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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<黒>

 

Bane Alley Blackguard 破滅小径の悪党 (1)(B) C

クリーチャー・人間、ならず者

1/3

 黒い「ルーメングリッドの管理人(10ED)」。一昔前ならば「まぁ、黒だからな」と言われておしまいだったカードだが、現在は黒も堂々と2マナに熊が持てるようになった。未だに熊ステータスが許されていないクリーチャー後進国の青クリーチャーと比べてもちょっとガッカリなのである。ま、各色にある熊が止められるのだからニーズはそれなり。止めることを考えるくらいなら、自分も「排水路潜み」で殴りに行った方がいいとは思いますけど。一応のポイントとして、こいつの職業がならず者である、というのは気をつけよう。つまり死教団が止められる。でっていう。

 

 

Blood Scrivener 血の公証人 (1)(B) R

クリーチャー・ゾンビ、ウィザード

2/1

あなたが、手札が無い状態でカードを引く場合、代わりに2枚のカードを引き、1点のライフを失う。

 2マナ2/1で普段よりもカードが引けるクリーチャーといえば、なんと言っても「土地がめくれたら宇宙ですよ!」でお馴染み世界のボブ・メイヤーである。流石にボブはもう印刷したらあかんということで、調整版として産みだされたのがこのカード。フレーバーからするとオルゾフ所属のクリーチャーなのだろうが、ニュアンスとしては旧ラクドスギミックの暴勇であり、何となく「ぼろ娘(DIS)」に近いイメージ。手札が無い状態ならば「ファイレクシアの闘技場(9ED)」が内蔵された状態になるわけだ。手札の動きからすると「生態融合帽(7ED)」なんかも近いかもしれない。攻めるデッキだったら当然この能力は強烈であり、このカードは自分のドローステップ以外のドローも全て効果範囲内なのが強み。たとえば最後の手札がキャントリップインスタントだった場合には、解決時には手札が無い状態なので2枚引けるわけだ。ガンガン手札を使うデッキならば2マナ2/1の前のめり体型も強力な武器になるし、素体だけで見てもなかなか有望な良いレアである。このデザインならリミテッドでも使いやすそうだな。

 

 

Crypt Incursion 墓所への乱入 (2)(B) C

インスタント

対象のプレイヤー1人の墓地にある、全てのクリーチャー・カードを追放する。あなたは、この方法で追放したカード1枚につき3点のライフを得る。

 ライフゲインに墓地対策。どちらの効果も「別にそこまで欲しいものじゃ……」と言われる類のものだが、その2つが噛み合って出来上がったこのカードは案外馬鹿に出来ない。形こそ違うが、ちょっと前までライフゲインカードとは思えない活躍を見せていたあの「骨までの囓りつき」に迫る回復量なのだ。相手の墓地を肥やすデッキといえば当然ディミーアであり、ディミーアならば長期戦を狙ってライフが欲しくなるので、この効果は綺麗に噛み合っている。試合中盤、まだ一押しも二押しも足りないような状態でそこそこライブラリを削って死にかけたとき、これを使えば、軽く15点くらいの回復は見込めるのではなかろうか。3マナインスタントでそれだけ押し戻せれば、次の一手も考えやすいし、試合前半から多少無理してライブラリを狙うアクションも採りやすくなるだろう。ただ、「囓りつき」と違うのは再現性が無いこと。一度使うと相手の墓地にライフの源は無くなってしまうので、試合中に炸裂させられるのは1回である。2発目は自分の墓地に打つ、という手もあるが、イニストラードじゃないんだからそこまで自分の墓地は潤っていないだろう。デッキに大量に詰め込めないので、なかなかバランスが難しいカードだ。もちろん、相手がゴルガリだったら適当に放り込んでおくだけでもいい嫌がらせになる。




Fatal Fumes 致命的な噴煙 (3)(B) C

インスタント

対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで−4/−2の修正を受ける。

 名前とコストの割にはそんなに致命的でもない除去。この中途半端さは一体何を狙ったものなのだろうか。下手したら中国からの黄砂の方が困るレベル。−2修正なんて1マナインスタントでも出来るレベルであり、「見栄え損ない(ZEN)」のパワー修正を2だけ増やしたら何故か3マナも重たくなったという欠陥品である。そりゃまぁ、戦闘も絡めれば大部分のクリーチャーは処分出来るだろうし、インスタント除去はそれだけで便利なので使うのは間違いないだろうが、何故「忌まわしい光景」と同じブロックにこれを入れたのかは理解に苦しむ。「パワーだけめっちゃ下げたいけどギリギリ活かさず殺さずを維持したい」とかいうタイミングってあるだろうか……相手に「狂気の残骸」打たれたときとか? まぁ、今回は再生クリーチャーもいるから、その対策として意味はあるんだけど……しんどいなぁ。

 

 

Hired Torturer 雇われ拷問者 (2)(B) C

クリーチャー・人間、ならず者

2/3 防衛

(3)(B)(T)、対象の対戦相手は2点のライフを失い、その後手札を1枚無作為に公開する。

 どんな職業やねん。多分どこのタウンワークにもそんなバイトは乗ってないと思うぞ。そして、存在意義も微妙だぞ。黒いクリーチャーであることを考えれば「地底街の密告人」と同じ3マナ2/3はそれなりのステータスだが、これが殴れないとなると、投入できるデッキは一気に少なくなる。起動型能力を持っており、これを通せばダメージを与えられるが、あまりに無茶なコスト設定なので使う気力は起こらない。相手の手札を無作為に見るので一瞬「おっ、ディスカードか」と思わせておいて、そのままそっと戻してしまう優しさも余計だ。よほど悠長でマナがぶんぶん余るデッキでないことには、流石に打席に回したくないのである。有効にブロッカーとして使えるデッキで、防衛で………………門……衛……だと?

