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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」 6→7

 終わりも良しで全て良し。プロムの結果発表の時にアキナが持ってたカードの裏地、どう見てもMTGなんよな。まぁ、作者の過去作を考えると宜なるかな。

 こちらも最終話感想と込み込みで失礼するが、正直、ギリギリまで「まぁ、そんな特別なポイントがあるわけでもないから、好きではあるが6点で留めておくかどうか……」と悩んでいたのだが、ラストの月島とタサキでニクい落とし方をしてくれたのでグッと来て点数は上げてしまった。こういう細かいところで飽きさせない工夫が良いのよね。

 最初から雰囲気も良かったしネタ回しも好みの作品。今期は(今期も)純正ラブコメアニメは数が多く、なろう発も含めて高校生どうしの恋愛話がアニメに溢れていたのだが、そんな中でも一番目が離せなかったのがこちらの作品だった。導入にも設定にもそこまで斬新なものがあったわけではないのだが、1つ1つの要素の処理が丁寧で、いちいちちっちゃい恋心の「タネ」みたいなものにキュンキュンさせられてしまった。

 ベタな設定とはいうものの、最初は反目し合っていたくせして急速接近して1クールアニメの9話目で付き合いだし、残り3話でちゃんとカップルとしての関係性を描いてくれるってのは意外と新鮮ではあるし、実はポエム×統悟以上の萌え度数を誇る隠れた立役者・アキナ×出淵にも魅力が詰まっていたので常に強火で焚かれている状態。そこに実は作中で一番変な恋愛をしている生徒会長カップルや、さらには2人の父親を絡めた家族愛の物語まで、「変なキャラで変な見せ方をしながらお話としては超王道」という展開を堂々とやってくれたおかげで、こちらとしても余計な気を使わずに素直に飲み込むことができた。

 キャラデザ・作画部分についても失点が1つもないというだけでそれなりに満足度は高く、いかにもゼロジーらしいビビッドな塗りとやや固めのデザインが統悟とポエムのキャラの性格の差を描くのに良い具合にハマっていたし、ちゃんと1枚画で締めてくれるところは締めてくれるもんで、ピンポイントのポエムの表情とか、なんともたまらん可愛らしさ(中盤以降に出渕にも割と萌え要素が多い)。ポエムたちの関係性は一旦これで完成形だが、アキナの未来を見届けるために原作も当たってみたいな、という気持ちになっている。そういう意味では、アニメシリーズとしての構成も統制が取れていた。もちろん原作が続いてるんだったら「2期もあったらいいけどね」とは思うが、これだけの満足感が得られたのだから、そこに無理な希望を抱くよりも「これはこれで良かったね」で満足しておく方が良さそうだ。

 いや、2期あってもいいんだけどね。その場合は妹さんsの関係性とか、もっと深掘りしていただきたいわね。

 
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「日本三國」 6→7

 最終話は凄まじい勢いでゴールに駆け込んだあわてんぼアニメ。スケジュール的にしんどいので最終話感想とまとめてここに。

 流石に詰め込みすぎだし、うまくいきすぎだしうまくいかなすぎだった最終話。いくらなんでも滅亡の様子がダイジェストで描かれてしまった聖夷は報われなすぎるだろ、とは思ったが、この作品世界においてはその工程はあまり重要ではなかったということ。あまりに不憫な桜虎の死について、もっとじっくりゆっくり情感を込めて描いてくれよ、という気持ちもあるが、これはこれで「三角青輝の歴史」のページ編集としては正しい中締めだったのかもしれない。加来が逝き、龍門も封じられ、いよいよもって帝まで引きずり下ろしちゃって……ここから三角が平を越えられる方法ってあるんでしょうかね。

 などと気になるところで終わってしまったアニメだが、風の噂によると原作は割と連載の道中でグダってしまっているなんて話も聞こえてくるため、この先のアニメはあまり期待しない方がいいのかもしれない。当然分割2期の報は無かったし、この先の物語がアニメで描かれるのは5年後か、10年後か。もし可能なら忘れないうちに来てほしいとは思うが……どうせなら物語が完結してから来てほしい気もするね。

