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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 他次元人には乳首がない! 第11話。なるほど、あり得ない存在だったからサービスカットもOKだったわけだな。れいちゃんが人間じゃないんだったら、別に修正も必要無かったんじゃないですかねぇ。

 さて、なんかもう色々と適当に風呂敷をたたみ始めている。突っ込みどころが多すぎて何を正しいと言えばいいのかも分からない状態。やってるシナリオは分かりやすい友情物語なのだから表面だけを見ていれば気にしなくてもいいのかもしれないが、流石に色々とおかしすぎるので、「脚本誰だよ!」と突っ込まざるをえない。構成が吉野さんやからなぁ……

 まず、みんなご不満たらたらだったが、当然カラスが言ってたことは色々とおかしい。てっきり「れいと同じように滅ぼされた世界の刺客」だと想っていたのだが、なんとカラスさんはそれよりも上位の存在、「人間世界が示現エンジンを持つに相応しいかどうかを監視する審判員」だという。人間達が身の丈に合わぬ示現エンジンに手を出しちゃったもんだから、持つものとして相応しいかテストしてくれているらしい。つまり、「絶園のテンペスト」における樹の存在みたいなもんだな。まぁ、そこまではいいだろう。超越存在というならばキュウべぇだって似たようなもんだったし、示現エンジンが存在する時点で、「想像の埒外にある上位存在」がいることは特におかしなことではない。

 ただ、じいさんが「狂っておる」と漏らしていたが、残念ながらカラスさんが言ってることは何一つ一貫性がない。「人間が示現エンジンを持つことは相応しくない」と思うのならば、その有り余る上位の力でさっさと潰してしまえばいい。わざわざ別世界かられいちゃんを引きずり出し、いやらしい「テスト」なんてことをする必要が無い。そして、もしテストが必要なのだとしたら、ちゃんとどこまでが不合格で、どこから合格なのかはセッティングしてもらわにゃ困る。どうやられいの殺害が即死フラグとして設定されており、そのトラップはじいさんのノリと勢いのおかげで回避出来たわけだが、「じゃ、合格でいいんだな」→「いや、やっぱりムカつくから駄目」って、どんな茶番だよ。あげくれいに対しても「こんな簡単な仕事も出来ないぼんくらは失格ですね」って、れいちゃんが合格してたら何かご褒美をくれたんだろうか。れいの世界だって人間世界と同じように「持ちつけぬ技術を手にしたが故に滅びた次元」なのだったら、たとえれいちゃんがここで甲斐甲斐しく人類滅亡を成功させたとしても、やっぱり何も戻ってこないのが必定だと思うのだが。いくら何でも気分屋すぎませんかね。まだ自動プログラムで動く絶園の樹の方が親切である。

 で、そんなカラスさんの言うことも無茶苦茶なのだが、それに対応する人類サイドの行動についても、色々と支離滅裂。まず、カラスさんが主張していた「示現エンジンなんて人類が持つもんじゃねぇよ」という指導だが、実際にはこれが至極ごもっともである。以前も書いたが、日本の大島に世界中のエネルギー供給を一極集中させ、更にそれを単一国家の単一組織に管理させるなど、あまりに恐ろしくて世界が許容出来るはずがない。実際にアローンの存在のおかげで簡単に地球の滅亡一歩手前までいったわけだし、世界から既存の資源が失われたわけでもないのだろうから、いくら何でも示現エンジンへの依存度が強すぎる。「身に余るわ」と言われたら「そうですね」としか答えようがない。まぁ、わずか7年で世界中のインフラ整備をこなすとか、じいさんの持つ科学力も尋常ではないのだろうが。ちなみに、れいが諸悪の根源であると判明したときにじいさんが参加していた会議の首脳陣の反応、「れいを処分せよ」は誰がどう聞いても「正しい判断」である。もちろん根本的な解決になるかどうかは分からないが、「解決になるかもしれない1手」の時点で、上記のように世界の命運を一手に握っている組織の指導者であるなら、一刻も早くれいを処分する決断を下すべきである。それを孫娘可愛さにたわけたことを言ったじいさんに、大義名分はない。

 そして、れいがとらわれた施設に突っ込んできた孫娘たちの特攻もたいがいである。いや、もう少し穏便にいけるやろ。じいさんは最下層で(たった2人で)れいの管理をしてたんだから、多分これまでのドローン討伐の功績を考えれば、あかねたちにもれいと面会する許可ぐらいは下りたのではなかろうか。もし駄目だったとしても、今後の防衛の放棄をちらつかせてストするとか、いくらでも交渉の余地はあった。それを考えなしに突っ込んで世界の命運を握った施設の一部を破壊するってのは、やっぱり正義の味方がやっていいことじゃない。今回全編通じてずっと思っていたことは、「まず落ち着け、そして説明しろ」だった。どうにも行き当たりばったり感の強いシナリオである。もちろん、パレットスーツの速さを考えたら一般的な防衛用ドローンなんて追いつけるはずもないのに、何故かあおいたちが「ここは任せて先に行け!」したのかも謎である。別にスピードはみんな一緒なんだから、なかよくれいちゃんのところに行けば良かったのにね。大して距離も無かったんだし。

 文句ばっかり言っても仕方ないのでちょっとだけ良かった点を挙げておくと、クライマックスとなったあかねとれいの語らいは悪くなかったと思う。「言葉では何とでも言える!」「でも言葉で言わなきゃ分からない!」とか「わたしのこと何も知らないくせに!」「だから知りたいんだ!」とか、そういう単細胞な返事って、あかねらしくていいなぁ、と思いますよ。うーむ、1つ1つのシーンはいいのだけど、やっぱり全体がぐだぐだだなぁ。最終回の展開もほぼ見えてるからなぁ。ビビッドブラックが登場出来そうもないのはどうしたものか。あ、でも、この設定だと2期は作りやすそうだよね。

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