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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 デブ子をランチに誘った男子、勇気あるやんけ……第9話。まぁ、しゃぶしゃぶ屋の食べ放題とかに誘った可能性もあるけどね。どんだけ食べるか見てみたいし……あれで案外少食だったりするかもしれないです。ちなみに、さすがにずっとデブと呼び続けるのは失礼だし、なんなら作中でもトップクラスに可愛いのも事実なのでいい加減に名前を覚えようと思いました。リリッケちゃんというらしいです。

 シャディク編も2話で決着と存外あっさりしたもので、「いきなり団体戦やるから6人のパイロット集めろよ」とかいう中編くらいのボリュームがありそうな無茶振りがあったにもかかわらず、結局足りない4人分は地球寮のメカニック連中を適当に乗せて誤魔化すというパワープレイに出た。まぁ、そうして事実上の6対1みたいな構図にしてエアリアルの化け物っぷりをより明確にするっていう構図だったんだろうけども、その上できちんと「チームプレイ」も展開することで「なんだかんだ言いながら少しずつ人の輪を広げているミオリネ」「周りに従者を侍らせてるけど心の底から他人など信用していないシャディク」という対比関係も見せる形になっている。作中では直接的に描かれなかったんですが、シャディクさんは喜び組みたいな取り巻きの女の子たちに対してどう思ってるんでしょうね。あの手のキャラって、どっちかというと「信用してない」というよりも「最終的な責任は自分が負わなきゃいけないと考えてるから女の子たちに無理な負荷をかけない」っていう気遣いしてそうな気もするけど。あくまでも打算を働かせるのは御三家がらみで巨額のマネーが動く時だけ……だと思いたい。なんだかんだ言って、シャディクさんがミオリネさんに向けてた感情は本物だろうしねぇ。

 そうして数々の男をぶつけては爆発四散させていくのも、結局はミオリネさんとスレッタの関係を深めていきたいから。今回シャディクとの絡みで描かれたもう1つのテーマは「信頼と依存」。「相手を信じている」と言えば聞こえは良いが、その実単に相手に依存しているだけで、自分で考えることを放棄した怠惰なのではないかと。これはシャディクさんがスレッタを評して言った言葉である。ただ、スレッタさんは「決してそんなことはない。自分は考えた上で信頼を寄せて、ミオリネがやることを全肯定するのだ」という答えを提出している。まー、言うても出会ってからそんなに時間も経ってない2人なので……魂レベルでの信頼感があるとも思わないが、信頼を切るに充分な不信やトラブルも起こってない、というのが正直なところなんじゃなかろうか。ミオリネさんは経営が専門で人心掌握にも優れており、田舎から出てきたタヌキ娘を繋いでおくのなんて大して難しくないだろうしな。2人の間に決定的な「絆」が生まれる瞬間というのを、今から楽しみにしたいと思う。

 ただ、問題はどちらかというとスレッタとエアリアルの関係なのかもしれない。スレッタがエアリアルに寄せる信頼こそが、まさに思考停止した依存に他ならない危険性があり、今回対戦相手をして「気持ち悪い」と言わしめたチートモーションの数々など、第0話での悪夢を思い出させる動きに視聴者サイドもピリピリと戦慄が走る。おかーちゃんもそんな様子を見て涙を流しているのだが……その涙の理由はなんですか?

 一方、それならシャディクさんとミオリネの間に信頼関係が完成できなかったのか、というのも注意してみる必要があるポイントで、おそらく御三家の中でミオリネに一番近かったのがシャディク。それは彼自身が計算高くて有能だったから肉薄したというのもあるだろうが、多分、グエル、エランの2人に比べたら、やっぱりシャディクさんが一番本気でミオリネのことを考えていたからなんじゃなかろうか。何度も彼女の農園に通って口説き落とそうとしていたのだって、「一番お互いの利益になる方法」を打算で考えつつも、それはやっぱりミオリネの幸せを思えばこそ。会社の乗っ取りだって、シャディクの中でガンダムに対する不信感が少しでもあれば、自分もいっちょかみして最悪の事態に割って入れる用意まで考慮に入れてのことだった気もする。まぁ、やり方が最悪だったもんで結局ミオリネさんには届かなかったのだけど…………いや、あんだけ女侍らせてるナンパ野郎にはミオリネさんはなびかないかねぇ。シャディクさんが事実上の白旗をあげてクールに去ったラストシーン、ミオリネさんはまだ青くて全然熟していないトマトを切り取っている。まだ青い何かが、実らないうちに終わってしまった。そんなことを惜しんでいるのは、いったい誰なんでしょうね。

 今日の注目ポイント:激闘の裏でひっそり可哀想路線を突っ走ってるグエル先輩の扱い。冒頭部分、登場人物がいつも通りなので下手したら回想シーンだってことが分からない可能性もあるのに、「あっ、グエル先輩がまだ輝いてる時のお話なのか。じゃぁ昔の話だね!」ってなる。時間経過を示すツールに使われるグエル先輩可哀想。

 

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