 とりあえず「ここまでの物語」で一旦評価しても良いと判断したのでまとめておくと、アニメとしてのクオリティは今期でもトップクラス。流石のスタジオカフカ、クドすぎるキャラデザをそのままのクドさで見づらくないギリギリのラインで画面にのせられているし、大仰な「こけおどし」みたいなもので見せつける軍記物の味を醸す作画演出の方向性もマッチしている。冷静に考えれば馬鹿馬鹿しい部分も多い筋立てなので、この画とこの勢いでやってくれなかったらどっかで醒めてしまった可能性もある気がする。少なくとも1クールの間は熱も圧も絶やさず、アホみたいな熱量で走り切ってくれたのはありがたい限り。

 筋立てだってテンプレ的な要素に依拠する部分はもちろんあるが、全てにおいて思考放棄しちゃう有象無象の異世界ファンタジーみたいなことはしてないし、きちんと「アナザー日本」を舞台にした軍記物をやりたいという当初の目標は達成できている。独特のブラックユーモアみたいな部分もあまり押し付けがましくなくいいスパイスになっていたし、なんなら原作漫画にちょっと触れてみようかと思わせるだけの力は持っていた。あわよくば、この期待感を維持できる形で、満足いく結末を迎えてほしいものだ。

 
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「メイドさんは食べるだけ」 4→5

 なんともヘンテコな理由で最終的には加点された作品。「一畳間〜」であんまり得られなかった気がした「きららアニメに求めている何か」の含有量はもしかしたらこっちの方が多かったのかもしれない。

 正直に白状すると、視聴していた動機が「読売名物のクソ枠MANPAにおいて、後に続く『日本三國』を録画してるもんで、抱き合わせされていた今作が勝手に視界に飛び込んできた」というもの。第1話時点で特に良い印象もなく、その後もダラダラと垂れ流していただけなので取り立てて褒めるでもないのだが……。ここはあえて、新番チェックで減点要素として取り上げた点を改めて振り返ってみよう。①「メイドが主人公なのにメイドである意味がない」。これは何一つ解消されていない。ただ、一応周りの人がスズメちゃんと関係を築くきっかけとしてエプロンドレスは印象的なツールになっており、「イギリス帰り」という設定も日本文化への無知を補強するステータスなので、意味があるといえばあったか。結局は「メイドが好きだし、お腹いっぱい食べて幸せそうにしているメイドさんが見たい」というのが最大のモチベだったわけで、そこに文句を言うのは設計思想そのものの否定、野暮というものだろう。

 ②「ネタ回しが適当な豆知識レベルで視聴したいというヒキに繋がらない」。これはまぁ、きらら的な日常の演出として別にマイナスではない。もちろんヒキにならないというのは本当なので、上述したような外的要因で強制的に視聴「させられて」いなければ切った可能性はあった。でもまぁ、最後まで視聴してれば1つ2つくらいは「そういえばそれって不思議だな」みたいな小さな日本文化へのクエスチョンが得られたりはしたので、ここについても全くの無意味というわけではなかった。新番チェックでは「飯を食ってるのが可愛いメイドだろうが野原ひろしだろうが大差はない」と書いたのだが、ここまでの流れを見ると、やはりイギリス生まれの無垢メイドの方が飯を食べさせるインセンティブは高いのだ。

 ③EMTスクアードの作画に期待が持てない。これに関しては割と明確に「否」だったのでそこは素直に反省点。いや、別に作画がとびきり良いなんてことはなかったのだが、全体的に「身の丈にあった」描写ができていた。キャラ絵がユル目の作品なので、これで食い物の描写だけやたらとリアルに気合を入れて描かれても浮いていただろうし、身近な食べ物が多かったおかげで「なんとなく雰囲気さえ伝わればあとはみなさんご存知の通りの美味しさですよ」ということが分かる程度で問題ない。そして、どの食い物もそれなりに「美味しそう」ではあった。ちゃんと作品全体での絵と画の統制が取れており、「美味しい」「可愛い」の総合点はあげてもよかろうという最終判断である。

