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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「怪異と乙女と神隠し」 6

 パースが狂っちゃうくらいの無茶苦茶な巨乳に笑っちまった。ムチムチ巨乳とロリを巧みに投げ分ける幻惑投法にメロメロだぜ。

 なんか、好きです。ハイ。いや、巨乳がじゃなくて。いや、ロリがでもなくてね。全体的にいい要素が多いです。まず、今作が今期を代表する「怪異もの」と認定してしまっていいでしょう。「となりの妖怪さん」がどう展開するかは分からんけどあっちは私の求めるものと微妙に狙いがずれているように感じたのに対し、こちらが描いている「怪異」のヤらしさというか、得体の知れない感じは実に私好み。「ダークギャザリング」で空いてしまった(埋めんでもいい)胸の穴を綺麗に埋めてくれそうである。

 テーマとして扱っている怪異は「妖怪」とかではなくていわゆる現代怪談、フォークロアと呼ばれる類のものじゃなかろうか。過去には「裏世界ピクニック」という不思議な味わいの作品もあったが、こちらはよりダイレクトに現代社会に現れる「奇妙なもの」が描かれそう。いうたら「闇芝居」が近いのかな。

 そんな「ちょっぴり怪談」という要素は素直に興味が湧くし、何よりも主人公の菫子さんのキャラがズドンと刺さっちまった。画面すら歪める巨乳もさることながら、強調された太眉が凛々しいちょっとイモくさいビジュアルも際立っているし、置かれた境遇が本当に共感しかなくて、あまりに切実で1話目から胸がキリキリした。「神童と呼ばれ〜」というお約束の人生行路、ほんとに身につまされて辛い。「何もないと気付かされた時には時すでに遅く、ただの社会性のない大人になっていた」。もう、ほんコレ。死にたい。でも菫子さんは死なないで。きっとあなたにはまだまだ未来があるのだから。28で絶望しないで。

 そんな悩める巨乳さんが禁断の秘技でロリとの間を行ったり来たりしているビジュアルも面白かったが、この「若返りの呪書」というトピック1つ取り上げてもちょっとヒネた部分があり、これまでフィクションの中では腐るほど描かれてきた「幼児化」とは一線を画した描写になっている。「若返りで記憶をなくす」「若返りで昔の才気を取り戻す」までやってるのに、その状態は無理やり本当の自分を幼児の殻に押し込めているだけで、そんな歪な封印はそのうち内側から弾けちゃうという。「そりゃま、あんなでけぇおっぱいが収まるもんかよ」という妙な納得感もあり、その怪異の不可解さ、理不尽さも同時に伝わってくる。そしてそれを語るもう1人の主人公・化野のキャラもなかなかによろしい。1話目がほぼこの2人のやり取りだけで展開したのに退屈しなかったのは期待していい部分じゃなかろうか。

 制作のゼロジーは正直最近あまりいい作品に恵まれていないのだが、決してショボいスタジオというわけではない。「つぐもも」のような手堅い作品もあったし、少なくとも1話目時点での作画を見れば期待できる方に向かっていると思える。オープニングやエンディングなども全部面白い映像が出てきてくれているし、なんとかこのまま突っ走って欲しいと切に願う。監督の望月智充氏は久しぶりに見た気がするのが、確認したら監督はなんと8年前の「バッテリー」以来だってさ。なんで名前を覚えてたんだろう、と思ったら「ふたつのスピカ」とか「さらい屋五葉」とか、ピンポイントでいい仕事してるからなんですよ。久しぶりの出番に、なんとか良いお仕事を刻んでいただければ。

 中の人はまだ2人しか出てきてないようなものなので触れにくいが、まぁ今回はファイルーズ劇場ということでいいんじゃないでしょうか。ナチュラルにやさぐれ成人女性とハイテンションロリを行き来できるのは彼女のセンス。また新しい伝説を打ち立ててくれい。

 
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