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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「佐々木とピーちゃん」 4

 一番面白かったのはエンドロールの「佐々木久子(北斗晶)」です。何しとんねん。ほんでこんだけ必死に集めてきたはずなのに佐々木望とささきのぞみはいない。

 というわけで4本連続での異世界。流石にキツくなってくる。そしてこちらはここ数シーズン連続している「1話目の放送枠が長い」作品なのだが……先行作品に比べて、1時間がだいぶ長く感じられてしまった。そりゃまぁ、作品の全体像を見せるためにここまでやりたかったのはなんとなく理解できるが、あまり強烈なインパクトを与えるスタートにはならなかったかなぁ。

 枠が長かったということは制作側もそれなりに気合を入れて作ってるタイトルなのかもしれないが、製作はSilver Link、監督には何かと雑多なシルリン作品を投げられる湊未來がクレジットされており、なんかこう……キラータイトルっぽくはない布陣。実際アニメの方も何か強烈に耳目を惹きつける要素があるわけでなし、淡々と「異世界転送者の教科書」みたいな流れをひとまず終わらせた印象。一応異世界と現世を行き来自由というのは類例が少ない設定ではあるが、2つの世界を移動しまくって金貨を規定枚数貯めようとしていた女の子はすでに存在しており、今作の佐々木はそれと同じ流れをただなぞっているだけ。しかも異世界の方の出来事は全てご都合主義で進んで何もトラブルがないために全く独自性も面白みも発生せず、「なんやねんこのパート」という感想ばかりが出てくる。

 まぁ、そうして異世界が無味無臭なのはどちらかというと現世がメインの舞台になるせいなのだろうが、こちらも「異能力」のくくりが雑で佐々木がこの世界で何がしたいのかがよくわからない。面倒を避けたいならとっとと異世界の方に移住してしまえばいいわけで、なんであんだけのトラブルに巻き込まれながら現世に居座り続けているのかがよく分からん。ふわっとした主人公のふわっとした動機が、与えられた権限に対してずいぶん小さく見えてしまうのがどうにも引っかかる。

 まー、1時間やったからといって作品の全ての魅力が見られるわけでもないだろうし、ここからややこしい「現世もの」として展開していけば独自の面白みに繋がってくる……かなぁ。おいちゃんが文鳥パートも全部地声で担当してやりきってるのがとにかくすごいのだが、それを聞くためだけの作品ってのも違うよなぁ。

 

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