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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 1話とは何だったのか、第2話。そうだな、この雰囲気になってこその畠山作品な気がする。ずーっと暗い中に、不思議な色彩が溢れていてステンドグラス越しに観てるみたいなドキドキがある。よくもまぁディティールを維持しながらこういう幻想性を引っ張り出してくるものだと思う。

 1話目のあらすじ紹介が終了し、今回から本格的に新作品へと突入した。1話目くらいは連載始まった時に立ち読みしてたので何となく覚えているが、「あの」ジュンを知っていると「何が始まったんや」と愕然とする。いや、元々のジュンも充分引きこもりだったわけだが……「中学時代に人間関係にミスって、そのまま不登校から大学でぼっち」とか、マジで勘弁してほしいプロフィール。バイト先での冷遇っぷりも見事なもので、よくこれで引きこもりから立ち直った状態で頑張れているな、と感心してしまう。一度社会復帰を志して大検受けた人間だから、そのあたりの精神面は強化されているということだろうか。考えてることはあんまり成長したようには見えなかったけども……。結局、今回はドールが1体も登場せず、無心にヤスリがけしてドールを作る孤独な大学生の様子が描かれるに留まった。いや、でもな、なんだかんだでちゃんとバイトの同僚の女の子には声かけられているしな。あの娘はええ子やないか。高森奈津美ボイスってのもポイント高いよな。

 お話の方はまだジリジリとして動かないので、あとはそのじっとりとした薄暗い空気を堪能するアニメということになっている。何せ今回も監督手ずからのコンテ回である。この人は画作りが特徴的なのにやたら手が早いようで、「さんかれあ」の時にも半分近くのコンテを自ら担当していた。そして「世界観の統制」ということを考えると、この手間は値千金である。きちんとディレクションが示されることで他の人もコンテ演出に手を付けやすくなるだろうし、何よりも視聴者が観やすい環境を作り上げてくれる。今回も、だいぶ話題になったらしい「謎の赤丸」などの独特な演出が目を引くものに仕上がっており、相変わらず退屈させない。まぁ、あの赤丸が「ミスじゃないか」と話題になるあたり、今の視聴者って一体どうなってるんだ、と不安にはなるが……演出意図が分からない、というならいいが(実際私もよく分かってないし)、あれをミスだと思うのは流石にどうかと思う。アニメ作って視聴者に届けた後に「演出なんで」とわざわざ説明するスタッフってのも、心苦しいものがあるよなぁ。

 とはいえ、形はどうあれ、視聴者が「画面を気にして」くれるようになるのは悪いことではあるまい。今後も色々と意匠を凝らした画が見られることが期待出来るだろう。

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