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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「キューティクル探偵因幡」 6→6

 楽しかったですよ。基本的に、1話で与えられた面白さをそのまま最終話まで持ってきてくれただけの作品。でも、それってなかなか簡単なことじゃないんです。こと、こうした勢い任せのギャグの場合、どこかで刺激に馴れて飽きが来ちゃうからね。

 今作の場合、「ギャグの勢い」はもちろん大切な要素だったわけだが、そうした要素だけは不可避である息切れに対しても、キャラクター間の関係性を無駄に濃くすることで上手い具合に回避していた。まぁ、関係性なんて言葉でお茶を濁さずストレートにいうと「愛憎劇」になるので、更に言葉を換えると「ホモォ┌(┌ ^o^)┐ 」ということになるわけだが、普通は忌避してしまうそうした腐った要素の臭いを極力抑え、男でも見られるギャグの因子にしてしまったのはこの作品独自の売りといえるのではなかろうか。……まぁ、実際に臭いが消せてたかどうかは知らないんだけどね。個人的には気にならなかったから「た〜のし〜」としか思ってなかったけど、自分の好きな作品については世間の評価も気になってしまって、ちらほら聞こえてくる感想だと「受け付けない」っていうのも結構多かったんだよね。それって腐要素がマイナスだったのか、それとも単にギャグのノリが受け付けられなかったのか。どっちもいると思うけど、腐要素が原因だった人も少なくないんだろう。そう考えると、私も随分こっち方向への耐性がついたもんだと思う。ありがとう、「世界一初恋」。

 で、そうした腐った要素を「好きあった連中の血みどろ抗争劇」という訳の分からないジャンルに転化したおかげで、毎回様々に姿を変えたドタバタを楽しむことが出来たことが今作最大の売りだってことだ。1クールものにしちゃぁ多すぎるくらいのキャラがぽんぽん出てきてたはずなのだが、特に混乱することもなく、「あぁ、こことここがくっついてて、こっちは殺し合う仲か」というのがすんなり入ってくる。そして、基本的に殺しても死なない(約2名に限るが)のでギャグにしても問題無し。あとはとりあえずヤギ追いかけとけ。やっぱり首領のお力はでかかったなぁ。マスコットキャラがコロコロ動くだけでも画面の楽しさは2割増しですわ。小動物マンセー。こういう瞬発力のあるギャグは馴れが必要なものだが、今作が初監督となった満仲勤氏は見事な仕事だった。チーム水島の動画班の要だったみたいだし、テンポ芸はお手の物でしたね。

 そして、そんなドタバタ活劇を彩った中の人たちはいかにも腐向きで贅沢な面々。やっぱり諏訪部順一が本気でギャグに回るとパワーがあるわ。そこに森川・小杉・子安(時々杉田)とか、重すぎるわな。入野君も大変だったろうね。女の子たちも賑々しく、女性の少ない現場でも負けじと主張する濃い面子が素敵でした。ぴかしゃはブレないよなぁ。なんかおっちゃん達にいじられながら愛されてるイメージ。そして、そんなめちゃくちゃな世界の中心に、可愛いヤギさん、大川透。なんか、すごく可愛い気がしてきたよ。


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