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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「オーバーロードⅣ」 ― 超絶一級なろうソムリエの私からアドバイスさせてもらうと、成功した先例を模倣して今作も「骸骨騎士様、赤字国家再生中!」とかいうタイトルにしてみたらいかがだろうか。きっと売れるようになると思いますよ!(この感想はフィクションです) さておき、3期から数えて4年ぶり、1期からのトータルなら7年越しの第4期。冒頭、いきなりアルベドさん単体のシーンからスタートするあたりは分かってらっしゃる再開一発目である。まぁ、例によって「前に何やってたかなんて何一つ覚えてない」という残念な状態で、特に3期って言われても「リザードマンとわちゃわちゃしてたのって2期だっけ?」くらいのもんで。ただ、確認したら3期も最終的にそれなりに満足してたみたいなんだよな。どんな話だったのか……。 と思い出そうとも思ったが面倒臭いので考えるのをやめた。とりあえずモモンガ様は新しく人間の国を支配して、その統治をどうするかでアルベドさんたちの手綱を必死に握りながら自分なりに満足のいく異世界ライフを送ろうとしている様子だ。もう、そこさえ分かってればきっと4期は4期で楽しめるに違いない。何しろ1話目を観ただけでも「はらみー! えみり! ゆーみん!! あけのん!!!」という私の大好き声優欲張りセットみたいな布陣になっており、これらの渋いヒロインキャストの共演というだけで満足なのだから。この4人を並べるとさ、こぅ、「主演はそこまで多くないかもしれないけど絶妙に作品を支えてくれる芸達者」ばっかり集められてる感があってすげぇ好きなのよね。はらみーはちょっと前にお子さんが産まれてママさん声優になってるのだが、よりによってここでの一発目のお仕事が「オギャー」だったという……ヒドインの二つ名はやはりアルベドさんのためにある言葉ですね。 1話目の展開はそうしたナザリックのご陽気コント以外の部分はめちゃめちゃ渋い内政の話から始まっちゃったもんだからなかなか評価は難しいのだが、逆に言えばそんだけ腰を据えてちゃんとお話を進めようとしているということでもあるのだろう。チート展開が極まってここまで世界の中枢に食い込み話が大きくなる展開は同じなろうでも「転スラ」くらいしか例が無いので、ここからどういう方向に物語を続けていくのかは要注目。 PR ○「東京ミュウミュウにゅ〜♡」 5 「よう実」が5年前、「うたわれ」が6年前なら、こちとら19年前じゃい、と気を吐く(?)懐古リバイバル作品。まぁ、最近じゃこれくらいのタイムスリップもそこまで驚く事態じゃなくなっているが、よくもまぁ掘り出してきたもんだとは思う。 ただ、残念ながら私は旧作には全くのノータッチ。原作は読んでるはずもないし、アニメ放送期間は2002〜2003年、このくらいの時期はまだ私はオタク入門編くらいのレベルだったため、そこまで広範にアニメをフォローしていたわけではない。この時代だとおジャ魔女→ナージャの世代のようだが、そっちを観るだけで手一杯で(?)他の女児アニメまで追っかける気概はなかった。そんなわけで、「なんか猫耳のやつでしょ」くらいの認識である。後輩(男)に熱心なフォロワーを1人知っているが、純粋に「子供」でないとなかなか男子が追いかける作品ではなかったのだろうと思われる。 そんなわけでこの文化とは初接触。「にゅー」とついているので完全新作なのかと思ったが、調べてみたら少なくともキャラ名なんかは旧作を踏襲しているし、もしかしたら「リメイク」と言った方が近いのだろうか。もちろんスタッフなどは一新されているし、おそらく内容も現代風にリライトはされているだろう。以前放送されたセーラームーンのリバイバルが近いところなのかしら。ただ、Wiki情報だと主人公は中学生って書いてあるんだけど、今作では高校生になっている。