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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 また濃いのが来たな……第6話。大丈夫! だって掲載誌は百合姫なのだから! ……ねぇ、百合って常に犯罪性を伴う行為なんだっけ?

 実に刺激多めの展開である。何しろ、いきなりみゃーさんが大学に行くなんて訳のわからないことを言い出したのだ。待ってみゃーさん、あなたニートじゃなかったんですか? 今まで一度たりとも進んで外出する描写なんてなかったというのに……小学生たちが学校に行っている間、大学に通うことも(たまには)あったという……そうかぁ、このことからわかるのは、「少なくとも大学生の就学時間は小学生よりも短い」ということだ。まぁ、みゃー姉が通っているのはどうやら芸術系の専門学校のようなので、もしかしたら授業よりも自宅での課題作成のウェイトの方が大きいのかもしれない。ほとんど行く必要がないという大学のシステムに意味があるかどうかは謎だが……少なくとも今回裏付けられた事実としては「第三者目線で見てみゃー姉の創作物は質が高い」ということなので、引きこもって製作作業に没頭していても、大きな問題にはならないのだろう。最大の問題は、そんなみゃー姉の日常を一番間近で見ていたはずのひなちゃんがさっぱり把握していなかったことだが……まぁ、ひなちゃんなのでしょうがない。

 そんなレアな機会を逃さず、みゃー姉の生態を調査するための隠密行動。なんだかんだでこの3人はみゃー姉のことが大好きなんだよな。そして遭遇してしまう忍者……じゃなく、謎の親切なおねーさん。さぁ、松本だ。これまで攻める側だったみゃー姉が、全く同じ構図で別な人間から攻め返されるというわかりやすい逆転の構図。これまでの自分の所業を、全く同じかそれ以上のクオリティで綺麗にカウンターされ、タジタジのみゃー姉。攻めに回ればパワー系だが、受けに回ると本当に弱いみゃー姉。常に対話相手と目を合わせないようにするコミュ障独特のムーブは避けようのないものだが、まぁ、相手は犯罪者(予備軍)だししょうがないよなぁ……もうちょいまともで難度の低い相手からコミュニケーションの練習ができたらよかったのだが、まぁ、失敗しても問題ない相手と考えれば練習台にはちょうどいいのかも……。一番重要なのは、松本の方はみゃー姉が何してようが特に気にしてないってところですよね。

 松本という有力すぎる視点が現れたことで、ますます補強されていく「みゃー姉実は美人」説。ここまで熱狂的なファンだと視点の公正さに疑問は残ってしまうが、少なくとも人一人を虜にするくらいの魅力は持ち合わせているということだ。おそらくそれは彼女の創作物の力も大きいのだろうが、外見的な魅力も無視できない要因だろう。女子高生みゃー姉は実にレアで美しい。多分みゃーさん、もっとまともに大学に行ってキャンパスライフを謳歌していれば、オタサーの姫くらいなら簡単になれるポテンシャルがあるんじゃなかろうか。「げんしけん」の大野さんみたいなポジションになった可能性もあるよね(おっぱい的にも)。ロリが嫌いな女子なんかいません!

 果敢に攻め続け、火に油を注ぎ続ける松本。犯人自ら進んで自供していくその潔さには惚れ惚れしてしまうが、ついに果たした家宅侵入から流れるように友情形成ムーブ。やはり今作のキーとなるのは幼女たちなわけで、最初は警戒心をあらわにしていたひなちゃんが割とあっさり松本を受け入れたことで事態は好転。さらに偶然の保護者懇談会という(みゃー姉からしてみれば)大ピンチの展開も活用し、見事にお母様公認のお友達認定を受けるに至った。松本、やればできるんだから2年前にやっとけよ。ストーキングが発覚した今、みゃー姉は枕を高くして寝ることができるのだろうか。PTSDとかにならないといいけど……。

