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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「セントールの悩み」 5

 ケンタウルス娘のズボン(?)ってどうやって履くんだろう。ふわってなる素材ならまだいいんだけど、マラソンの時はジャージ履いてるんだよな……どっか特殊なファスナーが付いてるんだろうけど、あれ、履く必要あるのかな……。「モン娘」のセントレアはどうだっただろうと思って確認したら、彼女は基本スカートでした。まぁ、そっちの方が自然かな。

 原作はちょっとだけ読んだことがある。連載始まって間もない頃に「ちょっと気になる」って言ったら知り合いのケモナー(?!)がコミック読ませてくれた。確か3巻くらいまでだったかな。ただ、残念ながら私にそっち方面の特殊性癖は一切無く、そこまで印象に残らなかったのであとは追いかけていない。おかげでもう、1話目を見てもさっぱり思い出せずに完全に初見と同じである。今確認したらコミックが14巻も出ていると知って驚いた。「モン娘」が既刊で12冊らしいので、連載時期もこっちの方が先輩なんやな。

 「モン娘」と違ってエロ要素フィーチャーではなく日常にグッと寄せた作品で、冒頭いきなりキスから始まって「これもエロだったっけ?」って思ったらまさかの百合キスだったからセーフ(何が?)。その後も特に性的な描写もなく、どっちかっていうと今作の方が「モンスター娘のいる日常」である。ただ、「モン娘」と決定的に違うのは、今作にはむしろ「人類がいない」という部分。丁寧な世界観説明があったが、この世界は進化の段階でケモ要素を残した状態で分化した設定になっており、純然たる人類種は「空想の産物」でしかないという。まぁ、主人公の姫を除くとほとんどの連中はちょっと角があったり、ちょっと羽が生えてる程度なので「結局どっちの進化も大してかわらんやんけ」とは思うのだが、少なくとも内部世界においてウマっ娘も別にそこまで特殊な存在ではないということが示されているのは重要だろう。「モン娘」の時に生じた「結局、相違点をあげつらった一種の差別である」という作品への懸念が、今作では生じないのだから。いや、もちろん差分は差分として残っており、作中でも人馬の扱いがデリケートなものであることは語られていたが、少なくとも「差があること」は当然のものとして受け入れられている世界であり、彼女達の存在は前提として機能している。つまり、慌ててウマっ娘用の衣類やらトイレが新設されているわけではないのだ。そのあたりの「ちょっと目立つけど、おかしくはない世界」というのは、「モン娘」とははっきり異なった設定である。

 で、そんな世界で何が起こるのかといえば……マジで何も起こらないな。単なる日常ものだこれ。しかも角も羽も大していじり甲斐がないから、あとはただひたすらウマっ娘にちょっかい出すしかない。まぁ、タイトルからしたらそれで正しいのだろうが……。あとはこの姫が可愛ければ、単なる学園日常ものとして成立しますね。……どうかな、流石にそんな穏当な進み方ではなかろうが……別に悪いところはないね。実際それなりに可愛いし、やっぱり珍しいビジュアルなので見てるだけでも退屈はしない。今にして思えば「モン娘」って下手したら1話で2人くらいのペースで亜人が増えていってたが、あれだとちょっと忙しない感じだったし、これくらいのんびり見せてもらった方が、かえって「異物感」が出て面白いのかもしれない。ちなみに姫の中の人は深川芹亜。メインキャラで声を聴くのはぶっちゃけ「グラスリップ」以来なのだが、流石にだいぶ良くなってましたね。確認したら「グラスリップ」でもう3年前かよ……そりゃ成長もするわな。

 あと、どうでもいい事ではあるのだが、本作の放送前にアバン部分でまさかの「製作スタジオのPRカット」が挟まって驚いた(BS11で視聴時)。確認したらどうやら中国企業のスタジオらしく、今作が初の「日本の原作アニメ」ということで事実上の日本上陸作品らしく、気合いが入っているのかもしれない。実際、本作は日本のアニメーションだと言われても全く違和感の無い出来だった。まぁ、実際にほとんど日本人スタッフでまかなわれてるけども。今後、アニメ業界がどういう変遷を辿るのかも気になるところである。

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○「プリンセス・プリンシパル」 5

 ロンドンの町並みに怪しく暗躍する女の子たち……よし、ミルキィホームズやな。

 ブリティッシュな何か。アニメとしてはそんなに登場するロケーションではないが、このイギリスのどこか怪しげな「霧の街」も、フィクションのモチーフとして人気のある場所だ。ただ……これさ、「東西に分断されたロンドン」って言ってるけど、流石にロンドンは東西に割る意味が無いんじゃなイカ? ドイツ・ベルリンなら大陸内部で東側・西側を分断する場所としての意味があるけど、ロンドンって島国の海寄りの場所、っていうだけでしょ。そこを分けても、西側になるのって「残りのイギリス」だけじゃん。流石にそんなところに壁が出来るような事件は起こらない気がするのだが……いや、イギリス国内だけでの内紛とかならいいんだけどさ。どうも最初のナレーションからすると違う気がするんだよね。その壁、本当に意味あるんか?

