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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「であいもん」 6→6

 ほど良き。使い古された文句をあらためて使うのも小っ恥ずかしいが、「こういうのでいいんだよ」。

 毎週感想を書くことになったので特に追記も無いが、やっぱり最大の誘致要因は「京都アニメ」だったことなんでしょうね。別に生まれ故郷でもない京都の地、生粋の京都人から見たら私なんぞ新参にもならぬ「よそさん」でしかなかろうが、それでも愛着が湧く程度には長いこと住んでますんでね。その京都をこってり画面に垂れ流してくれるアニメはそれだけで贔屓しちゃいますよ。過去にもそういうことはありましたからね。「有頂天家族」とか、「けいおん!」とか(なんか違うの混じってない?)。

 いや、別に「ご近所が出てるから」というだけで無条件に応援したくなるわけじゃないですよ? 「自分のよく知ってる場所が描かれるアニメ」ってことは、製作チームがどれだけ力を入れてその情景を描こうとしているのかが受け止めやすいってことなんですよ。本作は特に作画のリソースにフルパワーってタイプの作品でもないし、美麗な景色に目を奪われるなんてことも無い。それでも、ふわっと淡いタッチで描かれた背景に京の街並みが滲み出すような感覚はとても心地よいし、華美に飾り立てずに素朴に幼い和菓子屋見習いの日常を描いていこうという方向性は歓迎すべきものである。「和菓子」というテーマが京都の四季折々に重なって日本の渋めの文化を見直すきっかけを与えてくれるし、そこにちょっと普通とは違うホームドラマが絡んでくる筋立ても程よい刺激となって飽きさせずに興味を惹きつけてくれる。ことに美弦ちゃんと佳乃子の女の執念バトルなんかはこんだけほわっと幸せな世界観のくせにやたらとそこだけ生々しさがあったりして……決してただぼんやりとホームドラマしてるだけの作品でもないのですよ。

 些細な出来事をつなげていくだけでも、毎週気づいたら30分経ってて「次も楽しみやな」と思わせてくれる。そういう心安らぐ作品が、地に足ついた製作体制で届けてもらえたというだけでも幸せなことです。これがきっかけでちょっと和菓子にも目を向けてみようかな、という気にもなりましたしね。今度の休みにゆっくりと…………原作コミック買おかな(まぁ、それが一番の貢献ではある)。

 

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