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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 開戦激戦、第8話。これまでために溜めてきた残念ファイブの一念が一気に爆発した節目となるエピソード。監督自らによるコンテ演出、しかもサポートに岩畑さんってことで、文句の付けようのない一本に仕上がっているぞ。一言でまとめると「ひゃっほう」だ。

 無能司令官率いる「大戦」は、当然のように相手の奇襲から幕を開けた。巣をつつかれた地球人は大慌てで一切統制が取れない。虎の子の最終兵器も多数無駄遣いしてしまい、開戦直後からあっという間に負けモード。折悪しく敵側ウルガルも指揮官クラス総出のビッグイベントと捉えており、その攻め手は圧倒的。そして、こんなピンチでも残念ファイブは相変わらず残念。出撃してみたものの、急な発進だったために何をしていいのかもよく分かっておらず、いつも通りに連携が取れずにあわあわしている。「はっきり言って最悪です」とかオペレーターに言われちゃう。そんなに簡単に実戦で動けるわけねぇよなwwwと思っていたら、いや、そうでもないみたいですよ。

 戦端を切り開いたのは頼りになる先輩、チーム・ドーベルマン。彼らの人間離れした戦闘センスはどうやら名ばかりのものでは無かった模様。絶望感が漂う戦場で望みを繋ぎ、敵の出鼻を挫く活躍を見せる。そして、これを見せられた後輩君たちも黙っちゃいられない。先輩のスーパーテクを見てテンションが上がったのは、思考がシンプルな2人、タマキとイズル。タマキはイズルの拙い指示にしびれを切らしての「どっかーん!」であるが、基本的にあんまり難しい作戦を実行するのは向いてない。「なんか雰囲気で突撃」が彼女の性格には一番合っていたらしい。上からの指示で敵の異分子とのタイマン勝負にぶつけられたイズル。戦闘指揮は本当に苦手だが、近接戦闘ならばそこそこ戦える。その一撃に味方の命運がかかっていることは肌で感じられる。そして、「つえぇライバル」って言ったら「ヒーロー」の必要条件ですから。目の前にヒーローフラグをぶら下げられたイズルはそれだけでもテンションが上がっている模様。

 イズルが完全にソロになってしまった状態では、残りの4人はアサギを中心にまとまるしかない。そして、このフォーメーションがたまたまはまってしまうという謎展開。「お前がリーダーだ!」と言われたアサギ、どうやら刀を握って前線で大人しく言うことを聞くよりも、後ろから他人のことを気にして指示する方が肌に合っていたらしい。ケイとのコンビネーションも馬が合うらしく、腹痛も無くなったすっきりした表情で、突然視野の広さを見せつける。「責任の付与」こそが彼の殻を破る一手だったのか。かつて情けない姿をメディアにさらしてしまった合体オペレーションもたどたどしいながらも見事に成功させた。一方、そんなアサギから指示を出されたケイのモチベーションを上げたのは、「このまま情けない姿で帰ったらピットクルーに馬鹿にされる」という自尊心。逆に言えば「仕事が出来れば自分を守れる」という意識が高まり、彼女もどうやら覚醒モードに突入した模様。視野の広い索敵、状況把握の圧倒的スペックを見せつけた。アタルはそんなテンションの上がった仲間達の指示に従ってガンガン遠距離砲をぶっ放すだけだが、結局武器オタクのアタルは「これまでなかなか使えなかった武器の数々をとにかくぶっ放せる」のが楽しいようだ。自分の持つ無駄な武器知識を遺憾なく発揮出来る乱戦模様で、予算に惜しみなく提供される装備換装をプロの手腕で使いこなした。

 ヒーローマニアには絵に描いたような「ヒーローの戦い」を、アホの子には考えないで動ける適当な混乱を、自意識過剰な緊張しいには他人からの指示ではなく自分で出来る作戦中枢を、自尊心の強い高飛車女にはプライドを刺激する窮地を、武器マニアの小僧には知識をひけらかせる実際の戦場を。5人が5人とも「自分の闘い方」を見いだしたこの大戦、残念ファイブの歴史の中でも記念すべき一幕となった。しかし、そんな渾沌極めた戦いの中、辛うじて均衡を守っていたイズルとジアートの一騎打ち。いくら主人公とはいえ、流石に緑川ボイスのイケメン相手にはギリギリの結果。武器の損耗が原因となり、ついに致命傷となる一撃を加えられてしまう。とどめを刺されるその瞬間、お互いが確認したのは、始めて見る「敵」の姿。自分たちと似た「相手」の存在。何を話しているのかも分からないが、言語を使うウルガルの姿に、イズルは動揺を隠せない。「敵を知る」という面においても、この戦いは歴史の大きな1ページとなったようである。この印象深い一幕を終えて、戦争はどのような展開を迎えるのか。うずうずしながら待て次回。

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