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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 初春に中町カナ、平沢唯と、豊崎キャラはやたら風邪を引いている気がする第8話。まぁ、やたら死ぬとかやたらふられるとかよりはいいと思うけどさ。

 ようやくストーリーがまっすぐに進み始めている感じがする展開に。一応「禁書目録」の時には「魔術」とか「教会」とかいう言葉がキーになっていたが、この作品におけるキーワードは「レベル」。主人公の御坂がレベル5,というのが一応殺し文句なので、「レベル」というのがこの学園都市においては非常に重要な要素であることは推察できる。安易ではあるが、能力をレベルごとに分けてくれるのはファンタジー設定としては分かりやすい部類である。

 と、思っていたのが前回まで。もちろん、今回だって「あの破壊力はレベル4相当だった」とか、単純に「レベル=火力」みたいな言質は取れているのだが、「レベルが上がる」という概念が絡んでくると、その辺がだんだん怪しくなってきた。よく考えてみると、「レベルがあがる」ってどういうことなんだろう。

 黒子の言うことが本当ならば、御坂自身は「最初はレベル1だったが努力をして今のレベル5に上り詰めた」らしい。ということは、持って生まれた才能もあるだろうが、レベルというのは「努力によって上げられる」ものといえる(しかも中学生女子でMAXの5にあがれちゃう程度)。また、レベルアッパー絡みの脱げ女が大脳生理学の研究者ということは、超能力のレベルを司る器官は脳ということになるだろう。つまり御坂は、なんだか良く分からない努力によって、「脳の電気ビリビリを司る未知なる部分」を鍛えてレベル5になったということだ。一応学園のカリキュラムにレベルアップにつながる訓練もあるだろうから、何らかの反復練習など、自らの能力を拡充する方策は発見されているということになるのだろうか。

 なら、同じような反復刺激を与えたり、何らかの器官を活性化させる「レベルアッパー」が存在するのもおかしなことではないだろう。ある種のドーピングといえなくもないが、筋力を鍛えるためにプロテインは欠かせないわけで、それと同じように、何らかの「脳のプロテイン」があるなら、それがレベルアッパーだ。ここまでは、別にいい。

 問題は、そんな便利なモノがあるなら、「それを忌避する必要が無い」という部分である。佐天や初春は「レベルアッパーなんて実在してもズルだ」という共通認識があるし、レベルアッパーを使っている(と思われる)連中は大体ワルそうな奴ばかり。視聴者にしてみても、いつの間にか「レベルアッパーなんて簡単な手段でレベルを上げるのは良くないことである」という印象を植え付けられる。でも、それってどこが悪いんだろうか。今回のシナリオを見る限りでは「レベルアッパー」には何らかの副作用のようなリスクもあるようだが、むしろそれを研究して実用レベルに持っていくのが研究機関たる学園都市の役目だろう。ジャッジメントが「レベルアッパー」を忌み嫌う必要は無い。今後その実態が明らかになるにつれてそのあたりの関係性も明らかになれば構わないのだが、現時点では「な〜んか安易な二元論に逃げてる気がするなぁ」というのが気になる部分。

 あと、レベル0の人間って、「一応能力は使えるけどめちゃめちゃ弱い」んだろうか、それとも「単になんも持ってない人間」なんだろうか。能力者たちは皆一人一能力であるから、まず最初に「そいつがどんな能力を有しているのか」が分からない限りは「レベルの測定」は出来ない気がするのだが……それとも契約者のランセルノプト放射光みたいに、「明らかに能力者ですよ」っていうパラメーターでもあるんだろうか。自分の能力がなんなのかも分からない状態で、ただ盲目的に佐天が「レベルを上げたい」と願っている現状も、なんかよく分からない。このあたりの設定の齟齬というか不備みたいな点は、原作ではちゃんと説明されてるのかね。それとも雰囲気で押し切ってるのかね。無駄に理屈っぽいように見せようとしている感じがするので、そういう細かいところがやたら気になります。

 とまぁ、相変わらず脚本部分に文句はつけるが、やっぱり見ていて飽きないのがこの作品。今回は御坂がこれまでで一番主人公らしい活躍をしてくれたし、黒子もいつも通りに元気元気。特にファミレスで御坂の暴走を聞きながらも必死に堪えている黒子の獣のような息づかいはたまらんものがある。もう、おばちゃん声を通り越しておっさんの領域。そして初春は今回はずっとパジャマなのでスカートはめくれなかったが、代わりに半裸での清拭タイム。いや、7度3分くらいなら風呂入ってもいいんじゃね? 一日くらい寝たきりでもなんとかなるだろが。単に拭いてもらいたいだけじゃないのかと。

 今回妙な存在感があったチンピラの姉御役に、「芸歴はそれなりになってきたのにいまいち代表役がなく、キャラクターイメージも一向に固まってない」でお馴染み荒鷲先生が。便利な役者なんだろうけど、中の人のイメージが強すぎるせいだろうか、なんか勿体ないよね。 

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