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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いよいよあの畜生鳥がギャグを一身に背負うようになってきたぞ、第7話。魔界パートも一応ケンロスが頑張っちゃいるが、流石にバシバシギャグれる余裕がないからなー。

 というわけで基本はすっかりシリアスになりましたこちらの作品。人間サイドの攻め手がどう考えても禍々しいものだった上にサブタイにもなってる「人間の王」が胡散臭すぎるので、当たり前の話だが今のところ「魔族=正義、人間=悪」という構図が完全に固定してしまっている。まぁ、そもそも魔族視点で始まった物語なのだから当たり前の話かもしれんけど。

 今回もちょこちょこ新しい設定が公開され、これまで不思議だったこの世界の違和感というか、もやもやしてた部分が少しずつ解消されてきている。こういった重要な設定部分について、いきなりバーっと言葉で説明しちゃうのではなく、必要に応じて小出しにしてもらえると見てる側も負担が少なくて助かりますね。今回はアズドラさんが対人間の作戦会議をするという名目でこの世界のおおよその勢力を説明してくれたおかげで、魔界がそれ以外の存在とどのように触れ合っているかがようやく理解できた。

 一番大事なのはもちろん人間との関係性で、「なんで魔族はわざわざ住みにくい魔界を管理しながら動かずにいるんだろう?」と思っていたのだが、そもそも魔族はそのことを不便にも感じていないのだ。「魔王と勇者」という存在が示唆されていたおかげで「魔族と人間は長年にわたって熾烈な争いを続ける派閥」というお約束の構図を勝手にイメージしていたのだが、こちらの魔族さんは「そもそも人間とか雑魚だし、あんま相手にしてもいない」というのが実態だという。なるほど確かに、人間だって熊や狼と縄張り争いはしているが、人間優位のこの時代において、わざわざ「脅威になる可能性があるから根絶しよう」とは思わない。熊が熊なりに平穏に暮らしてくれているなら、わざわざその領分を侵そうとは思わないし、相手から攻めてこない限りは共存もできる。魔族にとって、勇者以外の人間ってのはその程度のものだったのだ。

 ただ、その勇者というのが最大の問題であり、ヘルクみたいなとんでもねぇ存在が生み出されたら、そりゃ駆除も真剣に考える。まして今回は「勇者の大量発生」という天変地異が起こってしまっているわけで、うかうかしてたら滅ぼされてしまうというアズドラの想定も現実的なものだろう。いち早くヴァミリオと合流し、この事態にどう当たるかを魔族全体で考える必要がありそうだ。

 改めて、アズドラがどんだけ頼りになるかがはっきりしたが……そのアズドラが全幅の信頼を置いているヴァミリオは四天王の中ではやはりトップクラスに優秀だったのだろう。今となってはヘルクという最大戦力との繋がりも彼女次第。早く合流できればいいのだが……クソ鳥めが……。

 

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