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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ミル昇天

 

土地(24)

平地×5 島×2 山×2

広漠なる変幻地(M11)×2 ハリマーの深み(WWK)×4

沸騰する小湖(ZEN)×2 乾燥台地(ZEN)×2

氷河の城砦(M11)×4 金属海の沿岸(SOM)×1

 

ソーサリー&インスタント(22)

定業(M11)×4 失脚(ROE)×4

糾弾(M11)×3 先読み(ROE)×4

罠師の引き込み(ZEN)×2 審判の日(ZEN)×3

書庫の罠(ZEN)×2

 

その他(16)

紅蓮術士の昇天(ZEN)×3 ジェイスの消去(M11)×4

ジェイス・ベレレン(M11)×3 寺院の鐘(M11)×4

 

サイドボード(15)

否認(M11)×3 瞬間凍結(M11)×3

存在の破棄(SOM)×3 紅蓮地獄(M11)×3

貪欲な罠(ZEN)×3



  久し振りにフライデー用のデッキ。実を言うと、後述するような問題が多くてなかなか試合に出る気も起きなかったんですが、もう来週をまたげば「新たなるファイレクシア」がスタートして環境が激変するだろうし、そうなると、カード資産と経験値に乏しい私は、また付いていくのに一苦労してしまい、試合に出るチャンスを逸してしまう。そこで、多少無理矢理でもいいので、ここらで一回出場してたまった鬱憤を晴らしておこうと考えたのである。

 で、持ち込んだのがこのデッキ。組み終わった後に気づいたんですが、ミラディン包囲戦のカードが1枚も入ってないんですね。つまり、去年でも使えたやん、という程度のデッキである。まぁ、思いついたんだから仕方ないけど。

 コンセプトは「ライブラリアタック+紅蓮術士の昇天」。「昇天」は過去にたった1度だけフライデー全勝を決めてくれた縁起の良いカードで、それが趣味であるライブラリアタックにかみ合えば色々と面白そう、というのがスタート地点。最初に思いつきで組んだデッキもほぼこのまんまであるが、「闇の追い返し」が抜けて「先読み」になったくらいが多少の変更点か。

 デッキはシンプルで、「定業」「先読み」「ジェイス・ベレレン」でとにかくデッキを掘り進み、「寺院の鐘」などを引き当てて更に加速。そのどさくさで「紅蓮術士の昇天」がはれれば、あとはドロースペルがアドバンテージを生みだし、最終的には「書庫の罠」で削るか、ドロースペル+「ジェイスの消去」でライブラリを吹き飛ばす。「ジェイスの消去」があればドロー補助となる「定業」「先読み」がどちらも攻撃手段を兼ねるようになり、「消去」が2〜3枚ある状態で「先読み」をプレイするだけでライブラリがかなりの勢いで減っていく。完全に待ちスタイルのコントロールには違いないが、スピードはそこそこ。相手の妨害手段としては、とにかく序盤を凌ぎ、更に「紅蓮術士の昇天」にカウンターを乗せやすくするために「失脚」「糾弾」と1マナ除去を7枚採用し、あとは「審判の日」。最近はそこまでクリーチャーの数で攻めるデッキも多くなさそうだし、序盤さえ乗り切れれば何とかなる、という算段である。「消去」がある状態なら「失脚」は事実上の除去にもなるしね。

 除去の枚数を当初より少し抑えたのは、環境にクリーチャーデッキがそこまで多くないという算段からであるが、このデッキには根本的に大きな問題が2点ある。1つは、墓地に落とせないクリーチャーたちの存在。その代表は、まだまだ環境にそこそこ存在しているエルドラージ軍団。「エルフドラージ」なんかはもちろんだが、場合によっては「ヴァラクート」にも1〜2枚のエルドラージが入っている可能性がある。メインボードの場合、相手のデッキに1枚でもエルドラージが入っていたら、このデッキはまず勝つことが出来ない。他にも「復讐蔦」「恐血鬼」と、墓地に落とした時にお礼を言われるカードが何枚かあり、それらが入ったデッキに対しては、完全に劣勢からのスタートになってしまう。カジュアルで使うには面白いデッキなのだが、試合に出にくかったのはそのあたりの相性の悪さを一切改善できなかったせい。

