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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月3日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 この環境、いいねとあなたが言ったから、10月3日はシーチキン記念日。

 ついに時代に1つの変革が。この春に正式参入を果たしたメンバーの初優勝である。スタートは今年の3月14日、通信ナンバーにして152号、そこからの苦節半年、長きに渡るBクラス生活で苦渋を舐め続け、毎度毎度ドラフト後には苦悶の表情を浮かべていたのだが、この新しい世界に来て何かが変わったのか。まさかの新環境2回目での優勝である。もう、初心なねんねとは言わせない。今後は全力で叩かせて頂く(今まで全力じゃなかったかのような物言い)。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH 

AL  ー  ◎  ○  ×  ○  ×  3ー2 2

SE  ×  ー  ◎  ◎  ×  ×  2ー3 4

TH  ×  ×  ー  ○  ×  ◎  2ー3 5 ○

SA  ○  ×  ×  ー  ×  ×  1ー4 6

ME  ×  ◎  ◎  ◎  ー  ×  3ー2 3

CH  ○  ◎  ×  ◎  ○  ー  4ー1 1 ○

 

 

1位 【Sea-chicken】 アブザン <硬化した鱗 砂塵破 軍用ビヒモス>

 というわけで新時代の幕開けである。まー、でも参加半年で初優勝って、割と普通のタイミングって気もするな。比較対象無いけど。で、そんな記念すべき初優勝デッキは、カラーリングはアブザンだが、やはりどこかにギミックがあるというわけではなく、ただひたすら、この色の肉を集めて、出して、殴って、勝つデッキである。もちろん長久能力もそれなりには使うが、それはあくまで個々のカードとしての話であり、横に繋がるメカニズムにはなっていない。そんなデッキで何故勝ちにこぎ着けたのかは、まだこの環境の分析が進んでいないので想像するしかないが、やはり「でかいは正義」ということだろう。長久を介さずとも最初からでかいクリーチャーが割と多めに採られており、「松歩き」「長毛ロクソドン」「わめき騒ぐマンドリル」「大牙コロッソドン」、そして2体の「アブザンの先達」などが並ぶ。つまり区分としては「緑を中心としたアブザンとティムールの複合」ってあたりか。変異がちょいちょい混ざっているおかげで展開にそこまで負担はかからず、スピードの速くない環境なら十分間に合うというわけだ。また、実はかなり強いんじゃないかって疑惑が持ち上がっているのが、2体そろえた「雪花石の麒麟」。警戒持ちで睨みを利かせられるのが有効に働いたのは、このデッキが肉だけでなく、様々なトリックをフル活用するデッキだったため。「熊の覚醒」×2に「龍鱗の加護」、「抵抗の妙技」に「包囲戦術」まで。アタック後に守りにも参加出来る麒麟のおかげで、クロックを刻みながら相手の3/3程度なら返り討ちに出来るのだ。こうして多少なりとも時間が稼げてしまえば、唯一の決めカードである「砂塵破」へと繋げられる。なるほど理にかなったデッキではないか。やっぱり、肉で殴るゲームこそがMagicなのよね。

 

 

2位 【Alessi】 マルドゥ <ジェスカイの魔除け タルキールの龍の玉座 小馬乗り部隊>

 前回に続いて優勝を逃したものの、相変わらずコンスタントに2位につけているのがこの人。「色んなカードとデッキを見るまでは見(けん)や!」とどこかで聞いたことのある台詞を吐いていたが、様子を見るだけだったらもっと大人しくしてればいいのに。今回は主張の分かりやすいマルドゥカラーのデッキで、狙いとしてはレアの「タルキールの龍の玉座」を中心に据えたいという気持ちがあった。つまり、横に並べて最後にボカンのデッキである。そのためマルドゥカラーとはいえそこまで攻め気が強いわけではなく、トレードマークは「大物潰し」。これに「必殺の一射」なんかで時間を稼ぎ、大活躍した「山頂をうろつくもの」などのそこそこの肉を並べる。あとは「戦場のでの猛進」でジエンドである。ついでに「石弾の弾幕」も合わせて唱えられれば確実なゲームエンドになる。とにかく横に並べるため、微妙だと思われていた「炎蹄の騎兵」までぶっ込んで低マナ域はそれなりに数を揃えており、これが、今回多数現れた速攻派での軋轢となっている。攻め気のデッキを作るためには赤のウィニーが必須要素だと思われるが、流石に行こうと思った人間の数に比してカードは足りてないのである。「谷を駆ける者」とか、先週だったらこんなに人気になるとは思わないもんなぁ。

 

 

3位 【Mei】 ティムール <龍流派の双子 凍氷破 樹木茂る山麓

 1パック目「高山の灰色熊」が14引き出来てしまったことから決まったというティムール。まー、あの熊は取るタイミングが難しいので割と流れるのは普通だと思うが、確かに上手く運用出来ればコスト以上のダメージをたたき出せるカードではある。3体もの熊を回収出来たご褒美なのか、3パック目では「頭巾被りのハイドラ」なんて爆弾も回収出来たし、回りの備品にも1引きレアの「龍流派の双子」や「凍氷破」など、なかなか渋いところが効いている。あとは除去そこそこ、肉そこそこで高パワーを一発ぶち抜ければ勝ちだ。こうしてみるとやっぱり獰猛カードってのは殆どコモンで使わないので「パワー4」そのものはそこまで意識しなくてもいい気はするが、高タフネスが多いので、やはり攻めるならば多少タフネスは細くてもきっちり相打ち以上がとれる熊は馬鹿に出来ないようである。

