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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」 6→5

 もう、最終回シーズンなのですね。早いよ、何もかもが早すぎるよ……はぁ。毎度のように、10話しか無い角川枠が最終回一番乗り。この枠が10話しかないことで、誰か得する人間っているのか?

 終わり良ければ全て良し、という言葉があるわけだが、それが真であるならばその逆もまた然り。いや、この場合逆を取ろうとすると「全て良ければ終わり良し」なので真に決まってるんだけど、私が言いたいのは逆じゃなくて裏だ。「終わり良くなければ全て良くない」となる。決して納得出来ないエンディングってわけじゃなかったけど、やっぱり最終回はすっきりさわやか、ってわけにもいかない。あのエンディングをむかえるのなら、もう少し中盤での構成をいじって時間的な余裕を持たせることが出来なかったものか。「全て悪し」でこそないものの、ちょいと評点を下げざるをえない最終回だったのは間違いないだろう。

 原作は未完らしいのでそれらしいエンディングを作らねばならず、「最終回」と銘打つためにはどうしたってガズ皇帝には消えてもらわなきゃいけない。その上でチャイカにもトールにも納得いく物語を提供しなきゃいけないってんだからムリゲーにもほどがあるが、それをやる覚悟を決めたとするなら、この最終回はちょっとピントがずれていた。黒チャイカと地上の面々の対決くらいならば別に構わないし、ああいうレベルで派手でなくともまとまったバトルがあればそれで満足出来たはずなのに、最終回の1つ前の段階でガズ皇帝を強く描きすぎた。そのためにどう足掻いても1話で収束する話にはならず、ニーヴァの裏切りがすげぇ適当に処理されてしまった。むー、せめてもう1話あれば、トールとチャイカの絆の描写、そしてニーヴァとの友情の描写を増やして、最終決戦でトールとチャイカが手に手を取ってガズ皇帝に抗う姿なんかも見られたかもしれないんだけど。ラストバトルでチャイカ・トール・アカリが全員バラバラになってるってのはどうにもねぇ。勿体ない、実に勿体ない。

 というわけで、シリーズ構成のまずさで後味が悪くなってしまうという、同じ枠の「デート・ア・ライブⅡ」と一緒の結末になってしまった本作。ただ、この最終回の残念感を除けば、トータルでは決して悪い作品じゃない。作画面までもが足を引っ張った「デート」と違い、本作は最初から最後まで作画に関しては完璧だった。常にチャイカは可愛く、アカリもふてぶてしく。そこまでバトルシーンで盛り上がる作品でもないが、ガンドを中心とした色んなヘンテコ武器の描写もそつなく出来ていたし、「ファンタジーラノベアニメ」としてはお手本のような出来。脚本部分もどこか懐かしさが感じられるものになっており、「古き良きラノベ」の姿にちょっとしたノスタルジーすら感じさせる(まぁ、古きラノベも良きラノベもあまり詳しくないんだけども)。1期の頃の、「とにかく遺体集めまくるぜ!」って言って諸国漫遊するおかげで得られるバラエティは2期では失われてしまったが、その分「無数のチャイカと、その生い立ち」という本作のメインボディといえる部分にきちんと切り込めたし、決して視聴を終えて後悔するような作品にはなっていなかったと思う。

 そこまで目新しさも無い中で、何故毎回それなりに楽しみながら見られたのだろう、と振り返ってみると、やっぱりチャイカが可愛かったからなんじゃないかね。独特なチャイカ語による彼女の立ち居振る舞いは、安定した映像面の恩恵もあって、かなりキャラが立っていた。銃火器を振り回しながら命懸けのバトルを繰り広げるゴシックドレスの少女っていうビジュアル面もキャッチーで、「流石に厚底ブーツは脱いだ方がよくないか?」と心配しながらも、一張羅を着て浮かれはしゃぐ孫娘を見るかのように、穏やかな目で見守ってしまうのである。その他にも安定して駄目人間を貫き通したアカリの兄様ラブの力強さとか、赤チャイカ、半チャイカなんて適当な名前をつけられちゃった面々が「自分たちも主人公やで!」と頑張っているのも微笑ましい。これでガズ皇帝がもっともっと頑張ってくれて、おっさんキャラにも魅力が出てくればもう一歩上に行けたんだろうけどなぁ。ガズ皇帝の「絶対勝てるわけないやん」感は最近じゃ珍しいくらいだったのですごく恰好良かったよ(最終回ラスト10分まではね)。あと、トールも分かりやすい主人公キャラで悪くないスタンスだ。いつの間にかすっかりチャイカの保護者役が板について、恋愛感情やら欲情やらってのに一切縁が無いキャラになったので見やすかったってのはあるかも。

 てなわけで、そんなキャラクターを彩った中の人たちだが、当然チャイカがナンバーワンなので安済知佳が一番ってことになる。まぁ、完全にチャイカ語でインプットされてしまったので、今後他の役で声を聞いても気づけないとは思うんだけど(実際、ビルドファイターズで頑張ってたのに、未だにチャイカがしゃべっている気がしない)。また、同様にチャイカ役を務めた藏合紗恵子についても、その独特の声質はインパクト充分。次世代の小林ゆうポジションを狙えないもんだろうか。「かすれ声声優」って突き詰めれば面白い位置取りだと思うんだけどね。あとアカリ役の原優子も、まだキャリアが浅いのに凄く安定してていい人材だと思うんだけど、他の所では全然見かけないんだよね。将来的に原由実、原紗友里、原優子、原涼子っていう謎のユニットを組んだ声優グループをデビューさせるのはどうだろう。まぁ、その時まで原涼子ちゃんが声優やってるかどうかは知らんが。

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