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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
美姫・リブート、第8話。あんまりおおごとにならなくて本当に良かったよ。今回ばかりはエンディングのイントロもそこまで不穏には聞こえませんでしたね。 前回の引きで「美姫の身にも何かとんでもないことが……」と不安になったが、実際にはここまで引きずっていた問題を処理するお話でした。考えてみりゃ、美姫の「ぶりっ子」は1話目時点ですでに説明がなされていたわけだが、「周りと距離をとって自己を守っている」という意味では手段こそ全く異なるが姿勢としてはこゆんと同じ部分があったのかもしれない。こゆんがとにかく鉄壁の守りを敷いて他を寄せ付けない「氷の城壁」であるとするなら、美姫はとにかく周りに当たりをよくすることで自己の中心にまで踏み込ませない「光の城壁」みたいなもんで。どちらにしても他者の受け入れを拒否している時点で結構な壁。そして攻めの城壁はそれなりにカロリー消費量も多く……ぼちぼち美姫も限界だったということだ。 とはいえ、別に悪いことしてるわけじゃない。そりゃま、他人を「騙して」たといえばそうかもしれないが、それで傷つく人間なんていないし、美姫自身が言っていたように「勝手な制限を設けていただけ」。耐用限界を迎えたこのタイミングでドロップアウトするでもなく、しっかりとみんなに向けて「限界でした、ゴメンナサイ」と向き合う選択ができたのは純粋に美姫の強さ。そりゃもう、こゆんだってその眩しさでロストしてしまうのもやむなしである。 こういう「空気読みと友達付き合いの難しさ」みたいなテーマって女子の間で描かれることが多い気がするが、程度の差こそあれ、一応野郎のグループにも存在することはするんだよね。ただ、男子の場合には微妙な空気読みで処理しきれなくなった場合に直接突破する方法がいくつかあるのに対し、女子は互いに牽制し合う部分が大きくて一度こじれてしまった時のリカバリが難しいっていう側面はあるかもしれない。そういう意味では、ピンチの空気を感じた時にすぐに俯瞰視点から分析して処置に回れた美姫の嗅覚はさすがである。比べてもしょうがないが、これがこゆんだったら閉店ガラガラでおしまいだっただろうし。まぁ、一応周りにいる湊あたりがさりげないサポート要員として機能したって可能性もあるが……いや、あれは別にいてもいなくても一緒だな。男友達が多くて純粋に「友人」関係を維持しているっていう状態は、きっと信じられない宗派の人もいるだろうから、それが足枷になったというのも何だかしょうもない話である。(なお、そんなことを言う私も男女の友情は成立しない側の宗派である) そうして美姫が周りとの関係性に神経をすり減らすことで、もはや当たり前のものとなった4人組のありがたみを再認識したよ、というお話。そして余計なことに、美姫は感謝のあまりに陽太に向かって「大好きだよ(友達として)」というあまりに残酷な豪速球を見舞う。今週一番辛いシーンはどこだったかと言われたら間違いなくあそこである。陽太さんは聖人なのでさらりと受け流してみせたが、心中は災害レベルで大荒れだったことだろう。こゆんと湊が別々に2人のことを認識してるこの状況、陽太からすると絶妙な針の筵である。 そして、今回友達連中に煽られた美姫が「あいつらとはそんなんじゃねーし!」ときっぱり否定しているところから見て、やっぱ美姫は湊に対してはでかい感情は持ち合わせてないっぽいんだよな。こゆんが勝手に勘違いしているだけで、現状厄介な矢印は「陽太→美姫」と(強いてあげるなら)「湊→こゆん」の2本だけな気はする。となれば、女性陣2人の城壁をどのように解体していくかが今後の勝負の鍵となる。美姫の攻城戦は今回の一件でとっかかりが見えた気がするので、やはり本丸はこゆんということになりそう。難攻不落ですなぁ……。 PR 律ちゃんの名にかけて!!!! 