 

 

4位 【Serra】 ジェスカイ <アイノクの盟族 アブザンの戦僧侶 アブザンの鷹匠>

 速いデッキの、最右翼。1引きだけを見れば綺麗なアブザンに見えるのだが、実際は果敢システム、強襲によるサポートなども満遍なく散らした、かなりのスピードを持つウィニー戦術デッキである。前回はよく分からなかったジェスカイ・果敢デッキであるが、なるほど、この形なら可能性は見えてくる。1/3の「ジェスカイの学徒」や3/1の「沸血の熟達者」など、やや微妙と思われていたカードもテンポ良く除去や増強と噛み合えば変異など馬鹿らしくなる突破力を有する。特に「反逆の行動」による強引なぶち抜き戦術はリスキーながらもやってみる価値のあるアクションで、4〜5ターン目に陣容次第では二桁得点も稼ぎやすい。これに最後の一押しの「戦場での猛進」や「ラッパの一吹き」が揃えば完璧である。個人的には、「肉」→「呪文」→「肉」→「呪文」とマジで誂えたように果敢をグルグル回されてしまったので、今回一番強いデッキじゃねぇかと思っていたのだが、終わってみればこの位置。やっぱり肉とそれ以外のカードのバランスがどうしても普通のデッキに比べて偏るので、引きムラがあるのは避けられないってことなのかねぇ。

 

 

5位 【Thraxi】 スゥルタイ <不気味な腸卜師 龍鱗の加護 幽霊火の刃

 僕も難しそうなジェスカイでデッキを組んでみたいな、って思ってたんだけど、開けたパックから黒の強いカードが出てきたので諦めました。更に3引きでちょっと無茶な気もしたが「スゥルタイの隆盛」を引いてそこからスゥルタイ決め打ちである。と言っても、前回の反省通り、探査なんてそこまで中心的なギミックに据えるわけにもいかないので、探査カードは大して引かず、どちらかというと「高タフネス」というゴルガリのサブテーマに寄せる形。メインウェポンとなる「射手の胸壁」を2枚揃え、他にも「僧院の群れ」や「スゥルタイの占い屋」など、とにかくタフネス偏重である。運良く回収出来た「族樹の発動」で3ターン目5/5とか割と普通にいける。また、これも前回の反省から「この環境は多分フライヤーがいつも以上に強い」という狙いがあり、3パック目で乱獲できた「スゥルタイのゴミあさり」も2枚搭載している。実際、勝った試合のクロックは大部分がこれと「陰道の神秘家」である。ただ、にわか仕込みの探査要素だったのでちょっとデッキ内部でだぶついてしまったのが今回の反省点である。おおよそのプランニングは間違っていなかったと思うのだが、やはりこのカラーリングにするからには探査ギミックももう少しケアしていかなきゃ駄目だな。ちなみに、ピック表を書きながら確認したことだが、どうやら前回の5色デッキ戦術は割とラッキーパンチだったようだ。今回、全パックを剥いて現れた3色コモンは6枚。前回の11枚に比べるとがくっと数が減っており、今回は無理に色を広げてもその分ペイ出来たかどうか微妙。どのあたりで色を広げる算段をするかは、やっぱり難しそうである。

 

 

6位 【Sangriter】 マルドゥ <停止の場 機を見た軍族朋 血に染まりし勇者

 「どっちのプレインズウォーカーが出ても対処出来るよう」という斬新な動機で挑んだマルドゥデッキ。当然、序盤からそれなりに狙ってマルドゥ方向に寄せているのだからさぞかし速くて強いデッキになるだろうと思いきや、今回はきっちり「速いカードの重要性」を認識して確保するライバルが2人もおり、どうも上手いこと狙ったような美しく強いマルドゥには突達出来なかったようである。「マルドゥの戦叫び」やら「マルドゥの心臓貫き」なんかは上手く使えれば実に良い強襲カードなのだが、攻めきれないデッキだとどうしたって宝の持ち腐れ。最終的に、「あと数点が削り切れない」デッキになってしまった。殴れず、単にバニラとして着地する「機を見た軍族朋」なんかが哀愁を誘う。「マルドゥの頭蓋狩り」とのシナジーとか、確かに決まれば気持ちいいんだろうけどなー。

 

 

今回のピック表

 

 【Sea-chicken】(緑白黒)→【Thraxi】(黒緑青)→【Alessi】(白赤黒)

                        

 【Sangriter】(赤白黒)←【Mei】(緑青赤)←【Serra】(白赤青)

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コメント
遂にこの時が!
やったぜSeaさん!
正式参戦から見守っていた身として自分の事のように嬉しい

トレードマークの赤青カラーにも期待しております
【2014/10/05 10:51】 NAME[ヴェス] WEBLINK[] EDIT[]
Re:遂にこの時が!
まさかの、お外にも心配してくれている人がいたという事実。
ご声援ありがとうございます。きっと本人も大層喜んでいることと思います。
優勝が決まった瞬間に「我が世の春がきたで!」って言ってました(言ってないかもしれません)。

でも、もう、優勝、させなくて、いいかな……(俺に勝たせろ)
【2014/10/05 12:48】


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