 まぁ、とりあえず作品としては「イギリスだけど亡命やらなんやらで壁を挟んだすったもんだがあるんだよ」という舞台設定だけがほしいのだろう。あんまりその前提を考えてもしょうがないのかもしれない。年端もいかぬ女の子たちが切ったはったの大立ち回りをするヨーロッパなお話ということで、どこかシニカルなところも含めると「ガンスリンガー・ガール」あたりが近いだろうか。まぁ、あれよりもだいぶアニメ的なお話に寄ってはいますが。製作スタジオは「フリフラ」や「天メソ」のStudio 3Hz。1話目ではカーチェイスのシーンの町並みの流し方などに相変わらずのこだわりが見て取れる。薄暗く煙った画面にこれだけの彩度で映像が乗せられるのだから、今作も映像部分については心配する必要はなさそうだ。

 そうなると後はお話の中身がどうなるかだが……まぁ、しばらくは様子見かな。スパイアクションということで、比較対象としてパッと浮かぶのは当然「ジョーカーゲーム」あたりになるわけだが、アレと同じように抱えた問題として、スパイの話って裏の裏の裏の裏、という風に突き詰めはじめたらきりがないってこと。第1話も一応「裏のある話」ということで依頼人の設定が作られているのだろうが、二重スパイってあとはいくらでもN重スパイを重ねることが可能で、どこまでいってもそれが真実かどうかが分からなくなってしまう。「ジョーカーゲーム」の場合、結城中佐という圧倒的「力」を誇示することで、最終的には「結城が言ってることが一番正しい」という強引なまとめ方になっていたわけだが、本作ではそのあたりの「真実の傍証」をどこから取り付けることになるのかが、今後のストーリーの説得力を左右する部分になることだろう。まぁ、キャラ萌え方向に走るならそこまで気にする必要は無いのかもしれないが、1話目を見る限りでは、ある程度シナリオ方向でも力を入れる意志はあるみたいなので。

 中の人は若手中心で、初めて見る名前もいくつか確認出来る。メインは毎度申し訳ないが例によってなかなか名前が声と一致しない今村彩夏。結局この子の代表役って何で認識すればいいんだろう……あと、メンバーの1人が影山灯と福嗣君のダブルキャストになってて、電話口で訳の分からない声を出していたのだが……あれはどういうキャラなんだ? 単に変声術の名手とか、そういう認識なのかな。

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○「アクションヒロイン チアフルーツ」 6

 おっ、特撮好きか? よしよし、女の子と戦隊の組み合わせとか、得する要素しかないな!

 ユル〜い作画でスタートした本作、監督に草川啓造、制作にディオメディアという組み合わせは、個人的には頑張ってほしいのにことごとくキツい作品を連発してきたかなり怪しげな布陣。今回も何か怪しげなものが登場するのではないかと気が気でない。実際、キャラ絵のユルさは何となく駄目な匂いを感じさせるものではあるのだが……今作はそのユルさも武器にしているあたりが今までとは何か違う。冒頭、カミダイオーのオープニングで表示されるフォントのこだわりなど、今作はスタート時点ですでに「一級品」ではなく「二次創作品」を意識して作られた代物。見てご覧よ、シリーズ構成には荒川稔久の名前がクレジットされているよ。特撮×荒川さん。もう、何が出てきてもおかしくないな!!

 1話目といえば、戦隊ヒーローに集合がかかる非常に重要なスタート地点。各キャラに魅力が無ければその動機だって適当なものなりがちだが、今作では「妹のために何とかしてヒーローショーを成功させようと頑張るお姉ちゃん(黄色)」と「ご当地ヒロイン好きでとにかく鍛錬を続ける脳筋(赤)」という組み合わせで無闇にアツい展開。たった1人の妹のために一週間でやれるだけのことをやるお姉ちゃんも立派だが、ただ自分が「演じられる」というだけでフルスペックを発揮しちゃう赤の方もなかなかのキャラクターだ。そして、この女子高生2人で組み上げたアクションステージが非常に魅力的なのである。キャラ絵はユルいはずなのに、いざショーの練習になればその動きは僕らの憧れたヒーローそのもの。何だったら原案となっているカミダイオーよりも動きがいいんじゃないか、というレベル。そして、本気で頑張ればその願いはしっかりと子供たちに伝わっていく、というのも特撮スピリットである。

