そこは謝ります、ごめんなさい。 あとはなんだろ……エンディングはちょっと嫌いじゃない……かな? 多分今作は「いろんなスライムにキャラがあって可愛いよ」っていう部分を前面に押し出して描けばもうちょい見られるようになった可能性がワンチャンある気がしたんだけど、多分その場合も「ちみも」でいいやん、っていう結論になって終わりだと思う。 PR 丸さには、人は金を出さんのよ……第8話。こんなに丸いのに……。最強にして最高な我らが部長に欠点があるとするなら、丸が絡むと常識が欠落するというただ1点に尽きるだろう。世界が千砂都の追求する丸の意義に気づく日が来るといいですね。それはそれとして、今後のラブライブリアルイベントではたこ焼きスムージーは当然商品化されるわけですよね?(ね?) 前回が恋のとんでもエピソードで、それ以前は一年生のお話。丁寧に一人一人を掘り下げてきたが、今回はあまり「誰かにスポットを当てる」という感じではなく、いよいよラブライブ本戦に向けてストーリーが進み始めたという感じ。まずは一次予選だが、時勢を鑑みてか、なんとまさかのリモート開催。映像作品としてのライブのクオリティで勝負しなきゃならんというなかなかの無茶振りである。これ、撮影のノウハウとかが無いグループは大変だっただろうね。現代に生きるスクールアイドルなら、その辺りの処理はできて当たり前ということなのだろう。メモリーカード1本でドタバタしてた虹ヶ咲あたりがもし出場してたら大変なことになっていたかもしれない。 まぁ、幸いにして結ヶ丘には配信の申し子であるオニナッツ先生がいるので安心だが(いや、あいつ今回全然活躍してねぇぞ)、問題は何を題材にライブ映像を製作するか。ここで「学校の象徴」という概念が取り上げられたのはなんだか興味深い部分。確かに「スクール」アイドルと言っているのだから学校を背負って戦っているのだろうが、どうにも過去のユニットがそうして「学校のイメージ」を背負っていたという印象があんまり無い。可可が例として「雪国の学校は雪を、海辺の学校なら海のイメージを」みたいなことを言っており、実際にサニパはゴリゴリに「島」のイメージを打ち出した作戦で戦っていたが、たとえばμ’sにどんなイメージがあったかと言われても……まぁ、多分最大のイメージはSunny dayの時の秋葉原大行列だと思うのだけど。むしろ雪国でもなんでもないのに、代表曲のおかげでやたらと雪のイメージもあるよね。転じてAqoursはそれこそ「海辺の学校」なのだが、だからってそんなに海のイメージを強く打ち出していたかと言われるとそんな気もしない。まぁ、どっちのグループも廃校間近の状況での活動を強いられ、「学校を代表する」にしても「潰れかけの学校」(片方は実際潰れた)のイメージを背負わされてもしょうがないしなぁ。 ってことで、今回は結ヶ丘という(かろうじて)潰れない学校を背負うことになり、原宿だの渋谷だの、東京のど真ん中で何をか探さんや、という無理くりなミッションに挑むことになった。残念ながら私は東京の地理が全く分からんので、表参道がどうこう言われても1ミリもピンとこないし、最後にかのんが採用した場所がどこなのかも全然知らんので「へぇ」くらいの感想しか出てこないのだが、まぁ、多分何かいいモチーフだったのだろう。分からないなりに拾えるところを拾っておくなら、それこそμ’sの「雪」、Aqoursの「海」に対抗するかのように、今回取り上げたテーマは「秋祭り」である。いわば冬・夏に対しての「秋」を取り上げ、これはなるほどオリジナルのモチーフとしていいところかもしれない。和テイストの楽曲というだけなら他のユニットにもそれなりにあり、近いところだと「MY舞TONIGHT」が和のモチーフだし挿入歌としての立ち位置も似ていたが、あちらは「舞踊」をベースにした和ロック、今回の楽曲は「祭囃子」に特化しているので、おそらくこれだけの個性ならラブライブ予選楽曲としてしっかり「目立つ」というオニナッツ先生の目標も達成できていたんじゃなかろうか。 こうして、学校経営に余裕ができたおかげで「学校とスクールアイドル」という関係性が心穏やかに掘り下げられる展開は今まで無かったのでなんだか良いですね。まぁ、だからってゲームに狂っていいわけじゃねぇけどな生徒会長。