第7話! いいなぁ、俺は律ちゃんでもなんでもないけど、死ぬまでに1回は言ってみたいなぁ。当然佐藤聡美ボイスで言ってみたいなぁ。 今週は名探偵な文芸部員・律ちゃんが大活躍! ってほどでもないけど、謎の調査が行われる回。まぁ、突然学校内であんな怪文書が降ってきたら訝しむのは当然だし、文面に心当たりがある当事者だったら調査してもおかしくはないだろうけども。 作中で明言されてはいなかったが、会長がわざわざビラをばら撒いてレプリカたちを煽った目的は「それを探る人間を見つけることで校内のレプリカを炙り出すため」だと考えられる。だいぶ確度の低いザルな作戦ではあるが、「とんでもないことをやらかして教師に指導される」以外にリスクはないし(そこそこやないか?)、ダメ元で思いついてやってしまったのだろう。「屋上の鍵渡すから閉めといて」という教師もよく分からんけど、「なんか偶然鍵が手に入ったやで。そや、ビラ撒いたろ」という発想が直結する会長の脳もさらに謎。前々から必死で協力者探しは考えてたってことなんだろうか。ただ、それって「自分はレプリカだけど、きっと同じ立場の存在が校内にも複数いるに違いない」って確証がないとやらない作戦なんだよな。どこで「この学校に他のレプリカがいる」って発想に辿り着けたんだろう。その辺はシンプルに謎。一応、かつて私自身も「ナオがレプリカ、アキもレプリカ。2体のレプリカが偶然出会う確率ってとんでもないものになるはずだが、意外とこの世界にはレプリカが溢れてるのか?」という推論を立てたので、会長ももしかしたら他の場所で別個体にレプリカに出会っていたのかもしれない。 とにかく、そんな会長にスポットが絞られていく今回のお話。だいぶ切羽詰まった状況らしく、最後の彼女の恫喝を見るに、おそらく彼女のオリジナルが死の淵に瀕している様子。レプリカの自分は生成時のコンディションを維持してるせいでピンシャンしてるのに、なんらかの原因で本体は死にそう。だからなんとかして状況を打破すべく、レプリカの情報が1つでも多く欲しいと。……分かるような分からんような理屈だが……もうちょい他にやらなきゃいけないことはないんだろうか。でも、レプリカが動こうにも、他の人からは「え? 死にそうなん? でも君元気じゃん?」って言われて終わりなんだよな。だからこそレプリカ仲間を探す必要もあったのだろうが。 副会長との喧嘩の様子を見るに、才色兼備だったはずの会長のレプリカは何故か試験の成績が伴わなかったという。どのタイミングでのコピーなのかは定かじゃないが、そこまでずっと昔ってこともないだろうし「レプリカだからバカ」ってこともないだろう。とすると試験でミスったのは単純にレプリカ側の心痛のためというのが真っ当な推論。本体が死にそうで苦しんでる時に、自分はのうのうと文化祭演劇なんて楽しんでる場合じゃないし、告知ポスターのイラスト制作なんてしてる場合じゃない。ないんだけど、はたから見れば「元気な会長」がいるわけで、活動は通常通りに遂行しなければならない。なんかよく分からないレプリカ固有のピンチである。 ナオに助けを求めて活路を見出そうとするが、そんなん言われても「自分のこともよく分かってない」ナオだし、アキも口を揃えて「自分たちのことなど何も分からぬ」という答え。まぁ、大人に相談できないんだからそうなっちゃうよね。残酷なようだが、このままレプリカを維持し続けても会長が助かる見込みは薄い……気はする。レプリカの「命」は本体と等価ではないことをナオが証明済みなだけに、残酷な現実が見え隠れしてるのは辛いところ。この学園祭、幸せな幕引きはできるんでしょうか。 ちなみに、メインカップル2人のいちゃいちゃは度が過ぎていてムズムズするくらい。そっちだけに視線向けられてれば幸せだったのに……。