 今回は松本のおかげで完全に持って行かれた形だが、それでも可愛らしさを余すことなく発揮し続ける幼女トリオはさすがである。すっかりみゃー姉のコントロール法を身につけた花ちゃんの狡猾とすら言えるお菓子交渉術とか、この世界の主導権を握っているのはやはりロリなのだ。ラストシーンでのノアの独白を見ると、ノアはひなに対しては結構特別な感情を持っているみたいなのね。一応この辺りも百合姫? まぁ、全員のベクトルが全て一方通行ってのもお約束の設定ではあるけど……松本の一方通行っぷりはかなり強烈なので、今後のみゃー姉の動向にも少なからず影響を与えそうである。

 ちなみに今回登場したママさんズ、花ちゃんのお母さんがCV藤村歩、そしてノアのママンが豊崎愛生という配置。そうだよなぁ、そのあたりがお母さんな年齢になるよなぁ……。

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 エンドカードがややこしい、第5話。サターニャだけどサターニャじゃなくて、サターニャっぽくない方がサターニャなんだ……一迅社ぁ!

 いよいよ「わたてん☆5」が正式に揃ったお話という認識でいいのだろうか。前回あたりから割とメインに食い込んできた残り2人の小学生、小依と夏音。かたやノア以上に面倒臭い自己中タイプで、もう片方は小学五年生とは思えないほどの思慮と包容力を持つ、今流行りのママみを持つロリである。そして、この2人の関係は「なるほど百合姫」と納得するような、割とダイレクトに濃密な関係性。みゃー姉まわりの関係性が「これは百合……なのか?」という状態だったので、この2人が独自に築き上げるワールドは掲載誌を意識させてくれる明確なものだ。別に当人たちにそうした意識はかけらも無いのだろうが、2人して着衣のまま風呂場に行ってぬるぬるしながら最終的に浴槽にダイブする展開なんかはいかにも「らしい」セッティングである。2人のうち、どちらが先に「向こうの世界」が見えるようになるのかは興味深いところである。

 2人だけでも充分関係性が完結しているが、これが既存の3人と結びつくことでどんな化学変化をもたらすか。まず、ノアちゃんは完全にツッコミ役に回った。みゃー姉の前だと程よく小学生っぽさを見せる時もあるのだが、周りにかき回し役が多いと自然にツッコミに回らざるを得ないようだ。一応、より大人レベルの高い夏音が加入したことで同じようなポジショニングのキャラが増えたのだから仕事が分担できるかとも思ったのだが、残念ながら夏音ちゃんはすべての事象を飲み込んでしまう圧倒的な包容力を持つため、特にツッコミに回ることはなかった。今回彼女が受け入れられなかったのはみゃー姉のフルスロットル状態くらいである。そして、単に食いしん坊属性を加速させるしかなくなってしまった花ちゃん。大丈夫か、一応メインヒロイン(?)じゃないのか?

 そして、そんな追加された幼女を見て我らがみゃー姉が何を思うか……。うぅん、すげぇ、小学生相手に土下座からの泣き落としを繰り広げられる大学生ってのもなかなかの逸材だ。本当にこの人は駄目だな……でもまぁ、初対面の相手とちゃんと対話が成立していたわけで、一昔前よりも成長していると考えてもいいのかしら。相手が夏音ちゃんたちで本当に良かったな。心無い小学生だったらどんな対処になっていたことか……。まぁ、おかげで全開放したみゃー姉を見て夏音ちゃんはあの通りだったわけだが……すでに受け入れてるノアって考えてみりゃ強い子だよな。

 そうそう、一応今回、夏音ちゃんたち2人という第三者から、正式に「みゃー姉はちゃんとした格好してれば可愛い」という言質が得られたのは大きな収穫である。やっぱりメカクレしないで綺麗にしてれば素材はいい人なんだよ。こりゃきっとひなちゃんも将来美人になるぞ。そして、なんとCパートではそんなみゃー姉の大学の話への接続が……みゃーさん、ちゃんと大学行ってたんだ……。

 

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 みゃー姉の水着はないんかいッ! 第4話! もう着ろよ! ひなちゃんの水着でいいから着ろよ! アカネちゃんはちゃんと水着になってくれてたんだぞ!