 まぁ、別にもっかい観たいかと言われたら即答でNOではあるが、別なアニメのおまけとして見ていた時間が無駄に終わらなかったというだけでも充分な収穫だった。

 
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「自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。」 4→5

 今期は順当になろうアニメを切れているので、最後まで視聴した作品の中では一番なろう的なエッセンスが多い作品になった気がする(いや、自販機の方が濃いか)。

 点数を上げたのは、そうしてトータルで最後まで観ちゃったため。1話目時点で気になった「いかにもなろうっぽいアホみたいな描写」は当然マイナスとして計上していたのだが、今作に関してはそんなネガ要素を着想の興味深さが上回った形。いわゆる「悪役令嬢もの」のテンプレートをやろうとしているのだが、その視点人物を悪役令嬢本人ではなく攻略対象の方におくという、端的に説明したらそれだけの話。しかし、これを実際に描くことになったのがコロンブスの卵ってやつなのだろう。ちょいちょい新鮮なものを見つけることができて、最低限、アイディアを形にする責任のある作品だったのだな、という評価に落ち着いた。

 視点人物を反転したことで「悪役令嬢」ティアの愛嬌・魅力はそのままに、さらに視点人物のセシル側にも特大のチートを付与することとなり、その描写がいかにもなろう的なのはやっぱりいただけない。しかし、今作のセシルに関しては「ゲームシステムの混沌を乗り越える」という常人ではおよそ不可能だろうと思われるようなメタレベルを超越したタスクが課されるため、ティアの突拍子もない設定や世界の歪みを全て当然のものとして飲み込むだけの破綻した精神性が求められる。そういう意味ではチートがチートとしてちゃんと機能していたと言えなくもない。毎度「悪役令嬢のジレンマ」と称して忌避していた「ゲームシステムとキャラクターのモチベーション」の関係性についても、視点人物を変えて「世界の改変力に抗う物語」として形の上では「勝負」が成立しているように見える(まぁ、相変わらず詳細はよく分からんのだが)。その辺りの「見たことなさ」は今後似たようななろう作品を見る上で、新たなスタンダードとして記録しておく必要があるだろう。

 まぁ、めんどくさいことを色々というてるが、最終的には「富田ヒロインのティアはアホ可愛くてよかったね」でおしまいである。ここまで徹底的にメイン(?)ヒロインをageageageまくった結果、ライバルのヒローニアの人間性が救えないところまで堕ちてしまい、幕引きもやたら後味が悪くなったのはご愛嬌。今のなろう的価値観だと、放逐されたヒローニアの方がよっぽど主人公に見えるよね(だから主人公(?)なんだってば)。

 
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「ニワトリ・ファイター」 5→5

 1話目「なんでニワトリなんだろ……」

 中盤「なんでニワトリなんだろ……」

 最終話「なんでニワトリだったんだろ……」

 最後の最後までアイデンティティがよく分からん作品であった。いや、でもしょうがないよな、たまたまそういうニワトリ世界だったんだから。そこに理屈を求める意味はない。そしてこのニワトリを受け入れるなら、本作はとてもふつーのヒーロー譚である。……いや、普通ではねぇかな。ビジュアル面のクドさはそれだけで充分に一本立ちできるくらいの特徴ではある。本作についてもあたしゃそこまでコミットしていないのだが、その上で特に悪印象を抱くことなく最後まで観られたのは、ほんとにゴリゴリでクドすぎるとんでもねぇキャラクターデザイン部分が破綻なく描かれたおかげだ。ことに鬼獣のデザインは人によっては拒絶しちゃうんじゃないかと思えるくらいにグロかったりキモかったりで大変なのだが、この濃さがあって初めて、「ニワトリ活劇」というどう考えてもギャグでしかない画面が一周して英雄譚に見えてくるのである。そういう意味じゃ、「これが普通のデザインなんで」ということを無理筋でもゴリ押ししてくるサンジゲン作画という選択肢は正解だったのかもしれない。

