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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 報せを受けてまっさきに頭をよぎったことは、「旦那は……ドMか?」であった。いやいや、そんなこたぁどうでもいいんです。ついに我らが沢城御大も晴れて所帯持ちに。この子の人生設計には一切の隙が無くて怖いくらいだ。

 『黄金世代』85年度組を変わらず牽引し続ける声優業界の核弾頭、沢城みゆき。彼女はぷちこオーディションでいきなりスターダムにのし上がるという非常に分かりやすいデビューのしかただったために、私と同じく声優としての第一歩からずっと見てきたというファンも多いことだろう。GA第1期のミントさんなんかを見るとやっぱり声が出てなくて、小器用ではあるけどもまだまだ新人よね、なんて見守れたのはほんのわずかな期間。その直後「しあわせソウのオコジョさん」の時点で「あれ、割と普通に聞ける……」ってなってて、あとはもう、ご存じの通り。どこまでもクールに、どこまでも貪欲に芸の道を突き進む役者の申し子であるみゆきちは、高校受験をこなしながらあっという間に業界での地位を固め、その後もあらゆる役でその存在感を増していく。横柄ともとれるようなストレートな物言いのキャラも個性を際だたせ、「若年寄」沢城はいつの間にやらこの世界に欠かせぬ大看板にまで成り上がっていた。ここまでブレないスタンスで業界を走り続ける人材は他にいないのではなかろうか。

 みゆきちの人となりを一言で表すならば「くそ真面目」である。とにかく何をするにしても一切の妥協を許さない。おのが言動にしても、人生にしてもそうだし、時に他人に対してもその切っ先鋭い刃をむき出しにすることもある。ある種の「花形商売」となりつつある声優という職業において、ここまでストイックに回りを顧みず、ひたすらに表現のみを追求し続ける姿勢というのは、あまりにも無謀で、恐ろしくすらある。しかし、それを可能にしてしまったのが沢城みゆき。今後彼女の後継が業界に現れることはあるのだろうか。ブロッコリーは本当に、とんでもない化け物を産みだしてしまったものである。よくやった。

 そんなみゆきちだが、こと「結婚」という報せを聞いても、正直あまり驚きはない。「まぁ、そうなるやろ」くらいのもので、彼女の人生の設計図には「多分30前くらいで結婚」って書いてあったに違いない。全てのタイミングがお手本のごとくである。そして、結婚を報告した後にもここまでイメージが変わらないのもすごい。せいぜい気になるのは「産休は短めにして欲しいなぁ」っていうのと、「旦那はよほど年収が無いと肩身狭そうだなぁ」ってことくらいだ。「自分の家に沢城みゆきがいる」って、すごい状況だろうな。弟君ですら怯えてたもんな。えーと、とにかくお幸せに! みゆきちの旦那トークはすげぇ聞きたい気がするんだけど、他の面々同様、あんまりそういうトークはしないだろうなぁ。あ、でも緒方恵美なんかは自分の家の話を割としてくれるので、なんか近いものがある気がするみゆきちもひょっとしたら。

 あと、いちいち結婚報告のたびに無関係な声優の本スレ伸びるのやめてもらえませんかね。その人は関係無いだろぉ!

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