 クライマックス、挫けそうになったお姉ちゃんを妹が奮い立たせるシーンは非常に意味深で、あの時点で、妹ちゃんは「怪人の中にお姉ちゃんが入っている」ことを理解している。普通に考えれば幼い子供なら「お姉ちゃんが段ボールで作った子供だましで自分を裏切った」と考えてもしょうがない展開なのだが、しばらく辛そうにしていた妹が、お姉ちゃんの頑張りを認め、最後には自分の中のヒーローであるはずのカミダイオーではなく、敵対する怪人であるはずの「お姉ちゃん」に声援を送る。その瞬間、ヒーローは画面の向こうの虚構ではなく、立派に現実の英雄として立ち現れるのである。いかにして「子供だまし」を脱却し、現実の希望を届けられる存在となるか。そんなヒーローたちの願いを、この作品は叶えているのだ。

 元々が単独ヒロイン・カミダイオーからスタートしたプロジェクトなので、そのまま赤の子単体でヒーローを続けるのかと思ったが、どうやらここから戦隊が結成される流れのようだ(キャストクレジットにずらりと色の入った名前が並んでいる)。ご当地ヒーローを扱ったアニメってのは実はありそうで無かったジャンルで、思い返しても「TARI TARI」が近いものだったくらいかな(「サムライフラメンコ」はちょっと違うよな)。次回予告で出てきたように(?)、「ご当地アイドル」、ろこどるとしての活動にも近いこのジャンル、アイドルもの+特撮ヒーローものという美味しいとこ取りで、何かヘンテコな化学反応が起こることを期待したい。当然のようにプロデューサー役の中の人が元ヒーローなのはお約束。ろこどるだった人と戦隊だった人が手を組めば、そりゃ何かできそうですよね。

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 エンディング映像にまみかさんの姿が一切無くて泣いた……第14話。もう、あの子は昔の女なのね。今は新しい萌えっ子に生きる時代なのね……。で、誰だあいつ。

 今回はタイトルの「Creator」の部分に徹底的にフィーチャーしたお話になっている。まぁ、端的に言えば地味なお話だ。ロボットでズバーン、魔法でドーンが見たい人たちからすると、今回の地味なおっさんたちがちょっと肩パンなんかをやる程度で小競り合いして、挙げ句オチで汚ねぇタラコ唇のツンデレを見せられるという、誰も得しないお話になっている。かくいう私も「つらい」という感想ばかりが出てくるお話だった。でもまぁ、これはこれで今作のテーマ性がよく出たお話なのは間違いない。

 これまで丁々発止で繰り広げられてきた被造物たちの戦い。大きな戦いは前々回アルタイルが登場したところで一つの山を越えた。アルタイル側は「まだ世界が自分たちを許容していない」という認識を得て戦略的撤退。その隙にチームメテオラはアルタイルを合法的に弱体化させて捕獲するプランを考えついた。つまり、あとはぶっちゃけ頭脳労働の勝負になるということ。被造物の戦いは一旦お預けになり、今度は「神」の戦い、言わばちょっとしたラグナロクなのだ。

 とはいえ、被造物が尊敬したり鬱陶しがったりしている神々も、この世界ではただのパンピー。それよりも偉い会社という「超神」が存在しており、更にそれら企業の上には「国」という「マジ超ゴッド」が存在している。菊地原さんはそんなマジゴッドの一員であり、彼女が「死ね」と言ったら、国民は全員死ぬのである。なんて話だ。国家の横暴を許すな。資本主義バンザイ。いやいや、でも言うこと聞かないと世界がぶっ壊れるらしいからな。官が主導でアニメ製作を始めると一線級の演出家を10人集めるくらい造作もないことらしいよ。その資金は一体どこから出てるんだ。国民の血税か。畜生、血税でアニメとか、いいぞもっとやれ。

 どれだけ世界がやばかろうと、神々には神々の世知辛い生活がある。製作会社・出版社は、すでに何年も前からカレンダーが決まっている事業を複数抱えている状態のはずなのに、そこに突然お上から「オラ、新しいアニメ作れよ。出版社の垣根を越えたコラボイベントと制作体制整えるんだぞ」といわれる。神より恐ろしい締めきりがやってくる。しかも、おそらくこのプロジェクトは仮に時間がたくさんあったとしても非常に難しいプロジェクトだ。原作が小説だけならまだ調整も効くかもしれないが、すでに絵のイメージが固まっている漫画・ラノベ・アニメの場合、それらを1つの世界にまとめてのコラボってのは相当ハードルが高い。どの製作会社のどんな画風に合わせるのか。果たしてどんな筋立てで全ての作品に迷惑をかけない「一次創作」を行うのか。想像するだけで冷や汗もの。業界の人間からしたら、下手な地球滅亡なんかよりもこうして「無茶過ぎる仕事」を押しつけられるアニメの方が恐怖かもしれない。

