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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「時光代理人 -LINK CLICK- Ⅱ」 ―

 お久しぶりです。例によって久しぶりすぎて1期の内容は忘却の彼方なわけだが……「思ったよりもゴツい作品だった」「なんかとんでもないとこで終わった」という微かな記憶が。そして今回は超スピードではあったが一応1期の振り返りも挟んでくれたことで、なんとなくどういう状態かは思い出せた。そう、とんでもなかったんだ。

 今期中国アニメ枠ということになるが、やはりシリアスな中国アニメの中ではこのタイトルが頭一つ抜けている感がある。まぁ、単に「天官賜福」とか「魔道祖師」みたいな系統があんまり合わなかったってだけなのだが、現代を舞台にしたサスペンスで、伏線もりもり、どんでん返しも詰まっているという作品なので、何故日本でもっと話題にならないのかが不思議なくらい。やっぱり届くべきところにあんまり届いてないんだろうな。1期のディティールも覚えてない状態なのでくっそ適当なことを言うが、うまいことハマってたら「中国版シュタゲ」くらいの評価にはなっていたんじゃなかろうか。

 2期は時と光という2人の主人公の能力が完全に理解され、さらにそれが敵側(敵なの?)に漏れて能力者との軋轢が生まれたというところからのスタート。しかも敵側の能力が半端なく、絶体絶命の状態で2年ものお預けというとんでもないスケジュールだった。おかげでこの再開1話目の時点で作画のカロリーも凄まじく、「中国人はこういうの好きだろうな! 日本人も好きだけど!」という拳法メインのナイスアクションで独自の魅力を発揮。この作画ができるなら、そりゃ面白い作品だって作れるだろう。

 今作はシナリオラインでの惹きが魅力の中心なので確か1期はそこまで作画に言及しなかったはずだが、久しぶりに見たら画面の作りが随分オシャレになってて、「あれ? 1期はここまでのクオリティじゃなかったよな?」と不安になってる(1期からこれだとしたら全然真面目に見てなかったことになっちゃう)。多分、空いた期間で中国のスタジオが貪欲に最新技術を取り入れまくった結果だと思うのだが、冒頭のサブタイトル表示のカットなんて、多分あれAIのフル活用じゃない? いや、わたしゃ素人なんで軽々に適当なこと言ってもうしわけないのだが、いかにも「現代的」な、ちょっと雰囲気が違ってようがリアルに思い切り寄せて雰囲気を出す作画を見せたい、という意思がバシバシ伝わってくる。他のシーンも多分背景の調整とか、遠景のモブの動きあたりに人の手だけじゃない何かが感じられるので、多分日本だったら物議を醸すようなツールも遠慮なく使ってるんじゃないかと邪推してる。それがいいか悪いかは別軸の問題だが、やれることを全部やるというそのサービス精神は評価したいところ。実際に見てて綺麗だしね。

 さらにシナリオラインでもいきなりちょっとしたサプライズで視聴者の足元を狙ってくる作劇になっており、いちいち油断できない。1期の視聴体制が半端だったことは反省しているので、今度こそしっかりとその行く末を見守らせてもらいたい。

 
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