正直あんまり女子高生には見えないキャラなのだが……中学生で何か不都合があったんかね? 私の比較対象は当然プリキュアしかないのだが(一応セーラームーンもかな?)、何年もお世話になっているズブズブのプリキュアに馴染んでいるといろんなところが新鮮。まずもって上述の通りの女子高生戦士という時点でちょっと異質な感じがするし、常にファンシーでリリカルな変身を行うプリキュアに対して、こちらの戦士は純然たる科学の子。その目的が「地球環境の保全と絶滅危惧種の保護」というのだから恐れ入る。ギンガマンとメガレンジャーくらい世界観が違うのだ(たとえとして合ってる?)。おかげでプリキュアでは絶対に見られないであろう、「戦闘後、変身したコスチューム姿のままでトラックに乗って移動するヒロイン」とかいうシュールな絵面を拝むこともできるのだが、どうやら今後はカフェ店員として働く設定になるようなので、あのコスチュームがそのままバイト中の衣装も兼ねるということになるんだろうか。もう、完全に戦うメイドさんやねんな。 全体的なデザインは古き良き少女漫画テイストを再現しており、古臭いといえば古臭いのだが、それだけにどこか安心感もある。懐古と新規がどこで融和するのかは興味を惹かれる部分。ただ、個人的に最大のネックとして「メインの5人のキャストが多分全員素人」という大きな枷があり、まだまだ発展途上の棒な雰囲気を聴き続けるのは結構な精神修行にもなっている。まー、プリキュアも時にはキャリアの浅い新人を抜擢することもあるし……長い目で見守る必要がある作品なんだろうし、少しずつ慣れていけば良いか。 ただ、なんでこれが深夜アニメなのかがよく分からんのよ。それこそ昔お世話になった大きなお友達限定に発信してるってこと? 素直に土曜とか日曜の朝にやりゃいいのにな。 ○「金装のヴェルメイユ」 5 シャミ子がいなくなって不足した分のツノとしっぽを、新しいまぞくが補充しにきてくれたぞ。ついでに乳は多めにサービスしときました。「これがほんとのちち過度まぞくですね」って、やかましいわ! いい具合に空回ってスタートしてみるくらいには何か反応したくなる作品ではあるんですが、最初に大事なことを言っておくと、今作の乳はあまり好きではありません。まずそこかよ、って話ですが、そういう話です。別に巨乳は嫌いじゃないんですが、デカすぎるとちょっと……魔族さんの体型が執拗にむっちむちだぁ……むしろ太ももの容赦ない描写とかはフェティシズムを感じるので悪くないと思うんですが、おっぱいが脇に流れる描写とか、流石にそれはどうなのかと……。そこまでの巨乳にするなら、バランスを取る意味でピンクツインテの幼なじみはぺったんこにしてくれてもよかったのにそっちも巨乳だったりするし……え? それしか話題にするポイントないのかって? ……ないんじゃない? というわけで、淫魔だか分からないけど淫乱な魔によるおねショタ的雰囲気を売りにしたエロアニメ。タイトルの雰囲気から一瞬なろうなのかと思ったが原作は純粋に「ガンガン」連載の漫画作品だそうで。まー、原作者はなろう出身のようなのでやっぱり根底にはなろうイズムが流れてはいるんですが、少なくとも1話目の導入は「なろうだとか、なろうじゃないとか、そんなのどうでもいいだろ! おっぱいがあるだろ!」と強く訴えかけているので不問とする。これをガンガンで連載してるってのは大したもんだ。今のガンガンってこんなになってるんか? あとはどこまでエロを追求するかだけが焦点になるだろう。お話の方は一応「この淫魔さんが最終的にどういう立ち位置になるのか」がちょっと気にはなるが、別に「To LOVEる」のララはどうにもなってないわけで、どうにもならなくてもお話としては成立する。せいぜい1クールの間に揺らせるだけのおっぱいを揺らして爪痕を残してほしい。ちなみに製作スタッフは監督の名前も記憶に残ってないしスタジオ名も初見。正直どうなるかは全くの未知数だが、1話目の映像部分は上述の通りにそこかしこにフェティシズムは感じられるものだったのでもしかしたら悪くない方向に伸びるかもしれない。一応監督の名前でググったら過去の監督作品に「おさまけ」って名前が出てきたのでそっ閉じしたのは秘密。 あと、まれいたそボイスには巨乳のイメージが一切無いので実はそこが一番の違和感(中の人自身のイメージは一切全くこれっぽっちも関係ありません)。