7話目にして海・水着回。古来より伝わる伝統的な様式美。とても正しいセッティングであろうし、今作はことさらにエロを強調しすぎないしいくらかデフォルメも効いているので実に健全な水着回といえる。水着のデザインだけでいえば多分ポエムが一番攻めてるし、メインヒロインはそれなりにおっぱいもあるのだが、だからとてあんまりエロを売りにしてる雰囲気じゃないのですよね。今週のポエムさんは多分冒頭の自宅で鏡に向かっての笑顔が最高に可愛すぎてそれ以外の何も要らなくなってしまったのである。 そして、ポンコツ3を全員揃えた水着回だというのになんと副会長メイン回というのも意外すぎる展開。今のご時世、稲田徹と甲斐田裕子による青春ラブコメ展開が存在するなんて誰が想像しただろうか。甲斐田ちゃん、こないだ「蛮族の嫁」でも似たようなポジションで登場したし、相変わらず独自色が強すぎる大活躍っぷりですな。今作の会長は最近では割と貴重な女子高生役ですので、その辺も堪能したいところ。 男4の女4という合コン的セッティングながら、桜大門が海辺のアバンチュールなど理解するはずもないため、ポエムも半ば諦めてひとまずは海を堪能することにしたようだ。余計なことを考えず湘南の海を楽しむ姿勢、女子高生として至極真っ当。そういう意味では隣に控えるタサキも(多少野郎の身体の観察にリソースは割かれてるっぽいが)真っ当な夏休み。なんならその辺に全乗っかりした桜大門だって、口ではなんと言おうが真っ当に海を楽しんでいたポジションである。 様子が多少異なるのはアキナだろうか。明確に「意中の人」がいる状況での一泊旅行は勝負のタイミングには違いないが、残念ながら「ストーカー気質が抜けきらない」ってんでちょい残念なムーブ。でもまぁ、このセッティングならどんな無茶をしてもしばらくは出淵を独り占めできるのは間違いないわけで、全力で2日間をしゃぶり尽くしてほしい。お相手の出淵も彼なりに海は楽しんでいるようだったが……こいつ(と月島)はマジで旅行についてくるモチベがよく分からんのよな……。案外桜大門と一緒にいるのは楽しいのかもしれないわね。 てなわけで、残すのは生徒会長と副会長のマッチョカップル。副会長はただ純然たるゴリラなのだが、その裏にはええとこのボンボンらしい妙な教養が見え隠れするあたりが絶妙なエッセンス。そして会長は完全なる支配者ではあるが、蓋を開ければちょっと変身して副会長を揺さぶってみる可愛らしさもあったりする。いや、やってることは非道には違いないのだが……あれでちょっとキュンとしちゃうあたり、やっぱいいカップルなのは間違いないんだよな。早くその筋肉を互いに味わい尽くせばいいのにね。 実に清く正しい高校生活。このお話、1泊2日ってことは来週も続くんですかね? リア充どもめ。
フィジカルがあればなんとかなる……第7話。どうしてもタイトルのせいで「三国志」の時代と比較しがちな今作だが、一応銃器はあるし、戦争のレベルとしては確実に明治維新後の文化である。それでもなお、やはり実際の戦場でものを言うのはフィジカル。やはり猛将は身体を鍛えてナンボということだ。 さぁ、戦局は大きく動いた。前回のお話では聖夷が一方的に攻めかかってきたもんだから前線でも聖夷有利な状況なのかと思っていたが、そもそもの地力の違いもあり、実は大和もそこまで押されていたわけではなかった。前回ラストに描かれた九頭竜城の面々の命懸けの戦いも大きな意味があったようである。中部の山地に攻め入った聖夷だったが、やはり行軍は思うようには進まず、ジリジリと足場を固めなければいけない状態。すんでのところでストップして兵を戻した龍門の動きも厄介だったようで、「伸び切った前線を包囲戦で寸断する」という選択肢も取れず、囲い込んだのはわずかに殿継と菅生の軍のみであった。 そんな状況で桜虎はひとまずの戦線維持を選択するが、その裏ではムートンが自分の仕事を見つけて独断で動くことに。確かに、この状況でわざわざ金沢の殿継を生かしておく意味もあまりないだろう。指揮力を残しておけば数で有利が取れる大和は常に脅威になるのだし、頭を叩いて分散させておけば改めて金沢から福井へ攻め上がる動線を確保できるかもしれない。別に桜虎から命令されたわけではなかろうが、ムートンの策は別に間違ったものではない。 しかし、やはりこれまで領土を守りながら制圧戦をこなしてきた大和は底力が違った。