 まー、そういうアニメじゃないのだろうなぁ……あくまで水着は幼女のみ。そしてそのまま幼女はお風呂にも入るよ。……これはこれでニーズがあるんだろうなぁ、と思ってたら、どっかで「ひなちゃんたちは小学5年生である」っていう情報を入手して私はたいそう驚いたのである。ウソォ、どう見ても二年生とか三年生くらいだろ……ミーシャと同い年くらいでないと……作中で学年に言及してるシーンあったっけ? このギャップは「ヤマノススメ」のひなたたちくらいショックだわ(あの子ら、どう見ても小・中学生なのにバイトしてんだよなぁ)。多分頭身の低さもそうだけど、ひなちゃんのまっすぐな性格がよりピュアな印象を与えるせいで幼く見えるんでしょうかね。

 しかし、そうして考えるとみゃー姉の行為は確かにアウト度合いが上がってしまうかもしれない。明確に年齢で区分できるものでもないのだろうが、多分小学1、2年生の水着シーンの撮影よりも、五年生の子たちを撮影する方がアウトになる確率は高い気がする。おそらく浴衣姿も同様なのだろう。みゃーさんはただでさえ風態がアウトなのだろうから、苦手なアウェーであるお外に出た時の振る舞いには一層の注意を払わねばならない。このまま警察に顔を覚えられて常連になってしまうと今後の人生もいろいろアウトだぞ(現時点でアウトな気もするが)。

 しかし、みゃーさんってひなちゃん以外の人間から見たらどれくらいのルックスなんだろうか。その辺も作中では明言されてないのだが、花ちゃんやノアも「水着きたらええやん」って言ってる雰囲気からすると、決して根暗でクソブスなモンスターではないはずなんだ。確かに前髪の雰囲気はネガティブなものだろうが、面相だけで言えば結構な美人さんなのではなかろうか。本人はスタイルも気にしてるんだろうけど、これまた別にデブってわけでもなさそうだし……。いいじゃん、水着にトライしても。過去に何かスク水関係でよっぽど嫌なことでもあったのかなぁ。むっちりしてるから、高校時代に同じクラスの男子に視姦されたとか、そういうトラウマかなぁ。あんなに可愛いのにもったいないなぁ(特に声が可愛い)。最終的にみゃー姉が幸せになる作品なのだよね、きっとそうだよね。

 そして、そんな謎めくみゃー姉を取り巻く3人にも随分安定感が出てきた。いつでもフル回転なひなちゃんは先週のお話でちょっとこじらせたけど、やっぱりまっすぐに気遣いのできる妹さん。何をするにしてもみゃー姉の都合を考えてくれるので、悪く言えば恐ろしいほどの甘やかしぶりである。この妹は姉をダメにしてしまうわなー。みゃーさんも反応の悪い花ちゃんじゃなくてもっとひなちゃんに惚れればいいと思うんだけど、そうなると一気にカルマ値が上がってしまうので問題があるのか。

 花ちゃんは相変わらず単におかし食うだけのマシンと化しているが、すっかりみゃー姉の扱いにも慣れて、うまいこと自分の利益が最大化するように行動できるようになっている。この子、この調子でみゃー姉に飼われてたらデブまっしぐらだと思うのだが……大丈夫か? そして3人の中でも大人レベルが高いのがノア。彼女の場合は「自分の可愛らしさが伝わらない」という部分にこだわってしまう部分だけが子供っぽいのだが、それでもみゃー姉の中の優先順位についてはすでに諦めているみたいだし、その上で他人を幸せにしつつ自分も幸せになれるよう、多方面に気遣いができている。ひなちゃんは本人が良い子なので周りを幸せにできるが、集まってくるお友達も良い子ばかりなのは恵まれた環境だ。

 そんな環境にあぐらをかいている女子大生が一番の問題なわけだが……そろそろ幼女たちが頑張って更生プログラムとか作ってあげてほしい(もう色々やってるやろ)。

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 昼まで寝てて、起床後すぐに遊び始めたはずなのに身体から甘い匂いをさせてるミャーさんまずくないですか? 第2話。もしかしたら変な病気かもしれないのでちゃんと人間ドックとかに行った方が……いや、もしかしたらもう体に染み付いてるだけなのかもしれないけど。途中でハナちゃんがジャージをクンカクンカしてたのはなんだったんでしょうね。