マリーローズの授業、どこかで似たニュアンスのものを見た気がしてたんだけど、多分「ロビン戦法」だわ……。ちなみにロビン戦法をいくつかピックアップしておくと、「相手の誘いには絶対にのるな」とか、「ピンチの直後は最大のチャンス」とか…………まぁ、似たようなもんだわな。 なんてことを言ってると全世界のマリーローズファンに怒られてしまいそうだが、結局彼女も本気の本気でケイトたちを潰すのが目的ではなかったわけで、知恵と知恵のぶつかり合いはかろうじてケイトたちに軍配が上がった。おそらくマリーローズたちだってやろうと思えばもっと戦いようはあったはずだが、ある程度目論見をへし折られ、なおかつケイトが自分の意志を継ぐものとして充分な素質を持ち合わせていることが確認できたために、ここで一旦身を引くことにしたのだと思われる。彼女が振り返ったように、実際に「許されざることをした」という自覚はあるわけだし、ここで裁かれることはある程度覚悟の上だったのだろう。まぁ、裁かれるというのはあくまで「ケイトたちによって上の連中に突き出されることで、犯人役を全て被りケイトが動きやすいようにする」という意味での生贄みたいなもんだが。当然、マリーローズの信念はこんなことで完全に折れるようなものではないので、この先にかすかな可能性を見出すやり方は、「次週へ続く」といったところですな。 今回も色々と「ケイトさん、いくらなんでも先手先手で相手の目論み潰しすぎじゃないですか」ってくらいに策謀が渦巻いており、「口いっぱいの水作戦」はまだしも、その際にバレにくくなるように目にすすを飛ばすところまで練習してたのならあっぱれである。さらにパンを使っての咄嗟の情報伝達、そして合流後の奇策である入れ替え作戦など、一応「仲間たちから知恵をもらってできた」という体裁にはなっているが、やはり中心にケイトがいなければ出てこなかった展開なのは間違いない。よくもまぁ、これだけマリーローズを手玉に採れたものである。 最後の肝となった入れ替わり作戦、漫画なら楽なのにアニメでやろうとすると結構大変。ほら、ジョンとショーンはいいんだけど、ケイトとエミリコははっきり声が違うからね……。どうなるかと思って見守っていたが、そこは素直にエミリコが悲鳴あげたり叫んだりしてましたね。ま、あんだけの緊迫状況なので、多少声真似で寄せてれば案外バレないということなのだろう。いや、あそこまで状況が煮詰まってたらわざわざ真似して騙す必要もなかった気もするが。ちなみに入れ替わりから決着までの流れは流石に漫画版でも急すぎるという判断だったのか、コミックのおまけで「裏で何をしていたのか」という(ちょっと後付けくさい)追加説明も掲載されている。「どうやってジョンが噴水の上までジャンプしたのか」とか、気づかなかったらどうでもいい部分ではあるが、他の要素も「?」となっていると気になった人もいるんでしょうね。律儀にちゃんと全部解説(言い訳?)してる作者も偉いと思うわ。そこはまぁ、キン肉マンとは違うよな(そりゃそうだ)。