まずはなんといってもハイパーマッスルな菅生の単騎での実力。文字通りの「縛りプレイ」で詰みかと思われた夜襲だったが、なんと縄目を食い込ませながらも「銃まで持ってて数でも勝っている」というずっこい敵兵を嘘みたいな体術で薙ぎ払っていく。ムートン側の兵士には流石にそれができる人間はいなかったようだ。まぁ、それだけだったらあくまでも敵地のど真ん中で暴れ回る単なる筋肉で終わっていたかもしれないが……ここにきて意外な展開、なんと平殿継が菅生に対して素直に謝罪の意を示し、さらに共闘まで申し出たのである。うーむ、こいつぁびっくり。ほんとのほんとに単なるクソガキだとしか思っていなかったが、やはりどこかで帝王学は齧っていたのだろうか。目が覚めれば意外と自分の置かれている状況は見える、聡明なお子さんではあったようだ。なんだかんだで国のてっぺんまで上り詰めた平の血筋を舐めたらあかん。 これまでの仕打ちを簡単に許せるかどうかも分からんし、こいつが原因で多くの部下が命を落としたのは間違いないが、そんなことはこの状況では二の次。あくまで忠義の人である菅生はそのまま殿継を連れて生還の道を目指す。もちろん普通に考えたら多勢に無勢でいつしかもみくちゃにされる未来しかなったのだろうが……そこでさらにムートンの想像の上をいった人間がもう1人、すでにこの事態を読みきって兵を敷いていた軍師の加来である。加来の命によって潜んでいた長嶺の手によりギリギリで生き残った2人。これにて無事に北陸での謀略戦は大和側の勝利となった。 そして、この抗争を発端として大阪では戦争ムードがより一層濃くなっており、これもまた平殿器の狙いだったのかと三角たちも訝しげ。そして何かに気づいたらしい三角……。主人公が何に気づいたのか、視聴者には全くわかんないぞ!
すみぺ確認! 第6話。ロシア作品だったら何がなんでも顔を出す、それがすみぺの矜持である。まぁ、ロシア語一切しゃべらない役だし、偶然かもしれないけど。アフレコ現場でジェーナにあったらお互いに「またかよ」って思ってそう。 前回がクリスマスだったので順当な流れで今回は年末年始。クジマがいるってことで鴻田家も色々と気を遣ってくれていて、積極的に「日本的な」年明けを迎えるプランとして「日本の田舎」での古式ゆかしいプランをチョイス。正月に実家に帰ることが日本文化の定番であることも含めて、クジマにとっては楽しいイベントなのではなかろうか。まぁ、ご実家に戻るにあたってクジマのことを一切告げずに行くのは流石にどうかと思うが……おばあちゃん、流石にフリーズするよ。多分人類の中では割と受け入れ早かった方だとは思うけどさ。鴻田家の血筋、割と外敵(?)に寛容な性格? スグルだと思ったらクジマだった衝撃の帰省だったが、じいちゃんばあちゃんは割とあっさりクジマを受け入れ、一家+α団欒でののんびりした年越し。最近はこういう年の瀬も少なくなった感があり、日本人の私でもどこかノスタルジーを感じてしまう。初日の出は拝むけど近所にそれっぽい神社が無いのか、初詣にも行かない年越し。アニメの正月といえば意地でも初詣に行くのが定番なので、そうしたムーブにならないあたりもいかにも今作らしくて良い。その分、今なら絶対にやらない遊びなどを交えて日本らしさをアピールだ。是非、この作品がロシアに向けても発信されて日露交流のきっかけになってほしい(絶望的に難しい)。 しかし、そんな平穏なクジマの正月模様に暗雲が。親戚の叔母ちゃん、瑠衣子さんの登場だ。叔母とは言っているがだいぶ若々しい人で、みた感じはせいぜい30前後。アラタも「瑠衣子ちゃん」と呼んでいたし、お父さんとはずいぶん歳が離れている感じ。おかげで親世代でもなく、かと言って同世代でもない絶妙な距離感でクジマとニュートラルに対峙。選択したポジションは「天敵」であった。普通の人間ならこんな「陰で人間食ってそう」な化け物と余計な諍いは起こしたくないと思うのだが、臆せず向かっていくあたりはかなりの傑物。まぁ、アラタたちが一緒に暮らしてるって言ってるんだから、ある程度の信頼ありきの行動ではあるが。 