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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンドカードの秀一の扱いがひどすぎる、第2話。どうしても扱いは軽くなりがちだが、改めてみるとやっぱり秀一はいい奴だし、いい男なんですよ。

 2話目の視聴にあたって久しぶりに原作小説を手に取ってパラパラとめくってみた。確か2期まで終わった時点で原作を買って読み始めたので、原作と見比べながらアニメを視聴できるのは(アンコンもあったが)今回が初めてのこと。念入りにそういうことしてもいいかな、と思ったが、思いの外原作とアニメでは描写の方策が異なり、あんまり厳密に比較する意味もないかな、と思ったのでやめとこうと思った。もちろん小説のコアとなる部分は残してあるだろうが、やはり尺の問題が大きいのだろうか、流す順番や、台詞のニュアンスの持たせ方などは小説とアニメでは大きく異なっている。まぁ、そもそも久美子たちが標準語で話してる時点で雰囲気はだいぶ違うしな。今後は大事な要素は適宜原作版で思い出しつつ、アニメはアニメとして追っていければいいかな、とは思っている。

 そこで今回は原作の何を確認したかというと……久石奏VS黒江真由の詳細……。うん、やっぱあそこが一番気になるのでね。もう、誓フィ以降は僕の目はずっと久石奏に釘付けなんですよね。まぁ、黄前久美子にも高坂麗奈にも釘付けですが(目は4つもない)。真由の登場により嫌でも緊張感が高まる低音パート、そして吹部全体。彼女が加わったことによる影響を一番感じているのはもちろん久美子本人だろうが、舎弟である奏だって否応なくその変化は感じている。それが露骨な警戒心となって表れる体育館のシーン、原作ではどのような描写になっているかと確認したら、台詞はだいたい同じだが、原作ではその後に久美子の懇切丁寧な解説がついていてゲップが出るくらいにこの2人の関係の微妙さを補足してくれている。「奏ちゃん、去年の今頃はもう私のことは下の名前で呼んでたのに、私よりもユーフォが上手いかもしれないのに真由のことは頑なに苗字でしかよばねーなー」とか言うてる。原作だけ読んでても気づかないもんだが、アニメの演出と比べると原作はよりダイレクトである。

 まぁ、そこはやっぱり筆の量の違いですけどね。アニメの偉いところは、そうして削れるモノローグというか、具体的な描写をあけすけに語る部分はできるだけ減らして尺を稼ぎつつ、それを画の力で強引に伝え、さらに「画」が武器になるシーンは全力でその武器を振り翳してくるところ。今回のお話でいえば自由曲決定シーンですかね。魂の根底で繋がる久美子と麗奈。2人して尻を濡らしながらツーといえばカー。そこにはちゃんと秀一のことも混ぜてあげる高坂さんの優しさ(?)。この高坂麗奈が、ここから一波乱起こすことになるのは……まぁ、いつものことだけど。

 そして黄前相談所は相変わらずの活況を呈しており、お客として先陣を切ったのは釜屋姉妹。苦労人の姉に感覚派で自分勝手、好き放題にものを言う妹。……なんかこんな関係、どこぞのバンドで見た気もする。血のつながった身内の問題をぶん投げられる部長の心労といったら。まぁ、それでも決してめげず、折れず、貫き通すのが黄前流なのだ。今回の一件で滝センの信頼も厚いことが改めて確認できたし、実はきちんと全国に向けての布石は打てている。さて、暑い季節は嵐が起こりやすいぞ。

 

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