 

 

Maze Abomination 迷路の嫌悪者 (5)(B) C

クリーチャー・エレメンタル

4/5 接死

あなたのコントロールする多色クリーチャーは接死を持つ。

 黒の迷路ガーディアンは接死を与える。このサイクルは全員エレメンタルなわけだが、なんかこいつだけ飛び抜けて気持ち悪い。だから脚の多い虫は駄目なんだってば。勘弁してよ。これで4/5ってことは相当でかいんだろ。こんなのがうじゃうじゃしてる迷路なんて、絶対に探検したくないわ。さておき、接死はそれなりに使い勝手のいい能力なので、こいつ単体でもなかなかの戦闘員になってくれる。そしてマルチカラー全軍に貴重な接死、これは大きい。中盤までに押し込めなかったラクドスの「哄笑者」や「亡霊招き」で出てきたトークン、守りに必死な「構脚のトロール」なんかにもお手頃接死だ。割と使い道は多そう。ま、6マナだけどさ。

 

 

Pontiff of Blight 荒廃の司教 (4)(B)(B) R

クリーチャー・ゾンビ、クレリック

2/7 強請

あなたのコントロールする他のクリーチャーは強請を持つ(クリーチャーが複数の強請を持つ場合、それらは別々に誘発する)。

 強請の王様。全てのクリーチャーが突然たかり屋に変身するため、こいつが6マナで登場した後は、もうそこかしこで「ちょっとツラかせや」だの「ジャンプしてみろや」だの、学園都市もびっくりの治安の悪さである。これと「墓所の怪異」が並んだ時のハイパー強請っぷりは、定助が現在杜王町でで経験しているスタンドもびっくりだ。ただ、強請ってそうやって集めるスキルなのか、っていうのはちょっと疑問ではあるけども。こいつが着地した時点では何もしないわけで、「まずクリーチャーを並べて」「こいつを出した後に」「軽い呪文を唱えて」「マナを注ぎこんで」ようやく意味がある。クリーチャーがたっぷり並んでいるのに相手を殴らない状況っていうのはそうそう訪れるものでもないだろうから、結果的に強請がついても2〜3体ってところ。レアとしてのインパクトはそこまで大きくないのであった。でもまぁ、リミテッドのオルゾフデッキなら雁首並べて長期戦は基本プランなので、決め技としての存在感はある。「ここからは通さん」「ここからは通さん」「ここからは通さん」「ここからは通さん」「無料では」「無料では」「無料では」「無料では」。

 

 

Ubul Sar Gatekeepers ウブール・サーの門番 (3)(B) C

クリーチャー・ゾンビ、兵士

2/4

〜が戦場に出たとき、あなたが門を2つ以上コントロールしているなら、対象の、いずれかの対戦相手のコントロールするクリーチャー1体は、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。

 門番サイクルの黒は除去担当でアドバンテージを狙う。最も直接的な効果なので、当然その存在感は圧倒的。黒はコモンのこいつを囲い込むために門を集めまくる展開まである。「遠沼の骨投げ」とは一体何だったのか。まぁ、門を2枚並べるのってかなり難しい仕事ではあるんですけどね。−2という値は4マナでの壁を出しながらの仕事としてはかなり強い部類で、3ターン目までに展開された相手クリーチャーの多くを狙い撃ちすることが出来るだろう。更に今回、自軍クリーチャーを戻せる「返礼魔道士」が登場し、青と組めば「フェアリーの騙し屋」や「鍵達人のならず者」での再利用も楽しめる。頑張れディミーア。

 

 

Rakdos Drake ラクドスのドレイク (2)(B) C

クリーチャー・ドレイク

1/2 飛行 解鎖

 コモンに与えられた解鎖枠はこのクリーチャー。解鎖前提ならば黒い「太陽塔のグリフィン」ということで、当然、攻め一辺倒のラクドスならば貴重なクロックである。フライヤーの場合にはブロック要員としての仕事もそれなりに重要になるため、なかなか難しい解鎖選択を迫られる、シンプルながらも良いデザイン。デメリットを背負えば青に配属された「風のドレイク」を蹴散らせるというのが良い。まぁ、となりで見る見る大きくなって空を舞う「雲ヒレの猛禽」とか見てるとイラッとする可能性はあるけどね。仕方ない、黒だもの。

 

 

Sinister Possession 悪意ある占有 (B) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーが攻撃かブロックをするたび、そのコントローラーは2点のライフを失う。

たまに黒が思い出す、「汚染された結合(10ED)」をベースとしたチクチクオーラ。とにかく相手にダメージを、というコンセプトはラクドスのテイストにぴったりで、旧ラヴニカにもなかなか良いデザインの「苛立ちの呪い(DIS)」が収録されていた。今回登場したこのオーラはそんな類型の軽量化で、1マナで付けられるけどダメージ量はちょっと減った。この変更はそこまで大きなマイナスにはなっていない。そもそも相手はこのオーラをつけられたクリーチャーはあまり戦闘要員としてカウントしたくなくなるので、およそ「平和な心」みたいな扱いになることが多いのだが、「2点なら、ま、いっか!」というので使ってくれるなら、それはそれで目的を達成出来たことになるのだから。鬱陶しい壁に貼り付けることで突破力が上がるし、ひたすら前のめりな構造を目指すなら、一応選択肢にしてもいいかもしれない。相手が逆ギレして「オルゾヴァの贈り物」とか重ね貼りしてきたら残念無念。


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