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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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3月9日 ドラフト模様(DKA ISD×2)
ピック順 【Serra】→【Alessi】→【Sangriter】→【Metallica】→【Thraxi】→【Mei】→
 
 新セットが発表されるときに飛び交う噂にありがちなのが、「ついに6つ目の色が出るらしい」というもの。過去に黄色だの紫だのという訳の分からない話になったこともあるし「無色のソーサリーが出るぞ!」みたいな噂が出たときも。そして、唯一「アーティファクトでない無色のカード」はエルドラージ覚醒で実現するに至ったわけだ(「幽霊火」を除く)。そして、それと同様に飛び交う噂が「ついにあの色がリストラされるらしいぞ!」というもの。マジックにとって5色という色数が多いのか、少ないのか、適正なのかは誰にも分からないが、たまには5色じゃないゲームをやってみたいと思うのも人情ってもんなんですよ、きっと。というわけで、今回のドラフトは史上初(くらい)の恐ろしい事態に! 6人戦で「使用人数0人」の色が登場したのだ。これが普段不人気の色だったら良かったのだが……青なんですわ。後半の壮絶な青の流れを見るだけでしばらく笑えるレベルの酷いピック状況、今回はその辺をご堪能下さい。


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ×  ○  ×  ◎  ○  3ー2 2
SE  ○  ー  ◎  ○  ×  ◎  4ー1 1
TH  ×  ×  ー  ○  ◎  ○  3ー2 3
SA  ◎  ×  ×  ー  ×  ×  1ー4 6
ME  ×  ◎  ×  ○  ー  ◎  3ー2 4
MT  ×  ×  ×  ◎  ×  ー  1ー4 5
 
1位 【Serra】 白緑黒 <未練ある魂 アヴァブルックの市長 エストワルドの村人>
 
 下家から「どうせ今回もいつもの色なんやろ」と揶揄されつつ、1引き「未練ある魂」なら、そりゃ白になる。1パック目は当然のように白黒に寄せるピックになっているのだが、2パック目で1引き「アヴァブルックの市長」から綺麗にターン。ガッツリ白を固めていたところに緑が混ざり始め、最終的には白メイン、緑サブで黒は沼2枚だけのタッチに。そしてこれが、このイニストラード世界では初めての3色デッキだというのだ。世界はフラッシュバックのおかげで3色メインの状態のはずなのに頑なに守ってきた2色の操が、今回のゆがんだ世界ではついに砕かれたのである。まぁ、だからどうしたっていう話なのだが、「別に大したことないデッキじゃないか」と文句を言われながらも市長ゲームでちょいちょいと勝ちを重ねて久しぶりの優勝。遊び半分で投入された「似通った生命」がまさかのミラクルを見せ、5ターン目にスピリットトークンが8体わき上がるというミラクルビートを達成。こういうのはシナジーとかデッキメイクというよりも、理不尽というのである。
 
 
2位 【Alessi】 緑赤 <屍百足 ケッシグの狼の地 猛火の松明>
 
 ピック中にとんでもない反則行為に及び、今回の地獄絵図の口火を切った戦犯。その因果なのかどうかはよく分からないが、緑を固め撃とうと狙ったタイミングで、上家が市長を出して堂々と反旗を翻すという罰ゲームにぶつかった。おかげで最終的に狙ったようなデッキにはならなかったらしいのだが、それでも「屍百足」「ケッシグの狼の地」と揃ったトランプル力高めのレアパワーはやはり酷い。軽めに寄せた赤緑ビートは他人がカードプールで四苦八苦している隙間を縫って強引なトランプル勝利を引き寄せるデザインとしては秀逸だったのかもしれない。地味に決め技だったのは「吠え群れの飢え」だった気もするんだけどね。6/6になった「燃え投げの小悪魔」を「投げ飛ばし」とかいうプランは鬼畜過ぎる。
 