 真正面から初潮前の女の子の可愛らしさにぶつかっていく本作。やっぱりどう見てもユリものではなくロリものである。今回はさらに追加でロリが加わり、これで3人体制。Cパートやエンディングを見る限りではすぐにもう2人加わるようなので、ロリっ子戦隊が組める人数になる。「ウザメイド」は主にミーシャが背負っていた「ロリ担当」という重荷が綺麗に分担された印象だ。今回登場したノアについても、「ウザメイド」森川さんと似たようなメンタリティを持っているはずなのに、やはりこちらの方が素直なロリであり、愛嬌がある。エネルギーの塊であるひなたちゃんのカッ飛んだ可愛らしさは言わずもがなであるし、こうして並べると一番愛されるべきハナちゃんが一番キャラ薄いんだよな。

 何より恐ろしいのは、今作の場合、そんなロリに加えてミャー姉もちゃんとかわいいということである。いや、これをかわいいと言ってはいけないのかもしれないが、こんなだらしないニートがのびのびとロリを愛でることができる人生って、どれだけ前世で徳を積んだら実現可能なのだろうか。まっことうらやまし。きっちりロリっ子たちとの恋愛要素を残しつつ(?)、そこに変態性を散りばめるバランス感覚。そして相変わらずふくよかなシルエットと腰回り。なんかクセになりそうなキャラである。同じジャージを一体何枚持っているのだろう。

 そして、今回初披露となるエンディング演出もなかなかいい感じ。非常にシンプルな演出ではあるが、キャラが可愛らしくできているとこれだけシンプルなものでも満足感があるものだ。残り2人のキャラが固まったら、また違った見え方になるのかもしれませんな。

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 このアニメのタイトルこそ「妹さえいればいい」だよね、第5話。まぁ、全てのリンクがつながった結果女の子が全員妹だったことが判明し、どっちかっていうと「妹しかいない街」みたいになってるけども。

 前回決定した出張の話がまさかの続き物で今回まで引っ張られた。1期から通してこういう話の組み立ては初めてな気がするが、2期に入ってからは割とオムニバスというよりも一本のストーリーがつながってるような感じはありますね。2週間程度の出張、と言われてうまるも「なーんだ、その程度か」と胸を撫で下ろしていたわけだが、これまでの人生をずっとべったりで生きてきた兄妹には、たったの2週間でも随分な長さに感じるわけで。しかも「妹さえいればいい」兄と「お兄ちゃんさえいればいい」妹のコンビのこと。なかなか穏当には終わらせてくれない。というか、そもそも出張が始まっても別れさせてもくれない。ボンバのおかげで2万円ももらえて浮かれていたうまるだったが、突発的に思いついた新幹線での尾行(往復)でそのうち半分以上は消えてしまったのではなかろうか。ちゃんと2週間過ごすことができたんでしょうかね(まぁ、お兄ちゃんが立て替えてくれてそうな気はするが)。

 基本属性がインドアのうまるのこと、ウナギにつられて尾行は決意したものの、途中で面倒臭くなって中止も検討した。しかし、お兄ちゃんが駅で上司の叶と会話しているのを見て、なんとも言えないモヤっとした感情が心の奥底から湧き出てきた様子。この絶妙な嫉妬具合がえも言われぬ「兄妹感」を醸し出していてなかなかのバランス感覚である。旅先で触れた「いかにもカップルがさわりそうな像」の時にも、「こういうのはカップルでやるものじゃないの?」と素直な疑問を呈するだけで、2人とも顔を赤らめたり意識したりなんてことはないのだ。そうそう、血の繋がった兄妹ってのはこんなもんなんだよ。お互いに「好き」「嫌い」で言えば文句なしで「好き」でいいんだろうけど、それは恋愛とは別次元の感情なんだ。うまるはお兄ちゃんを別な女に取られたらイラっとするし、いなくなったら泣いちゃうくらいに寂しくもなるが、それはLOVEではない。この「健全なイチャイチャ」が土間家の良いところなんじゃなかろうか。