冷静に判断して、クジマって基本的に「性格が悪い」。まぁ、この手の居候ものの主人公って、以前も引き合いにだしたオバQにしろドラえもんにしろ、実は純然たる畜生キャラが多かったりするのだが、ご自宅に住まわせる都合上、そこまで大っぴらに性格の悪さは表に出さない。しかしクジマは時にロシア語という万能ツールを駆使してその腹黒さは平気で垂れ流す。今回はそんなクジマの邪悪さに真っ向からぶつかるキャラを出して刺激を増幅させたわけだ。もちろん、完全なる邪悪ってわけじゃないってことはちょこちょこスグルとの関係性を挟み込むことでサポートしてるが……最後で台無しでしたね。クジマ、やっぱ性格悪い。 そうなると今回は「性格の悪いクジマがこてんぱんにされることで爽快感があるエピソード」ということに……はならないわけだが、腹を割って欲望のままに生き続けるクジマの生態はどこか憎めない部分があるのは間違いない事実。鴻田家のみなさんにはそんな妙ちきりんなクジマの魅力をこれからも引き出してほしいですな。(最終的に「実は陰で人食ってる」が真実だったらどうしよう)
全てのHAPPYを反転させるエンディングテーマの力、第7話。今回はほんとに終了数秒前まであったかい話題ばっかだったはずなのに、イントロが流れ出したおかげで次回への影が落ちるのよね。ジョゼジョゼ級のパワープレイ。 というわけで今回は全般的に「いい話」だらけの展開。前々回に続いて作画にあんまり力がなかったのは残念だが、息抜きにはちょうどいいくらいのテンション感か。個人的に一番ホッとしたのは、ずっと湊が匂わせていた「陽太と付き合ったっていいことないぞ」という独白がいうほどネガティブなものじゃなかったってこと。これまでの言い方だとなんか陽太本人か彼のご家庭に拭いきれない闇があるような印象だったのだが、湊目線でそういってたのは単に「陽太が美姫に惚れてることを知ってたから」というネタバラシがあったのだ。なるほど確かに、それだと「もしこゆんが陽太に惚れちゃったら、面倒な三角関係になるだけだからやめておけ」って話だったわけだ。陽太に闇はなかったし、湊も人の陰口叩くようなヤな奴じゃなかった。これにて4人が四方に丸く収まる形となった。 とはいえ、それはあくまで4人の友人関係を考えた場合の話であり、色々と抱えている問題が残っているのは事実。まずは陽太本人から語られた彼のご家庭事情。いわゆる「再婚後に夫婦の間にほんとの子供ができちゃったから連れ子の肩身が狭い」シチュエーション。実際に見たことはないけどフィクションの中ではお馴染みのやつだし、夫婦の感情を考えればなんとなく想像はできちゃう。これが近世日本なら「正統な世継ぎ問題」みたいな話でよりややこしい話になっているわけだが、現代日本ではいうて「親の寵愛を受けられるかどうか」にかかっている。幸い、陽太さんのとこの後妻さんはCVが遠藤綾ということもあり(?)性根の非常に良い女性。もちろん旦那のことも実子のことも大好きだろうが、旦那の連れ子の陽太にもきちんと愛情を持って接してくれているようだ。もし出産後の不安定な時期とかに拗らせてると後々の人生にまで尾を引く家族トラブルに発展していた可能性もあったが、息子さん娘さんがあれだけ大きくなっても関係性が良好なのであれば、おそらく心配はいらないのだろう。もともとそうして「幸せな」再婚家庭だったところに、陽太が勝手に心配して疎外感を持っていただけの話である。まぁ、彼の立場からしたら気遣いで押し潰されちゃうのは無理からぬことだけども。今回そうした陽太の鬱憤を、こゆんが外からつついて吐き出させた形。気にしぃどうしで共感できる部分が多かったのは良い友人関係である。 そうして陽太の悩みが解決したことの副産物として、陽太はこゆんに気を許し、「実はね」ってんで衝撃カミングアウト。これまでそれとなく匂わせてはいた陽太→美姫という矢印の存在。これがこゆんに認識される状態になった。こゆんは別に陽太に惚れてたわけでもないし、「友達のことを好きな友達」ということでテンションが上がって嬉しさ漏れ出しダンス状態に。