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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 情報量が多すぎる! 第16話! 1話に押し込んでいい話じゃなかった気がするんだが、ほんとにいろんなところがいろんな方向に動かされて大変。その挙句にタイトルが「みりん干し」はおかしいやろがい。

 何とか必要そうな要素を拾っていく必要があるがなるべく順番通りに行こう。まずはチルチャックの功績でついに上層階への道を切り開くことに成功した。どうやら階層の変化は一定の法則性があるらしく、狂乱の魔術師がライオス御一行だけを目の敵にして狙い撃ちで邪魔してるとかいうわけではないらしい。マッパーが「仕事」のチルチャックは荒唐無稽な変化にも何とか対応し、地力の強さを見せてくれた。こんなもん、これまで経験したことない事態だったろうに……スカウト職って本当に大変よね。

 そしてそんな変成ダンジョンの1要素として登場したのが「クリーナー」と呼ばれる存在。単に知らないだけかもしれないが、ついにここにきて「通常のファンタジー概念にはなさそうなオリジナル要素」が出てきた。ライオスたちの話をまとめると、クリーナーはダンジョンを一定の状態に保つための自制機構のようなもので、どこかしら破損した箇所を勝手に修復してくれるという。センシがテントを喰われたことがあると言っていたので、おそらく「本来ダンジョンにないもの」は食べてしまうということなのだろう(冒険者の死体は大丈夫なんだろうか?)。例え話で出ていた人間の体内における免疫みたいなもの、というのが分かりやすいだろうか。いわばかさぶたを作って傷を癒す血小板の役割で、モンスターでもないし生物かどうかも微妙なところ(血小板が生物といえるかどうかは微妙だからね)。

 こうした概念が出てきたことで「ダンジョンを1つの生き物だと考える」この世界独自の構造が何となく見えてくる。もちろん、ライオスたちが勝手に話しているだけなのでどこまで真実かは定かでないが、まるでダンジョンが生きているかのようにさまざまな法則がなりたっているというのは多分本当。そしてそれを生み出しているのはおそらく狂乱の魔術師その人なのだろう。クリーナーという便利な存在は、まさにこの世界におけるダンジョンの定義そのもののようである。ただ、さらにそこから一歩推論を伸ばして「モンスターはダンジョンを外敵から守る機構」という話が出ているのは微妙なところかも。いわば白血球みたいな存在だと言っていたわけだが、ここまでが正しい推論なのかどうかは分からない。何しろ現時点では「モンスター」の中にはオークなども含まれており、いわば人体において白血球が独自の意思を持って社会を構築している状態ということになる。まぁ、未だ「モンスター」の定義が曖昧なのでその辺はどうとでもなるし、ドラゴンなんかが狂乱の魔術師の手駒として動いているニュアンスは強かったので納得できる部分も多いのだが。今後はファリンという「境目の」存在がどう影響してくるかも気になるし、引き続き注意してみていかなければいけないポイントである。

 そして後半の大きな動き、シュローパーティ(そして地黒のカブルーパーティ)との遭遇。一気に画面に映るキャラが増え、その分情報量も大洪水。シュローのパーティは「和風」の一味なわけだが、いちいちキャラが濃くて1人ずつみていくだけでも大変そう。今回はっきりと前に出てきた日笠ボイスのお世話係の人は認識しやすかったが、その後ろにはいかにもアジア系の顔したややモブっぽい子とかもいるし、でけぇ鬼っこは存在感がある。そしてちゃっかり内密の話も聞いちゃってる有能な黒子さん。どうやら「一族」というくくりでシュローはそれなりに全員から信頼と愛情は得ているようだが……まだまだ底の見えない変な連中である。お世話係のマイヅルさんとセンシが意外と相性が悪くないのは良かった。

 そしてもう1つのパーティ、カブルー御一行。こちらは以前からちょいちょい登場していたわけだが、リーダー格のカブルーが思いの外冷静というか、強かな人物であることが描かれて新展開があった。てっきり以前の宝虫の一件からライオスたちを逆恨みしてるとばかり思っていたが、そこは濡れ衣の可能性も考えて思慮深く行動できている。その様子だけ見ると案外物分かりのいい善人なのかとも思うが話はそう簡単でもなく、基本的には利己的な性格が強く、こちらも一筋縄ではいかない様子。まぁ、初対面の冒険者どうしでいきなり腹を割って本音で話す方がおかしいわけで、警戒心ほぼゼロのライオスの方が適性で言えば明らかにおかしいのだろうが。ライオスとシュローの因縁やいざこざで自分の利益を得ることを画策もしており、こいつに黒魔術の件が漏れてしまったことが今後にどのような影響を与えるかは気になるところだ。前から測りかねる要素だった「黒魔術の禁忌性」、アナーキーなライオス一味ですら忌避感が強かったけど、世間一般ではこれだけタブー視されてることが判明してちょっと驚きだ。やっぱ狂乱の魔術師ってのは巨悪なんでしょうかねぇ。

 
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