「まちカドまぞく 2丁目」 ー→7 シャミ子お疲れ様。今はただ、「3期楽しみに待っとるよ」とだけ。 正直、1期に比べると多少のトーンダウンはあったかもしれない。あの狂騒的なテンポはいくらか緩やかにはなっているだろうし、我々が速度に慣れたというのもあるだろう。ただ、そうして多少緩やかになったおかげでより一層多魔の景色が見やすくなったということもできる。ただそこにシャミ子と桃がいる日常。それだけでも、何の不満も無いのだ。 もちろん桜井弘明的狂騒は無くなったわけではなく、話数によってはいつも以上の全開でガンガン回すこともあった。2期に入ってキャラクターが増えたことで騒がしさのバリエーションも増え、桜さんやリコくんや店長がぐいぐい出てくれば、杏里やしおんも負けじとキャラを主張する。そしたら周りに飲まれまいとシャミ子・桃・ミカンだって今まで以上にハッスルしてくれる。人間関係の複雑さが増せばその分笑いの接点も増えるわけで、愉快な町内まぞくは、まさにご町内で出来る最大勢力でのお騒がせを届けてくれるのである。今期のほとんどのエピソードが短い夏休みの出来事だったってのが信じられないよな。 非常に非常に残念なことだが、この番組の終了をもって、2年と3ヶ月に渡る「桜井弘明作品放送期間」が一旦閉幕となる。そう、ミュークルで長期間に渡り繋ぎ続けたバトンがここで途切れるのだ。つらいよぅ、と思ってスケジュールを確認したら、なんと10月からは「令和のデ・ジ・キャラット」が(ショートながらも)配信予定だそうです……。桜井イズムの権化が帰ってきますよ。ぜひ、シャミ子もゲマズに遊びにいってほしいにょ。
○「ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season」 ― 「うたわれるもの」が6年ぶりの帰還、そしてこちらも5年ぶりの帰還という随分長いブランクを経てのようやくの2期目。当然共通している要素は、「なーんも覚えてない」である。「うたわれ」は作品そのものにそれなりの愛着があったから「どれ、設定を少し思い出してみましょうかね」と復習する気も起きるが、そもそもあんまり興味がなかった作品なので、大量に押し寄せるキャラクターを復習する気は当然起こらない。「うたわれ」と違ってキャラに耳も尻尾も生えてない「ふつーの高校生」しか出てこないので識別が難しすぎるしなぁ。 過去の感想を振り返ってみると、1期の時は「この学校どないやねん」という根本的な設定部分がひたすら気になり続けて、それが解決しなかったことで匙を投げてしまった感があるが、設定の根幹すら忘れた状態で、さらに何のフォローもなしに問答無用でスタートした2期を見ていると、なんかもう、どうでも良くなってきた。今更キャラのことを思い出せるわけもないので「なんか知らんやつAと知らんやつBが知らんやつCとゲームを始めた」というくらいの認識なので、とりあえずゲームを追いかけようというモチベは起こった。言うなれば前クールから「トモダチゲーム」がちょっと形を変えて続いていると考えればいいんじゃなかろうか(おおらかすぎるだろ)。まぁ、ほら、トモダチゲームもそのうち船の上で戦い始めるはずだから……。 改めて色眼鏡無しで作品を振り返ると、今作は岸誠二&橋本裕之という無体なタッグでお送りしている作品らしい。全然そんなイメージなかったんだけど、岸ラルケって私の中だと「原作さえあればまともなものが出てくる」っていう認識なんだよね。少なくとも1話目で作画部分に不安はなさそうだったし、5年越しで、改めてどういう作品になっていくのかを見守るのは悪くないタイミングなのかもしれない。まぁ、キャラが分からんことにはどうしようもないので、すぐにドロップアウトする可能性もありありなんだけどね。