ロリアトゥイもかわいいね! 第12話。強いていうなら彼女の成長期にいったい何があったのかが気になるくらいだが……大きいことはいいことだ。 オシュトルたちが船を率いての進軍というちょっと珍しい展開のお話。基本的にうたわれは1作目が完全に1つの国の中で収束するお話だったので船に出番が無かったし、2期目も船が大事になるシーンは特になく、これまでは全て地続きのエリアのみでの展開だった。今回はヤマトを跨ぐ形で別な国に行くためだけに船を使っているので直接海戦を行う訳ではないが、船の作りやサイズからなんと無くこの世界の文化レベルが再確認できてちょっと面白い。立派な帆船はあるんだけど銃火器は無くて弓矢での戦闘なんだよな。まぁ、魔力のある世界だから遠距離武器の技術が発展しなかったのはしょうがないのかもしれないが。もしくは過去の記憶からあまり殺傷力が高すぎる文化を再構築しないとか……いや、多分関係ないな。 さておき、そうしてやってきた第3ミッションはアトゥイの因縁。ただ、これまでの2つのミッションに比べるとアトゥイが直接関わっているという印象はやや薄く、あくまで相手型の(当て馬となる)王子がアトゥイにご執心なだけで、本人はいつものようにケロッとした顔で戦場に赴くだけ。「戦で命を失うこと」について今更改めて考えていたみたいだが、それでも悲劇に沈んだりはせずに、どこ吹く風で前線に飛び出してくるのがアトゥイのアトゥイたる所以である。毎度のことながら惚れ惚れするような槍捌きで、「この子はこれでええんやろな」ということが確認できる。もし心配するとしたらおとーさんが娘を気遣うくらいだろうが……どうやら家族揃って戦闘民族っぽいので、父親が娘の生傷を心配するなんてこともないだろう。そうなると「戦場に出したくない」とか言ってた王子様が本当にピエロでちょっとかわいそうだな……。まぁ、あんなおっぱいが隣でぶるんぶるんされてたら目の毒には違いないが……。 ということで、アトゥイさんは元気なのでどちらかというと今回の悲劇のヒロインはマロロの方だろう。ここで出撃してきたかぁ……そしてあの大変貌ぶり……謎の妄執に囚われてしまっているのは、おそらく自然発生的な狂気じゃなくて誰かに植え付けられたやつだよね? どう考えてもマロロがここから幸せを掴める未来が見えなくて本当に辛い。いい奴なんだよなぁ。ハクのことを本気で心配してくれてたわけでさ。最悪、オシュトルが本当にことを伝えてあげれば正気に戻る可能性もゼロではないんだろうが、残念ながら今のオシュトルはそれを絶対にやってはならぬ立場である。何を切って捨てるかを選べと言われたら、残念ながらマロロには犠牲になってもらうしかないのだよな……。まぁ、今までで一番伸び伸びと戦場に出てきてるし、勢いに任せて戦闘レベルも桁違いに上がっている様子。ある意味でこれも幸せだとは……言えんやろなぁ。
おまけコーナーくらいはアキラちゃんの水着を見せてくれてもええねんで……第10話。ところでアキラちゃんは沖田総司として水着着る時はやっぱりふんどし一丁で出てくれるんでしょうかね? 一応「男のフリしてる」設定だから水着では出てこられないのかな……どっちかな……。(今、「江戸時代 水着」でググったら夢も希望もない画像しか出てこなかったのでやっぱりどうでもいいです) 志々雄真実が成し遂げられなかった京都大火が終わり、次は志々雄真実の真の狙いだった軍艦がらみのミッション。そうか、この時代だからもうとっくに黒船は来てるんだね。下関事件も終えて、外国人との軋轢が増えているが故の攘夷思想。今作においてはその先鋒を長州藩のみが務めており、今回はいよいよその長州が武装してこの国をぐちゃぐちゃにしちゃいそうな展開に。流石に雑面軍団だけでは武力として国家転覆までは届かないだろうから、そこは雑面が長州藩を煽って暴れさせる流れが既定路線か。いや、それだけでも外憂に対抗するには足りないはずなんだけど、この世界はどうやら海外の技術に対抗する「霊的兵装」ってものがあるんだわ。そこは史実と異なる点なので、最終的に雑面がどこまでやろうとしているのかはちょっと気になるところ。単に攘夷を成すっていうのが目的じゃないよなぁ。もっと何かあるよなぁ。 そして、大火に続いて軍艦作戦もほぼ雑面側の完勝。