 そしてその他にも存在していた兄妹関係。満を辞しての登場となった「海老名兄」。過去に家を出てしまった、なんて話を聞くとその家庭環境をちょっと想像してしまうな。考えてみりゃ海老名ちゃんが単身上京してるのも不思議といえば不思議だし。でも、彼女の性格を見てると別に親が問題を抱えてるわけでもなさそうだが……料理人になりたいっていう夢を反対されたとかでしょうかね。結局、この兄の存在が判明したことで海老名ちゃんも「妹」属性が非常に高かったことが判明。他にも切絵ちゃん、そしてシルフィンと、今回はお兄ちゃんが「一緒に出張に行った連中の家に全く必要ないお土産を届ける」という謎イベントを敢行。それでも矛盾が生じずになんとなくスルーできちゃうあたり、シルフィンの強さだよな。それにしても、みんなしてうなぎパイ以外に買っていくものはないのか……。

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 ロリシルフィンはおめめがシュバってない、第4話。シルフィンeyeも可愛いと言えば可愛いのだが、やっぱり自然な笑顔が見えた方がいい気がするな……。

 なんか2期目に入ってからはイイハナシ成分が多めだな。1期の時のように初対面とか慣れない感じが少なくなっているので、勘違いやすれ違いのネタが作りにくくなってるし、うまるのぐうたらネタもそこまでバリエーションは増やせないからな。ギャグに徹するのではなく、素直にホームドラマ、学園ドラマとしての筋立てを見せる方向に動いているということなんだろう。原作の方は間も無く終了なんて話も耳にしてるんだが、アニメは一体どんな風に動くんでしょうかね。

 Aパートは一足お先にクリスマスのお話。そして、このシルフィンがすこぶる良い顔をするのである。どこまで言っても素直で良い子。4人組の中にあって、度がすぎるほどの対人能力を持ち、グイグイ来るから鬱陶しいけど悪意ゼロ。それがシルフィン。コミュ障だらけのチーム・うまるにとっては本当にかすがいのような存在だし、彼女のまっすぐな真心は家族にも友人にも、分け隔てなく染み渡る。友達が来るかどうかもわからないのにせっせと家の中の装飾を一人で作っていた前の日のことを想像するだけで、涙が止まらないですよ。うまるは友達としては問題もあるが、それでも日本でたくさんの良い友達に恵まれたのは本当に幸せなことである。まぁ、シルフィンのコミュニケーション能力なら、遅かれ早かれ、友達はできた気もするんだけども。彼女のテンションを制御できる、もしくは許容できる人間じゃないと「親友」にはなりにくいかな。二面性を持って接しているUMRさんは、今後どういう形で友情を深めていくことになるのだろうか。今回みたいなことがあるなら、さすがにどっかで打ち明けなきゃいけない気もするんだけども。

 「うまるとお年玉」では久しぶりに人格入り乱れるうまる会議が披露された。いろんなうまるが矢継ぎ早に登場するシーンは、中の人・田中あいみにとっても見せ場となる注目のシーン。1期の頃から上手い子ではあったが、すっかりうまるを自分のものにしているので、うまる会議でも見事なバリエーションを見せてくれている。まずラーメン屋で2杯目出てきたときに食うなよ、とは思うけども。

 そしてラストはお兄ちゃんの出張話。泣きついたときには「どれくらいいなくなるの?! 1ヶ月? それとも1年?!」って喚いてたくせに「2週間」って聞いてスンッって泣き止むのもどうなのよ。2週間も1ヶ月もそんなに変わらないだろうに。いや、ニートにとっては養ってくれる人がいるかいないかは死活問題になるだろうけどさ。海老名ちゃんと話して少しは「実は自分がダメなのでは」っていう事実に自覚的になったんだから、ちょっとくらいは自活する努力をしなさいよ。まぁ、この兄妹の場合、うまるが完全に自立したらそれはそれでお兄ちゃんがダメージを食らうという本当に面倒臭い関係性なのだが……。それなりの会社で働き、しっかりした収入で妹と二人の家庭を支えながら家族サービスも忘れず、ケーキやおせちまで作ってみせる……やっぱりお兄ちゃんが色々とオーバースペック過ぎるのがうまるを歪めた原因なんだよなぁ。そう考えるとシルフィンを生み出したアレックスって実は意外と良い兄だったのでは? 