とりあえず1話目は「富田美憂が竹達をいじめようとする」っていうシチュエーションがちょっと面白かったです。あとここでも奈央坊強そう。 そうそう、オープニングがやたらインパクト強めなのは興味深い部分ですね。がっつり歌詞を盛り込んだ映像部分、いわゆるボカロMVをかなり強めに意識してるデザインになってると思うのだが、アニメのオープニングってスタッフクレジットが乗るから文字情報入れるのむずいんですよ。そこをうまいことデザインとして処理して盛り込んでるのは結構な技術ですよね。この5年で、私もボカロMVとかを少しは観る人になったのだなぁ(配信者界隈の文化を摂取するようになった副産物やね)。 ○「転生賢者の異世界ライフ」 4 ねぇ、わざわざ分かりにくいタイトルにして我々を撹乱しようとしてない? 「バカめ! そっちは残像だ!」みたいなことされて、こっそり1、2本タイトルと中身が入れ替わってても気づかない気がするんだが(一応今作はサブタイが付いてますが、なげぇしタイプするのも面倒なので省略)。 「初回が1時間スペシャルなアニメは名作」という法則も、なろうの前では容易く打ち破られてしまうものである。いや、そもそもその法則が嘘じゃん、って話ではあるのだが、本作の場合は本当に「なんでこれ2本放送したん?」というのがよく分からん。2本目まで見ないと本質が理解できない……わけでもないよなぁ。なろうテンプレなんだから理解も何もねぇしなぁ。作画見ても特に気合入ってる感もなくて、どことなくこだわりは感じさせる風合いにはなっているかもしれないが、「素晴らしい作画」には程遠い。一応面白かったのはその絵柄がはっきり出たエンディング映像だろうか。完全にギャグに振り切ってコロコロと可愛いスライムメインにするならまだ見どころは出るかもしれないが……その方向性だとアレとかソレとかと完全に競合するんだよなぁ……このなろう文化のスライムへの圧倒的信頼感ってどっからくるのよ(それこそその道の開祖だろ)。 予告された3話の「強すぎるって意味だった」から分かる通りに、結局やることはいつものなろうだし、そのセリフが出てくるのが3話ってのも末恐ろしい時代。基本的にはここから先に期待は無い。最近のなろうの定番、「転生にいちいち説明などしない」「転生するやつだいたい社畜」「ステータスウィンドウとレベルアップシステムに疑問を挟まない」などなど、放っておけば頭の上を通り過ぎていく要素ばかりなのであまり深く考えないのが吉だろう。いや、それにしたって今回のチートの理由、今までみた作品の中でもかなりひどい部類だった気がするが……文字通りのチートコード埋め込んだ状態でゲームスタートしてるだけじゃん。この現場で、一人おっさん枠で頑張ってる高木渉が何を思っているのだろう……。 ○「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」 5 タイトルなげぇなヲイ。ちゃんと丁寧に読むとだいたいどういう作品か分かるのでいいタイトルだと思いますよ。まぁ、それを言ったらなろう系タイトルの方がわかりやすくはあるが。 結構大々的にCMを打っていたので気になっていた、なんか変なプロジェクトである。あの「ストライクウィッチーズ」シリーズの新作ながら、なんとあの世界観で戦闘を行わず、激励部隊としての音楽を取り扱うという、猫も杓子もアイドルアイドルなこのアニメ業界に、飽きもせずさらなるアイドルユニットをぶっ込んでいこうという、いくらなんでもガバガバすぎやしないかという企画。でもまぁ、ここまで辿り着いたってことは勝算があるってことなんだろうなぁ……。何をもって勝ちとするかは人それぞれですけどね。 プロジェクトに利点があるとすれば、それはもちろん「ストライクウィッチーズ」の世界観を丸ごと踏襲できるという部分。すでに一定数のファンがいるわけで、その世界の中に息づくアイドルという設定がうまくハマれば、苦労してドラマを作り上げずとも勝手に旧作が新たなアイドルのバックボーンを補強してくれる。