タレコミがあったにも関わらず独立部隊の新撰組しか警備についてなかった時点でいろんなところに落ち度はありそうだが、まぁ、そもそもいきなりあんだけでけぇ軍船を乗っ取られた上で好きに操縦までされることは想定してないかもなぁ。アメリカ人、ちゃんとその辺も管理しといてよ。これで民衆の不安はがっつり煽られることになり、何しろ京都が燃えて、大阪で軍艦大暴れである。そりゃ世紀末だと思っちゃうよね。テロリズムも真剣に考えるよね。流れが完全に出来上がり、ここから新撰組が対抗する術があるのかどうか。一応、今回の顛末で「羅生丸が揺らぐ」っていう大事なイベントがあったのでそこが逆転の布石になっているのだが、あいつ、雑面側の幹部クラスのはずなのに、メンタル面めっちゃ弱そうなのがな……。
突然のミステリドラマ、第10話。本人らは茶化して言ってたけども、コウくん、割と探偵の素質はあると思うよ。彼の場合、一番の強みはどんだけとんでもない状況でも物おじせずにいられる胆力の強さ。ナズナちゃんに振り回されてるうちに、ちょっとしたことでは動じないようになっちゃってるのでね。今回の事件だって、本当なら一介の中学生に解決を依頼するようなもんじゃないしなぁ。 前回が純情ヤンキーのセリちゃんのエピソード、そして今回はあざとメイドのミドリちゃんのお話ということで、この辺の話数は「他の吸血鬼ヒロインの個別エピソード」で埋めていく展開になってるんでしょうかね。コウ・アキラちゃん絡みで真昼の話をもうちょい掘り下げると思ってたのだが……その辺はまだ後でやるのかしら? とりあえず、吸血鬼ガールズの中では一番能天気っぽかったミドリの話なので、今回の話は犯罪がらみであるにも関わらず基本的にはアホが先行する展開になっている。 手慣れたメイド業務をこなすミドリちゃんの方にはあまり見どころはないので、気になるのはどっちかといえば慣れないが故に変な魅力が突き抜けるナズナちゃんメイドの方だろうか。彼女だって一人で「接客業」をやってるんだから基礎的なスキルはあるはずなのに……何故か客の呼び方の時点でひとしきり悩んでしまうという。まー、あんまりお客の呼称で悩む職種ってねぇもんなぁ。「初めてのご帰宅」みたいな独自のワードをうまく使いこなせないと、もしかしたらメイド喫茶は大変な職業なのかもしれません。まぁ、あれからもちょくちょくバイトに入ってるってことは、ナズナちゃん自身も手応えがあったってことだろうし、それを受け入れる風変わりなお客さんもいたってことなんだろう。世の中需要と供給が噛み合えばそれでいいのです。 で、そんなナズナちゃんは今回も単なる賑やかしであり、一応話の焦点はミドリの同僚であるアリサちゃんというメイド。ちなみに中の人で言うとジャヒー様と式守さんなので、やたらテレ朝っぽい番組構成である。なんとなくいい人っぽい顔の裏にちょっとした問題を抱えた少女だったのだが、それを看破したコウ、そして、病巣をなんの抵抗もなく抉ったミドリのおかげで無事に大きなトラブルにもならずに立ち直れたようである。今回の最大の見どころはやはり「人間なんてだいたいの奴が病気」とのたまうミドリちゃんの精神性だろう。吸血鬼サイドから見れば人間なんてものはどれもこれも大した差はなく、勝手に悩んで、勝手に死んでいくどうでもいい存在なのだろう。だからこそ永久に理解できないその精神性を「病気」とバッサリ切り捨ててあまり興味もなさそう。これも吸血鬼のスタンスの典型の1つなのではなかろうか。前回のセリちゃんとは好対照を成しており、あまりに相手との関わり方で悩んでしまったが故に殺意にまで転じたセリちゃんに対し、ミドリは「おかしいのが当たり前なんだし、そんなんでいちいち悩むなんて馬鹿馬鹿しい」と興味すら持たない。普通に考えればそんな奴とコミュニケーションを取ることすら難しいはずなのだが、それでも人気ナンバーワンメイドに君臨してるあたり、やはり吸血鬼は強いのである。 コウのやつも、改めてそんなミドリから「お前も病気みたいなもんだ」と言われてちょっとショック。でもまぁ、こうしてよふかしを続けて吸血鬼との珍妙な交流を続けている人間は確かにまともではないか。コウがきちんと自分の特異性を受け入れて今後のあり方を考えた時に、もしかしたらナズナちゃんとの正しい付き合い方も見えてくるのかもしれない。