 というわけでサイドボードであるが、エルドラージ相手にも一応勝つ見込みを得るため、「貪欲な罠」を採用した。黒の呪文だが、ライブラリ破壊と併用すればエルドラージのライブラリ復帰を阻害出来る。メインで「書庫の罠」×2「罠師の引き込み」×2という妙な構成になっているのは、このサイド後の「貪欲の罠」対応の可能性を高めるためである。ピッチでないとプレイ出来ないという大きなリスクは残るが、これ以上色を広げるわけにもいかないし、仕方ないところだろう。その他のサイドボードは、「ヴァラクート」対策は定番の「瞬間凍結」、プレインズウォーカーや「漸増爆弾」など、このデッキが基本的に触れないカードのための「否認」(と言っても、このデッキは案外プレインズウォーカーを出されても困らないのだが)。エルフやボロスなどのビート用に「紅蓮地獄」。各々3枚の15枚積みにしているのは、サイド後も出来る限り「昇天」の効率を落としたくないためである。マッチがどこまで有利に動くかは分からないが、大体のデッキはメタ対応出来るのではなかろうか。

 ただ、最近のプロツアーなどの様子を見て、気になるカードがもう1枚、いや2枚。それこそが、このデッキの大きな問題点の2つ目である「ファイレクシアの十字軍」と「最後のトロール、スラーン」の存在だ。プロテクション(白)を持つ数少ない構築クラスの生き物である「十字軍」には、このデッキにある除去が全て効かず、「審判の日」で吹き飛ばす以外に無い。「スラーン」に至ってはラスゴすらくぐり抜けてくる。特に「十字軍」は、最近の青黒コンの隆盛で枚数も増えてきているらしいし、おっかない存在である。で、それらの対策方法は…………無い。プロ(白)(赤)って、青で対処するしかないやん。世界のどこかにはバウンスが使えるプレインズウォーカーがいるらしいが、残念ながら開けたパックから出たこと無いからね。あー、お金が欲しいな!

 

 

Round1 VSヴァラクート

 1戦目の相手は2ターン目に「探検」から「ヴァラクート」を置いたおかげで、割と分かりやすいヴァラクートである。それほどクリーチャーの阻害要因も無いし、自分からガンガン土地をサーチしてくれるので、マッチとしてはそこそこの部類だろうか。まぁ、環境最強デッキなのだから強いに決まっているが……

 1戦目はテイクマリガンからスタートしたが、序盤のドロー補強はそれなりですぐに「ジェイス」に接続。そのままジェイスが生き残り続け、「ジェイスの消去」もはれたおかげでそこそこライブラリを掘り進む。また、相手が土地サーチをしてくれたこともあり、せっかくなので「罠師の引き込み」から「書庫の罠」をサーチしてのピッチプレイとかもする。13枚ぽっちでは決定力は無いが、墓地にインスタントが多い方が、後で「昇天」を起動する確率がいくらかでも上がる。先陣を切った「水連のコブラ」「業火のタイタン」を「糾弾」し、そのあたりで「昇天」を引いてカウンター1つ。「ゼンディカーの報復者」にはラスゴが合わさり、各々の脅威には1対1での交換が続く。そしてついに「原始のタイタン」登場。ヴァラクートが動き出し、ジェイス無視で本体を焼きにかかる。どうやら次のタイタン起動でゲームが終わる状況らしい。ここでしばらく悩み、とにかく「昇天」を起動させねば勝機はないと判断し、ゲームを決められない程度の「書庫の罠」2発目。これで「昇天」がオンになり、次のドローで除去かドロースペルを引ければ相手のライブラリは削り切れる、という段階。しかし、当然次のターンのドローは土地。「あぁ、これで山を2枚サーチされたらゲームは終わるのだ」と落胆するも、考えて見りゃ、相手のライブラリは残り5〜6枚程度。そんな中にタイタンが見付けられる山があるわけなかった。ヴァラクートは、相手にとどめを刺すのに最適な枚数の山が入っていることがほとんどなので、案外ライブラリを攻めるのは効くかも。

 

 2セット目、タイタンシリーズが多くて、「殴られてから除去じゃ遅いわ」ってんで「糾弾」アウト、「瞬間凍結」インで2戦目。ヴァラクートのサイドなんて「酸のスライム」が出てくるのは百も承知なので、流石にカウンターが無いと次は戦えない。

 ハンドは土地が「広漠なる変幻地」のみという状態だが、他のカードが「定業」「先読み」「消去」「寺院の鐘」と充実していたので、「まぁ何とかなるやろ」とキープ。2ターン目の「定業」でなんとか土地を引くが、「先読み」で3枚目の土地にたどり着けずにディスカードに突入したのは痛かった。相手もテイクマリガンだったのだが、こちらがもたもたしているうちに「コブラ」から最速「原始のタイタン」に繋げられ、あとは「カルニの心臓の探検」とタイタンアタックで「本体24点」。流石ヴァラクートさんですわ。

 

