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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月3日 ドラフト模様(RTR×3)
ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Mei】→【Metallica】→【Alessi】→【Serra】→
 
 ボチボチ冷えてきて、夜中のドラフトもしんどい季節になってきましたね……いや、つい最近までクソ暑いってんですし詰め状態のドラフトを忌避してた気がするんですが、日本には四季があるとか、嘘やん。冬ですやん。
 さておき、ラヴニカも発売から無事に一ヶ月が経ちました。そろそろこの世界も安定期に入り、基本を抑えた上で、みんな次のレベルのピックとデッキ構築を目指す頃合い。ちょっと持ち上げ過ぎかもしれませんが、やっぱりアヴァシンの時にはなかった感覚な気がします。「今回はアレが出来なかったけど、次にピックするときにはもっと上手くできる」とか、「あの手番であっちを取っておけばデッキが形になった」とか、そういう反省が出てくるのはいいこと。前の環境だとせいぜい「空いてる色が分かってたのに行けなかった」とかそれくらいだからなぁ。今回話題になったことだけど、「精神腐敗」ですら、ピックするタイミングや合わせるデッキで充分必殺技の活躍が出来るっていうのは驚き。前回の私の「霊感」なんかもそう。世界が変わるとカードの見方も変わってくる、っていうのは面白い部分。あと3ヶ月で、この世界がどこまで極められるでしょうか。


    AL SE TH SA ME MT 
AL  ー  ×  ◎  ×  ◎  ×  2ー3 5
SE  ◎  ー  ×  ○  ○  ×  3ー2 3
TH  ×  ○  ー  ◎  ◎  ○  4ー1 1
SA  ○  ×  ×  ー  ◎  ×  2ー3 4
ME  ×  ×  ×  ×  ー  ○  1ー4 6
MT  ○  ◎  ×  ◎  ×  ー  3ー2 2
 
 
1位 【Thraxi】 白青緑 <旅する寺院 正当な権威 スライム形成>
 
 2連勝だぜ(ダブドラも合わせれば3連勝だぜ)。ぶっちゃけ今回は相手の事故に救われた部分もあるので手放しで喜べるような完成度ではないのだが、結果オーライである。これで一通り、ギルドの確認はOKかな。今回は「屑肉の刻み獣」が目立つパックから、「ゴルガリはちょっとヤだ」というのでせっかくの初登場レア「旅する寺院」からスタート。1引きするほどのカードには見えないが、なるべく指針をはっきりさせたかったってのはある。ただ、そこから素直にセレズニアに向かうルートはなく、序盤は空き気味だった青方向に流れてアゾリウス寄り。そのまま、「せいぜいタッチ緑くらいか」と思っていたら「兵士の育成」なんてカードも転がってきて、せっかくならトークンもきちんと狙えるようにセットすることにした。基本的に「旅する寺院」を活かす方向に組みたかったのでクリーチャー数がかなり多め。「セレズニアの歩哨」なんて穴埋め要員も多いのだが、とにかく毎ターンクリーチャーを出し続けることを念頭に、あわよくば居住からのアドバンテージを狙う形。除去が1枚もないというリスキーな形だったのでどうしようもない局面も多かったものの、留置+居住アドバンテージで相手のライフをタイトに攻められるシステムはかなり安定した。「訓練されたカラカル」だって出来る仕事があるんだ、っていうのが嬉しい収穫でした。
 
 
 
2位 【Metallica】 赤黒青 <イゼットの静電術師 流血の家の鎖歩き 跳ね散らす凶漢>
 
 悩みに悩んだピックを続け、相変わらず出来たのは「紙束」ではあるのだが、今回の紙束は随分質の良い紙束だったようで。確かに、1引きからは思いもよらないデッキになったのは確かだろう。長年愛好していたゴルガリから離れた途端に目の前を「ジャラド」さんが過ぎ去っていったのもストレスの要因だったろう。しかし、出来上がってみればデッキ自体はナイスラクドス。「ラクドスの哄笑者」からスタートして「流血の家の鎖歩き」「跳ね散らす凶漢」のコモンコンビが配備され、これを「リックス・マーディのギルド魔道士」が力強く後押しする。今回は「滅殺の火」が早めに2枚集まったので除去も安定しており、殴る・焼くのラクドスが端正である。もちろん、前回使って気に入ったハンデス方向もきっちりハマり、2ターン続けての解鎖の後にやってくる「精神腐敗」の存在感が凄まじい。「頭蓋裂き」の2点ダメージですら、このデッキでは5マナの価値がある。そして、「カードが足りない」という消極的な理由で投入されたのがタッチの青だが、3ターン目「秘密を盗む者」がかなり面白い動きで、相手からすると、常に全てのクリーチャーが「ブロックしなければならない」カードなのだ。4ターン目に3/2の「鎖歩き」と2/2の「盗む者」のどちらを止めるべきなのか、即座に判断するのは難しい。これが多色環境ならではの広がり、ってな感じがしますね。
 