雪音タン……第8話。これ、相当エグいものを見せられてるんよ……そりゃ挫けて四つん這いで倒れ伏したとて誰にも責められるようなもんじゃない。こんなん、人間の所業じゃない。 ついに明かされたゆきもじの真実。そして、かつてTINGSだった時代の思い出、雪音、めっちゃいい奴すぎて本当に辛い。歪なパーツばかりが集まったTINGS。放任主義がすぎる社長の下、かろうじて芸能活動の経験があるただ1人の人間()である雪音は、全責任を負って仲間達の指導にあたる決意をする。そうしないとユニットが前に進めないと判断したのだから当然のことだが、本来なら横並びであるはずのメンバー5人の中でわざわざ責任者のポジションを買って出るのは完全なる慈善である。そのために他のメンバー以上の負担を強いられ、その中でも仲間のことを思って最善だと思われる活動を提供し続けた。それが認められたからこそ紅葉はあれだけ懐いてくれたのだし、他のメンバーだって間違いなく雪音のことを「リーダー」だと思っていた。そう、ただ1人、青天国春という地獄のような存在を除いては。 すべて、事実を知った雪音が涙ながらに吐き出した通りである。春の真実を知ってしまったあとでは、今まで自分が良かれと思ってやってきたことがすべて「どの面下げて」になってしまう。何も分からずに偉そうなことをいってきた馬鹿に見えてしまう。決してそんなことはないのに。誰もそんなふうには思っていないのに、雪音からしたらそう考えるしかない立場に追いやられてしまう。そして、悪意も無く、雪音をそこまで追い詰めたのは間違いなく青天国春なのだ。こうなる前にどこかで止める方法はなかったのか。 考えられる諸悪の根源は、社長である。彼女はすべてを知った上で、あの状態のTINGSを放置して成り行きを見守っていた。しかし彼女とて悪意があってそんなことをしていたわけではなく、おそらく社長自身も、青天国春という大きすぎる才能を持て余し、どのように処理したらいいのかを決めあぐねていたのだろう。春との間にどのような密約がなされたのかは来週以降に明かされるのだろうが、とにかく「ユニットの中の1人」として春は「隠れてアイドルをやる」ことになった。その状態の仮面をまとった春をユニットで扱うためには、何も知らない状態のメンバーの中にしれっと放り込んでおくのが一番いい。事実、しばらくはTINGSの活動はそれでうまくいっていたのだ。 しかし、崩壊のきっかけは紅葉の観察眼だった。雪音の「演技」すらも看破してみせた紅葉の「人を見る目」は、いよいよ春の欺瞞を見抜く。見てみぬふりでは紅葉まで同罪になってしまうので、これは雪音に申告せざるを得なかっただろう。そして、事実が白日の下に晒されれば、もはや「切磋琢磨するアイドルグループ」は成立し得なくなってしまう。残念ながら、社長が春のために用意した「ステージ」は失敗だったのだ。そこで社長は、雪音が気づいたそのタイミングで彼女をギリギリ押しとどめ、今度は「ライバル作戦」を立案。「危険な賭け」だとは承知の上で、雪音を造反させ、いわば春の当て馬として使う形になる。その場しのぎの案としては、TINGSの完全崩壊を防ぎつつ、未来への道を残す妥当な思いつきではあったが、唯一、それが雪音の人間性を蹂躙するものであることだけが難点だった。そして今、TiNgSがTINGSに戻るか否かという議論が沸き起こり、溜まっていた澱がすべて最悪の形で溢れ出したのだ。 現時点では間違いなく、春が最悪で、とにかく全部悪い。ただ、社長の様子を見る限りでは彼女にも彼女なりの事情と心情があり、「本気を出してはいけない」という戒めを自分に与えていたのだろう。