 しかし、政府主導でプロジェクトはなんとか進んでいく。明日も分からぬ自転車操業ではあろうが、それでも何とかしてくれる制作スタッフがいる世界観は幸せよね。現実でははるかに条件がユルいのにアニメの放送に間に合わない会社が多々あるというのに。多分、先陣を切るのが松原さんだったのは、関係者として事情を把握しているということもあるが、それなりに筆の速さに信頼があったってことなんだろう。他の面々も、ブーブー文句言いながら何とか一つの目標に向かって進み始めています。物書きには物書きなりの、絵描きには絵描きなりの悩みもあるんでしょうが、そのあたりを乗り越えていく成長物語としても、本作は存在しているのかもしれません(どうだろう)。

 そして、関係者が必死に自分たちの戦いを続ける中……なんでお前ずっとそこにいるんだ、という突っ込み待ちなのが颯太である。もう、ここまで問題が膨れあがって大勢の人に共有されたんだから、今更平凡な高校生なんて関わっててもしょうがない。さっさと退場すればいいと思うのだが、何故か未だに関係者面して現場を見に来ている。「こいつ、クリエイター気取りか?」とか思っていたのだが、最後の最後にようやく(本当にようやく)主人公らしいことを思いついた様子。まぁ、今回の「承認力」のシステムを考えると、プロではないパンピーの意見というのも大事になってくるとは思うが……。さて、何を思いついたやら。なんかすでに最終決戦直前みたいな雰囲気になってるけど、まだ14話目ですからね。もうちょっとキャラも増えるみたいですからね。

 それにしても、真鍳ちゃんが一切出ないだけでこんなに平和な作品になるとは……。アルタイル側も、メテオラ側も、真鍳の存在って全く考慮に入れずに作戦を進めているみたいなのだが、絶対に面倒は起こすんだよな。さて、どちらの味方になってくれるのか。

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 割と可愛い子たちが! 第2話。多分、コクピットからは薄暗い外の女の子の顔までは見えないと思うのだが……それでも見えてしまうシラキリコンビの可愛さは隠しきれないということかな!

 いざこの記事を立てようとしても、実は大体が「よし! いつも通りだな!」で片付いてしまうのであんまり書くことが無かったりするのだが……今回もただただ格好良いということだけは間違いない。「最後のリンカー」という完全死亡フラグみたいな引きから登場したチームFISの3人だったが、思ったよりも善戦してくれて一安心である。まずはそっちから見ていこう。

 今回は2人目のCDリリースがマリアさん。基本的には3人での立ち回りだが、代表して彼女の曲とアガートラームの多芸さが光る展開。アガートラームは白(銀)というカラーリングがいかにも主人公機体っぽいというのもあるが、癖が強いチームZababaの2人と異なり、純粋に格好良い方向性で多芸なんだ。武器の形状も短剣や鞭剣、そして拳そのものと多くのギミックを持ち、一点突破の戦略も広域殲滅も狙える優秀なギア。今回はそんなアガートラームの格好良さが存分に発揮されていました。そして、マリアさんの責任感の強さと、どれだけ苦境でも引かない精神性。アニメだけの視聴者にはあんまり関係無い話なんだけど、先日始まったソシャゲの方のオリジナルストーリーでは、とにかくマリアさんの強さというか、大人な力が存分に発揮されているのです。考えてみりゃ奏者7人の中では最年長だもんね。シラキリコンビにとって頼りになるおねーさんなのは間違いないし、他の3人も安心してミッションを任せられるのはマリアさんの力があってこそだ。

 しかし、今回の相手はそんなマリアさんでも劣勢は必至。敵チームのリーダー格であるサンジェルマンが繰り出した巨大蛇・ヨナルデパズトーリは、何らかのトリック(どうも複数の次元を重ねることで1度の破壊では対処出来ないようにしているっぽいが)でアガートラームの一撃をかわしてしまった。この手の「単にでかい生き物」は得てして噛ませになることが多いのだが、今回ばかりは「神の御業の一部」ということで、ガチで強い。ちなみに余談だが、ヨナルデパズトーリという蛇の名前はメキシコの神話生物から。私らの世代では「悪魔くん」の12使徒の印象が強いんだが、元々悪魔とも神ともいわれる存在らしいので、今作では巨大な神蛇として登場したみたいだ。

