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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 一体この作品はどこへ行きたいのか、だんだん分からなくなっていく第11話。残された希望は、今回も訳の分からないことを口走っているワイプロボだけですよ。「オエカキロボットニ ナリタイ」「ヨウヤク クリア デキソウ」……分からない。きっと深い意味があるに違いない。

 今回は季節柄涼しくなる時期なので、それに合わせて風邪っぴきのお話。突如訳の分からないことを口走って唐突に倒れるユーキ。そしてハイテンションの末に同じようにぶっ倒れるユメ。「立て続けにメンバーが風邪でダウンして……」っていう展開は色んな作品にあるけど、倒れた2人が同じ布団で寝るのはなかなか無いよな。常々この作品に濃厚なエロ要素などいらないとは言っているのだが……もう、確実にコトを済ませちゃってるあたりが怖い。そして、広橋ボイスで、しかもウィスパーで「じゃ、汗かく?」なんて言われたら、流石に頭がフットーしそうにもなる。だんだん、ユーキじゃなくてユメが諸悪の根源のような気もしてくる。

 そしてついに代理がダウン。ぐったりした代理の後ろ姿から宇宙人説まで思考がトバせるカナは流石だが、そんなおちゃらけた空気もこのあたりが最後。あとはカナが必死に代理に気を遣うも、その思いがどうも他のメンバーとかみ合わない。カナは自己主張をほとんどしないので黙ったままだったが、代理に何も言わずに配達に散っていく面々に、何かわだかまりを感じていたのは確かだ。そしてカナが倒れ、代理が隣で添い寝してくれるという一見大団円にみえるオチも、カナは「私は守られてばかり」と肩を落とすことでハッピーエンドにならない。前回も「私は1人です」と随分ネガティブな発言をしていたカナだが、何か決定的なところで他のメンバーとの間の一線が越えられないようだ。確かに家族でもないし、年齢もまちまちだし、理屈抜きで友情や愛情を成立させられる面子ではないのだが、視聴者としては未だにわだかまりが残っている関係性には、ストーリー上のリアル以上に何かもやもやしたものが残ってしまう。

 奇しくも似たようなことをやっていたのが、ちょっと前に放送していた「けいおん」だった。あちらも豊崎キャラが風邪を引いたり、喉を潰したり、萌え4コマ原作なのに友情にちょっとひびが入ってみたりと、今作との共通点が多い。微妙な律の態度に視聴者が何かもやもやしたのも同じだろう。しかし、「けいおん」の場合には律と澪は結局理屈抜きで仲を修復させており、「友達である」ことは前提条件だった。しかし、この作品の場合は、どうやら家族のような連帯感はまだ出来上がっていないということらしい。ラストまでにカナのうじうじした感情は消えてくれるのだろうか。

 どうも、初っぱなのイメージのおかげで単なる萌えギャグを期待している身としては、こういうストーリー展開は重い。制作陣はどういうゴールを用意して、このアニメをまとめてくれるんだろうか。 

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