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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アッシュの自我による危機<<<ケイの殺人スイーツ、第15話。いやいや、今までだって普通に食べてましたやん。まぁ、いつにも増して気合いを入れて作ったから破壊力が上がったのかもしれないけども。スイーツ食う→倒れるからのドリフコントみたいな勢いが素晴らしい。

 1クール目も充分面白かったくせに後期に入ってから尻上がりで勢いを増している今作。今回も30分の中に実に様々なギミックが詰め込まれており、本当にあっという間である。バトルありギャグありでばっちり命懸けの状況なのに笑えるペース配分はお見事。今回メインとなったネタは「イズルのイケメンモード」である。指令が出し渋っていた残念な事実、それはアッシュにも自我が存在しており、もしハーモニックレベルが上がりきってしまうと、同じ遺伝子を持つアッシュの自我の影響で、ひょっとしたらパイロットの自我がかき消されてしまうかもしれないということ。まぁ、エヴァだってシンクロ率がぶっ飛んだら自我どころか身体すらなくなっちゃったわけで、持ちなれないオーバーテクノロジーを導入した兵器なら、それくらいのリスクはあるかもしれないという覚悟はあった。前回のジアート戦でばっちり種割れしたイズルは、見事にその危機を乗り越えることは出来たものの、ヘンテコ後遺症で何故かあり得ないほどのイケメンモードに。ケイが頬を赤らめるのは仕方ないとして、タマキも惚れかけて危機感を覚えていたし、なによりも男性メンバーまでも籠絡しかねない勢いだったのはどうしたものやら。アサギさん、その顔は放送したらあかんやつやで。薄い本が捗りそうな設定だが、そっち方面はノーサンキューで。

 ずっこいのは、今回のギャグのテンションの中にも巧みに色々なファクターを紛れ込ませてしまっている点。たとえば、最初にイズルが目を覚ました時に手を握って一番喜んでいたのがケイで、「やっぱりケイはイズルにベタ惚れか! こりゃもうケイエンドしかないのか!」とか思わせておいて、実際はイケメンモードのせいでメンバー全員分のフラグを立ててしまい、ケイのフラグまでがすっかりギャグになってしまったこと。一応ケイだけは2回見舞いに行ってるので脈があるのは間違いないのだが、その2回目が一番のコントになってしまったのだから恵まれない。結局そのへんはしばらくうやむやのままで行くんでしょうかね。うやむやといえば、3週間経っても判明していないアンジュの性別も上手いことごまかしている。イケメンイズルのめろめろビームを喰らえば流石のアンジュも正体を現すかと思われたのだが、アンジュの見舞いのときだけイズルが寝ていて何も分からないという。分かった事実は、突如松の盆栽を持ち込むという、アンジュのずれまくった感性だけであった。あれが嫌がらせだったらなかなか才能がある。

 その他、今回は苦労人だったアマネさんが謎の昇進劇を繰り広げるなんてネタもあった。そりゃあれだけ必死に頑張ってるのにクソ使えないアホの下でばかり働いてはストレスもたまる。現場にかり出すための強制的な出世かと思われたが、辞令を受けたのが少佐、現場に行ったら中佐、ミッション1つ解決させたら大佐である。島耕作もびっくりの出世ぶり。確かにどれだけ人材不足なのかと不安になる組織であるが、アマネさんは実際に結果出してるわけでね。まぁ、これでようやくリンリン以外にも頼れそうな上層部が自由に動けるようになったので、今回のようなチームドーベルマンとの信頼感溢れるコンビネーションも期待したいところ。ドーベルマンの面々は本当にナイスガイだよな。たった3機で絶望的かと思われた状況なのに、みんなして「まだまだいけるぜ!」と余裕を見せ、アマネさんがうっかり生成しちゃった死亡フラグを丁寧な突っ込みでへし折るというファインプレイも見せた。登場時から「死にそうだよな」と囁かれている良い人集団ドーベルマン。作品終了まで生き残ることが出来るだろうか。

 そんなドーベルマンの面々の救出作戦として始まった今回のミッション。相変わらずの戦闘シーンでとにかくアツい展開。前期も戦闘シーンに不満はなかったはずなのだが、後期に入ってから更にスピード感が増し、面白い構図もばんばん飛び出す恐ろしいメカ戦闘が繰り広げられている。ひょっとしたら、チームの面々が全員実力を付けているので戦闘スピードも加速している、という描写なのだろうか。だとしたらすげぇ説得力。今回一番楽しかったのは、乱戦の中でローズスリーに掴まって軌道修正するブルーワンのアクション。どさくさに紛れてああいう見たことのない動きが飛び出すのがこの作品の凄いところ。また、今回もアンジュさんが相変わらずの暴走ぶり(噛ませぶりともいう)で、無茶苦茶言いながら暴れ回っていたのが愉快である。カメムシっていっぱいいたら嫌だよね……。

 結局、数で押すウルガル軍を相手に、突っ込んじゃったアンジュが勝手に大ピンチ。万事窮したかと思われたが、何故か急に俳句口調になったデガワさんたちの計らいでイズルが軽装突撃。一応性格は通常時のイズルに戻っていたはずなのだが、戦闘性能は暴走時のまま維持されており、小回りの利いた機動でラダさんを完全に手玉に取った。まぁ、ジアート様と互角にぶつかれる実力があるのだから、それより弱そうなラダさんが押し負けるのも仕方ないよね。ただ、ウルガル軍も単に暴れにきたわけではなかったようで、本命は忠臣ルメスさんによるステルス侵攻からのハッキング。言語体系も何もかも違うはずの宇宙人にあっさりと侵入を許し、どうやらテオーリアさんのことはばれてしまったようである。地球人の技術力が本当にしょうもないのか、それとも実はルメスさんがめっちゃすげぇ技師だったのか。デフォルトであれだけの精度のステルス付けてる時点で、やっぱり地球人は敵わない気もするけどなー。

 とりあえず、今回の一件で特に変わったことは(アマネさんの階級以外)ない。しかし、イズルの症状はやはり懸念材料であるはずだし、アンジュのモチベーションについてもいささか不安は残る。更にウルガル側に明確な目的意識が生まれたのもおっかない。色々と気になる要素が動き出し、後半戦もまだまだ盛り上がりそうである。ちなみに、全くもって個人的なことであるが、私にとってのクライマックスはイケメンイズルでもど派手な戦闘シーンでもなく、アマネさんとおやっさんが2人で酒を飲んでいるシーンである。ますみん・さぁやの飲酒はアカン。私の声優極道の入り口は「ぽぽらじ」だったのです。おしぼりが飛びます。誰か! モモーイ呼んできて!!

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