 
3位 【Thraxi】 緑白 <ホロウヘンジの霊 安らかに旅立つ者 アヴァシン教の信者>
 
 安かろう軽かろうが正義のこの世界。軽いカードを必死に集めるピックにはもうこりごりだ。ずっとそんなフラストレーションをためていた私は、「闇の隆盛」で「軽蔑された村人」が出たときに、「一度でいいからビッグマナ系のデッキで常識をぶち破りたい」と願っていた。「ホロウヘンジの獣」や「赤子捕らえ」などのバニラファッティも、除去が少ないこの世界では本当は優秀なカードのはずなのだ。ということで、今回は「軽蔑された村人」が登場しなかったが、早めの段階で「夜明け歩きの大鹿」と「壁の守部」×2を確保し、とにかくマナが出る体勢を整えた。あとは、普段使わないようなヘヴィークリーチャーで相手を踏みつぶす狙いのデッキに着陸。一応勝ち越したのだからそれなりの出来だったとは思うのだが、やっぱりマナ加速の質は構築のようにはいかず、とにかく土地だけならんで負けますよ、というパターンや、手札に5マナ以上しかないですよパターンなんかも当然発生。これは仕方ない。問題は、最終的に白緑になったおかげで相手のボードにさわれなかったことなんだろう。市長とか市長とか。あと、最近巷で噂の「森での迷子」もやってみたかったのだが、今回は青がおらず、エンチャントが割れそうな白と緑にあふれかえっていたせいで結局試せずじまいだった。まあ、無理だろうなぁ。
 
 
4位 【Mei】 白黒 <影の悪鬼 死の重み 電位式巨大戦車>
 
 「影の悪鬼」スタートだが2引きは安定ファッティの「忠実な聖戦士」。そこから自然に白黒に収束させたデッキで、あんまりいじるところがない。早めに両面カードを引いたのは色主張としての側面も強かったと思うのだが、残念ながら我々はろくでなししかいないので、上家は「下家が白を引いたようだ。これは僥倖、白を絞って一人殺しておこう」とか考える。まぁ、結局俺もそこまで邪魔できたわけじゃないし、単に今回は全員色かぶり泥仕合がしんどかったというだけの話なんだけどね。
 
 
5位 【Metallica】 赤黒 <目玉の壺 護符破りの小悪魔 アヴァブルックの町長
 
 見事なレア3連引きではあるのだが、1引きは「目玉の壺」で地味だし、あんまりスペルが多くないから「護符破りの小悪魔」はそこまで迫力無いし、「アヴァブルックの町長」に至っては無理くりなタッチなので安定して出せないという。今回も序盤のピックを見る限りでは赤黒に寄せての吸血鬼狙いだと思うのだが、やっぱり駒は揃わない。今回は色んなところでプレイングの難も指摘され、なかなかつらいシーズンとなったようだ。いや、だから赤黒は基本的にリスキーな選択なんだからね。「炉の小悪魔」みたいに優秀なクリーチャーはいるけど、後が続かないとどうしようもないんだよなぁ。「内陸の隠遁者」も、そこまで変身にインパクトがない小粒だし、「金切り声のコウモリ」は「自堕落な後継者」でカウンター乗らないし……無い物ねだりとは知りつつも、ジクジクと膿んだ吸血鬼愛はなかなか結実しないようです。
 
 
6位 【Sangriter】 黒白 <死の愛撫 歩く死骸 霊廟の護衛>
 
 今回の被害者役。最も青に行くべき男、との呼ばれ高く、もしも「あんな悲惨な事件」が起こらずに青にまっすぐ行けていたら、独占市場でうはうはスペシャルが待っていたことになるのだが、ほんの少しのすれ違いが生んだ悲劇により、青のデッキは夢と消えた。結果、2パック目では1引きに「歩く死骸」というまっすぐ過ぎるピックに。軽めに寄せたゾンビが「グール起こし」などで必死にアドバンテージを画策し、除去は何故か固まって引けた(引いてしまった)「死体の突進」が自転車操業。これで「骸骨の渋面」を集めた貧乏ビートっていうならまだ勝ち筋もあったのだろうが、それも充実したとは言い難く、最終的には「中途半端な黒ビート」止まり。宜なるかな。
 
   
 【Serra】(白緑黒)→【Alessi】(緑赤)→【Sangriter】(黒白)
  ↑                      ↓
 【Mei】(白黒)←【Thraxi】(緑白)←【Metallica】(赤黒)

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