 3セット目。相変わらず「ジェイス」からの立ち上がりで、相手の「コブラ」は「失脚」でしばしおやすみ。しかし「自然の要求」「酸のスライム」がサイドインされており、こちらの「寺院の鐘」「ジェイスの消去」はなかなか通してもらえないのが辛い。ジェイスは基本的にプラス能力しか使わないので、アドバンテージが広がらないからねぇ。中盤、「原始のタイタン」→「瞬間凍結」→「召喚の罠からタイタン」というお約束の流れに軽くピンチ。「ムルダヤの巫女」でめくれた相手のトップが「ゼンディカーの報復者」なのも悩ましい。仕方なく「審判の日」で1回目を流し、返す「報復者」もトップデッキ「瞬間凍結」でギリギリかわす。その間にジワジワとライブラリは削れ、こちらのカウンターが尽きて最後に通った「原始のタイタン(3体目)」は、悩んだ末に「怒り狂う山峡」1枚だけをサーチして場に降り立った。この時点でライブラリ20枚程度だが、ドロー手段が「ジェイス」1枚なのでトップデッキに頼るしかない状況。相手は「タイタン」「山峡」「コブラ」の3体アタックで一気にライフの半分を持っていき、ラストターンは相手のライブラリが10枚。「先読み」と「ジェイス」で3枚引き、「消去」2枚ばりなのであと4枚。最後のドローは「罠師の引き込み」。残されたマナは5マナ……

 あと2マナあれば、「書庫の罠」をサーチして削り切れたのだが……最後は相手のライブラリを4枚残して、10点以上あったライフが0に落ち着いたとさ。

 

戦績 0-1-0

 

Round1 VS 青黒コントロール

 

 悔しい悔しい惜敗の後の2戦目は、「沼」→「島」とセットする相手。2ターン目の「先読み」をカウンターするかどうか悩んでいる様子から分かる通り、最近流行の青黒コンだ。こちらが先手だったので3ターン目に「ジェイス」を出すかどうか悩んだのだが、どうせカウンターされるのがオチだし、4ターン目に相手が神ジェイスを出した後にプレイして対消滅が無難か、と判断してターンを返すと、意外にも相手から出てきたのはふつーのジェイス。あれ? 神じゃねぇの? でもまぁ、これで相手のマナも無くなったし……としばし悩んだが、「ジェイスでドローしてくれるなら御の字、ここはカウンターされたくないカードを先に出してしまおう」と判断し、4マナで「昇天」「消去」のエンチャント2枚プレイ。「青黒でこれは対処出来まい!」と悦にいるも、後で考えるとこれがミスプレイだった。ちまちまとライブラリは削るも、残りのスペルは「呪文貫き」「マナ漏出」「冷静な反論」とてんこ盛りのカウンターによって1つたりとも通らない。おかげで相手のジェイスがジワジワとアドバンテージを広げていき、ただ2人で土地を並べる簡単なお仕事になってしまう。しばらく土地を並べ続けた相手は、流石に充分と判断したあたりでちまちまと「墨蛾の生息地」のアタック開始。ミシュラランドを除去出来るカードは「糾弾」だけなんですよねー。手札がラスゴと「失脚」に溢れていました。最終的には、そのままスペルを通してもらえず、問題となる「ファイレクシアの十字軍」も登場してgg。どうしようもない。

 

 2セット目、この日最大の酔っぱらい判断をした私。これだから素人芸はやめられない。何をしでかしたかというと、「ファイレクシアの十字軍」が怖いのだが、白除去は通じない。「失脚」は「墨蛾」も屠れないし、役に立たないスペルだからサイドアウトが決定。代わりに何をいれればいいか……よし、プロ白を対策するカードとして、「紅蓮地獄」を入れよう。

 というわけで2セット目開始。多分、2ターン目くらいだったと思う。「あいつプロ赤ももってるやーん!!!」 無駄カードを抜いて無駄カードをサイドインするという神がかったプレイを達成した私は、相手がサイドインしてきた「漸増爆弾」への対処法も特になく、コストが一致するせいでまとめて流されていく「昇天」「消去」のエンチャントコンビを寂しく見つめるだけ。手札には、多分2人のデッキに入っているどのカードにも効かないであろう、「紅蓮地獄」が溜まっていくだけ……ま、「否認」入れたところで負けてたとは思うけどさ。最後は「スキジリクス」様でとどめを刺してもらえたのがせめてもの慰めであった。

 

戦績・0-2-0

 

 まぁ、仕方ないですよね。苦手って分かった上でデッキを組んでるんだから、こうなることも覚悟の上だ。大丈夫、私には「全敗しないの神様」がついているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Round3 BYE

 

      安心のオチ。

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