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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「京騒戯画」 6→6

 最終話で何かあるかと思ったけど、結局本当に総集編だったのでこのまま感想へ。毎週楽しく観ていました。まー、これが受け入れられるアニメなのかと言われるとはなはだ疑問ではあるが……。

 なんだか「制作側がセールスとかを考えずにやりたいことをやりまくったアニメ」という感じがある。東映の技術力をもって、「こういう場面が書きたい」「こんな無茶な話が作りたい」「何でもいいから暴れてる動画がやりたい」という願望を、そのまま大きな風呂敷で丸め込んで、素材のままでポンと放り投げてきたような。おかげで、お話の方は誰が統制をとるでもない。非常に適当な物語であり、ラストの総集編なんて、10話アニメなのに最初の7話分くらいが5分でまとめられていて笑ってしまった。それくらいに、ラスト3話でまとめた話が無茶苦茶だったということである。どんな高尚な物語があるのだろう、と必死に文脈の裏を読もうとしていた人間からすれば、何とも拍子抜けする酷い話である。

 しかしまぁ、視聴者がどう受け取るかっていうのは、突き詰めれば視聴者側の勝手だ。このアニメは、毎回丁寧に冒頭でお断りしてくれていたのである。「家族の再生の物語である」と。単なる家族喧嘩からの仲直りのお話なのだから、そんなにでっかくなることもないだろうし、何か仰天するような仕掛けがあるわけでもない。単に、偏屈で面倒臭い親父を相手に、子供4人がばたばたと悩み苦しみ、最後には拳を交えてオールオッケーという話。こんなもん、それこそ東映作品ならおじゃ魔女だろうがプリキュアだろうが、いくらでもやってきたことなのだ。ただ、それをちょっとパッケージだけ入れ替えて、なんかすげぇ世界を作り、なんかすげぇアニメーションでやってみせた。何一つ悪いことはしていない。

 この「金のかかったやりたい放題」をどのように受け取るかは、あとはアニメのどの要素を楽しめるか、という視聴者側の姿勢による。「お話が見たい」人にとっては、この作品は受け入れにくいものになるかもしれない。何しろおじゃ魔女だったら30分程度で終わるような話を、10話もかけてやっただけなのだから。納得いかないことも多いだろう。しかし、「好き放題やっているアニメ」を見るのが目的なら、こんなにも「遊べる要素」が多い作品もないだろう。作品世界として作られた鏡都は、メタレベルをあげれば、この世界を描きたいがために製作スタッフが作り上げた「都合の良い世界」である。作中に神がいたのと同様に、その上には「鏡都でやりたいことを全部やれる製作スタッフ」がいるのだ。我々視聴者は、そんな神の手によるやりたい放題を楽しめればそれでいい。コトが楽しそうに世界を壊して回り、明恵が陰鬱な顔でそれを見守り、鞍馬がしたり顔で何かを企み、八瀬は涼しい顔でお茶を飲みながらそれを眺めている。そういう世界があれば、それでいい。無事に崩壊を止めることが出来た作り物の世界の中で、今後も思い立ったときには、好き放題な「京騒戯画」の世界が紡がれていくかもしれない。「誰もが遊べる箱庭」が出来上がり、今後もコトたちを愛でていきたいと思う人間には、これ以上無いご褒美なのであった。まぁ、何か続きが作られるかは分からないけどね。

 中の人の話……はもういいかな。僕はショーコさんと八瀬が大好きです。今作だと特に八瀬が好きです。

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