 ほんでキモいキモいとは思いつつも、ちゃんと可愛らしいところもあるキャラデザではあるんですよ。まぁ、可愛い要素は9割をピヨ子が請け負ってたけど……しーたむボイスも合わさって、ピヨ子の阿漕なキャラが殺伐としたこの世界にいいアクセントを与えていましたね。エリザベスさんもいい女(雌)だとは思うんですが、今作のニワトリ、性に対してあまりに貪欲すぎるせいでこのままの道を進むとニワトリで欲情できるようになってしまいそうで恐ろしいのであまり触れたくない部分である。……実際のところ、ニワトリの交尾ってあんま見る機会ないよね。(結論)

 
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「ゴーストコンサート:missing Songs」 6→4

 先に謝っておく。ごめん、多分これは俺が悪い。勝手に上松の背中にシンフォギアの亡霊(ゴースト)を追いすぎてたので、勝手に裏切られたと思ってしまったんだ。

 でもなんか「とっ散らかってんなぁ」という印象で終わってしまったんですよ。1クールで世界規模のおっきな話にカタをつけてしまったのだが、最初から全開だった風呂敷をちまちまたたんだり伸ばしたりして、最終的にくるんと丸めて放ってしまった感じ。お話としては完結してるんだけど、「で?」という印象しか残っていないという……この感覚も多分シンフォギアというダイレクト添加物みたいな刺激を期待してしまったせいで肩透かしを食らった結果なんだろうなぁ、とは思う。

 ただ、明確に期待外れだった点はいくつか挙げられる。1つ目に「歌」という通底したテーマの弱さ。シンフォギアの後には事実上の完全後継作となった「プリンセッション」があったわけだが、どちらも「歌って戦う」DNAが受け継がれ、1つ1つの楽曲が持つ「強さ」は明らかだったし、作品世界にがっつり関わっていた。対して今作における歌はゴーストとのつながりを表すものであり、必ず2名以上でのセッションを行うのだが、画面が完成品のMVみたいな状態で提供されるせいで、「今、ここ」での歌という感覚が無い。曲の旋律も、歌詞も、どうしたってぼんやりした印象になってしまい、そこに力を感じられなかった。まぁ、新たなセールスモデルを考える必要があるのだから、別角度から攻めた結果なのだろうが……残念ながらあまり嬉しいチャレンジにはならなかった。

 2つ目の問題点は「ゴースト」という存在そのもののキャラとしての弱さ。例えば一番関係性が深いクレオパトラですら、そこまで前面に出てキャラを主張することがない。ゴーストの名を冠する通りにマジで「仮面ライダーゴースト」の時と同程度の扱いで、あくまでアイテムの1つみたいな状況。歴史上の偉人を次々と登場させて夢の偉人ポケモンバトルをやろう、というコンセプトは上手く絡めば面白いギミックになったかもしれないのだが、今作における主軸はあくまでミウクスと対峙する「現代音楽バトル」であり、そこに偉人たちが絡むのはほんとにおまけ要素でしかない。きーやん演じるネロが熱唱したり、一応「歌」と「偉人」の絡め方に刺激を与えようという意識は見られたのだが……個々のエピソードがどうにも散漫で、ゴーストバトルシステム自体に面白さを見出せなかった。

 割と序盤に心が離れてしまったもんで、色々と勿体無いところはあったんだよな。特に今作は「しゅが美演じるリクさんが割とおもろい立ち位置」というのが中盤の見どころとして用意されており、しゅがファンとしてはありがたい供給となったし、その他のキャストについても、重要なポイントでのサトリナの起用、そして芹亜の両親が松岡・茅野夫妻というよく分からんサービスまで、キャスティングは俺を殺しに来てる感すらあったのだが……そこに埋没するにはちょっと世界が寄り添ってくれなかった。