 結局、友里さんたちを連れてマリアさんたちは一時撤退。リンカーの制限がここで重くのしかかり「ボクが早くウェル博士のデータを解析してれば良かったのに」と涙ぐむエルフナイン。なんか夏休みの宿題サボった小学生みたいだな。エルフナインの技術力ってどれくらいなのか分からないんだが、それでもどうにもならないってことは、やっぱりウェルって優秀だったんだよな。どうにもSONGには「了子さんが残したデータ」とか「ウェルの置き土産」とか、有効利用出来ない資産が多すぎるよな。まぁ、今回ちょっとだけエルフナインも立ち上がれたみたいなので、ボチボチ3人も自由にギアをまとって戦えるようになるといいんだけど……なお、シラキリのCD発売は翼・クリスの後なので多分5,6話目以降まではリンカーは完成しないと思われる(残念)。

 一方、敵幹部とFISチームがぶつかっている間、メインの3人は組織の末端の生き残りと小競り合い。ノイズも本当にお手軽にその辺の人間に操られるようになってありがたみがなくなってしまったが、それでも殺戮兵器としては有能である。触れられただけで炭化するという理不尽性能はそのままなので、クリスちゃんはとっさの人命救助のためにサッカー少年の足を打ち抜くという苦渋の決断。しかも、この村が彼女の過去にダイレクトにつながっていたという間の悪さでなぁ。どうやら今期の序盤戦はしばらくクリスちゃんの過去話をメイントピックに進みそうだ。確かに、フィーネと出会う前のクリスの過去って、一応説明はされていたはずだけどあんまりはっきりしてなかったんだよね。どこをどういじっても明るい話なんて出てこないはずなのだが、彼女はこの苦境をどうやって乗り越えるのだろうか。2期は仲間意識、3期は後輩との付き合い方で悩んでいたクリスちゃん、今期は割とマジなお悩みである。まー、これまで通りならカップリング曲の方が流れる話数で解決するはずだから大丈夫だよ。あれ、でもカップリング曲のタイトルがなんかアホっぽいぞ? これ、ひょっとしてお悩みと関係無いヤツかな……。絶対リディアンに戻って学芸会とかやるやつやん。

 クリスの問題といえば、その影に常に関わっているのはフィーネだと思われたが、そのフィーネは今回どちらかというと敵サイドのパヴァリア光明結社との結びつきが強い。400年前に技術の専有を賭けてぶつかってたってんだから、随分息の長い小競り合い。当時はフィーネが勝利し、結社が産み出そうとしていた神格・ティキ(本来はハワイの神様の名前)を封印していた。この度、ついにその封印が解かれるらしく、その辺の絡みでまたフィーネさんとの接点にも注目したい。そういや400年前のフィーネって見た目は了子さんバージョンと全く一緒だったけど、顕現したフィーネのビジュアルってあれで固定なんですかね。

 とにかく、結社の技術力はなかなかのもので、アルカノイズを扱えることはもちろんだが、それ以外の魔術の性能も高く、なかでも3幹部のタフネスはアガートラームの渾身の一撃をあっさり受け流すほど。さらにヨナルデパズトーリまで召還され、マリアさんたちは絶体絶命。しかし、そこにやってくるのが主人公なわけですよね。白銀の左手で貫けなかった化け物も、全てを繋ぐ一撃必愛の右手ならぶち抜ける。それがガングニール。それが立花響。こまけぇことはいいんだよ。放送後のCMで冷静な大人連中が「負けフラグじゃない?」みたいなこと言ってたけど、響さんは序盤で負け試合展開するところまでがシナリオなので無問題です。最高に格好良い口笛吹いて登場したのにものの数分でミカに返り討ちにあった3期に比べれば、今回はしっかりタメを作ってラストで見せてくれたから充分だろ。

 そういや、今回からオープニングが正式に入ったのだが、相変わらず格好良すぎてどうしたらいいか分かりませんね。キャライメージが完全に固まったせいで、SAKIMORIの映像がルパンのオープニングの五右衛門みたいになってて笑う。あと、OTONAサイドの映像に誰かまだ見えてないヤツがいたけど、あれって立ち位置からすると味方なんですかね? 未登場のキーキャラって誰かいたっけ?(響の親父でないことだけは分かる)

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「アトム ザ ビギニング」 5→5

 ビギニングのエンディングでございます。まぁ、ぶっちゃけ何もビギンしてない気もするんだけど、原作も途中なんだろうし、アニメはとりあえず1クールで様子見ってところかな。出来ればもうちょっと中身がまとまったところで観たかった気もするけども。

