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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そして久川綾である。第23話。なるほどこりゃぁズバッと決まったキャスティング。相変わらずこんなたった2話しか出ないキャラに惜しげもなくつぎ込んできよる。ちなみに洋画には疎いので確認したら、ヘプバーンの吹き替えは主に池田昌子のようですね。年代を考えれば当然だし納得の人選だけど、流石にミドラーやってもらうわけにはいかんか。

 珍しく長めのオリジナルエピソードが挟まれた今回。前回ちょっと心配した通り、このまま行くと次のお話でエジプトに上陸してしまうので、仮に25話だったとしても話が余っちゃうので、尺調整の意味もあるのだろう。前回勝手にホリィだと思ってたんだけど、そういやスージーQでしたね。ばあちゃん元気やな。原作には無かったオリジナル展開は「水中から電話で夫婦の会話」が大きく1つ、そして「ローゼス無駄に活躍」が1つ、そしてなんといっても承太郎とスージーQが会話するというのが1つ。祖母と孫の会話って、確か原作中では一度も描かれていないはずなので、アニメオリジナルの大変貴重なシーンである。開口一番に「その声は承太郎?」って言ってたから「ばあちゃん、承太郎に会ったこと無いんじゃないの?」と一瞬思ったが、考えてみりゃ可愛い孫なんだからこれまでの人生で何度か会うことは会ってんだろうな。正月にアメリカからお年玉あげに来たりしたのかな(ホリィの方から実家に帰ることは絶対無い気がする。貞夫もどの面下げて嫁の実家に行ったらいいかわからんだろうし)。幼少期の可愛い承太郎だったら孫ラブも捗りそうだ。「最近はだいぶハードになったらしい」みたいなことを言ってたところを見ると、現在の不良承太郎を見たことはないようだが、一体何年ぶりの会話だったんでしょうね。ここから十数年後、スージーQたちはひ孫に会うことは出来たのでしょうか。

 さて、そんなちょっとハートウォーミングな親戚トークもありつつだが、冒険の方は相変わらずの展開。「金持ちが道楽で買う程度の潜水艦」という訳の分からない概念の乗り物に搭乗し、今まで平気で車で走ったりしていたジョースター御一行の、やたら金のかかる隠密道中である。もう、こんだけやる財力と人脈があるなら、いっそSW財団で私兵団でも組織してエジプトでDIO掃討戦でもやった方が話が早かった気もするんだが……下手したらマジでそれくらいの財力はある連中だぞ。まぁ、ひょっとしたら実際それを裏でやろうとしていて、DIOの別働隊と戦っていたっていう可能性はあるんだけどね。虹村兄弟の親父とか、この当時何やってたのかよく分かってないので、「DIOの手下」もまだ余ってる連中はいるはずなんだよな。アメリカにはプッチ神父もいたわけだし。なんとかして「まとまったスタンド使いの軍団」をエジプトに送り込むのが最優先事項だったってことなんだろう。まぁ、その割に実際に手配してるのがローゼスだったりするんだけどね。

 で、そんな潜水艦に乗り込んできたのが「タロットカードの最後の敵スタンド」であるハイプリエステス、ミドラーである。カメオ同様、どうやって一行を追跡してきたのかは分からないが、ハイプリエステスも器用なスタンドなので、ひょっとしたら計器類をコピーしてナビみたいにして探査する能力とかも持ってるのかもしれない。作中での戦い方はほぼ原作通りだったが、ポルナレフのチャリオツ相手に「固くなる」ことでガードするというのが追加されている。「金属に化けるスタンド」なので堅さは随一というのは、次回登場する予定だった設定だが、なんと先出しで「チャリオツの剣より固い」というとんでもない性能を見せつけてしまったわけだ。やべえな、遠隔操作可能で、殺傷力(主にスピード)が高く、更に防御力まで万全。化けられる無機物に制限もなさそう。水中銃に化けることも出来ることから、支倉未起隆のスタンドのように機能性に制限がない。下手したらスマホとかチェーンソーにだって化けられるんじゃなかろうか。あげく次週姿を見せる通りにサイズ可変でおよそ人智の及ばない規模まで自分の特性を拡大出来るというおまけ付き。もう、スタンド使いっていうかウルトラ怪獣の類である。そう考えると、あっさり負ける割にはかなり高機能なスタンドだったのじゃなかろうか。彼女の不運は承太郎と正面から向き合ってしまった事なのよね。やっぱり主人公とぶつかると補正がかかってどうしても雑魚に見えてしまう。無念。

 その他、ポルナレフがアヴドゥルとじゃれるくだりがちょっと増量されており、アニメのポルナレフは原作以上に情けなさがパワーアップしている。まぁ、その分恰好よく決めるところをバシッと決めてくれればいいんだけどね。あ、でも次回は花京院とのアレがあんのか……こいつら、「浸水する潜水艦」なんて極限状態なのにめちゃめちゃ余裕あるよな。あと、アニメだと潜水艦がやたら広く感じる。襲われた一部屋だけなら原作もあれくらいのイメージでいいんだけど、その後部屋から出て走って移動してやがったからな。どんだけ広いねん。

 アニメでもう1つイメージが新たになったのがハイプリエステスの造形。どうしても色のついたデザインだとPS版(もしくはDC版)のジョジョゲーのカラーリングでイメージしてしまうので、ミドラーとハイプリエステスは南国色彩のカラフルなヤツの印象なんだけど、実際は「金属に化ける」っていう特性を考えたらもう少し地味になるに決まってるんだよね。あと、顔と腕だけのデザインだから毛玉みたいになってる胴体の後ろがどうなってるのかも分からないのだが、アニメでは液体のイメージが強くなっていて、なんかうじゅるうじゅるしててちょいとキモいのである。改めて見ると面白いデザインだな。そしてCVは久川綾ですよ。今回は「ミドラーの台詞」っていうか「ハイプリエステスの鳴き声」なんだけど、もう、ホントに愉快。現場でどんな顔して奇声上げてたのか想像するだけで楽しい。「久川さん、お願いします」「ドグシャーン!」だもんな。こうなるとマライヤが今から楽しみになるよね。

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