 今後このプロジェクトがどう展開されるかは分からないが、とりあえず芹亜にはいつでも絶唱で血の涙を流す準備をしておいてほしい(死人にムチを打ち続ける)。

 
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「魔法の姉妹ルルットリリィ」 5→5

 まさかの分割2クールだったという。……いや、深夜アニメなんだから別になんもおかしなことはないのだが、何故だろう、伝統を受け継ぐ「魔法少女もの」が分割処理になるっていう発想が全く無かったわ。世の中はいろんなところが移り変わっていくのである。

 とか言ってるけど、やっぱり私は「魔法少女もの」をよく知らない。今作のご先祖にあたるらしい「ぴえろ魔法少女シリーズ」が全く分からないので、このジャンルで考えるなら多分私が人生で一番深く関わったのは「ふしぎ星のふたご姫」である(次点にコメットさんをあげたい)。まぁ、何かしらそういう「子供向け魔法少女アニメ」の源流というのはあると思うのだが、本作はどこかにリスペクトを匂わせながらも、しっかりと「現代アニメらしい作品」になっていた気はする。まぁ、それが面白さに繋がるかどうかは人による気もするが。

 正直、そこまでしっかりとフォローしていたわけではない。1話目時点でちょっと書いてたけど全体的に雰囲気はユルめだし、元々「子供向け」ということもあって眠たい作品だなぁ、という印象が強かった。そりゃま、本来魔法少女ものなんてそれくらいのテンション感で接するのが正しいジャンルなのだろうし。しかし、本作はびみょーにその辺に「ズラし」というか「攻め」が入っているところが現代的な部分で、「女の子が魔法を手に入れて夢を叶える作品だよ♡」だけで終わってりゃいいのに、絶妙に不穏な刺激が追加されたりする。個人的に忘れられないのはなんと言っても地獄のクイズ回で、あの辺から「どうにも様子がおかしいところがあるな?」というのでちょっと気にするようになった。そして続く白昼夢回など、単なるぽわぽわファンシーで終わらない展開が絶妙に気を抜けないフックになっているのである。

 まぁ、この辺りの味付けも人それぞれに受け止め方は違うだろうし、「そんなおふざけ見たくないやい!」という魔法少女原理主義者みたいな人からしたら余計な装飾になっていた可能性もある。まぁ、私は元祖のシリーズを知らないので、「もしかしたら元々これくらいハジケた要素があったシリーズなのかもしれんが」とは思いながら見ていたけども。

 映像部分はおそらくやりたいことをしっかり実現できていたクオリティだと思うし、大きな減点要素は思いつかなかったのでなんならもう1点あげてもいいかな、くらいの期待を込めて第2クールにつなぐが、さりとて積極的に応援したい要素があるわけでもないので、一旦距離を置いて眺めさせてもらおう。気になるところで終わったお話、さぁ、姉妹の運命はどう転がる?

 
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「一畳間まんきつ暮らし!」 4→4

 「まぁ、きららアニメってこんなんだよなぁ…………いや、こんなんだったか?」というアニメだった。意外と「好きなきららアニメ」というカテゴリをしっかりと定義するのは難しい。

 最終回のネタバラシは衝撃ではあったが、「きららアニメってどんでん返しを求めて観るもんじゃないよな……」とは思った。それでは何を求めて見ているのかと言われると大変難しく、過去に好きだったきららアニメを振り返るなら、やはり「女の子どうしの関係性」を観るのが一番の目的だと言える。そう考えれば今作は充分そうした観測地としての下地は備えているはずなのだが……あんまりそこに沼みを感じなかったんだよな。全体的に「関係性を深めたい」というニュアンスは感じられず、どちらかというとタイミングに応じて新キャラを追加し、インスタントなキャラ設定の刺激で引っ張る方向性の作品に見えた。ギャグ漫画としては基本的なフォーマットではあるのだが、非現実の中にどこか生々しい女子高生ライフを垣間見たいという私のニーズにハマった作品傾向ではなかったということだ。

