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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 緊張感の落差がキツい、第4話。相変わらず無駄に春上さん大活躍なのがなー。完全にこの世界は原作と違って「5人でワンセット」になってるんだよなぁ。どうせだったら枝先ちゃんも入れてあげて。今回すごく似たような声の幼女だったらいたけども。

 しかし、いくら仲良しグループが和気藹々と雰囲気を和ませようとも、少しずつにじり寄ってくる不穏分子を排除するには至らない。夏の日の昼下がり、まるでニートのごとく暇をもてあましていた御坂に訪れる運命の出会いまでをたっぷりとした尺で繋いで見せた。これから始まる辛いお話が……いや、まだ来週あたりは緩いんだけどさ。御坂妹のあの性格って、美琴自身をトレスしてるはずがないわけで、テスタメントによる教育からもたらされているものなのだろうか……ツリーダイアグラムがどんな計算をしたのか知らんが、性格や挙動が違う時点で「御坂美琴の一万分の一」の存在にはならんよなぁ。あれをどれだけ虐殺したところで、世界に変化があるとはとても思えないのだが。あと、今更気付いた疑問としては、「何でシスターズは声が違うんだろう」というのがある。顔かたちが似てるってことは、当然骨格が似ていて声帯が似てるんだから、声は同じになるはずでは? 親兄弟レベルの近さでも声ってすごく似たようなものになるんだから、遺伝子レベルで同じ人間があれだけ違う声になることってあるんだろうか。謎だ。比べるなら、妹達よりもその次に放送される佐隈さんの方がよっぽど似てるよね。アニメシャワーは前半が「梶枠」で後半が「サトリナ枠」。いっそ出身地的には一応合致してたんだから、「むろみさん」にも出演してれば良かったのに。

 さておき、今回はそんな不穏な出会いまでの物語であり、少しずつ雲行きが怪しくなっていく学園都市の暗部がにじみ出している。普通に和やかな場面でもちょっとずつ雰囲気を変えてきていることが分かり、5人で団欒していたカフェでのトークなんかも、わざわざ日陰であることをことさら強調した独特のライティングになっている。いつも通りの風景のはずが、どこか影のある映像になっているのが印象深い。御坂本人が暑い夏の日差しの下でダラダラしているのに対し、妹の方は薄暗いラボの中で死へ向かって一直線に成長している、という構図も辛いものである。そういや、春上さんパートが入った分なのか、今回入るはずだった紅茶云々のくだり、カットだったなぁ。あの研究者のおねーさん2人はチョイ役のくせに不思議と印象に残るキャラだったから、もう少し見せてくれても良かったのに。キャストが沼倉愛美に金元寿子と無駄に贅沢だったのも謎だな。ひょっとしたら兼ね役で今後他のメインで絡んだりするのかしら。普通にフレンダとかはありそうではあるが。

 ちなみに、漫画版だと印象的だった「片付けておいてね」のあとのどす黒い表情もアニメだとあんまり表に出さずに終わってしまった。「それまで和やかにお茶の話とかをしていた普通っぽい研究所のおねーさんが、シスターズの死体を前にして突然薄気味悪い存在になる」っていうギャップが面白いところだったんだけど、あんまりやり過ぎると一気に暗くなるからアニメではその辺のテイストは省略されてしまったんだろうね。どっちにしろ、エンディングの映像が「妹とお茶の席を設けた御坂」っていう図なので、どこかしら寂しさがあるんだけどねぇ。


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