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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 序盤ずっと「パウークはボーッとしてないでフォローしてやれよ」と気になって仕方なかった第20話。あんなにリトゥーシャの好き勝手にさせて、それで問題起こしたらあとあと面倒だと思うのだが。ESメンバーもシャドウワーカーもコンビのバランスはちょうどいい連中が多い中、この2人だけは完全にリトゥーシャ主導なんだよな。

 「記憶」という本作のキーパーツが2つの方向に転がることで混迷を極めるのが今回の主旨。クフィーユは記憶のロストとシェードの洗脳という二重のハードルがあり、前回までの流れを見る限りではそうそう帰ってこられないように見えたのだが、今回リトゥーシャの嫉妬が原因であっさり「事実」が歪んでしまい、シェイドの外付け妨害装置をもってしても、余計な記憶の喚起を押しとどめることは出来なかった模様。まぁ、「パートナー同士は共鳴し合う」なんてぼんやりした現象が起こる世界なので、うわべだけの洗脳じゃどうしようもない部分はあるのかもね。なんで今までそういう現象が起こらなかったのかは、謎。とにかく、「ストーリーが進んだから」といういただけない理由により、まもなくクフィーユの洗脳も解けそうです。もうちょっと劇的な何かがあれば画面映えするのになぁ。

 そして、もう1つの「記憶」はアスクールの過去。Gソサエティの本拠地(どこだよ)に進軍したアスクールは、初めて訪れたはずの土地にデジャビュを感じてしまう。しかもエラい具体的なエピソード記憶を伴って。まぁ、これでガクトエルが言ってた「お前は俺の妹」という妄言まがいの宣告の裏が取れた形になりますけど。次回予告を見る限りではお兄さんが手ずから具体的な記憶まで呼び起こしてくれそうなので、お姫様の記憶物語の方もそろそろ佳境でしょうか。「正義の味方と洗脳されたパートナー」という構図が、実際は「純正培養された正義の味方の子と記憶を失っただけの敵側プリンセス」だったという反転構図は、それだけでも割と面白い。この作品じゃなきゃ、もう少し有効利用出来た設定だと思う。

 ま、予想を1ミリもずれることなく、きちんと進むべきストーリーを進んでいる感じです。今回楽しかった部分っていうと、イヴェール局長がちょっと浮かれてたことぐらいだろうか。全く気合いの入っていない宙域戦闘とか正直どうでもいいし、「GソサエティってGTOを乗っ取って実権握ってるはずなのに本拠地が謎めいたところにあんのかよ」とか、「結局単機で突破されるとか、どんだけ防衛体制ショボいねん」とか、色々文句も多いのは相変わらずです。もう、ごちゃごちゃ言わずに無事に終わってくることを祈るのみだなぁ。 

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