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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 意外と嫌いじゃない第2話。今期はバタバタしてるせいでなかなか気になる他作品も気合いを入れて視聴出来ていない現状なのだが、この作品は、そこまで肩肘張らずともゆるりと観られて何となく楽しいので、ホッとする部分があります。こういう作品ばっかりだと困るけど、メカとバトル、キチガイアニメが交錯する中に、こういういわゆるスタンダードなものがあっても良いのではないでしょうか。

 1話目時点で持った印象をほぼそのまま維持しつつ、ハードな展開などなく、ややギャグ方向の色合いを強めてお送りした第2話。凛々蝶と双熾の関係性の「犬」の部分を強く押し出して、この作品で一番の胆である(と思われる)双熾の無私の奉仕を笑いに変えるついでに、自然な方向性でシナリオに馴染ませてくれる。基本的に「なりふり構わずにご奉仕の姿勢を見せるキャラ」っていうのはいかにも最近のアニメっぽくて辟易する部分が多いのだが、ある程度自虐的に笑って見せることで、「そこの善し悪しは突っ込まないで」という暗黙のお願いみたいなものが読み取れるのが面白いような、あざといような。でも、凛々蝶の場合、双熾以外のキャラとの絡み方は至極普通なので、これくらいのネタ要素が混ざっているのは割と受け入れやすい。

 そして、今回割と気に入ってしまったのが、ユルさ全開の一反木綿、連勝。細谷佳正の声ってのはあまりプラスに働くキャラがいないんじゃないかと思ってたんだけど、なるほど、この使い方か。どうしようもなく気怠い感じや、空気を読まずに発揮する適当さなんかは実に良い味になった。どこかで聞いたと思ったら、「会長はメイド様」のクロタツっぽい使い方。見た目にも可愛いし、この一反木綿はアリだ。その他にもメニアックおねーさんなんかのキャラも良いし、「長屋もの」としての賑々しさが今のところはとても好印象なのである。

 そして、やっぱり凛々蝶のキャラが一番大事。1話目では「日高里菜の声がやや殺し気味の低音で、無理してる感じが勿体無い」と書いており、実際に今回も「この音域出すのはキツそうだな」と思いながら聞いていたのだが、凛々蝶のキャラクターであるツンデレっぷり(原作者の言葉でいうと「ツンしゅん」らしいが)を発揮するためのギャップである、というのが見て取れると、これはこれで仕方ないのかな、とも思う。連勝とのユルいやりとりのテンポは良いし、何よりも今回のCパートで見せた「しゅん」の後の素直な愛らしさは、なるほど是非とも里菜ちゃんの愛らしい声で欲しいところだ。「ツン」と「しゅん」のギャップの見せ方が凛々蝶を見せるための最大のキーポイントであり、ひいてはこの作品最大のポイントになると考えると、やはり1つ1つのシーンできちんと役のメリハリを付けられるだけの腕を持った役者に任せたのは正解といえるだろう。結論つけると、「凛々蝶様ちょっとイイと思えてきた」ということである。

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