次のステップは、この春を打破するラストステージということになる。一番の正攻法は、それこそ雪音が狙っていたように「全員が春の本気に耐えうるレベルまで這い上がる」こと。ただ、それがどうやら恐ろしく難しいことは、雪音のこれまでの努力から窺い知ることができる。であれば、TINGSに残された道は「春の除外」しかないのだが……。 さぁここからが正念場。この春の問題を最終的に丸く収めてこそのマネージャーくんか。春は「ポスト(道標)」を目指しているのだ、肩を並べる仲間という形だけでなく、先に立つ者として、ユニットを引っ張る形で、何か融和策が見いだせないものだろうか。
いいなードイツ、第10話。俺もいっぺん本場のボドゲマーケットを見てみたいという気持ちはあるが……でもドイツ語も英語もさっぱりだから無理かなー。昔、とある知り合いがドイツまでわざわざボドゲのフェスを見にいって、その結果、単位が足りなくなって大学卒業できなかったっていう素敵な思い出があります。 こちらは大学どころか人生を卒業しそうな千束のお話なんですが、相変わらず千束自身がいつも通りに振る舞ってくれているので、あんまり悲壮感は無いですね。そもそもが「なんとなく充電切れたら終わるからもって2ヶ月」というやんわりな余命宣告なもんだから、どこで何したらダメなのかもよく分かんないんだけどね。実際にリコリコの業務は平然と行ってたわけだし。ただ、どうしても周りの連中は気にしてしまうってんで、たきなは追い払ったけど結局リコリコ閉店の流れに。ちなみに、関西は放送が遅いのでこのタイミングなんですが、どうも今作は話題性ばかりが大きいようで、関東での放送のタイミングでリコリコ閉店のお知らせがTwitterで回ってきちゃってちょっとしょんぼりしました。 お店閉めちゃったらもう余生を過ごすしかなくなるのだが、そこはきちんと真島が空気を読んで特大の面倒ごとを提供してくれる。ここでDAを選ぶか、吉松を選ぶか、好きにしなさいというまさに人生最後の選択を迫る展開。まぁ、ミカと2人して一通り悲痛な雰囲気は出した後なので、その辺の選択にあんまりジレンマはありませんでしたがね。結局千束の中での吉松の存在価値があんまり揺らがないもんだから、せっかく「悲しき過去の事実」が明らかになってもこれまでの構造に影響を与えにくいんだよな。「それはそうとしてヨシさんは救おう」が秒で決まっちゃうからね。まー、最後までブレないところが千束らしさなので、これはこれでいいんでしょうかね。 どっちかというと、ブレるというかいまいち目的意識がはっきりしないのは真島……いや、DAの方かな。とにかく真島は上っ面だけを取り繕うこの国のシステムが気に入らないからぶっ壊したいという。「都内に銃1000丁ばら撒いたったわ」という彼の作戦がどの程度うまくいくかも分からんし、どうやってそんな大作戦を実行したのかも謎ではあるのだが、多分彼からしたら達成した時点で割と満足しちゃったんだろう。あの警察官の偶発性ドンパチなんてのは真島が想定していた中でも一番「うまくいっちゃった」パターンだろうし、別にそこまで行かずとも、「自分の身近なところに、もしかしたら簡単に命を奪える武器があるかもしれない」という疑心暗鬼を民衆の中に加速させるだけでも意味はあるんだろう。 そうして真島が動いたことは別にいいのだが……それに対するDAのお偉方の反応がな……。「千束を使えば解決するじゃん」というお叱りだったのだが、……そうかぁ? 此の期に及んで女子高生1人投入したところで、別に事態は変わらんと思うんだけど? 司令も、こんな状況でもなんとかしちゃうスーパーガールとして千束を紹介してたんだろうか? ここ数年で1人も殺してないのに? せいぜいカフェの片手間仕事でしかDA手伝ってなかったのに? なんかよく分からん神格化が進んでて、「そんな組織はいっぺんダメになってしまってもいいのでは……」という気になってくるよ。