 
 
3位 【Serra】 黒緑 <群れネズミ ロッテスのトロール 忌まわしい回収>
 
 下馬評は「今回唯一紙束と呼ばれないデッキ」。それもそのはず、「ジャラド」さま率いるゴルガリ軍団は、「2キルカード」こと「群れネズミ」、「2ターン目の死神」こと「ロッテスのトロール」と、レアがやたら賑やかである。相手は最速2ターンで投了できるという、実に親切な設計なのだ。当然、ネズミが無双すればゲームは終わるし、ジャラドさんの無慈悲なルーズライフを避ける手段もあるはずがない。これらのキラーカードを「忌まわしい回収」で素早く見つけられるかどうか、というのが勝負を分けた。結果的に負けもあるのだが、まぁ、デッキの神様は事故をなくすことなど無いわけだし。こればっかりは仕方ない。今回はお高い天使も献上したので、それで我慢してもらおう。
 
 
 
4位 【Sangriter】 青白 <静穏の天使 至高の評決 サイクロンの裂け目
 
 そのお高い天使が出てきたのがここ。更に2パック目がラスゴ、3パック目もおよそラスゴという、負けず劣らずのレアゲー展開。ただ、不幸だったのはカラーリングが綺麗に上家と被っていたこと。ここまで1引きレアで固定されてしまっては揺れることもままならず、ピックでは少なからず被害を受けてしまっている。また、3パック目には上から「冒涜の悪魔」「謝肉祭の地獄馬」「リックス・マーディのギルド魔道士」などが怒濤のように流れ込み、まさかの2,3,4引きでカットという信じられない選択もしている。何が恐ろしいって、確かにカットが仕方ないっていう。でもまぁ、そんだけやっても2色でデッキが組めているわけで、「中略」「取り消し」のパーミッション体勢からの渋めのアゾリウスコンはしっかり機能していた。これもまた浪漫の形なのかもしれない。今回はようやく「フェアリーの騙し屋」が嫌らしい活躍を始めましたな。
 
 
 
5位 【Alessi】 青白赤 <ラクドスの哄笑者 イゼットの静電術師 アゾリウスの魔除け>
 
 こちらも「一通りのデッキは試すことが出来た」とまとめた、最後の1ピースであるイゼットの風味がするデッキ。実際には多くの部分はアゾリウスなのだが、今回デッキをがしっとまとめたのが「火炎収斂」である。なんとか5マナに到達してあれさえ置いてしまえば、「ゴブリンの電術師」のサポートを受けて次々と2点火力が繰り出されてくる。私が第1回ドラフトで「火炎収斂」を引いた時にはとてもじゃないが多色スペルなんて狙って集められなかったものだが、このデッキは不思議と多色ばかりが飛んできた印象がある。2/2フライヤー出して2点、クリーチャー呪文カウンターして2点+α、2/4瞬速警戒出して2点。まぁ、流石にそこまで行けばチートだ。「虚無使い」に「劇的な救出」など、多めのバウンスが時間稼ぎに貢献し、準備が整うまでひたすら耐えて耐えてのコントロール。これも1つのイゼット寄りのデザインの回答だろう。21点差からまくり返されたのは軽くトラウマ気味。
 
 
6位 【Mei】 黒緑白赤 <究極の価格 斧折りの守護者 下水のシャンブラー>
 
 終わった後に「少しは他家にシグナルを送ることも覚えろ」と説教されていた4色デッキ。まぁ、全員が全員お利口に競合するよりはこういう荒れ場メイカーがいてもいいとは思うが、それが理由で負けてちゃ本人もつまらなかろう。実際、今回はちょっとピック表を眺めてみたのだが、やっぱりそこまで無理に色を広げる必要は無かったように思う。まぁ、かなり早い段階で「ギルド渡りの遊歩道」などを引いているので今回は「とにかく色を広げる」というのがテーマだったのかもしれないが、何が出てくるか分からない序盤を土地などで費やしてしまうのは、やはり後半の博打要素が強くなってしまうようだ。意固地すぎるのも問題だが、だからといって揺れても成立しない。やはりドラフトは難しい。
 
 
   
 【Thraxi】(白緑青)→ 【Sangriter】(青白) →【Mei】(黒緑白赤)
  ↑                      ↓
 【Serra】(黒緑)←  【Alessi】(青白赤) ← 【Metallica】(赤黒青)

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