 正直、「鉄腕アトムの前日譚」としてはこれだけでは物足りない部分が多い。もちろん原典に則ったあれやこれやもあったわけだが、最終的に繋がりが見えるわけでもないし、個々のエピソードで切り出していくと、「これ、別にアトムじゃないやん」という話も少なくない。もっとゴリゴリにアトムワールドが飛び込んでくるのかと期待してた身としては、やや拍子抜けである。まぁ、原作は最近まったく読み返していないので、ひょっとしたら私の気付かない部分で原作モチーフがたくさんあっただけなのかもしれないが。

 そんなわけで作品の大枠に不満が無いわけではないのだが、そうしたメタレベルでの関わり合いを除けば、シナリオラインは手堅くまとまっており、決して悪いアニメではない。特に「ロボット+感情」という永遠のSFテーマに関しての掘り下げは独自の視点から行われており、普通なら「ロボットに感情を持たせるにはどうすればいいんだ?」という人間サイドから描かれることがほとんどであるはずのところを、A106側から「ロボットだけどなんか感情みたいなものを持っちゃったぞ!? どうしよう?!」という描き方で見せているのが面白い。確かに、「人間と機械の境界線」というのはアトム(と手塚作品全般)に通底するテーマであり、人間サイドから「道具との付き合い方」に悩むだけでなく、ロボットの側も「感情を持った自己」に悩むパートが入っているのは歴とした本歌取りと言えるだろう。なかなか画面に出しにくいテーマではあるが、バトルやら人命救助やらといったベーシックな設定以外にも、研究室の人間の関わり、対戦相手との関係性などから「人間味」を見出していくというのは、確かに「アトム」の世界だったのかもしれない。

 最終的に天馬の野郎がやっぱり嫌なヤツにしか見えないのが難点ではあったが……まぁ、冷静に考えりゃ原作時点でも別にいい奴ではないんだよな。やっぱり「十万馬力のハイパーロボット」なんてものをこさえるヤツはちょっとネジが外れてるに決まってるんだよ。そういう意味ではリアルな兵器開発と人道主義の対決という側面もあったのかも。色々な見方が出来るってのは、それだけでも意味があったんじゃないかね。

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○「ボールルームへようこそ」 5

 さぁ、「ふぁんしーぼーる」なアニメのスタートだ。「己を好く人から長期的に搾取を行うこと」ではないので注意だゾ。

 原作未読だが、事前の特番で何となく中身を把握した上でのスタート。とりあえず「能登麻美子と佐倉綾音にシャルウィーダンスと誘われて断る術などあるわけがない」という出だしだが、想像以上に分かりやすいスポ根展開であった。まぁ、掲載誌が月マガだってんなら当然の話か。画風も実に濃い仕上がりで、おそらく原作絵を出来るだけ再現しようとした結果なのだろう。

 先に関係無い話をしておくと、ちょっと前まで「少年ジャンプ」誌上でも同様のダンス漫画が掲載されていたが、個人的にアレはあまり好きではなかった。何しろ競技ダンスという全く馴染みのない世界。ルールも何も分かったもんじゃないのだが、その「分からない部分」がそのまんまぶら下がった状態で話が進行し、結局、「競技」と言ってる割には誰が何で勝ったり負けたりしてるかさっぱり分からなかったからだ。審査競技ってのは漫画のバトルを描くのが難しく、フィギュアスケートみたいに明確な得点制でも設定していれば組み立てようがあるのだが、そうでない場合、「すごかったからすごかったのだ」としか言いようが無く、あまり漫画で説明出来ないのである。ある程度は根性論でごまかせる部分ではあるのだが、流石に毎週そんなあやふやなものを見せられてもすぐに飽きてしまうのはしょうがないだろう。

 そんなわけで「ダンス競技」というテーマがどの程度アニメで通用するものか、というのは半信半疑の状態だったわけだが、今作は少なくとも1話目時点ではそのあたりの問題を上手く解決している。いや、そもそもまだ競技が始まってないんだからごまかすも何も無いんだけど、ダンスの大仰な「見得」の部分を描く方法は、絵が止まっている漫画よりもアニメの方が選択肢が多く、演出次第では「競技の強さの説得力」を産み出すことも出来るかもしれないと思わせてくれるものになっている。あとはどれだけハッタリで勝負出来るか。まさにアニメーションという媒体にぴったりのチャレンジである。映像製作がI.G.ということは「ハイキュー!」なんかと同じカテゴリに含まれる。何かとんでもない画面が飛び出すことに期待しても良いのではなかろうか。