まぁ、元々リコリスが暗躍して「すべてのテロを未然に無かったことにしている」っていう世界設定に無理があったからなぁ。どうしても話が盛り上がってくるとその辺でボロは出るよね。 とりあえず、千束の晴れ着姿が似合ってたからそれでいいんじゃないでしょうか。 ミーティは九蓮あがっても不滅だから死なない、第10話。いや、そういう問題じゃねぇんだよ竹書房……。どんだけ凄絶な話を展開してもエンドカードで全部リセットしてくれるのは台無しなのか、それとも配慮なのか。 もふもふとぐちゃぐちゃの間で。本当に今作が毎回毎回劇場版クオリティでお届けしてくれる画面の情報量の多さはとんでもないもので、今回決意の別れを選択したナナチは久しぶりにたっぷりと出番をもらってその愛らしさを嫌というほどに振り撒いてくれている。もっふもふのケモ成分はこれまでの欠席を取り返すかのように愛くるしいものなのに、そんなナナチの展開するドラマは1ミリたりともモフれる要素がない。いったい何度めとなるのだろう、ミーティとの別れを選択して前を向いたナナチ。以前であればベラフの下での永遠の安寧を選択した可能性もあったのだろうが、今のナナチには大切な仲間がいる。その仲間を見捨てるようなことを、ミーティが見ている前で出来るわけがない。「次に会う時」という途方もない約束をして、ナナチは立ち上がった。次など無いと何度も思いながらの旅路。もしかしたらこの奈落ならば、3度の再会もあるのかもしれない。 ベラフが動かざるを得なくなった村の惨状。ついに宿願を果たしたファプタの暴虐は止まることはなく、モフモフもジュルジュルも等しくぐちゃぐちゃにしていく。これまで散々見せつけてくれた村の中の色彩豊かななれはて連中のビジュアル。順繰りファプタに襲い掛かるシーンで1人1人の顔がはっきり見えるもんで、笑っていいんだか怖がっていいんだかキモがればいいんだか、もう何も分からん。たまに可愛いのもいるし、心底不気味なのもいるのだが、それらは等しくイルミューイによって生かされた命。ファプタの目にはどれも同じような塵芥としか映っていないのだろうか。元々無くなっていたはずの命をファプタが「還して」いるのだと考えればこの暴虐もある意味で必然ではあるのだが、残念ながらリコやレグ目線ではそれは止めなければいけないものである。レグの力を信じ、そして白笛の力を信じ、無謀とも思える戦いが続く。 ファプタとの関係をややこしくしているのは、失われたレグの記憶。リコよりも前にファプタとの約束を取り交わしていたというレグ。なんと皮肉なことに、レグが失った「約束」は、リコと交わした誓いとほぼ同じ内容である。2人で冒険に行こう。宿命に片がついたら、自分のために生きよう。それがファプタとの誓い。しかし、残念ながらレグのそれはリコによって上書きされ、「姫」の願いを果たすためには目の前のレグを倒さなければいけなくなってしまっている。悲劇に悲劇が重なり沈み続ける展開。元々この村が歪みの果てに生まれたものなのだから、どんな悲劇が訪れようとも、それをただ受け入れるしかないのだが……。 ファプタが母の無念を忘れることは無いだろう。しかし、レグがそれをみすみす見逃すこともあり得ない。であれば、どちらかが果てるしかない。鍵を握るは未だ暗躍を続けるワズキャン、そしてその傍らでただ見守るしかないヴエコ。 悲しみの果てに、未来を見たいそす。私は何度でも書き続けますが、久野美咲の新たな地平を切り開いてくれた今作のキャスティングには最大限の感謝を。まだまだ掘れば出てくる。声優って、素晴らしい。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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