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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「怪獣8号」 6

 エンドロールにTARAKOの名前が。もしかしてこれが遺作ってことになるんでしょうか。

 ジャンプ掲載(?)とのことで名前はしょっちゅう見かけていたが、多分未読。話題になった時に1話くらいは読んだような気もするが、内容を見たことがある気がするのは、もしかしたら実写映画の方で「怪獣をお掃除しますわ〜」みたいなおんなじようなタイトルがあったので、そっちの予告を見たイメージが残ってるだけかもしれん。もう、ネットの試し読みとかで見た奴はぐちゃぐちゃになって記憶が曖昧である。

 というわけで何もしらんつもりで視聴することにしたが、やはりこの「怪獣映画っぽい出だしだけど、実際はその後始末の方がメイン」というアイディアは秀逸だ。怪獣ものという非日常の極みに急に「事後処理」という現実レベルの高い内容を打ち込むことによるミスマッチが演出できるし、そこを克明にかくことで今までになかった「怪獣」像のアプローチにもなる。「怪獣+政治」を描いた「シン・ゴジラ」が新しかったように、こちらも新機軸の置き方自体が非常に面白い。あの実写映画が何でコンセプトがもろ被りだったのかは知らん。

 そうして始まった斜め上(斜め下?)の怪獣アニメ。当然一番注目されるのは「怪獣」の描き方であり、注目作だということはスタッフも重々承知しているだろう。Production I.G.の手によるダイナミックな作画演出でもって、冒頭の怪獣シーンのスケール感は実によく出ていたし、そこに矮小な人間が混じって戦う嘘くさいシーン展開にも特に違和感を与えず描き切っている(あのハイパーランチャーは何やねんとは思うが)。映像部分だけでもある程度満足できる作品に仕上がったんじゃなかろうか。キャラクターデザインはどっちかというと線が少なくてシンプルな部類だが、不思議と細密なCG作画から浮いてるような感覚はあんまりなくて、ばっちり自然に動けているのも良い。

 あとはそうして作られた新たな時代の「怪獣アニメ」の画に、どんなお話をのせていくか。いうてジャンプ系列なのだからそこまでおかしなストーリーにもならないとは思うが、1話目ラストは予想外の「怪獣になる」という展開。なんや、エレン・イェーガーか。てっきりこのまま後始末の掃除の苦労を語る、史上初の清掃業者の清掃がメインになるお話だと思っていたが……変身ヒーローみたいになっちゃったので、そこはちょっと想定とはズレていきそう。やっぱり最終的にはなんやかんやでふつーのバトルものになってしまうのかしら。そうはならないことを祈ってはいる。いや、バトルして盛り上がってくれるなら構わないんだけどさ。

 
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