 基本的なクオリティはそんなに低くない(高くもない)。キャラが可愛いかと問われればちょっと迷ってからYESと答えるだろうし、キャストもハマっていてキャラにインパクトはあった。ただ、それらのキャラは1人1人で独立したネタでしかなく、わざわざ集まって何かをしていることへの旨みが薄かったのだ。わざわざタイトルにまでしている「漫画喫茶暮らし」というヘンテコ設定も、「別に漫喫である必要性は無いような……」くらいのもんだし、結局こんなとこで引きこもってる連中なのでキャラクター性にもどこか似通ったところも出てきてしまう。梨絵の超絶セレブ設定なんかはぶっ飛んでるのに、使われ方がコロコロコミックくらいのテンションなのでなんかきらら的エッセンスに繋がらなかった気がするのだ。

 あと、これはピントのズレた疑問かもしれないのだが、きらら作品ってエロにどのくらいウェイトを置くもんだったっけ……少なくとも「ひだまり」「けいおん!」や「まちカドまぞく」、「ぼざろ」で積極的にエロネタを売りに出すことはなかったような。今作の露骨なエロ押しがそれこそ「マガジンとかチャンピオンのギャグ漫画みてぇだな」と思ってちょっと抵抗があった。現代のきららの読者層ってこういうのを求めてるんでしょうかね。時代に合わせたアップデートだとすると……どう考えても時流に逆らってない?

 

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「あかね噺」 6→5

 とりあえず2期が決まったのはおめでとう。おかげでここで何か評価を刻む意味はあんまりなくなっちゃったけども。まー、ジャンプアニメだし、事実上の分割2クール(以上)ですけどね。

 残念ながら評点は下がってしまっている。これは大きく何かしらのマイナスがあったということではないのだが、原作漫画からアニメになっての大きなプラスが得られなかったことへの消極的評価である。あとはまぁ、これは全く作品に責任はないので申し訳ないが、どうしたって落語アニメというだけで「昭和元禄落語心中」と比較してしまう部分があり、あの作品と比べたらどうしたって「落語」の描写は力不足である。それなりに工夫していることも伝わってくるし、特にキャスト陣あたりはなんとか「芸」に説得力を持たせようと奮戦している様子も見えるのだが、それでもなんでも、どうしたって届かない領域というのはあるのだろう。贅沢な要求なのかもしれないが、わざわざアニメ化してしまったのだから、どうにかして乗り越えてほしい壁ではあった。いやぁ、でも難しいよなぁ……あくまで「少年漫画」の範疇で落語をエンタメとして画面に載せきらなきゃいけないってのは、相当な無茶振りに違いないのよ。漫画では許されていた(むしろ漫画の強みとして見せられていた)部分が、アニメでは言い訳のできない「嘘」になってしまうのは如何ともし難い。

 まぁ、そうはいっても映像クオリティが低いというわけではない。「原作の絵をそのまま動かすアニメ」としての役割は果たしており、流れを知りたいだけであればこれでも充分な映像化だ。ただ、そこで満足してほしくはなかった、というだけの話。

 あと、どうしても個人攻撃みたいになって申し訳ないのだが、魁生のキャスティングだけはどうしても納得いかない。そりゃあかね役の永瀬アンナやひかる役の高橋李依が完璧に落語をこなせたかと言われたら議論の余地はあるかもしれないが、よりによって天才と謳われる魁生役に声優としての仕事も足りない声を当てたのはどうなのか。そこだけは強い違和感として残ってしまった。今回放送された部分ではそこまで大きな影響はなかったが、今後の魁生の立ち位置を考えると、この決定は足を引っ張りそうな予感がある……。

 まぁ、ここからどう育てていくか、っていうのも課題の1つではありますからね。転がり始めたプロジェクト、視聴者は見守るしかないのである。

 
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