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文句言いながらもカードの収納作業とかにこの上ない充実感を感じるタイプ。なお、普段は全く片付けをしない模様。

 2期に入って2週連続でシルフィンが可愛いアニメですね。すっかり馴染んで心のハードルが下がっているおかげで自然体の良いところが前面に押し出されてるんでしょうかね。いつの間にか海老名ちゃん・切絵ちゃんと4人で映画観に行くような仲になっているのは驚きだったけども。冷静に考えると(ノーマルうまるのままでいるとするなら)全員をまとめる接点を作るのが大変そうな構成ではあるのだが、海老名ちゃんは周りに合わせるタイプだし、シルフィンは自己主張強いけど細かいこと気にしないタイプだし、うまるが調整役になっていれば切絵ちゃんのテンションにさえ気をつければ問題ない組み合わせなんだな。

 女の子たちがしっかり組み合わせられたのに合わせて、お兄ちゃん周りでの人間関係も少しずつうまるとのつながりを強めている。ついにシルフィンの兄、アレックスがうまると接触。ちなみに会ったのは干物妹バージョンの方。うまるって基本的に家に上がってくる人間に対する警戒心薄いよな。趣味が合うアレックスとは意気投合するも、彼は実は裏の顔が……あるのかどうかよくわからないけど。最後に連絡取り合ってたのって、普通に考えるとお兄ちゃんの会社の上司の人だよな。

 そして個人的に一番気になったのが、なんとも珍妙な「耳かきアニメ」である。次回予告でも突っ込まれていたが、そもそもメインヒロインの耳くそが大活躍するという時点で頭がおかしい。ある意味でうんこやザーメンが活躍した「パンティ&ストッキング」と同レベルと言える(流石に言い過ぎだが)。そうかー、最近は耳かきも色々と新商品が生み出されているのかー。あんまり興味ないけども……やりだすと無闇に連鎖しだすのはなんかわかる気がする。やりすぎると中耳を痛めるので気をつけましょう。ちなみに「痒ませる」っていう日本語は多分存在しないと思います。

 お片づけエピソードではお兄ちゃんの意外な心の弱さが明らかになったのも興味深いところだが、うまるの本棚がやたらとジャンプ漫画ばっかりだったのもポイント。まぁ、連載誌がヤンジャンだからな。だったら嘘食いとか揃えておけばいいのに。……女子高生はあんまり読まないかな……。なお、あんだけジャンプ漫画で固めてあったのに、なぜか観に行く映画はコナンである。やっぱ強いな。

 

 

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 良い新キャラ、第5話。こういう展開が欲しかったのよね。やっぱりキャラがわちゃわちゃしてなんぼの作風だと思うし。

 ここまでの展開も別に悪くはなかったのだが、今ひとつパンチが足りない気がしていたのって、多分ガヴの設定があんまり活きてなかったからなんだよ。サターニャ様ばかりが引っ張ってる印象があって、ガヴは単なる引きこもりの駄目天使でしかなかった。それだったら天使でも何でもないその辺のニートと変わらないわけで、半端に学校にきている分、極端なニート主人公よりも弱いということになってしまう。そこで、今回投入されたタプリスが上手い具合に絡んでくることになる。タプリスはガヴの最大の特徴である「堕天」を活かすことが出来るキャラクター設定で、彼女の目線から改めて設定を見直すことによって、今作最大の特徴が上手いことネタとして昇華されるって寸法だ。やっぱりギャグの基本はギャップですからね。