陽太はカミングアウト先を正しく判断できたし、こゆんも陽太の気持ちを100%で受け止められた。この2者間の関係性はパーフェクトなのだ。 しかしややこしいのはこれが2でも3でもなく4角関係であるということ。だいぶ矢印がごちゃついてしまったせいでまとめきれなくなりつつあるが、陽太からはシンプルに美姫への矢印1本。いや、「友達」と「恋愛」の2本だろうか。同じくらいのベクトル量を持つ「友達」矢印はおそらくこゆんにも向けられている。そして陽太の気持ちを知ったこゆんは「陽太には幸せになってほしいし、美姫が相手なら最高じゃん」ってんで陰ながら陽太の応援をする姿勢だが、その一方で「……あれ、でも美姫って確か湊のことが……」というので心のどこかでブレーキもかかっている。こゆんは多分こういう感情の処理が主観でも客観でもへたくそそうなので、あんまり余計な気遣いはしない方がいい気がする。 そして美姫は単なるおせっかい精神から「陽太とこゆん、いい感じだからくっつけてーー」と思い込んでいる状態。これは陽太にとってはやや酷な状態ではあるが、当の陽太が「告る気もないし、友人として大切だからそれでいい」と言っているので、美姫との関係性は現状から変化がなかったとしても受け入れられるだろう。なんならこゆんのことだって嫌いじゃないし、美姫が「こゆんとくっ付いたら?」とか言い出したら表面上は「考えてみる」くらいは言いそうである(彼の性格からして、根っこの部分でのラブは絶対動かさないと思うが)。 そして最後に一番俯瞰で見ているのが湊。彼は陽太の気持ちをずっと前から知っていたからこそ、こゆんを除く3人のトライアングルでちょくちょく遊んでいた部分もあったのかもしれない。ここにさらに湊本人の「なんかこゆんが気になる」という感情も足し合わせれば、彼目線からは「陽太と美姫」をくっつけてしまえば自分はこゆんにターゲットを絞ることができそうなのだが……こうなってくると重要なのは美姫の気持ちだろう。彼女は湊のことをどう思っているのか。ここがこゆんの思ってる通りだと、これまたちょいと面倒なことが起こる。そして、そんな美姫を取り巻く環境で、彼女の態度を訝しむクラスメイトの雰囲気も……。 次なる城壁の準備は整っている?
なんてブリタニア王家の血筋を感じさせる生徒会なんだ……第6話。まぁ、いつの時代だって福山潤は名塚佳織に頭が上がらないのさ。 新章突入! ……かどうかは分からないけど、多分アキたちを悩ませていた早瀬関係は全て解決したし、レプリカ組はアイデンティティを獲得し、本体との関係性も良好(真田秋也はあんまり登場しないから確証はないが)。このままレプリカスクールデイズを送っていけばいいじゃない、という話だったのだが、律ちゃん曰く「ラノベみたい」な展開として文芸部に突然の廃部危機が。フィクションの中でしか見たことない気がするこの廃部イベントだが、昨今は少子化に伴う生徒数の減少なんかもあっていろんな中学・高校で大きな問題になってるのかもしれませんね。少なくとも3人でダラダラ本読んでるだけの文芸部や部員1人の演劇部をそのままにしてくことはできなくなったようである(これまで残されてたのが不思議なくらいだが)。 しかし、普通のアニメなら「廃部の危機だ!」から何かしらの対決構造になったり、熱血に燃え上がったりするものだが、今作の文芸部トリオはのんびりしたもの。まぁ、律ちゃんが有能メガネすぎていろんなことに全部先回りしてくれてるおかげ、というのが一番大きいのだが、せめてナオは自分も何か作品を奏するくらいの気概を見せろよ。そもそも創作志望で入部してるわけじゃないのかしら。まぁ、とにかく生徒会側も本気で潰したいと思っているわけではないようなので、なんとか学園祭でうまいこと成果を出して延命を図りたい、という状況。 そして律ちゃんが色々と手を回した結果が大根2人のお芝居というのだから正しいのか間違ってるのかはよく分からない。……そんなんで販促効果あるんでしょうかね。そして、1ステージ上演したくらいで演劇部の廃部は避けられるんでしょうかね。