また、それまでアイドルのアの字もなかったサバイバルでミリタリーな世界にポンとアイドルを投げ込むことによるミスマッチも何某かの刺激になるやもしれん。実際私も、久しぶりにストライカーユニットを履いて宙を舞うウィッチの姿を見て懐かしさを覚えたのは事実である(まぁ、前作はそこまで昔でもないんだけども)。 転じてデメリットがあるとすれば、単にメリットの裏返し、つまりサバイバルでミリタリーな世界でアイドルなんてやっとる場合か! という反感が先んじてうまくハマらないケース。一応簡単に確認してみたが、舞台となっている1944年は宮藤芳佳入隊の年、つまりストパンにおける最も戦争が激化している年代と言える。そんな中で、1話目でみたようなのんびりゆるふわな連中がお気楽に歌謡で遊んでていいのかという齟齬がうまいこと埋められるかどうか。まぁ、ちゃんと隊長が唱える「歌の価値」が認められる展開になればいいのだが……。 個人的には、今までに無い方向性のアイドルプロジェクトなのである程度は成功してほしいと思っているのだが、気になるのはせっかく突飛な設定のアイドルのくせに、オープニングで歌った曲がすげぇ普通のアニメアイドルっぽい歌とフリだったこと。せっかく「戦時中のヨーロッパ主体のチーム」って設定なのだから、当時の音楽性をもっと活かした独自のスタイルを打ち出した方が際立ちはあったと思うのだが……ふつーにスクールアイドルと同じことやってしまっては、結局はアイドル戦国時代に太刀打ちできない気がするのよなぁ。キャスト陣も基本はこのプロジェクトのために集められた新人みたいだし、ポシャったらかわいそうなのだが……さてさて。 制作がシャフト、監督が佐伯昭志という座組みというのがちょっと意外な組み合わせかと思ったんだが、なんとこれ、「アサルトリリィ」と同じ組み合わせ。ってことは映像部分でのクオリティは期待しても大丈夫かな? 1話目は確かに可愛くはできてたんだよね。さぁ、頑張れ新たなアイドルたち。
○「Engage Kiss」 6 今期一発目の、なんかよく分からんオリジナル作品である。一応調べてみたらメディアミックス作品としてソシャゲなんかも連動するってことなので広義の「ソシャゲアニメ」としてもいいのだが、まぁ、1話目の印象は「なんかよく分からん」なのでそのままでいいでしょう。分からんなりにちょっと笑ってしまったので、多少下駄は履かせてるけど加点してみた。 今作最大のポイントは、主人公をどこまでダメダメに出来るかという部分だろう。1話目で女の子といちゃいちゃする主人公が出てくるアニメ、多くの場合は「何でこんなやつが女の子にモテるんだよ」みたいな部分でイラっとすることが多いのだが(僻みじゃないですよ?)、もう、ハナからそのダメさを突き抜けさせてみたらどうなるか? というテストケースがこちら。なんとまぁ、ヒモとしての生活があまりに骨身に染みており、献身的な今カノ、元カノの2人からあれこれと世話を焼かれているのに見事に恩を仇で返し続け、全ての選択肢で「自分はクズですよー」という自己紹介を繰り返してくれる。ここまでやってくれると、もう「何でこんな奴がくぁwせdrftgyふじこlp!」という文句も馬鹿馬鹿しくて突っ込む気がなくなる。というか、ここまで明確に「こいつダメですよ!」と喧伝されると、かえって「まぁ、どこかに彼女らが惚れる格好いいところがあるんでしょ? わかってるんですよ」ってな気になってくるから不思議なもんだ。実際、何か秀でた部分があるのは間違いなかろうし……導入パートでのキャラの描出なんてもんはオーバーに飾り立ててナンボなわけで、「はい、クズ男!」と切り出すなら思い切ってもらった方が気持ちがいい。 そして周りに配置された女の子もそれなりに可愛い要素は多い。最注目はもちろんヤンデレ小悪魔彼女。こちらもキャラを思い切り振り切っているからこそ笑いにも繋がるし、魅力にもなるのだろう。今後この2人の関係をどう構築していくのかを見るだけでもそれなりに楽しみだ。キャラクターデザインはやや古い気もするのだが、要所ではちゃんと描き込みも増えて、それなりにやる気はありそう。