 そして、そんな大切なカンフル剤の役割を果たすタプリス自身も実に良いキャラ。ただでさえ女子4人でかしましかった現場に、更に水瀬いのりボイスが絶妙にはまった幼女がやってくる。そして、ご丁寧に1人1人別個に遭遇し、4キャラの個性を改めて引き出してくれるのである。そうして触媒を介して引き立ったキャラといえば、やはりそれはサターニャ様である。これまでは言わば最下層民(?)のポジションに甘んじていたサターニャが、ようやく自分よりも弱い存在を見出すことが出来た。いや、正確には互角くらいの存在だとは思うのだが、とにかく片手であしらわれるようなことなく、正面から実力を発揮することが出来る相手を見つけたのだ。まぁ、正面からぶつかった割にはこすっからい勝負になってたけども……。

 そして、そんなサターニャの失態を楽しむのは、我々視聴者もラフィエルも同じ。外野に回ってどんどん火種だけを焚き付けていくラフィエルの名フィクサーっぷりは実にお見事。サターニャの扱い方は充分に理解しているし、どうやら天界ですでにタプリスの性格も把握していたみたいなので、面白いおもちゃを2つ掛け合わせたような、彼女にとっては夢のマッチングである。地元の後輩ですら全力で遊びに使っていく外道な一面が引き立ちつつ、彼女は彼女で楽しそうにしている様子が可愛らしいので何ともお得なのである。今回は全体的にキャラの表情の付け方とか間の引っ張り方が良かった気がする。いつもの太田演出とはちょっと違うテンポかなぁ、と思ってたら、なんとコンテが上坪さんだった。過去に太田作品に絡んだ記憶は無かったのだが、履歴を遡ると「プラメモ」あたりで動画工房の仕事はしてるので、そっちからの繋がりかしらね。

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 今期は感想書く番組の選択が難しいよぅ、第4話。ラノベ作品も微妙に「面白い……けど書くほどでもないかなぁ」くらいの当落線上をフラフラしてるのが多くてね、面倒臭いと結局書かなくなっちゃうんだ。「35小隊」も「落第騎士」も。そしてこれも。

 今作は1期目の駄目駄目なイメージに引きずられている部分もあるし、実際に大した話をしているわけではないのだが、作品全体のクオリティは1期と比べるべくもない。少なくともキャラの分かりやすい可愛らしさを出そうという方向性では圧倒的だ。まぁ、時代が違うんだから当たり前ではあるんだけど(そうはいっても4年でそこまでの差が出るわけでもないが)。加えて、形はどうあれ、「1期で描かれたキャラクターが先輩として大きく成長し、後輩たちを育て上げる」っていうデザインそのものが魅力的に見えるのかも。「あいつらも立派になったなぁ」っていうのは見ていて嫌なものではないからね。

 そして、今回のお話ではこの「立派になったなぁ」が色々な方面からよく出ているので気持ちが良い。1期のメインキャラがそれぞれのポジションから今期のメインキャラに影響を及ぼす様子が面白おかしく描かれている。アリアは典型的な「理想の先輩」であり、学園内では英雄的存在。そりゃ鳥取しゃんしゃん祭りに行きたい気持ちも分かろうというもの。さらに、曲者だった理子も立派に大物臭を漂わせており、やっぱりただ者じゃなかったことが確認出来る。キンジの扱いは……まぁ、もう男なんていらないからあんなもんでいいじゃないかな。

 そして、何と言っても白雪である。白雪・志乃のコンビネーションは完璧だ。白雪ってあそこまで危険な性格だったっけ? 別に志向はノーマルだった気がするし、そこまでエグい方法でアリアと争っていた記憶も無いのだが……(いや、あんまり覚えてないだけか)。今期は志乃の先輩として、一定方向への性質特化があまりにも著しすぎる。志乃さん、絶対に行っちゃいけない方向に進化してしまった。あそこまで極まったクレイジー、あかりさんもこれだけ思われてれば本望なのではなかろうか。今後も志乃さんのえげつない攻勢に期待大だ。

 地味に「修行するバトルもの」としてもまっとうなシナリオ展開。こういう世界ってのは必ず「訳の分からない特訓」をするのがお約束。次週、一体どういう意味があるのかが分かるのが楽しみですわ。

 ところで、鳥取しゃんしゃん祭りってなんなんですかね……。

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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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