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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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だからエンディングウゥゥゥゥゥ! 第10話。この展開、このシチュエーションであのエンディングはあかんやろ! しかも微妙にアレンジ効かせて台詞変えてやがるし! 違う! そういう手心はいらないのよ!

 これまでの「いぬぼく」からは想像出来ないシリアス展開。蜻蛉のせいで最後の最後まで悲願であるお茶会が出来ない凛々蝶が、ついに双熾との関係性にひびを入れてしまうという衝撃エピソード。一応蜻蛉メインのシーンではギャグタッチ強めでの展開であったが、凛々蝶メインのシーンに切り替わった際のどこか影を帯びたような暗い雰囲気は、なんとも不安感をかき立てる恐ろしげなものになっていた。

 今回は、そんな「らしからぬ」薄ら寒さみたいなものがそこかしこに感じられる奇妙な回だった。コンテ演出を担当した大谷戸さんという方はあまり情報が無くてどういう人なのか分からないのだが、細々とした演出方向のこだわりは、色々と考えたんだろうなぁ、という苦労が見て取れるものである。まぁ、原作知らないから、ひょっとしたら原作画をそのまま持ってきただけなのかもしれないけど。具体的には、空や校舎などを基点にして無機物に焦点を当てたシーンの切り替えや、冒頭の蜻蛉の乱交(?)シーンの分割画面(しかも片方の分割は誰にもカメラがあっておらず、ただ窓が映っているだけという)。そして問題のシーンでの色変換とメロンへの描写など。これまでの「いぬぼく」はとにかくデフォルメキャラを有効利用して可愛らしく描くことを意識した構成になっていたが、今回はそうした「キャラありき」の構図を少しずらして、物語としての「転機」も暗示しているかのように見える。

 なんと言っても衝撃的なのは双熾の部屋の前での凛々蝶たちの対話だろう。風呂上がり私服姿の双熾というだけでも驚きなのだが、彼の口からは信じられないことに凛々蝶を誹謗する言葉が飛び出してくる。その後すぐに取り繕うかのように凛々蝶を丸め込んでしまったわけだが、それでもこれまで「犬」としての双熾しか知らない人間にとって、あの台詞は非常にショックである。それこそ、張り付いたようないつもの笑顔に恐ろしさを覚えるほどに。結局、蜻蛉とのバトルもそこそこに次回へ続く展開になってしまったので、一体双熾が何を知っており、蜻蛉との「罪」が一体何なのかということも分からないし、何故双熾が突然あんな台詞を吐いたのかも分からずじまいであるのだが、次週以降、最終回へ向けたラストスパートでこの状況をまとめ上げることが出来るのだろうか。

 ほのぼのムードが楽しかった身としてはこの不可解なシリアスぶりは不安要素になってしまうのだが……ちゃんとけりは付くんだろうか。凛々蝶は今まで通りの愛らしさを維持出来るんだろうか。まぁ、今回もシリアスというほどシリアスにはなりきれておらず、ちょいちょいデフォルメも飛び出して可愛かったし、冒頭では相変わらずのサービスカットから登場してニーソパッチンなんかも見せてくれてたんだけどさ。

 カルタちゃん、北京ダックはそうやって食べるもんじゃない。

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コメント
無題
大谷戸?
テロップもう一回見てみれば。
【2012/03/23 14:53】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
ありゃ、本当ですね。正しくは……「大脊戸聡」さんですね。難しい名前を妙な方向に勘違いしてました。
【2012/03/23 15:41】


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