ハナから助っ人に当てがあるくらいなら、演劇部側はわざわざ文芸部の手を借りずとも実績は出せそうだし、そもそも実績を出したところで現状の部員が3年の副会長1人だけってんなら来年は自然消滅待ったなしなのだが……目的はよく分からん。もしかしたら、副会長側からは単に文芸部が生き残るためのきっかけを与えてくれただけなのかもしれんね。これで律ちゃんの作品の宣伝になればいいのだが、ぶっちゃけ「高校文芸部の同人誌」はあんまりヒキもないよな……100冊は相当高いハードルだが大丈夫か……。 そして、部活云々以外にも色々と気になる要素は散りばめられている。もちろん最大の注目要素は学校中にばら撒かれた怪文書。ドッペルゲンガーがいようがいまいが学校生活に大した影響はない気がするのだが、わざわざ大々的に知らせに来たということは、ナオ(もしくはアキ)に明確に敵対する者の仕業なのだろうか? でも、敵意が明確ならあんな迂遠な真似をせずにダイレクトに「愛川素直はドッペルゲンガーだ」って書けばいいだけなんだよな。狙いが分からないのがちょっと怖い。ナオたちも自分たちの特異性は認識しているわけで、その異常さを殊更に暴き立てるように向かってくる奴が現れてしまうとどうにもたち行かなくなってしまうだろう。あんだけ頑張って早瀬というとんでもねぇ殺人者(未遂)を打倒したというのに、まだこの学校に火種が燻っているのか。……まぁ、いうて化け物は化け物だしなぁ。また余計なところからアイデンティティを揺さぶられなければいいのだけど。 裏風紀委員のCV小野賢章はしっくり来すぎる、第6話。あとマン研部長のすみぺボイスも。いちいち脇のキャラも全部立ってるアニメだぜ。 Aパート、「ポンコツをネタにBLを描く話」。前回がアキナのターンで、今回はいよいよ悪友コンビ最後の一角、タサキに正式にスポットが当たる。これまですでに「BL好き」は明かされていたわけだが、その内実は想像以上に濃密なものだった。BL本を出すためだけに存在している漫研が校内での活動を許されてる現状もどうかと思うが、あの生徒会長ならそういう校風にもなるか、という気もする。だいぶ極まった感じの編集会議から繰り出されるタサキの新作。その内容はベタ&ベタで何一つ新しい発想などないような代物だったが、王道を全力で突き進み、そこにしっかりとしたBLの萌芽を見出せ、という彼女の狙いはきちんと部員たちには伝わっているようだ。というか、この部活全体がそういうポリシーの下で活動しているのだろう。据え膳など食わずに自ら探し求める姿勢。「BLは与えられるものじゃない」というその思想は我々が百合を求める時にも通用しそうな大切な精神。世の全てに、スキの可能性は眠っているのである。 タサキの才能はその漫画の中に表れているが、それにしたって出淵はバトル漫画が似合いすぎる。というかこの学校にいる方が不自然なので、よっぽど漫画の世界にお帰りいただきたいくらいである。月島は……まぁ、こういう変則枠のキャラもいるよね、くらいの立ち位置だけど。もしこのままタサキの作品世界が広がって生徒会長たちが活躍し始めたらどうなっちゃうんでしょうね。 最終的にはあまりにも壁が高すぎてシャットアウトされてしまう形になったポエム。こうして「ちょっと興味持ったんだけど」という新規層を拒絶してしまう界隈は衰退しないように気をつけないとな……。 Bパート、「ポンコツがまじめに勉強する話」。成績の悪い4人だけで勉強会を開こうぜ、というこないだの無意味な提案が実は有効だった、というお話。本当だったら男の子が彼女(仮)の部屋に初めていくイベントなんてそれだけでネタとしては充分なはずなのだが、残念ながら桜大門にそれを膨らませられる度量はない。まぁ、それ以前にリビングまでならあっさり到達済みだしな……この男は本当にどういう生態で生きてるんだろう。 周りばっかり盛り上がっちゃって、今回も小日向ママン(とパパン)が出てきてくれたのはちょっと嬉しい(代わりに今回リリちゃんはおやすみである)。