これからメディア展開を広めていくつもりなら、是非幸先の良いアニメにしてほしいもんである。まぁ、基本設定部分は「なんか見たことあるやつ」の一言で片付きそうなのであんまりゲームとかに興味は湧かないのだが……。 中の人は、クズ男をやらせたら神の領域、最高のダメを演出してくれる斉藤壮馬。こんなに金をたかるシーンが安定するキャストもない。彼女に合鍵渡すことで覚醒するシーン、世界一格好悪い決めシーンで最高でしたね。そしてヤンデレ彼女役には「大正オトメ御伽噺」のユヅ役で素晴らしい新妻を演じた会沢紗弥。このギャップもまたたまりません。ほどよくエロく、ほどよく笑える展開を期待してます。 「魔法使い黎明期」 4→5 珍しいパターンなのだが、「多分ダメだろなー」と半端な気持ちで観てたら、途中から割と面白くなって「あれ、もっとちゃんと観ておけばよかったのでは?」と反省した作品。ただ、これを「もっとちゃんと」見るにはどこかに片づけられた「ゼロから始める魔法の書」の過去のデータを引っ張り出してくる必要があるわけで……まぁ、そこまでせんでもええか。 「前作の評価が低かった」「前作をそもそも覚えてねぇ」などの要素から低めの採点にして「下手したらフェードアウト」くらいの覚悟で見始めた作品だが、なんかね、思ったよりも随分ちゃんとした作品になっていた。いわゆる剣と魔法のファンタジーな世界での魔法をめぐる冒険譚がベースにはあるのだが、そこに転がってる要素があまり見慣れないものが多くて、判で押したように同じような話しか出てこないなろうに辟易していた身にはとても新鮮に映ったのである。特に「ちゃんと考えて作ってんだな」と思ったのは作中での善悪の概念への言及で、この世界における「魔女」が一筋縄ではいかない存在であることを起点に、「じゃぁ何が正しいっていうのさ? 人を殺すことはいいこと? 悪いこと?」みたいな話をコロコロと転がし、青少年たちの成長譚へと絡めていく。主人公のセブ君が本当に真っ白な状態からスタートする素体みたいなキャラであり、そこに感情やら情動やら欲求やら、いろんなものを詰め込んで育てていく様は、何だか育成ゲームでも見ているかのようであった。 そこに絡んでくるのが、現在の師匠であるロス先生、そして前作主人公にしてもう1人の師匠筋にあたるゼロ。普通の作品だったらどう頑張っても1人で満員になってしまいそうな「ロリババア枠」に2人のキャラが収まり、それぞれ別路線での指導力を発揮して後進育成にあたってくれる。成長するユニットもセブ・ホルト・クドーの3体がおり、それぞれに個性を伸ばす様子にバリエーションがある。暴虐をめぐる倫理的な議論など、単に「魔法のレベルが上がったよー」的なレベルアップだけを見せるのではない、人としての心の成長を見せる部分も抜かりなく、ラノベというか、小説として面白そうであった。あれぇ、もしかして「ゼロ書」の方も面白かったのかもしれんぞ……まぁ、あっちは作画がへちょかったせいで受け入れられなかったってことにしといてください。 というわけでこっちは作画もそこそこ悪くないんだよ。考えてみりゃ桑原智&手塚プロの布陣って「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の座組みなので、キャラデザをくりくり可愛く描く部分は実績があるんやな。メインヒロインのホルトも可愛かったし、もっとメインヒロインのロス先生も阿漕可愛かったし、もっともっとメインヒロインのゼロさんはゆみり可愛かった。最終的にこのキャラに到着することまで見越して前作時点でゼロが花守キャラになってたとしたら、この采配は素晴らしいな。 年に何回か訪れる瞬間があるけど、やっぱり「アニメ、適当に観てたらあかんよな……」という申し訳なさが去来した作品でした。こんな私に誰がした。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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