 ただ、そうした映像面での期待感は高いのだが、正直1話目では話の方にひっかかりが多かった。主人公が突然努力の鬼になって一晩中踊り続けたことの説得力に乏しく、「なんでこんな狂気を孕んだ人間が今まで泣かず飛ばずのモブに徹してたんだろう?」という疑問は残ってしまう。まぁ、それだけ渡されたDVDにエネルギーがあったということなのだろうが、DVDの描写は止め絵が中心だったため、そこまでの影響力があったようには見えないのが難点。また、そんな主人公をひっ捕まえた教官の方のモチベーションもよく分からない。まぁ、単に手頃な受講生(収入源)がほしかったからこその勧誘だったのだろうが、若い男の子の競技志望者という業界的にはありがたいはずの存在を、何故か突然へそを曲げて邪険に扱うようになってしまったのはちょっと格好悪い。自分で煽っておいて「生意気なこと言ってんじゃねぇよ」って追い出そうとする人間はあまり指導者には向いてないんじゃなかろうか。キャラとしての魅力に難があるな。

 まぁ、こうした作品の1話目ってのは少なからず無理な設定は出てしまうものなので、この辺りはお約束として受け止めても良い部分だとは思うけども。後から新キャラが出てきてどのように人間関係が広がっていくかで今後の見え方も変わってくるだろう。とりあえず、あやねるメガネが可愛いのでそこは文句無しでいいんじゃないでしょうか。しょうがないじゃん、スケベなことしか考えられなくもなるわ。あと、エンディングのみかこしのお歌がちょっと面白い。

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○「メイドインアビス」 6

 唐突なぼのぼのにやられた。そうか、竹書房か……なんかコイツ、最近節操なく色んなところに顔出し過ぎじゃないですかね? いや、好きなんですけど。

 ようやく、今期新作でグッとくるものが感じられる作品が登場した気がする。事前のCMでも「なんか変なのくるなぁ」と思って見ていたのだが、実際の放送ではその「変なの」の力が遺憾なく発揮されている(情報を得る前はMaid in Abyssで深淵より来たるメイドさんの話になるんじゃないかと期待していたのは秘密だ)。

 理屈抜きでいきなり開いた大穴に潜ろうとする子供たちを描いたお話、というだけなら「ダンまち」と大体一緒。ものすごくおおざっぱに括れば「マギ」だって似たようなもんだと言える。ただ、この作品の特徴としては、世界がほぼ「アビス」だけで完結しているということ。舞台設定が「アビス発掘を目的とした賞金稼ぎの町」であり、更にその賞金稼ぎの遺児が主人公とあっては、もう、そこに潜る以外の選択肢が無い。他作品はあくまでも選択肢の1つとしてダンジョン攻略があったが、今作では向かうべきベクトルは下だけなのである。おかげでキャラクターのモチベーションが見やすくなるし、色々と謎の多い設定であるはずだが飲み込むのは非常に簡単。1話目ではキャラの説明台詞なんかはほとんど無かったにも関わらず、すんなり設定を理解することが出来たのはありがたい。

 そして、そんな「アビス」を含む情景の鮮烈さが最大の売りなのは間違いないだろう。ラストの朝日に照らされた町並みも見事だったが、それ以外のディティールの描き込みも執念を感じさせるもの。他作品でありがちな「地の底に潜ったら画面全体が真っ暗になっちゃって魅力無いやんけ」という問題についても、今作では光の柔らかい表現が「明るい部分」のアクセントとして効果的に機能しており、暗さと厳しさ、それに対する形での光のコントラストが見事。こういう画作りが出来るなら、今後薄暗い場所に潜ったとしてもきっと良い画を提供してくれることだろう。「グリムガル」あたりにも近いこだわりがあったが、今作はアビスの持つスケール感も相まって、1つ1つの画が今作ならではの一点物になっているところが白眉だ。

 そして、そんな風景の中で動き回っているキャラが……つぶれ饅頭なのである。まるで「苺ましまろ」のごときユルいキャラ造形。一歩間違えば完全に場違いなギャグにしかならないデザインだが……なんだろう、不思議とミスマッチになってないんだな。直近だと「クロックワーク・プラネット」の背景とキャラの浮き方が尋常じゃなかったのが辛い記憶として残っているのだが、今作はしっかりとキャラが風景に融和している。おそらく、背景はディティールこそ完成度が高いものの、それが「リアル」寄りになるのではなくファンタジーの領域内で収まっているため、キャラ画との調整がしやすいのだろう。原作の絵がどのくらい再現されているのかは定かでないが、おそらく極力原作の絵を維持しようと努めた結果だと思われる。丸っこいキャラのモーションもコミカルだし、表情の変化なども良い「アニメ」になっている。見ていて退屈しないってのが一番重要よね。