結局、トリオの目的と桜大門の目標が噛み合わずにあんまりイチャイチャ展開にはならなかったが、代わりに委員長トリオの方が交流を深めたのでそれはそれで良しとするか。月島は基本的に畜生のはずだが、たまに常識的な行動もしてくれるあたりが憎んでいいやら悪いやら。まぁ、ポエムの頑張りが実った結果だと思って今回は大目に見ましょう。ちなみにあのトリオで勉強して結果的に赤点回避できたポエちゃんたちはふつーに偉い。 Cパート、「ポンコツたちと遊びにいくために水着を買う話」。このアニメにエロは特に求めてないしそもそも生徒会長はあんまりエロいとは思ってないが、夏休みに浮かれた女の子が水着を買う話は良いものだ。まぁ、残念ながらアキナがガチのスカベンジャーみたいなモードになってしまっているので可愛らしさもポエムが1人で担ってる状態だけども……。来週の水着お披露目会を楽しみにしておきましょう。しかし、こうして並べてみるとタサキはBL特化ということもあって、いまんところ恋の匂いがしないんだよな。バランスから考えると月島と付き合うしかなくなるのだが……それはいやそうだなぁ……。 すんごい真面目に戦記物やってるな、第6話。なんかこう、日本の文明が衰退してしまったから戦略自体もすんごく古めかしくはなってるけど……案外現代戦争とかも突き詰めれば古式ゆかしい「戦略」に行き着くんでしょうかね。 意外というか拍子抜けだったのは、平の子息・クソガキ平殿継。少なくとも殿器はド畜生ではあるがあそこまで成り上がったからには何かしらの才がある人物だと思っているのだが、その息子はほんとにただ甘やかされて育ったクソガキっぽい。親譲りの強かさとか、若くして発揮した魔王の才みたいなものはさっぱりなさそうで、ただただ敵の謀略にハマって間抜けに進行するだけの暗愚である。隣にいる菅生さんとやらもそんなクソガキを止める手段を思いつかないのか、ただ自らの死地に向かって黙々と前進するのみ。 とはいえ、敵側もそこまで単純なわけでもないらしい。金沢を最重要戦略地点と定めた聖夷の戦略は、とりあえず大和軍をある程度そこに足止めし、その隙に裏をつく形で別地点から大和を切り崩すというもの。そこにどの程度の連動性があるのかは地理的によく分かってないのであんまりピンと来ていないが、とりあえず平の息子という重要人物を囲いながら、さらにキーパーソンになりそうな龍門までもを自陣に釘付けにしてしまえば侵攻の足も早まるという狙いがあったのだろう。実際この裏道からの奇襲という(これまた古式ゆかしい)軍略は功を奏し、圧倒的な数の差でもって大和の前哨地を陥落まで持っていけそうにはなっている。九頭竜城の人たちは(ポッと出のモブの割には)頑張ってくれてはいたが、やはり根性論ではどうしようもないのが戦争である。おそらく長野・岐阜あたりの攻めるにも守るにもしんどそうな場所から切り崩し、金沢まで伸び切った兵站を分断することでついでに色々せしめるところまでは計算ずくなのだろう。 しかし、そんな見え透いた偽計にホイホイ乗ってやるほど龍門も甘くはない。当然の用心としてブレーキはかけており、一応補給隊は福井に踏みとどまった。この「もう一歩」の差が今後の戦線にどの程度影響を与えるかは定かでないが、まだ完全に桜虎の狙い通りとまではいかなかったようだ。いや、どうだろう。金沢を任されたムートンやら九頭竜を攻めたアテルイやら、この辺がどんだけ桜虎の狙いを理解した上で連動してるかもよく分かってないので……この龍門の動きまでは織り込み済みで動いてる可能性もあるんだよな。これ以上南にまでは計略を広げることはできない気もするが……まぁ、この世界は「日本時代の遺物」とかよく分からんものもありそうだし、読めないのはしょうがない。 あとは、大阪でぐだぐだしてる主人公(仮)たちにいつ活躍の機会が訪れるかと待つばかりである。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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