 お話の中身はシンプルな出会い、ボーイミーツガールならぬガールミーツボーイ……ガールミーツロボかな? まぁ、とにかく分かりやすい「始まり」だ。いきなり1話目でメインキャラ2人が瀕死になってるあたりはどうかと思うが、なんか漏れ聞こえてくる噂ではけっこうそっち方向でも容赦無い作品らしいので、今後このつぶれ饅頭がどんな風に人間味を帯びた物語を展開していくのかは要注目だ。

 中の人はなんと3期連続でメインキャラに起用された新進気鋭の富田美憂。今作の主人公は単純元気っ子でこれまでの2キャラよりややキーは高め。この音域でもしっかり仕事が出来ることが分かって満足である。その他もショタ成分多めでその道の専門家がズラリ揃っている。そっち方面でも癒し(?)に期待出来そうである。

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○「コンビニカレシ」 5

 そして、次の曲が始まるのです。いや、曲じゃないけども。冒頭の「ここから物語が始まるのです」って台詞で思わず「いや、どこやねん」と突っ込んでしまった。「ココ」が指示する内容が曖昧すぎるやろ。タイトル通りに解釈するなら「コンビニ」なんでしょうかね。

 実に端的なタイトルで「恋愛ものですね」というのがこれ以上無いくらいに分かりやすい作品。「コンビニ彼氏って一体どんな生き物なんだろう。コンビニのように全対応型で超便利な彼氏のことか? ……つまり少女漫画でありがちな万能超人の男のことやんけ」とか勝手に先回りして想像していたが、まったく関係無かった。コンビニはあくまでも舞台でしかないのね。「まぁ、コンビニ店員だって恋愛くらいするんだし、色んな特殊お仕事もののアニメの波がいよいよコンビニまで押し寄せたか」と思いきや、実際は恋愛に関係しているのはコンビニ店員ではなくて単なる高校生だった。ますます「コンビニカレシ」というタイトルの意味は謎を深めていく。一体なんなんだ、コンビニカレシは実在するのか?!

 というのは(半分は)冗談で、要はコンビニという舞台を中心に育まれていく恋愛模様を描いた物語。「別にコンビニである必要性は無いな」とは思うが、それと同時に「なかなか面白いセッティングだ」と感心もした。考えてみれば、現代日本においてコンビニというロケーション以上に一般性のある場所は他に無い。多くの人間が、自宅と勤務先(通学先)を除けば、最も長い時間を過ごすのがコンビニだと言っても過言ではないだろう(まぁ、生活レベルによって差はあろうが)。そのコンビニという場所を、例えば「店員と客の恋愛」みたいな安直な形でラブストーリーにくっつけるのではなく、本作ではあくまでも出会いの場であったり、コミュニケーションの場であったり、とにかく「日常で少し外にはみ出した空間」としてコンビニが使われている。1話目時点ですでに2組のカップル(未満)が登場しているが、かたや出会いと交流のための場所として、かたや女性側の意外な趣味が発覚する場所として。人それぞれに、コンビニの使い方も違えばコンビニでの事件も変わってくる。不変であるにも関わらず、実に懐の深い(つまりは商品陳列数の多い)コンビニという空間のバラエティを恋愛ドラマのオムニバスになぞらえるというのは、何だか面白そうな試みである。

 まぁ、現状ではまだ「別にコンビニである必要ないやんけ」のレベルは出ていないのだが、こうして日常的な世界から少しずつカップルごとの個性がにじみ出し、それぞれの恋愛を育む様子を観察するというのは、馴染みやすい舞台設定だけに、案外面白い視点の切り出し方なのかもしれない。現時点では映像部分でも特にマイナス点は無いし、次に何が出てくるのか、過度の期待はせずに見守っていきたい。

 それにしても、まさかのメガネくぎゅキャラが2シーズン連続で登場するとは思わなかった。公式サイトで彼女キャラ(今後も割とたくさん出てくるみたい)のキャストラインナップを視てみると、「おいおい、コレ絶対オレと同年代の好みのヤツのキャスティングやんけ……」ってなる。このご時世に鈴村×釘宮の高校生カップルとか、なんかもう、潔すぎるな。えぇ、とてもありがたいですよ。一番リアル高校生寄りの武内君が出てて「武内君もこうして恋愛もので初々しい役を……」と思ったらよりによってコンビニ店員側やんけ。

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